へろへろ 独自拡張ルール

独自拡張ルールとは

 『大饗宴』に収録されているへろへろのルールはわずか十数ページしかありません。しかも、その大半がカードデータに占められており、ゲームを運用する指針などが不足がちでした。

 そこで、不足部分を補うためにいくつかのハウスルールを適用しています。当然ながら本ページの内容は非公式です。

前提事項など

 本ページは『大饗宴』を所持していることを前提に作成されています。ルールブックを買っていないとわけがわからないと思うので、購入しましょう。

 また、カードデータを切り離し、ラミネート加工したものを使用することを推奨しています。

基本ルール(1):キャラクター

  1. はじめに
  2. きゃら作成
  3. 戦闘
  4. 移動
  5. 能力・魔法
  6. アイテム
  7. きゃら成長

はじめに

 ここでは『大饗宴』に収録されたものを土台に、セッションの基本となるルールを取り扱います。

 『大饗宴』と重複する部分は原則的に掲載しないので、各自増補して利用して下さい。

きゃら作成

 キャラクター作成は以下の手順で行います。

出目能力種別
6超常能力
5-4発展/レア能力
-呪文
3-1基本/副次能力

作成上の特記事項

要求
要求を満たしていないカードは獲得できない
引き直し
カードを山札に戻し、より下の種別で引き直せる
能力の追加
「傷」などの、追加で能力を獲得するものを選んだ場合、その獲得は6つを選択した後で行われる。追加で獲得する能力1つにつき2つの候補をひき、その片方を獲得する
呪文の使用
獲得は制限されないが、光系は「聖なる力」闇系は「邪なる力」魔導系は「マナ」の能力がないと使用できない。また、原則として同一シナリオ内で複数の系統は使用できない
りせっと
GMの許可があれば何度でも作り直すことができる
初期所持金
10gp

戦闘

 戦闘は基本的に『大饗宴』に収録されているルールに従います。

手番にとれる行動

戦線離脱
戦闘から離脱できる。ただし最後の1人はこの行動では離脱できず、「てれぽーと」か「神速」を用いなければならない。また、精霊と獣は人数に数えない。

移動

 距離は次の遭遇判定までを、時間は次の休息を終えるまでを1単位とします。

遭遇判定

 2d6で出目が7以外なら怪物等と遭遇します。遭遇の内容は地域やレベルなどを参考にしてGMが決定します。

 休息をとる場合も2d6を振ることになります。出目が7の場合は休息による回復の前に怪物等と遭遇します。その場合は戦闘後に休息による回復が適用されます。

集落への移動

 村や都市などの集落にはいったキャラクターたちは、休息を1回判定なしでとることができます。ただし、GMの判断で遭遇判定を行ったり、回復のタイミングがずれることがあります。

能力・魔法

 能力・魔法は『大饗宴』に収録されているルールに従います。

アイテム

呪われたアイテム

 呪われたアイテムを使用した場合、その呪いの強度に見合った数の「呪いとーくん」をキャラクターは獲得します。

呪いとーくん
毒とーくんと同様に、呪いとーくんを置かれた能力は一時的に「非回復」アイコンを獲得する。呪いとーくんは「ぶれす」で除去できる
呪いを解く
アイテムにかけられた呪いは、それが特殊なものでない限りは「ぶれす(能力喪失)」で解くことができる

きゃら成長

 きゃら成長は基本的に『TRPG大饗宴』に収録されているルールに従います。変更点を以下に提示します。

成長上の特記事項

要求
要求を満たしていないカードは獲得できない。
引き直し
カードを山札に戻し、より下の種別で振り直せる
成長延期
候補がすべて満たすことのできない要求を持つものになった場合は、次のシナリオ達成時まで成長は延期される

基本ルール(2):ワールド

 世界は大別すると「人々の暮らす場所」と「怪物の徘徊する危険地帯」の二種類の領域から成り立っています。そして、地上の大部分は後者に属していて、人々は世界の片隅で怪物たちに脅えながら、身を寄せ合って暮らしているのが現状です。

ひとのせかい

ひとの暮らす場所

 人々が集まって定住する場所を「集落」と呼びます。集落にはさまざまな規模や性質を持ったものがあります。

集落の規模

 集落の規模・特徴は「さーびすの種類」および「さーびすの回数」で表現されます。

通貨

 各地でさまざまな単位の通貨が流通していますが、ゲーム的利便性のためにPCの財産は金貨(gp)で計算します。

 金貨は日常生活では原則的に消費しません。イベントやサービス利用でのみ使用されます。

変動価格

 価格はサイコロを振る(価格判定をする)ことで決定されます。

さーびす

 集落ではさまざまなさーびすを受けることができます。さーびすの種類と利用回数上限は集落ごとに異なります。

施設とさーびすの種類

 集落には「神殿」「魔法屋」「傭兵斡旋所」などの施設が設置されていることがあります。施設がある場合、その規模に応じてさまざまなさーびすを受けることができます。

さーびすの利用回数

 利用回数はさーびすの価格決定を振るごとにカウントします(実際に利用するかどうかは関係ありません)。また売却および傭兵雇用は利用回数の計算上で特殊な扱いを受けます。

