末尾にも付けましたが、念のため。
これは現実を参考にしてますが、フィクションです。くれぐれもご理解下さい。
1991年9月19日にドイツ人登山家によってアルプスの標高約3000m地点で発見されたミイラ。放射性炭素年代測定で骨を調べたところ紀元前3350〜3300年頃に死亡したと推定されている。
ハンガリー共和国の北東端、スロバキア国境近くにある欧州最大の鍾乳洞窟(全長約25km,面積約1900ha)。様々な色や形の巨大な石筍が見られ、またごく薄い鍾乳石が細かく密集してレースのカーテンのようになっている洞窟もある。
音響効果が非常に優れているため、洞窟内でオペラが上演されることもある。また、世界遺産に登録されている(No.725)。
ヤシ科の植物。アマゾン河口部では実をすりつぶしキャッサバ粉や魚介類を加えたものが食生活の基本となっている。また根は胃腸薬、若芽(パルミート)はダイエット食品として欧州で珍重されている。
アッシリア帝国最後の大王。前652年に兄と対立した結果、西アジア全土にわたる大動乱を引き起こし、アッシリア滅亡の一因となった。
メソポタミアのニネヴァに世界最古の図書館を建造し、自らが収集していた楔形文字で書かれた古文献やアッシリア語の写本を保管した。
約5万年前にオーストラリアに移住してきた狩猟採集民。樹皮に赤、黄、白、黒の4色で人や動物を描き込む樹皮画や、先祖や精霊たちの姿をさまざまな色の砂でキャンバス上に描くドット・ペインティングなどで有名。
1993年、オーストラリアでアボリジニーの土地所有権法が制定された。
中国とロシアの国境を流れる全長4416キロと世界で8番目に長い川。川幅は1キロ足らずで、1年の半分は凍結する。生息する魚類は100種あまりで、このなかにはカルーガ(チョウザメの一種)など絶滅危惧種も含まれている。流域には針葉樹林と湿地帯が続いており、シホテ・アリニ山脈の山岳地帯には、絶滅危惧種のアムールヒョウやアムールトラをはじめ、豊富な野生動物が生息している。
国境には有刺鉄線がひかれ、警備犬を連れたロシアの国境保安部隊が絶えず巡回しているが、人口過密からか毎年数百人の中国人が越境を試みている。両岸は夏はフェリーが、川が凍結する冬にはバスが中国側とロシア側を結んでおり、近年は中国商人に頼まれて様々な商品をロシア国内に運び込むロシアの人々で賑わっている。
森林地帯では夏の火災が多く、なかでも1987年5月に発生した黒龍江大火災では、中国側・ロシア側の双方合わせて10万平方キロ以上の土地が焼失した。
陸海空軍に次ぐ、アメリカの第四の軍隊。1775年に英国海兵隊を模して創設。当初は海軍の補助的な役割が主だったが、二度の世界大戦、朝鮮・ベトナム・湾岸戦争を通じて地位を高めた。1980年の「カーター・ドクトリン」での「緊急展開部隊」計画に基づき、他の三軍に先駆けて戦地に展開する即応部隊として位置づけられている。
全員が志願兵であること、士官学校制度がなく全員が過酷なブーツキャンプでの訓練を経ることから、隊員は高い練度と士気、連帯感を持つ。また伝統的に狙撃技術に重きを置くため、すべての海兵隊員は狙撃手としての訓練を積んでいる。
エジプトのアレクサンドリア港内から発見された、クレオパトラ時代のものと考えられる遺跡。1998年10月末、フランス・エジプト合同調査隊により発見。調査の結果、プトレマイオス像の頭部、大理石のスフィンクス、ファロス灯台の一部とおぼしきものなどが発見されている。
ヨーロッパ大陸北西部に位置する島国。グレートブリテン島とアイルランド島北部から成り、歴史・文化的にイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドなどの地方に分けられる。総人口は約5900万人、首都はロンドン(約712万人)。
