ソードワールドリブレイ
遥かなる足跡を追って…
《キャンペーンのあらすじ》
第1話・「冒険者たちの序章」
アレクラスト大陸は西方諸国を舞台に活躍する(?)駆け出し冒険者パーティ――カイル、ブレアス、リリア、ルナールの四人組は、リファールファリス神殿の依頼を受け、郊外にあるファリス寺院に巣食うモンスター掃討の仕事に就いた。
以前も駆逐したハズのゴブリンが、最近になってまた現れ始めたというのである。
それが事件の発端である。
余談ではあるが、この依頼をパーティに持ちかけたファリス神官のフリックとは、盗賊リッキー(後にパーティに加わることになるが、この時はただの名もないチョイ役)によるブレアスの財布スリ事件をきっかけに知り合っている(笑)
さて、簡単な仕事と引き受けた一行であるが、どっこい今時ゴブリン退治だけの事件なんて、そうそう転がっているわけがない。当然のように(?)この事件には裏があった。詳しくは別の機会に譲るが、一度(サボたちスチャラカ冒険隊によって)駆逐されたはずのゴブリンが再出現した背景には、ダークエルフ――ファラード(♂)&ティルマース(♀)――の姿があったのである。二人の狙いはファリス寺院の地下のダンジョン(!)に眠る"改宗の錫杖(Rod of coversion)"であった。これはかつてのファリスの高司祭オーラントルが作り出したもので、その名の通りこれを使って他人をファリス信者に改宗させてしまうという恐ろしい洗脳アイテムだったのだ。
しかし、どうしてこんなものをダークエルフが狙うのか?
それにはまた裏があった。
実はこの"改宗の錫杖"は、その制作者たるオーラントルの意図とは少し異なり、これを使用された対象者を己の意のままに操れるといったものだったのである。ただ、これを本来の目的である「改宗させるため」だけにしか使用しなかったオーラントルは、自分の造ってしまったモノの真の力を知ることはなかったのである。ちなみに、この錫杖の効力の範囲外に出てた対象者は、その効力が切れてしまうので、結局オーラントルはこの錫杖によって誰一人改宗させることはできなかったという笑える話も裏設定ではあった。そう、効果範囲内であるオーラントルの目の前では彼の言うとおりファリス信者になってしまった者も、彼の前から離れると、元に戻ってしまうのである(笑)
事件の話に戻ろう。
一行(パーティ+フリック)は寺院にいたファリス信者の証言から、ゴブリンの巣窟があるとおぼしき森の中へと向かうことになった。ところが、この情報がダークエルフに筒抜けになっており、ファラードたちはまんまと裏をかいてパーティとフリックの留守中に寺院を急襲するのである。
そんなことは露知らず、ゴブリンの洞窟を襲った一行ではあるが、そのあまりの抵抗のなさと数の可少なさに釈然としない。そこでブレアスの呪歌《チャーム》でゴブリンの口を割らせてみたところ、事実が発覚。慌てて引き返すこととなる。
駆け戻った一行は、ちょうど"改宗の錫杖"を手にしたファラードたちと鉢合わせする。当然戦闘が始まる。
初めは膠着状態が続いたものの、次第にパーティ側が押してゆく形勢となる。女ダークエルフティルマースも、カイルの攻撃の前に散った。
そこでファラードは"改宗の錫杖"を使用し、フリックをその洗脳下においた。パーティに襲いかかるフリック!
だが、一行も応戦。幾合か刃を交える内、カイルのフランベルジュが爆発。42点の爆発的ダメージの前にフリックもその命を落とした。
一方形勢不利を悟ったファラードは、呪詛の言葉を残しつつ、《テレポート》の封じられた魔法の玉を使って逃走する。
なんとか"改宗の錫杖"を取り戻した一行であったが、それに払った代償はフリックの死…しかも味方の手による斬殺であった。
重い沈黙が場を支配する中、1回目の冒険は終了の声を聞く…。
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