☆五竜亭RPGリプレイ「ガルフネットの一番長い日」☆

第三話 突入! 黄金の山


☆前回までのあらすじ☆

 200年前の借金のせいで、無一文になった女魔術師・ガルフネット。
 そんな彼女の 前に転がり込んだ起死回生のもうけ話が、「古代アウグス王朝の黄金の山」の話…。
 果たして彼女は見事に借金を返すことが出来るのだろうか?
 そして無理やり冒険に 付き合わされたフンバルトとケドの運命は?!


GM 光陰は矢のごとく、一行が出発してから早くも10日余りが過ぎました。
ケド 「皆さん、いよいよ地図の場所に近づいて来ましたよ」
ガルフネット 「ああ…ホンマに黄金はあるんやろなぁ? 無かったらウチは…」
フンバルト 「そのときは鼻で焼きそばを食う事だな、ガルフ(笑)」
ガルフネット 「うう…分かっとるわい!」
GM さて、そんなことを言いながら歩いていると、遠くの山あいに村が見えて来ます。
ガルフネット 「おお、ちょうどええ。疲れた事やし、あそこで一休みや」
フンバルト 「我輩は疲れてなどおらんが、レディの願いとあっては仕方あるまい」
ガルフネット 「そらアンタは馬に乗ってるから疲れてへんやろがな、レディのウチはずっと歩きでクタクタなんや!(笑)
 くそー、こんなことやったら、移動系の魔法用意しとくんやったわ」
ケド 「まあまあ、ガルフさん…(笑)」


 そんなわけで村に入った一行。まずは宿屋に入ります。
 (ガルフ「宿代頼むでケド…いやぁ、金が無いちゅうのも罪悪感さえ捨てれば気楽なもんやナ」)
 そして早速「黄金の山」についての情報収集(もちろん黄金のことは内緒で)に取り掛かります。


GM はい、それじゃあ各自の得られた情報をチェックします。みんな1D6して。
ガルフネット 「6や」
フンバルト 「2である」
ケド 「僕は1です」
GM ふんふん、それじゃあ得られた情報は…」



 えー、この方法。古典的ですけども、情報集収シーンの時間を大幅に削減出来る、実においしい(そして楽な)方法ですよね。
 そんなわけで、得られた情報は…


 1.「この村から北に行くと、てっぺんの平らな、変な山がある」(農民・マークさん談)

 2.「その山は昔、雨乞いの儀式に使われたそうじゃ…が、ここ100年は干ばつが無いので、本当かどうかはだれも知らん」
  (老人・イジーさん談) 


 3.「山の近くには魔物が出るって話だよ…ドラゴンだとも言うし、熊とも言う。
  ひょっとしたらただのゴブリンもしれないけど、アタシは知らない」(宿のオバちゃん談)


 …でした。この情報を聞いた一行はいたたまれず(まあいたたまれないのはガルフだけでしたが)に翌朝、山に直行します。
 GMの都合により、予想されたモンスターも現れず(ワイバーンが飛んでた程度)、あっさり山に着きます。


ガルフネット 「わははは! 着いた着いた、あの山や! 見てみい、てっぺんが見事に真っ平らやでぇ!!(大興奮)」
フンバルト 「うー眠い、何もあんなに早起きせずとも…」
ケド 「そうですよ…ボクなんか日課のラジオ体操もまだなんですから…(笑)
 …ところでこの山、かなり急斜面ですよ。
 ロープが無いと登れないんじゃないですか?」
フンバルト 「何を言うかケド、ロープならほれこのとおり…全員登れるぞっ!」
GM 「えー、フンバルトさん」
フンバルト 「うん?」
GM 馬も、ロープで?
フンバルト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケド 「ねーフンバルトさん、このさいトランザムはその辺につないで置いたら…」
ガルフネット 「そーそー、騎士の馬やったら鍛えてあるから大丈夫や(無責任)」
フンバルト 「…いや、いやいやいや。我輩には愛馬をモンスターの山に置き去りになどできぬ…のうトランザム(笑)」
GM 「ひひーん」
ガルフネット 「あかんわ、こいつ言い出したら聞きよらん。
 とは言うても、今日は『小さくなあれ』の呪文を持って来なんだからなあ…ヨワッタでぇ。」
フンバルト 「むむう………おお、見よ! あの絶壁を鹿が登っておる!!
 鹿が登れるなら我がトランザムにも?!(爆笑)」
ケド 「だから無理ですってば(笑)」


 つまらない所で時間を取られましたが、結局ガルフネットが『変身』の呪文でロック鳥に変身し、馬ごと全員を山上に運びます。
 降りるときのことはこのさい考えずに…(笑)。