伝統的な工業国だが、近代的な農牧業により6割の食糧を自給。また北海の原油・天然ガスにより1980年以降、石油輸出国。1973年にEC加盟し、93年に欧州連合条約を批准(ただし99年欧州通貨統合には不参加)。
正式名称はグレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)。
ローズ家の本国。ロンドン郊外に財団本部、ソールズベリーには財団の科学分析センターが設置されている。
トルコの北西部、ヨーロッパと小アジアを隔てるボスフォラス海峡にまたがる大都市。古来から交易の要衝として栄え、3つの帝国の首都となった経歴を持つ。
数多くの歴史的建造物が存在し、1985年に世界遺産登録(No.356)。
市内にはローズ考古学財団の支部が存在する(p384)。
1923年にウィーンで発足された、加盟国の司法執行機関で情報交換するための相互連絡組織(逮捕権はない)。
本部のあるフランスの法規制により、電子的データベースが作成できず照会に時間がかかることで悪名高かったが、1985年に運営国をイギリスに移したことで改善されている(最上位の緊急問合せには、24時間以内に回答が出される)。
現在はイギリス人のレイモンド・サンダルが事務総長で、加盟国は179か国。
エシュロンとはフランス語で「神のはしご」を意味する言葉で、米・英・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5ヶ国が共同運用しているとされる世界規模の通信傍受システム。関連5ヶ国は存在を否定しているが、2001年度のEU議会での公式な報告書で「存在している」という結論が出されている。
通信衛星や海底ケーブルを経由した通信はほぼ完全に傍受され、得た情報は米国の国家安全保障局(NSA)で分析されているらしい。
ヨーロッパの政治統合、経済・通貨統合を目指し、1993年11月のマーストリヒト条約発効により発足。域内におけるヒト・モノ・カネの自由な移動を掲げているのが特徴。
加盟国はアイルランド,イギリス,イタリア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スウェーデン,スペイン,デンマーク,ドイツ,フィンランド,フランス,ベルギー,ポルトガル,ルクセンブルクの15か国。
主な機関には「欧州委員会(ブリュッセル)」「欧州通貨機構(フランクフルト)」「欧州刑事警察機構(ハーグ)」「欧州司法裁判所(ルクセンブルク)」「欧州議会(ストラスブール)」「欧州麻薬監視機関(リスボン)」などがある。
スコットランド本土の北端から10キロほどの沖に点在する70余りの島々。かつてはバイキングの根拠地であり、15世紀にはデンマーク=ノルウェー連合王国の統治下にあった。
諸島中最大のメインランド島には首都カークウォール(Kirkwall,約6000人)と港町ストロムネス(Stromness)がある。
新石器時代のものと思われる遺跡群。巨大墓所・ストーンヘンジ・住居跡・砦跡などをはじめ、未だ発掘されてない数々の遺跡群が存在する。
1999年に世界遺産登録(No.514)。
オーストラリア大陸とタスマニア島からなる南太平洋の国家。東部山地・中央低地・西部台地の3エリアに区分される。東南部は最大の生産地帯であり、西部台地はほとんどが砂漠地帯。総人口は1850万人、首都はキャンベラ(人口約31万人)。
人口の大部分はヨーロッパ系で、公用語は英語(発音や言い回しに癖のあるオージー・イングリッシュ)。個性的な文化を誇ることで有名なアボリジニは全人口の2%ほど。
1788年から移民が開始され、1901年にオーストラリア連邦成立。1931年にイギリスが自主的立法権を認めるウェストミンスター憲章を制定したことで、事実上の独立国となる(1942年批准)。1979年まで白豪主義路線をとっていたが、現在は多民族・多文化社会化路線をとっている。
