らごちず

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はじめに

 「ブルーローズ」の舞台、シームレス・ワールド(p24)を使うための資料集です。世界設定集のらごーな世界(らごれき)を補完するための地図などを主に扱います。

 これは現実を参考にしてますが、あくまでフィクションです。

シームレス・ワールド(継ぎ目のない世界)

 ルールブックにもあるように(p24)、舞台は現代です。

01:世界地図

 便宜上、左記のように世界を8つの地域に分けておきます。

アジア
アフリカ
ヨーロッパ
北アメリカ
南アメリカ
オセアニア
CIS(独立国家共同体)
南極大陸

02:地中海世界ネットワーク(B.C.2000-1450)

 青銅器時代に入り、青銅(銅と錫の合金)の需要を満たすため、交易が飛躍的に発達した。

クレタ:毛織物,木材,石燭台,金属壷,陶器,ワイン,油
ギリシア:陶器,金属壷,銅の塊,剣,銀
キプロス:
エジプト:象牙,陶器,金,彫石,壷,パピルス

 交易ルートの合流点であるクレタ島には、クノッソス宮殿を中心とした国家が成立。キプロスの銅と、エジプトやイギリスの錫を混ぜて青銅を造り上げた。

 このころバルト海と地中海の間では、琥珀や金の交易が行われていた。

03:西欧の巨石遺物

アイルランドの巨石遺物
ニューグレインジ
イギリスの巨石遺物
オークニー,クラヴァ,アヴベリー,ストーンヘンジ
スウェーデンの巨石遺物
キヴィク
デンマークの巨石遺物
クネベル,モエスドガルド
ドイツの巨石遺物
エクスロー,リンベッグ,ヴェリス,アイユヴェン
イタリアの巨石遺物
ロエー,ドルガーリ,パンテッレリア,ガンティヤ,タルキシェン
フランスの巨石遺物
カルナック,ガヴリニス,エポーヌ,ブーゴン,シュノン,ベビュー,フィリトーザ

この配列を解析したところ、興味深い仮説が浮かび上がってきたのだよ。
──ブラッド・P・マロリー博士

04:欧州連合(政治的機構,European Union)

 ヨーロッパの政治統合、経済・通貨統合を目指し、1993年11月のマーストリヒト条約発効により発足。域内におけるヒト・モノ・カネの自由な移動を掲げているのが特徴。

 加盟国はアイルランド,イギリス,イタリア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スウェーデン,スペイン,デンマーク,ドイツ,フィンランド,フランス,ベルギー,ポルトガル,ルクセンブルクの15か国。

 主な機関には「欧州委員会(ブリュッセル)」「欧州通貨機構(フランクフルト)」「欧州刑事警察機構(ハーグ)」「欧州司法裁判所(ルクセンブルク)」「欧州議会(ストラスブール)」「欧州麻薬監視機関(リスボン)」などがある。

ユーロクラートのみなさんは良くも悪くも官僚の鑑ですね。
やりやすいんですが、歯ごたえがなくてつまりません
──黒崎真澄
あ、EU委員会ね。ジルのとこ行ったついでに、よくお邪魔してるよ
──アルハンブラ

05:街区(習俗,ハーラ)

 イスラム都市における地域共同体。路地や袋小路を囲む住民の間で構成される。

 入り組んだ路地の両端は門(木戸)が設置され盗賊や悪漢の侵入を防ぎ、内部には日常生活を満たす上で必要な、小市場やモスク、井戸、共同浴場やパン焼き窯などが設置されいた。

 街区は利害や仕事、宗教・出身地を同じくする人々が集住する傾向にあった。街区ごとで祭を祝ったりする一方で、街区同士の対立なども発生していた。こういった諸事から治安維持まで、街区のさまざまな問題に対処は、街区責任者やヤクザの親分(ザカルティー)が担っていた。

つまるところは、道がいりくんでて余所者には冷たいってことか。
──高坂ミノル

06:デボン紀世界地図(4億800万年〜3億6200万年前,P315)

 今から4億年程前の世界地図。地球上の大陸はユーラメリカとゴンドワナの二つに分かれ、すでに光合成によって酸素を作る植物が陸地に広がっていた。

 陸上には古生代シルル紀(4億3千万年前)に進出した節足動物が繁栄する一方、海中はアンモナイト類が最後の巨大化をすすめ、巨大なヨロイウオ類が生態系の頂点に君臨していた。

 それから5000万程年の間、植物と動物の活動で岩が土壌となり緑が増えていき、サンショウウオのような四肢を持つ四足類が地上に進出を開始する。またこの時代の末期、二つの大陸が大陸移動によって一つになり、ゴンドワナ超大陸(p315)を形成しつつあった。

3億6500万年前のあの日、我々は新天地に足を踏み出したのだ。
──セレスティアル・ゲート
炙ると独特の香りがして食欲をそそるのよ。
──妲妃

07:ペルム紀世界地図(2億9000万〜2億4800万年前)

 今から2億5500万年前の世界地図。地球の大陸は寄り集まりパンゲアと呼ばれる超大陸を形成してて、そこには単弓類(シナプシド)と呼ばれる哺乳類型の爬虫類が棲息していた。

 ペルム紀(二畳紀)の末期には、地球上の「種」のおよそ9割が死滅する謎の絶滅が発生している。この絶滅は非常に短期間(10万年程)で起きたと考えられており、その原因としては小惑星の衝突や、火山噴火で生じた火山性ガスによるものなどいくつかの説が挙げられている。

地球を襲った大量絶滅というと6500万年前の中生代におきた恐竜の絶滅が有名ですが、規模としてはペルム紀に起きたものの方がはるかに大規模です。
──ローズ財団所属 古生物学者
上位種族による進化への介入があったと考えるのが妥当だろう
──マロリー博士

08:スンダランドとサフルランド(P320)

 氷河時代に東南アジアからミクロネシアにかけてに存在した広大な大地。この低緯度地域には豊穣な密林が広がっていたと考えられている。

 スンダランドは陸化したスンダ陸棚によってフィリピン諸島・カリマンタン・スマトラ・ジャワなどとアジア大陸が陸続きになって形成。

 サフルランドも陸化したサフル陸棚によって、ニューギニアとオーストラリア大陸が陸続きとなって形成された。

かの密林ひろがる大地には、ムー帝国の植民都市群が存在していたのだ。
──セレスティアル・ゲート月例広報
遺産がこの地に眠っている可能性は非常に高い。関係部門は極東戦略を見誤らぬようくれぐれも注意されたし。
──シュープリーム情報分析官



『ブルーローズ』は(株)エンターブレインより出版された、朱鷺田祐介/スザク・ゲームズの著作物です。本ページの内容はゲームのためのフィクションであり、実在の人物・団体などとは関係ありません。