GM てっぺんに登ると、そこは巨大なスリバチ状にくぼんでいて、底には崩れかけた神殿の遺跡があるぞ。
ガルフネット 「よっしゃ! 入るでぇ!!」


 が、遺跡はほとんど崩壊していて、目に付くのは瓦礫ばかり…。


ケド 「ガルフさん、何も無いですね」
ガルフネット 「待て待て待てよ(かなり焦っている)…こんな場合は地ベタを調べるんや、地下への入り口があるかも知れんからなあ」
ケド 「じゃあ僕がセリフ技能を使いながら探します…『困ったなぁ…』(3D6する)」
フンバルト 「ケドの困ったなぁはいつでも役立つから、得だな。『スターホーンの錆びにしてくれる!』では戦闘にしか役立たん(笑)」
ガルフネット 「ウソつけ。あんた何する時でも『スターホーン』やないか(笑)」
ケド 「えー、25です」
GM 「じゃあ、瓦礫の下に階段を発見!」
ガルフネット 「おー階段や階段や。さあフンバルト、さっさと瓦礫をどけてんか〜(笑)」


 フンバルト、ガルフネット、ケドの順に階段を降ります。
 階段はラセン状に延々と下っていますが、えらく磨き込まれていてツルツルです(実は意味があるんですが…)。
 三人は何度も転びながら、階段を降り続けます。


GM さて、10分程も降り続けると、ようやく階段が終わって、広間に出た。
床は土、そしてその上に…二体の白骨死体が。
フンバルト 「ほう…調べてみよう」
GM 「調べてみると、死体には致命傷と思われる傷が無い。全くの無傷で死んでいる。
一同

???
ガルフネット 「ああ、分からん分からん、分からん事はほっといて次いくで!(笑)」



 広間からは今度は登り階段。今度は少し登ると石造りの部屋に出ました。いよいよダンジョン本番です!


GM この部屋には陶器で出来た兵士の像が並んでいます。その数8体。
ケド 「わー、こういう像は危ないなあ…」
ガルフネット 「…と思いつつも、値打ちもんかどうか調べに行く、ウチの悲しさよ…(笑)…
 …なんやあちこち傷モンやんけ、アカンわ」
GM と思って戻りかかったガルフの背筋に、冷たいものが走った…
ガルフネット 「?!?!?!…(こわごわ振り向く)」
GM 振り向くとセトモノ兵士が今にも剣を振り下ろそうとするところ。よけろガルフ!!
ガルフネット 「『ウチはか弱い乙女やで!』……ってこのセリフは便利やな(とか言いつつ3D6)…30」
GM チッ、はずれ。見ると他のセトモノたちもギイギイ動き始めているぞ!
フンバルト 「ふはははは、レディ、今お助けしますぞぉっ!!(なぜかうれしそう)」
ケド&ガルフ
「いいぞいいぞ、
 やれいけそれいけフンバルトっ!(笑)」
フンバルト 「ゆくぞ下郎ども、ここで『雑魚をバッタバッタとなぎ倒す』のアクションだ!」


 このアクション、1D6+1体の雑魚を一瞬にして粉砕するという、強力なもの。
 …えっ、なぜ「+1」なんて半端が付くかって?
 それはアンタ、もし+1が無かったら、ダイスで1の目が出たとき、1体しか倒せない…
 つまりただの『バッタ』であって『バッタバッタ』にはならない…ご納得いただけました?(笑)


フンバルト 「よーし、出目は6、MAXの7体を一気に撃破だ!!(すごくうれしそう)」
ガルフネット 「ええでええでフンバルト! その調子でもう一体叩っ切れ!
 ……ええかケド、こうやって口先で相手を動かす。これも魔法のひとつなんやで(笑)」
ケド 「なるほど、これが使わない魔法なんですね…見直しましたガルフさん(笑)」
フンバルト 「…それそれそれ、『我が愛剣スターホーンの錆びにしてくれるわ〜っ!!』」
ガルフネット 「相手はセトモンや、錆びにも露にもしずくにもならんと思うがなぁ…(笑)」
ケド 「まあまあ、勝ってるからいいんじゃないですか、ガルフさん(笑)」
フンバルト 「(……戦っている……)」


 いやーもう緒戦から圧勝の気配でみなさん、意気揚々となっちゃったりしちゃったりなんかして…でもいいの?
 GMは伊達に長い階段だの、白骨死体だの、スリバチ状の山だの、出したりしないと思うんだけどさ……?

(フンバルト、最後の兵士を倒す)

 …おっとおおっとフンバルトさん、結局あっさり勝っちゃって、いやはやご苦労さんでした。
 ガルフさんとケドさん、今度からはちゃあんと手伝ってあげようね。

 ではまた来月、お会いしましょう〜って、つづくっ。


次回予告


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