先進農業国で、羊毛・牛肉・小麦・砂糖の世界的輸出国。ただし、60年代から石炭・鉄鉱石・ボーキサイト・ウランなどの鉱物エネルギー部門が急伸し、農業の比率は低下傾向にある。
外交ではアンザス条約でアメリカとの同盟関係を守りつつ、最大の貿易相手国である日本やASEAN・太平洋地域・英連邦加盟国との関係強化に努めている。また環境運動にも積極的。
イスラム都市における地域共同体。路地や袋小路を囲む住民の間で構成される。
入り組んだ路地の両端は門(木戸)が設置され盗賊や悪漢の侵入を防ぎ、内部には日常生活を満たす上で必要な、小市場やモスク、井戸、共同浴場やパン焼き窯などが設置されいた。
街区は利害や仕事、宗教・出身地を同じくする人々が集住する傾向にあった。街区ごとで祭を祝ったりする一方で、街区同士の対立なども発生していた。こういった諸事から治安維持まで、街区のさまざまな問題に対処は、街区責任者やヤクザの親分(ザカルティー)が担っていた。
全世界での緊急事態に対応できるように、あらかじめ前方は位置された輸送艦群。海兵遠征一個旅団分の装備を積載しており、空輸軍団(MAC)によって輸送した兵員と現地でドッキングさせ、迅速な軍事展開を可能とする。
1990年夏の湾岸戦争では、出撃命令から数日でサウジアラビアにいちはやく展開。増援が来るまでの数ヶ月間、イラク軍の阻止に多大な成果を上げた。
ビシニアからローマへの帰還途上、ファーマクサ島近海で海賊に捕えられた若き日のユリウス・カエサルが解放と引き換えにある"貴重な宝"を支払ったという伝説。
紀元前より伝わるとされるインドの伝統芸術。諸王朝貴族たちの庇護を得て、絵解きや影絵から人形や楽曲を用いる今日の姿へと発達してきた。
現在はシヴァラートリという祭礼の日に寺院の外で「ラーマヤーナ」や「マハーバーラタ」を題材とした劇が夕方から明け方まで9晩続けて上演されている。尚、人形はヤギの革で作られ、台本の指示に従い染色される。
防腐処理されたミイラの内臓を保管する容器。紀元前2000年頃にはじまり、やがて内臓をミイラの体内に戻すようになっても空のまま墓に収められた。
南米エクアドルの沖合1000キロに存在する火山性の群島。独自の進化をとげた5000種を越える生物が生息している。
1835年に英国の博物学者チャールズ・ダーウィンが訪れ、後の『進化論』へとつながる数多くの観察を行なった。近年、エルニーニョ現象や観光ビジネスの伸長による自然破壊が深刻化している。世界遺産。
亜麻布かパピルスを樹脂や石膏で固めた一種の張子。加工や着色が容易で、ミイラのマスクや棺の材料として使われた。
古代メソポタミアで生まれた、人類が文字を使って書いた最古の物語。
シュメールの都市国家ウルクの王ギルガメシュと友人エンキムドゥによる英雄譚。王は国を繁栄させるため神々の宿る神聖なレバノンスギを切り倒し、邪魔をする森の神フンババを退治する物語。
アッシュール・バニパル大王の建てたニネヴァ図書館から発掘された12枚からなる粘土板。バビロニア時代(前2000〜前1280頃)のギルガメッシュ叙事詩が描かれている。
発掘当初はばらばらの破片に過ぎなかったが、1872年12月に大英博物館職員のジョージ・スミスがつなぎあわせ、不完全ながらも復元に成功した。
11枚目の粘土版には、『旧約聖書』とよく似た洪水伝説が記されている。
太陽神ヘーリオスと巨神クレイオスの娘との間に生まれたニンフ。『オデュッセイア』ではアイアイエー島の磨いた石の館に住み、人間を狼や獅子、豚に変えてしまう魔術を使う魔女として描かれている。
嫉妬心から少女スキュラに魔法をかけ、恐ろしい怪物の姿に変えたともいう。
