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なんとかシュープリームの追撃を振り払ったものの、車体には大穴が空いてます。そろそろ日が暮れてきたので、車内はどんどん寒くなってきてます。 |
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さすがにこのままじゃ目立ちすぎじゃない?どっか手近な町にでも寄って、新しい車と宿を確保しましょ。 |
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ここらへんてーと…ヨークかな。本部に、ローズ系列のホテルとレンタカー会社を紹介してもらおう。 |
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[ヨーク]英国北部の中心都市。ローマ人が1世紀に建設。バイキング・ノルマン人に征服された歴史を持つ。ヨーク・ミンスターは7世紀に建てられた教会を、1220年頃から250年かけ再建した英国国教会、北の中心(大司教座)。 |
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……ところでさっきから気になってたんだが。なんでレイモンドがケースにずっとへばりついてるんだ? |
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そりゃもちろん、コレがあったかいからですよ。(……それと、中身にも興味がありますし、ね) |
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では、みなさんはヨークの小さなホテルに部屋をとりました。車は後でホテルまで届けてくれるそうです。ホテルに到着し、車を駐車場に置くと、みなさんは部屋まで案内されます。 |
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では、早速太陽の円盤を詳しく調べてみましょう。このまま何の備えもなしにオークニー諸島に行くのは危険すぎますからね。 |
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それもそうか……ちょっと危険かもしれないが、ここはレイモンドにまかせよう。がんばってこいよっ |
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そうすると、レイモンドの脳裏には無数のイメージが流れ込んできます。なんとか読み取れた断片から推察すると、どうやらこの円盤は、かつて暴走してミケーネ文明を崩壊に導いたものらしいです。 |
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太陽の馬車が暴走し、地上を焼き払った……なんか似たような話がギリシア神話になかった?ほら、アポロンの息子がどうとかそーゆーの。 |
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ああ、太陽神ヘーリオスの息子、パエトンの話だな。父の黄金の馬車を借りたが制御できず、森を焼き川を干上がらせ草原を砂漠にしてしまう話だ……。 |
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……この後、《銀の暁》によって操られた一般人の妨害をくぐり抜け、一行はなんとかイギリス北端の港町ウィックまで到着。そこで漁船を借り受け、オークニー諸島へ向けて出港します。
──ここもシーンチェンジしても良いところだったんですが、ほとんど《夢と希望》が減ってなかったし、ゾディアック・メンバーも残ってたんで省略してます。 |
[オークニー諸島(ORKNEY ISLANDS)]スコットランド本土の北端から10キロほどの沖に点在する70余りの島々。かつてはバイキングの根拠地であり、15世紀にはデンマーク=ノルウェー連合王国の統治下にあった。諸島中最大のメインランド島には首都カークウォール(Kirkwall,約6000人)と港町ストロムネス(Stromness)がある。 [オークニー諸島の新石器時代遺跡群] |
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海を渡るのは段階処理で行います。特にタイムリミットは設けませんが、毎回運試しをしてもらいイベントをおこしていきます。ちなみに《火星》だったらシュープリームの巡視船登場です(にこり)。 |
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PC側の初期位置は[-2]で、このターンの運試しは《月》でした。空に幻影を見ます。みな都は星座カードを使うも、大成功には届きません。 そして次ターン、運試しは《火星》火星が出て、巡視船が[-3]に出現。双方とも1マスずつコマを進めます。 |
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これは……何か邪悪な儀式の準備が進められてるようですね。急ぎましょう!!
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ちょっとレイモンド、そう思うんだったら少しは手伝いなさいよっ。
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PC側が[0]、巡視船は[-2]。運試しは《水星》で、潮の流れが変わり目標値が上昇。プレイヤーたちは敵船を浅瀬に誘導したいと提案し、GMが承認(1回休み)。みな都は渡された渾身を使って大成功。 |
海が荒れてきたな……よしみな都、敵を誘導して、あの浅瀬で足止めするんだっ!!
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あーもー、うっさいわね。ちゃんとやってんでしょっ。
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PC側が[+2]、巡視船が[-2]。運試しは何もなし。双方1マスずつコマを進めます。次のターンも運試しは《太陽》で何もなし。みな都は着実に船を操り、[OK]に到達。一行はオークニー諸島のとある小島に上陸します。 |
なんとか無事に上陸できたな。さっさと太陽馬車を取り戻しに行こう。
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(さっきからGMがメモしてたのって……もしかして《太陽》の出た回数?)
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……このあと一行はレイモンドの符術により太陽馬車がストーンサークル中央の祭壇上にあると察知します。そして儀式中の吸血鬼を倒すため、京士郎はダイアナに杭の聖別を頼んで……シーン・チェンジです。 |
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このシーンはクライマックスに予定してたオーパーツ暴走に向け、部分的なタネ明かしを試みてます。また太陽の出た回数をカウントしてたことをプレイヤーに気付かせることで「嫌な予感」の演出もしています。
──これは陰謀をステータス・バーで管理する(p197)を応用してた小技です。ちなみにこの回数は、暴走オーパーツのパワーに反映されてます。 |
文責:アキト(akito@trpg.net) イラスト:カズヨシ,アキト
協力:プレイヤーのみなさん(ずずずさん,佐藤宇育さん,Leftさん,カズヨシさん)
『ブルーローズ』は(株)エンターブレインより出版された、朱鷺田祐介/スザク・ゲームズの著作物です。