基本シナリオ:ゴブリン退治 (作成途上)

はじめに

 このページはソードワールドTRPGを遊ぶためのシンプルなシナリオを提供するページの一つです。ここでは「ゴブリン退治」を扱います。

遊ぶのに必要なもの

 このシナリオを使用するには「ソードワールドRPG 完全版」または「ソードワールドRPG カード」が必要です。

ルールブックの詳細と入手方法

 『ソード・ワールドRPG 完全版』 (富士見書房,清松みゆき/グループSNE,4-8291-7306-8,1996.12,本体価格3700円)

 『ソード・ワールド・カードRPG』 (富士見書房,清松みゆき/グループSNE,4-8291-7518-4,本体価格2400円)

シナリオの全体構造

 ゴブリン退治は、以下の4つのステップから構成されています。プレイ時間が十分でないのなら頭から順次省略してください。

想定プレイ人数とプレイ時間

 プレイ人数は4人を標準とし、3人〜6人までを対応とします。3人の場合はNPCが1名補助として付きます。

 プレイ時間はシナリオすべてを遊んだとして、キャラクター作成以外に4時間ほどかかります。尚、ルールに不慣れな人が増えるとこの時間は延びることがあります。

キャラクター作成の指針

 シナリオを十分に楽しむために簡単な指針を提示しておきます。キャラクターは作成したての初期キャラクターを想定しています。

必須:プレイヤー3人の場合

 ゴブリンとの戦闘が確実に予想されるのでファイター技能を中心とした戦闘力に優れたキャラクターが一人以上は必要となります。

 洞窟内の移動は罠の可能性もあるため、シーフ技能を持ったキャラクターも必要となります。

 戦局を有利に進めるために、ソーサラー技能かシャーマン技能を持ったキャラクターが一人いることが望まれます。

 セージ技能やレンジャー技能を持ったキャラクターが一人もいない場合、戦闘に入るまでに苦しいことがありえます。余った経験点があるならば、これらの技能をとることが望ましいです。

SWカードを使う場合

 「ノリス」「ヒースクリフ」に加え「イリーナ」「ガルガド」のどちらかを使用します。ゲームの準備(SWカード,p17)を読んでアイテム・行動・魔法カードを配布してください。

補助NPC(1):道案内役の狩人

 村の片隅に住んでいる狩人です。ハンター技能を持った猟師が道案内役として参加します。鎧がソフトレザーな上に冒険者技能を持たず、非常に打たれ弱いため注意が必要です(詳細データ)。

 戦うことに不慣れな村人に頼られています。そのため老神官と同時に村を離れることはできません。また、PCが4人以上いる場合は基本的に村を離れません。

補助NPC(2):老齢な村のマーファ神官

 村にある小さな神殿を守る老神官です。プリースト技能を2レベルで持っていますがファイター技能はなく、高齢のため筋力が低めに設定されています。このため、やはり前衛に立たせるのは危険でしょう(詳細データ)。

 村人の精神的な支えであり、狩人と同時に村を離れることはできません。また、PCが4人以上いる場合は基本的に村を離れません。

推奨:プレイヤー4人の場合

 パーティが4人いるのであれば、プリースト技能を持ったキャラクターを加えるのが推奨されます。

SWカードを使う場合

 「ノリス」「ヒースクリフ」に加え「イリーナ」「ガルガド」「マウナ」から二人を選んで使用します。ゲームの準備(SWカード,p17)を読んでアイテム・行動・魔法カードを配布してください。

補足:プレイヤー5-6人の場合

 プレイヤー人数が5-6人の場合は、特に指針を設ける必要はありません。

ステップ1:依頼を受ける

 ここでは「村が困っていること」を伝えるのが主な課題となります。

このステップを省略する場合

 以下の文章をプレイヤーに読んで聞かせてください。

 君たちはゴブリン退治の依頼を受け、ゴブリンの脅威にさらされている村へと向かった。

 GMは以下の点を補足してください。

1-1:冒険者の宿にて (カード:「青い小鳩」亭)

ステップ2:村での情報収集

 ここでは「村が困っていること」についての具体的な描写を行うことに加えて、「ゴブリンのおよその勢力」「ゴブリンの居留地である洞窟の所在」についての情報を与えることが主な課題です。

このステップを省略する場合

 以下の文章をプレイヤーに読んで聞かせてください。

 村に着いた君たちは村長の家で今回の依頼に関する詳細を聞いた。それによると、ゴブリンの規模は十数匹〜二十数匹ほどで、村から半日ほど歩いた所にある小さな洞窟を拠点としているらしい。
 翌朝、村人たちの声援を背に受けつつ君たちは村を出発した。

 GMが必要と判断したら以下の点を補足して構いません

2-1:村に到着 (カード:小村)