アイルランド北岸にある無数の六角柱群。6100万年と5800万年前に噴出した溶岩が築いた溶岩台地を、1万5千年前から断続的に出現した氷河が削り出したものとされている。柱状節理と呼ばれる地形で、日本にも小規模ながら同様の地形がある。
伝説ではフィン・マックールという巨人がヘブリディース諸島のスタファに住む巨人の女性に恋をして作った路とされている。
海岸には、海を望む台地にあるビジターセンターを経て自由に行くことができ(それ以外の小径は絶壁に出てしまう)、絶好のピクニック・エリアになっている。また周辺は地盤が脆く、落石なども起こりやすいので注意が必要。
最寄りの街は、同名のアイリッシュ・ウィスキーで有名なブッシュミルズ。
創造神マウ・リサの5番目の子供で、その強さを与えられ、鉄製の身体を持つと言われている。
元来は鍛冶の神で、最初の人間たちに地上で働くための道具の作り方を教えた。鉄製武器が用いられるようになってからは戦争の神とされた。
グはときに鉄剣として描かれることがあり、マウ・リサはこの剣を用いて大地を人間が住めるように清めた。
オーストラリアの東部に位置する州(人口は約330万人)で、東岸には世界最大の珊瑚礁グレート・バリア・リーフがある。主な産業は観光業と畜産農業(食肉牛,綿花,砂糖,穀物,果物)で、特に牛肉が国内の45%、砂糖が97%を占めている。
アイリッシュ・ケルト神話に登場する英雄。太陽神ルーグを父に持つ美丈夫だが、戦いの場に臨むと怪物に変化する。
殺される前に自らの体を石の柱に括り付け、立ったまま最期を遂げるという。
オーストラリアのクイーンズランド州東岸沖に、2000km以上にわたって広がる世界最大の珊瑚礁。同州の重要な観光資源。
気候は、ロックハンプトン周辺を境として、北部が熱帯雨林気候、南部が亜熱帯性気候。北部は夏(12〜2月)には30度以上が続き、冬(6〜8月)でも最低気温が30度近くと暖かい。また、12〜3月は雨季に入るが、朝夕にスコールが降る程度。
ボゴダ近くにある内陸湖。「新王が即位にあたり大量の金とエメラルドを筏に載せ、湖の中央で神に捧げる」というエルドラド異説が伝わる。
舞踏の伴奏に用いられる砂時計型太鼓(幅約20cm,高さ約75cm)。ニューギニアの諸民族の間では聖なる楽器とされてきた。メラネシアにひろく分布するが、よく似た形のものは東部ミクロネシアや沖縄県八重山地方でもみられる。
振動膜はヘビやトカゲ、ワニ・フクロネズミの革製。
政情不安なチベットを調査した測量技士、ナイン・シンに与えられた暗号名。のちに彼の属するグループ全体をさして使われた。
このグループは1860年代初頭に測量局長モンゴメリーが作り上げたもので、メンバーは選抜・訓練された現地民から構成されていた。
629年に中国を出発し、天山山脈を越え仏教寺院を訪ねながら中央アジアをくまなく旅し、南インドに到着。643年にインダス川を渡る際に多数の経典と集めた珍しい種子を失ってしまったが、無事に645年に長安へと帰還した。
帰還後は皇帝の勅命を受け旅の記録を『大唐西域記』にまとめるのに生涯を費やした。
紀元前1世紀から続く、エジプトにおけるキリスト教の一派。単性派ゆえに451年のカルケドン宗教会議で異端とされている。度重なる圧政の中でイスラームへの改宗が加速したとはいえ、今もしっかりとエジプト社会に根付いている。
総本山は、総主教座のあるアッバセイヤの聖マルコ教会。
ベトナム戦争で米陸軍が採用した突撃銃。コルト社が生産権を買取ったアーマーライト社のAR15ライフルに、陸軍から出された仕様変更を加えたもの(1966年採用)。
ちなみに、仕様変更(火薬の変更)により致命的な作動不良を招いたが、官僚主義と産業構造に阻まれてか、30年以上経過した現在も根本的な対策は講じられてない。
キクラデス諸島の南端に位置する三日月型の島(正式名:ティラ島)。アテネからなら飛行機で1時間、船で数時間ほど。紀元前15世紀に大噴火をおこし、島の大部分を吹き飛ばした火山は現在も活動中である。