さーびす一覧

 どのさーびすが受けられるかはGM判断によります。括弧内はさーびすの価格となっています。

治癒
能力2つ(呪文以外)が回復する。「ひーる」相当。(d3)
解毒
毒とーくん・呪いとーくんなどの非回復アイコンを付すとーくんがすべて取り除かれる。「ぶれす」相当。(d3×2)
解呪
石化解除・呪われたアイテムの解呪・任意の能力1つの除去ができる。「ぶれす(能力喪失)」相当。(2d6×10)
蘇生
高位の光/闇系司祭の力により、死者の魂を冥界より呼び戻し、蘇生させる。ただし、蘇生を成功させるためには魔法円の中で「です」を撃退する必要がある(死亡したPCも一時的に復活して戦線に加われる)。(2d6×10)
鑑定
その品物が「呪われているか」「どのような能力を秘めているか」を明らかにする。「あいでんてぃふぁい」相当。(2d6×5)
質問
現状に対するヒントが手に入る。「知識」相当。(d3〜)
注力
消耗状態のアイテムを回復させる。「あるけみー」相当。(アイテム時価の半分)
物品購入
店頭にあるアイテムを買う。(アイテム時価)
物品売却
手持ちのアイテムを売る。各アイテムに関する最初の価格決定はさーびす利用回数カウントしない。(アイテム時価の半額)
傭兵雇用
傭兵を雇用(契約)することができる。傭兵はパーティが集落に立ち寄るまでにとった休息一回ごとに所定のコストがかかる。また、死亡させてしまった場合は、未清算コストの5倍を傭兵組合に支払わねばならない。傭兵雇用はさーびす利用回数に含まないが、集落立寄り時の清算は利用回数に計上する。

一般的アイテム

 以下にあげるアイテムは流通量が多く入手頻度が高いものです。これ以外にもGMの判断でさまざまなアイテムが店頭(市場)に出回ることがあります。

ぽーしょん
1行動費やして飲むことで、1d3個の能力(呪文)をただちに回復できる。消費型アイテム。(d3+2 gp)
お守り
精霊の加護を祈願するお守り。これといった効能はない。消費型アイテム。(d3 gp)
解毒剤
1種類の毒とーくんをすべて取り除ける。(d3+3 gp)
魔法の剣
通常攻撃であたえるダメージ+1。(d6×15 gp)
魔法の盾
受けるダメージを-1。ただし最低でも1ダメージは受ける。(d6×10 gp)
魔法の鎧
攻撃1つのダメージを4点まで相殺する。(d6×20 gp)

けもののせかい

 

けものの分類

はぐれ
脆弱なために地場を獲得できず、世界を徘徊している怪物たちです。初期きゃらが相手にするのはこの段階のものたちです。
巣持ち
ある程度の力を得たことで、だんじょんなどに独自の生活圏を確保した怪物たちです。成長したきゃらでないと苦戦することがあります。
領域持ち
非常に大きな力をつけ、広大な生活圏を支配するに至った怪物たちです。彼らは人々から恐れられているため固有の名を持っています。

けものの世界と相対する者たち

 怪物から自分たちの故郷を守る人々をとりあげます。

辺境
辺境領主
領地を脅かす外敵の討伐を役割とした戦士。大抵は領地を切り拓いた英雄の子孫にあたり、先祖伝来の武具に身を固めては領地防衛に務めている。
地方
地方領主
領地を脅かす外敵の討伐を役割とした戦士。大抵は領地を切り拓いた英雄の子孫にあたり、先祖伝来の武具に身を固めては領地防衛に務めている。
自警団
集落を外敵から守るために組織された兵力。外部に打って出ることはほとんどない。
傭兵
怪物からの隊商護衛や戦争参加を主な生業とする人々。まれに才能を買われて領主配下の武官となる者もいる。
中央

セッション運用(1):初期きゃらでの冒険(6-8レベル)

稼業としての冒険

 作成直後のきゃらは才能に溢れた「英雄候補」です。一般兵士よりも数段強力ですが、気を付けないと徘徊する怪物に遅れをとってしまう可能性はまだまだあります。

 「ちびどらごん」に勝利をおさめることができれば、稼業としての冒険は終了したと考えて良いでしょう。

依頼とシナリオ

 (作成中)

野外での冒険

 (作成中)

屋内での冒険

 (作成中)

セッション運用(2):成長したきゃらでの冒険(9-12レベル)

 時期が来るまでお待ち下さい。

セッション運用(2):成長したきゃらでの冒険(13-16レベル)

  時期が来るまでお待ち下さい。

著作権は放棄してません。リンクはご自由に。お手紙やお問い合わせはakito@trpg.netまでお気軽にどうぞ。『TRPG大饗宴』は(株)エンターブレインより出版された、山北篤 山本弘 鈴木銀一郎 高平鳴海 和栗朗 設楽英一の著作物です。