2-2:村長の話 (カード:村長)

ステップ3:ゴブリン居留地への移動

 ここでは「ゴブリンの居留地である洞窟までの移動」と「ゴブリン以外のモンスター出現への布石」を行います。

このステップを省略する場合

 以下の文章をプレイヤーに読んで聞かせてください。

 君たちは洞窟の場所を知るという狩人に案内されて森の中を進んでいった。幸いなことに道中で怪物と遭遇することはなかったが、狩人がゴブリンのものとおぼしき足跡を発見した。

 PCたちの中にレンジャー技能を持つ者がいたら、続けて以下の文を読んで聞かせる。

 (レンジャー技能を持つPCの名前)によれば、足跡の中にはゴブリン以外のものがあるという。一抹の不安を胸に抱きつつも、君たちは洞窟の入り口が見える所までやってきた。

ステップ4:ゴブリン居留地への襲撃

このステップを省略する場合

 このステップは省略できません。

洞窟の全体構造

 下図が洞窟の全体構造です。

4-1:洞窟の入口 (カード:未盗掘の遺跡を発見した)

 以下の文章をプレイヤーに読んで聞かせ、カード「未盗掘の遺跡を発見した」を場に出してください。

 日が暮れはじめた頃、君たちは丘の片隅にある洞窟の入口を目に捉えた。が、距離と周囲の木立に邪魔されて、入口の詳しい様子はまだわからない。

 GMは、以下の点を補足してください。

洞窟入口へ偵察に行った場合

 「シーフ基準値+2d6」または「レンジャー基準値+2d6」の判定をしてもらいます(目標値8,ただし非公開)。

 

偵察しなかったか、失敗した場合

 

4-2:

4-3:

エンディング

 ここでは依頼の完了に伴う報酬の支払いと経験点の配布を行います。

このステップを省略する場合

 このステップは省略できません。

データ集

ゴブリン退治FAQ

 「ゴブリン退治」を遊ぶ上でプレイヤーからよく出される質問についての回答集です。

シナリオ全体に関するもの

Q.なぜ領主に届けて退治してもらわないのか?

Q.PCたちを雇うお金はどこから捻出したのか?

Q.ゴブリンを退治するのは悪いことじゃないの?

 ゴブリンは一般的に「邪悪なもの」として認知されているため、これを退治することは問題ありません。

 また、今回のシナリオについていえば「平和に暮らしていた村の近辺にゴブリンたちが移動してきた」「このままでは村の存続が危ない」という状況から、ゴブリン退治に倫理的な問題は少ないと思います。

 ゴブリンを殲滅するのではなく、放逐するという選択肢もあります。しかし、それはPCたちが安全圏に立ち去った後に村がゴブリンたちの復讐に脅かされるだけであり、責任ある対応とは言えません。

ステップ1に関するもの

Q.

ステップ2に関するもの

Q.

ステップ3に関するもの

Q.

ステップ4に関するもの

Q.ゴブリンたちは、どの程度の損害を受けたら逃げ出しますか。また逃げ出した時の処理はどうしますか?

Q.ゴブリンに逃げられたらどうなりますか

 与えた打撃によって今後の展開は変わってくるでしょう。大きな打撃を与えていれば、しばらくは問題ありません。

 ただしゴブリンの復讐を恐れる村長が、依頼を完遂できなかったとして報酬を一部削減するように言って来るかもしれません。その場合でも、ゴブリンの脅威を取り除くことができたのであれば、経験点は1000点支払うのが良いと思います。

Q.PCたちが一ゾロばかりだしてゴブリンたちに負けてしまいました。どうしましょう?

 時間がまだあまってるなら脱出ものを遊びましょう。もう時間切れが近いなら、そのまま全員殺されて終了とするといいでしょう。

 脱出ものを遊ぶのであれば、PCたちは武装解除されて洞窟の片隅にある檻に押し込められた状況からはじめます。プレイヤーがミッション失敗の経験点500点で成長をしている間に、GMはシナリオ調整を行いましょう。

 PCたちを生かしていた理由としては「満月の晩に邪神への生贄にするため」「略奪物の分配は不在だった族長か神官の特権なので、支持を仰ぐため」など、適当なものを考えてください。

その他

Q.ゴブリンは食べられますか?

 一般的に食べられていません。理由としては「雑食性なので食べてもあまり美味しくない」「烏などと同様、食べることを忌避されている」「臭い部位を取り除くと、ほとんど食べられるところがない」などが考えられます。

Q.おやつはいくらまでですか?

 「干し芋やレーズン、塩の強いチーズなどを5ガメルまで」というのが一般的です。火を通さなくて良いもので、糖分や塩分をすばやく補給できるものが望ましいでしょう。

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