島内には紀元前16世紀に栄えたミノア島文明期のアクロティリ遺跡や紀元前9世紀から栄えていた古代ティラなどの都市遺跡や、その発掘品を展示する博物館が存在し観光客を集めている。
アフリカ大陸とユーラシア大陸の接点に存在する半島。北から岩石地帯、石灰岩地帯、花崗岩地帯の3つのエリアから形成されており、各種石材はもちろん、鉛やマンガンなどの豊かな鉱物が眠っている。砂漠なので基本的に乾燥している地域だが、内陸部では雨量が多くシナイ山などの高山には雪が積もることもある。
第三次中東戦争にてイスラエルが占領(1967年)。占領下で鉱山やスエズ湾海底油田の開発、紅海の高級リゾート建築が進められた(この方針は1982年のエジプトへの返還後も継承されている)。
墓にミイラと共に埋葬された人形。死後の世界で課せられる労役を肩代りさせるために埋められた。
シナイ半島の南端に位置するエジプト最大のリゾート地。中東戦争では軍事拠点だったが、紅海の美しさに注目したイスラエルがリゾートとして開発したという歴史を持つ。シーズンになるとイタリアやドイツをはじめ、ヨーロッパからのリゾート客が大挙して訪れる。
また紅海でのダイビングのメッカ。カイロからは飛行機で約1時間(週に1便)。
イギリスのキュー王立植物園が1974年にはじめた、世界各地の種子を集めて密閉容器におさめ、零下20度で保存するという計画。2010年までに世界各地の2万5000種の種子を集めるのが目標で、採集担当者たちが世界中を回っている。
尚、集めた種子は貯蔵するだけではなく、研究者の請求に応じて大学や農業研究所に送られることもある。
奈良東大寺の宝庫。1875年以降政府に移管され現在は宮内庁正倉院事務所が管理している。1998年、東大寺とともに世界遺産に登録。毎年秋に開封の儀を行なうのが慣例となっている。
成立年代を示す文献は残念ながら見つかっていないが、最古の記録として756年に光明皇后が宝物650余と薬物60種を奉納した際に記した『国家珍宝帳』が残っている。
南米北端のガイアナとフランス領ギアナの間に位置する小国。北部は肥えた低地とマングローブ・サバナ、残る8割が熱帯雨林という森の国。ボーキサイトが主産業で、アルミナ・アルミニウムあわせて輸出総額の大部分を占める。
総人口は約42万人で、9割が首都パラマリボなど沿岸部に暮している(さまざまな民族・言語・宗教が混在)。公用語はオランダ語。内陸部では川沿いの村落に1万人弱の先住民が暮しているが、道路や鉄道はなく横断には飛行機が必須。
1975年にオランダから独立。80年代に軍事独裁政権が生まれ、内戦が起きるなどしてオランダとの関係が悪化。開発援助が停止されて以来、経済危機が進行中。
経済難から94年には国内の熱帯雨林の4割をアジアの木材企業に売ることさえ検討したが、自然保護団体が代替案を提示したため取り止めを決定。現在、熱帯雨林の開発を見直し、新薬の開発やエコツーリズムを模索している。
氷河時代に東南アジアからミクロネシアにかけて存在した広大な大地。スンダランドは陸化したスンダ陸棚によってフィリピン諸島・カリマンタン・スマトラ・ジャワなどとアジア大陸が陸続きになって形成。サフルランドも陸化したサフル陸棚によって、ニューギニアとオーストラリア大陸が陸続きとなって形成された。
エジプトのシナイ半島南部、シナイ山のふもとにあるギリシア正教の修道院。3世紀にローマ帝国の迫害から逃れたキリスト教徒が、旧約聖書の舞台となった当地に移り住んだのが始まり。
長い歴史の中で、ユスティニアヌス帝やナポレオンといった為政者からの保護を受けながら、シナイ写本や貴重なイコンなどを守り続けている。
カイロからバスで6時間半、シャルム・エル・シェイクからならバスで2時間ほど。
