☆五竜亭RPGリプレイ「ガルフネットの一番長い日」☆

第四話 迷宮探検記


☆前回までのあらすじ☆

 200年前の借金のせいで、無一文になった女魔術師・ガルフネット。
 そんな彼女の前に転がり込んだ起死回生のもうけ話が、「古代アウグス王朝の黄金の山」の話…。
 苦難の末に「黄金の山」の地下洞窟に突入し、番人のセトモノ兵士を蹴散らした一行(戦ったのはフンバルトだけでしたが…)。

 果たして迷宮の奥には何が……?!


GM はい、これでセトモノ兵士8体は滅びた…お見事でしたフンバルトさん。
フンバルト 「うわははは、我輩の実力を見たか〜!!」
ガルフネット 「よーやったフンバルト……でも、まさかこれが宝やないやろな?(笑)」
ケド 「さあ、どうでしょうね?(笑)…ところで、この部屋には正面と左に通路がありますよ。どっちに行きましょう?」
フンバルト 「…直進である(一同苦笑)」


 細い通路を進んで行くと、小さな部屋に出ます。この部屋の壁には社交ダンス風の踊りの絵が描かれています。


ガルフネット 「なんや、この絵もボロやナァ、無視して行くでェ」


 さらに進むと、大きなホールに出ました。床が白黒の市松模様なのがアヤシイ…。


ガルフネット 「トラップの匂いプンプンやな」
ケド 「少し調べてみましょうか?」
ガルフネット 「ああ、いらんいらん。…なあフンバルト、先に行ってえな(極悪…)」
フンバルト 「ん? そうか、ならば我輩、お先に参るとしよう…やっぱり何も考えていない我輩であった(笑)」
GM あれ、ホントに行っちゃうの(笑)?
…じゃあ、部屋に入ったフンバルトの目の前に、貴婦人の幻影が現れたぞ。
…ちなみに『髪が長くて奥ゆかしそうな』女性で、フンバルトの理想のタイプです。
フンバルト 「おお、レディ!(喜)」
ケド 「…あのー、もう少し不審感を持ちましょうよフンバルトさん…(笑)」
GM そして部屋の中には音楽が流れ始め、貴婦人はフンバルトにこう言う。『ダンスのお相手を…』
フンバルト 「な、なんとっ?!」


 いきなりダンスのお相手を頼まれて面食らったフンバルト。
 お城仕込みのダンスの腕前を披露しようとしますが、いかんせんダンスの振り付けは今まで見たことも無いもの…。
 一応成功判定をするものの、やはり失敗。フンバルトは相手の足を踏ん付けてしまいます。


GM

「酷いお方、出直していらしてっ」

 バチーン!…哀れフンバルトは室外に張り飛ばされるんですな。

フンバルト 「?!…うぎゃあー!(笑)」


◇ ◆ ◇ ◆ ◇


フンバルト 「あいたた、エラい目に逢った…」
ガルフネット 「ふむ…こりゃやっぱりさっきの絵に秘密があるようやな…。
 よし、ここは確認のためにもケドを部屋に蹴り込んでみるとしよう…それっ!(ゲシ)」
ケド 「わあ、何するんですかっ?!」
GM …すると今度はケドの前に『よく分からんモヤモヤした物』が現れ、こう言う。『ダンスのお相手を…』
ガルフネット 「ふむ、どうやらダンスの相手には好みのタイプの異性が現れるようやな…」
フンバルト 「じゃあなぜモヤモヤが現れるのだ…?」
ガルフネット 「それはあいつが異性に興味が無いからやがな…さあケド、はよ踊れ(笑)」
ケド 「そんな〜、無理ですよ〜(泣く)」


………ケド無残!………


ガルフネット 「…あ、やっぱりケドが張り倒されたわ…踊りがここを通過するカギなのは間違いないな(分かってるって)」
ケド 「ひ、ひどいなあ……(泣く)」


 結局、踊りの心得があるフンバルト(仮にも騎士様ですから…)が踊りの練習をし、その間にケドとガルフはセトモノ兵士の部屋から
通じる別の通路を探索します。
 通路の先は小部屋につきあたっていました。


GM この部屋にはさっきのセトモノ兵士と同じ奴の頭や手足が数体分転がっています。
ガルフネット 「?!…なんじゃそりゃ?」
ケド 「どうやらこれを組み立てるとセトモノ兵士が完成するようですね……(笑)」


 ガルフはこれを後で魔法ギルドに売り込もうと考えますが、「こーいうのは組み立てたら価値がなくなる」と判断します(プラモかいな)。
 二人は取り敢えずパーツをそのままにしてフンバルトの所に戻ることにしました。


