トップ>イベント情報>第2回コンベンション>アフターレポート>戦い終わって日が暮れて〜もっと飯持ってこぉい!〜
コンベンションシナリオ「地の底の蒼き泉」のダンジョンマスターをさせていただきました、柴田大介と申します。
これからコンベンションを終えた感想などをつれづれなるままに書き綴ってみようと思います。
どうぞお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。正直な話、ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下D&Dと略す)のダンジョンマスターは非常に久しぶりでしたし、それ以外のシステムを使ってのマスタリングさえ一年以上していないという、一歩間違えればセッションは崩壊、プレイヤーの皆さんに迷惑を掛けかねない非常に危険な綱渡りだったのですが、何とかプレイヤーの皆さんに楽しんでいただけたようでほっとしております。
D&D自身、システムが簡単で、キャラクターもこちらで作っていたこともあり、また熟練したプレイヤー諸氏の助けもあって初心者の方もルールには困らなかったかと思っています。
事実、プレイヤー5名のうち、3名はTGC会員で、うち一人はTGCの主宰でD&Dに関してはもはやスペシャリストと呼べる人物でした。
セッションが崩壊することなく進んだのも彼らのアシストがあったからだということも出来ます。シナリオに関してちょっと説明しますと、パンフレットでも言及していますがダンジョン探索もののシナリオです。
地上階部分と地下部分の探索を行うという二部構成のデザインになっておりました。
地上階では神殿跡を根城とするゴブリンの一族との戦い、地下では神聖な地下の湖を我が物顔で占拠するホワイトドラゴンとの戦いという二つの山場を用意しておりましたが、いずれもあっけなく(ゴブリンとの戦いはスリープ一発で、ホワイトドラゴンとの戦いは「まともに戦ったら勝てないと思って用意した」ファイアボールの一撃で趨勢を決定されてしまった)終わってしまったかな、というところです。とはいえ、D&Dにおけるお約束、といった辺りは自分では出したんじゃないかと思っております。
唯一心残りはトラップを一つしか出さなかったことでしょうか?
しかも、引っかかってくれなかったのだから余計に心残りです。プレイ中は笑いの絶えないテーブルになっていたのではないかと思います。
魔術師ランバートの「マップの書き違えで大パニック」事件(マップを書く際に壁の厚さをわざわざ考慮に入れた書き方をしているせいで外観の枠に入りきらなくなりそうになり、パニックに陥った事件)や僧侶ジョアンの「実は神に愛されていない」事件(カリスマの判定に成功しないと開かない扉を開けようとしたジョアンがパーティ中最高のカリスマを持ちながら判定に失敗して扉を開けられず、逆に、パーティ中最も低いカリスマを持つ戦士ゾルドにあっさりと開けられたため、ダンジョンマスターに「僧侶のくせに神に愛されていない」と言わしめた)などのアクシデントが続出したことも一因でしょう。ダンジョンマスターはもっと重苦しい雰囲気の中でプレイを進行しようと思っていましたがいつのまにかプレイヤー達といっしょに笑っていました。
ダンジョンマスターとしては失格かもしれないですけど、やはりシチュエーション的に面白いシーンでは笑ってしまうものです。パーティの収支決算は大幅なプラスでした。
3レベルキャラクターが一人残らず4レベルになりましたから、十分な稼ぎであったろうと思います。
しかし、シナリオ設計時点ではキャラクター達はもっと稼げるはずだった(当初の設定では、総売り上げは今回獲得した儲けの二倍になるはずでした)のです。
とはいえ、稼げるシチュエーションは時間の都合でほとんどプロットできませんでしたからこれに関してはこちらの責任ですね。最後の戦いでジョアンがドラゴンブレスの犠牲となってしまいましたが、しっかりと生き返らせてもらい戦死者は結果として出ずじまいとなりました。
もっとも脅威的だったのは集団で襲いかかってくるゴブリン達でも圧倒的な火力を持つホワイトドラゴンでもなく、麻痺効果のみを持つ触手を八回も振るうキャリオンクローラーだったのは意外といえば意外、必然といえば必然であったと(今は)思っています。
戦士二人はあっさり麻痺に倒れ、魔術師のスリープが一度は効かなかったのですから。ちょっと読みづらい文章になってしまったきらいはありますが、現在の感想です。
本当なら「次はこうしたい、ああしたい」というパートもいるのかもしれませんが、これは別に反省会なんかではないのでそのようなことは申しません。最後に、プレイヤーとして参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
皆さんが「面白かったよ」と言ってくれたことがどれほど嬉しかったか、表現するすべを思いつきません(なにぶんにも理系出身者ですので)。追伸:せめてグリーンスライムくらいには引っかかってあげようよ、諸君(捕虜にしたゴブリンを生け贄に捧げるなんてもっての外です)。