ダブリン市内の中心部にあるアイルランド最大の教会(プロテスタント)。アイルランド守護聖人の聖パトリックが祭られており、何世紀もの間、民衆の教会として存在してきた(14世紀にはアイルランドで最初の大学として使われた)。
450年ごろ、聖パトリックが改宗者の洗礼を行ってた聖なる泉とされる井戸が在り、前世紀初頭に聖堂横の公園からこの井戸にかぶせる石板が発見されている。
イギリスはロンドンに存在する博物館。ルーヴルと並ぶ古典美術の殿堂。
著名な医師ハンス=スローン卿(1660-1753)の遺言と下院議長アーサー・オンズロウの熱意により、スーロン・コレクションにコットン家とハーリー家の蔵書を加えたものとして、1753年に創立。
建物には17世紀後半にモンターギュ公爵邸として建造され、スローン卿も一時住んでいたモンターギュハウスを改修したものがあてられている。
「コレクションの永久保存」「学問研究のため一般に公開」を基本方針とし、1759年より現在まで、財政難の中であっても入場無料を貫いている(主な財源は宝くじの収益と寄付金)。
創立当初は図書の占める割合が高かったが、18世紀後半の南太平洋の民族資料(キャプテン・クック)をはじめとする大英帝国の躍進に伴い美術コレクションが増大。
19世紀に入ってからは、1802年のロゼッタ・ストーンや1816年のパルテノン神殿の大理石装飾(エルギン伯トーマス・ブルールより購入,現在ギリシャで返還運動が展開中)などがコレクションに加わっている。
コレクションは21世紀の今も増加傾向にあり、随時増改築が行われている(現在は中庭を改修中)。
オセアニアの森神。大地女神パパと天空神ランギの抱擁を引き離し、女神の子宮に閉じ込められた神々を解き放ち、人間に知恵のつまった3つの籠を授けた。
天地の分離後、兄弟である海神タンガロアと凄まじい戦いを繰り広げた。大波で陸地を洗い流そうとするタンガロアに対し、タネはカヌーやモリや釣り針、網を携えた男を繰り出し眷族である魚を捕えさせた。
ポリネシアの海神で、万物の造物主。原初の時に宇宙卵の中にあり、卵から出る際に「誰かある」と問うたが返答なかったことから、世界を創造し、自らの身体から神々や人間を出現させたとされる。
相次ぐ美術品盗難に対処するため、1991年に四大オークションハウスやロイズ保険機構などの出資により設立。
本部はロンドンのグロブナープレイスで、盗難に遭った美術品のデータベース化を進行中。インターポールやFBI、ロンドン警視庁をはじめ、各国のオークションハウスも自主的なカタログ提出という形で連携を行っている。
ちなみに美術品盗難の被害額は少なく見積もって年間45億ドルとのこと。
オスマン帝国のスルタン・マフムト1世が、イランのアフシャール朝始祖ナーディル・シャーへの贈答品として作らせた長さ35cmほどの短剣。
柄には大粒(直径30mm)のエメラルドが3つ並び、その先にはエメラルドの蓋で覆われたロンドン製の時計が嵌め込まれていて、鞘は黄金の透かし彫りで、大小のダイヤモンドが散りばめられている。
不可侵条約の発効を願う贈り物として帝国が威信をかけて造り上げた短剣だったが、使節団がイランのイスファハーンに入ったところで、内乱でシャーが暗殺されたとの報が入り戻ってきたという数奇な経緯がある。
現在はイスタンブールのトプカプ宮殿博物館に所蔵されている。
ヨーロッパ大陸東南端から小アジアにかけて位置する共和国。総人口は約6500万人。その9割がトルコ人で、公用語もトルコ語。宗教はイスラム教(スンナ派)。東部のイラク・イラン国境付近にはクルド人(総人口の約5%)が居住し、独立運動を展開中。
首都はアンカラ(約300万人)だが、経済の中心地はイスタンブール(約830万人)。
99.8.17にトルコ北西部で大地震(M7.8)が発生し、約5万人の負傷者が発生している。