ガルフネット 「どないやフンバルト、踊りはマスターしたか?」
フンバルト 「それはもちろん完璧…」
GM …かどうかは『実力』で判定するように(笑)。
フンバルト 「ははは、やっぱり判定か…(コロコロ)…22だ。」
GM それなら一応はマスターしてるね。
フンバルト 「よし、今参りますぞ、レディ!」


しゃりゅいだんす


 フンバルトがダンスの部屋に踏み込むと、やはりさっきの貴婦人が現れますが、今度は難無くクリア!
 …が、安心したケドが続こうとすると、今度は例のモヤモヤが現れました。
 どうやら部屋を通過する人間は全てダンスを踊らなければならなかったようです(普通そうだろ!)。
 ケド、またまたピーンチ!!…ですが『こまったなあ』のセリフ技能を使って、うろ覚えの踊りを無事に踊り切ります。


GM …しかしケドの「こまったなあ」は本当に便利だねえ。やっぱり土壇場の強さはケドがダントツだな(笑)。


こまったなあ

 一人残されたガルフネットは、地道に踊りを覚える事にしました
 (ガルフ「しゃあないわ、『ウチはかよわい乙女やで!』のセリフも今回は使えんしなあ…(笑)」)。
 そして一時間後、何とか踊りを覚えたガルフは、『俺について来い風の優しい知的美青年』(……)と見事に踊り、部屋を突破しました。


ガルフネット 「どや、ウチの踊りを見たかっ!」
ケド 「ガルフさん、必殺技決めたんじゃないんですから、そんなに力まずとも…(笑)」
GM さて、この後はどうする?
フンバルト 「もちろん直進、直進あるのみだ(また一同苦笑)!」
ガルフネット 「まあ、真っすぐでええやろ。」


 さらに通路を進むと、今度は大きな扉に突き当たります。かなり重い扉でしたが、肉体労働担当・フンバルトが押し開けます。


GM 部屋には先に進む扉(かなり立派な奴)がひとつあって、床には瓦礫が散らばっている。
そして部屋の中央には巨大なストーンゴーレムが……
一同

「!!!」
GM …ホウキを持って掃除をしている(笑)。
一同

「 …何それ?…(あっけにとられている)


 今度は部屋の掃除をするのか?!…と、一瞬勘ぐった一行でしたが、ゴーレムに近づいてみても、別段異常も無い様子。
 どうやらただの掃除用ゴーレムだったようです(実はこれにも意味があるんですがね…)。
 部屋を見回しても、天井の一部が崩れ落ちて、上が空洞になっている他は、特に変わった所は見当たりません。


ガルフネット 「そいじゃまあ、天井の穴は後回しにして、とりあえず扉を調べよか〜」
GM 扉には大きな錠前がぶら下がっている…
が、その錠前は何と、純金製なのだ!
ガルフネット 「金?!……ああ、しもた〜!」
GM どしたの?
ガルフネット 「ウチが『カギ開け』の魔法を覚えて来るか、でなけりゃシーフのダイスを連れて来るべきやったんや!
 錠前壊したら価値が下がってしまうやんか!!(一同爆笑)」

「しかし、なんでまた錠前なんかが金で出来てたんやろ?」
ケド 「さあ、それは分かりませんけど、アウグス王朝の遺跡からは金で出来た日用雑貨が発掘されるケースが多いそうですよ。」
ガルフネット 「ほな、この迷宮で金の錠前が出たちゅう事は…?!」
ケド 「そうです、本当にアウグスの遺跡である可能性が大きいと言うことですよ!!」
ガルフネット 「…ひょ、ひょっとしてこいつは大発見かも知れんなあ………(興奮気味)」


 迷宮内で発見された黄金の錠前、これは一体何を意味しているのか? やはりこの迷宮が黄金王国・アウグスの遺跡である証明なのか…?


フンバルト 「ええい、難しい事ばかり言うでないっ、こんな錠前など愛剣スターホーンでこうしてくれる! とわーッ!!!!」



 …あ、フンバルトさん。人がせっかく盛り上がるナレーションをしてたのに、無粋な事をしてくれますね………ま、気を取り直して……



扉の向こうには一体何があるのか…?
ガルフは借金は果たしてどうなるのか…?
そして迷宮に隠された秘密とは…?
次回を期待せよ!!
次回予告

第五話へ


五竜亭りプレイTOPへ

五竜亭RPGリプレイ「ガルフネットの一番長い日」