ギリシア神話に登場する、太陽神の血をひく若者。東の果ての神殿まで父親を訪ねる。彼の地で父親(太陽神)からのどのような願いも叶えるという誓言に対し「太陽の馬車に乗りたい」と申し出て、馬車を御するが失敗して命を落としたという。
イラク共和国の首都(約380万人)。
シーア派住民の多いクーファから離れた土地に都を移すため、アッバース朝2代カリフのマンスールによって建設された都市。建設前は古くから定期市の立つティグリス河西岸の村にすぎなかった。建設には10万人以上の職人と人足と4年の歳月が注ぎ込まれた。
肥沃なイラク平原の中央部であり、ティグリス河の南北交通とキャラバンの東西交通が交差する立地から、イスラム世界の商工業センターとして隆盛を誇った。
トルコの中央アナトリアに存在する、紀元前1800年頃アナトリアを支配したヒッタイト王国の首都跡。二つの谷に挟まれた丘の斜面からドイツの発掘隊により1906年に発掘され、1986年には世界遺産に登録(No.377)。
遺跡は、初期に建設された丘下の「下市」と紀元前14世紀頃に建設された「上市」の二つに分かれている。前者は紀元前13世紀頃に造られた雨を司る天候神テシュプと太陽女神ヘパトに捧げられた大神殿跡、後者はライオン門やスフィンクス門(レプリカ)などが有名。
遺跡の入場口から北西に1kmほどの所にポアズカレ(トルコ語で"峡谷の城")という村がある。村までは首都アンカラから長距離バスで4時間程。村にはレストランを兼ねたペンションが2軒ある。
古代エジプト史上初の女性ファラオ(前1501-1479)。デイル=アル=バハリに葬祭殿があるが、義理の息子にあたるトトメス3世の手によって壁面彫刻のかなりの部分が失われている。
紀元前2300年頃のエジブト貴族。アスワンにある墓の碑文には数度に渡るナイル上航の記録が刻まれている。
ヨーロッパの中央部、ドナウ河流域の内陸国。アルプス山脈とカルパティア山脈に囲まれているため海の影響が少なく、大陸性気候の特色をもつ。総人口は1010万人で、その98%がハンガリー人。公用語はマジャール語。宗教はカトリック67%、プロテスタント25%。首都はブタペスト(約186万人)。
歴史的に民族移動の交差点として、かつてはローマやトルコの占領下にあった。18世紀初頭からオーストリア領となり、ながく独立を阻まれていたが、1918年の革命でようやく独立。第二次世界大戦では枢軸側で参戦し、1944年の旧ソ連軍占領下で臨時政府が成立し、1949年にはソ連型の憲法を施行。
1968年から市場原理導入を柱とする経済改革を実施し、生活水準は東欧一。広大な平原や湖、温水資源などに恵まれ、観光客も非常に多い。99年3月にNATO加盟を果たし、現在はEU加盟を目指している。
17世紀に活躍した医師。ニュートンの後を継いで王立アカデミーの会長を、また王立医科大学の学長も務めた碩学の人。アン王女をはじめとした幅広い交友関係の持ち主でもある。
博物学的関心からか生涯で8万点ものコレクションを築き、死後には大英博物館を生み出している。彼のコレクションにはジャマイカ総督の侍医として同地に赴任した際に持ち帰ったカリブ海の珍しい動植物の標本や民芸品などが含まれている。
バルカン半島東北部に位置する共和国で、農畜産物・食品工業生産が主要産業の伝統的な農業国。総人口は約830万人で、その85%が南スラブ系のブルガリア人。公用語はブルガリア語、主要宗教はブルガリア正教。首都はソフィア(約120万人)。
共産党政権が長く続いたが、90年代に民主化が進展。96年にはWTO加盟。コソボ自治州に隣接していて、コソボ紛争(98年2月〜)では経済的に大きな痛手を被っている。
首都ソフィアにブルーローズの支部が存在する(p247)。
古代エジプトの史料に出てくる地名で「聖なる地」の意。エジプト人はここから香や乳香、ミルラなどを輸入していた。
正確な位置はわかっていないが、ペルシア湾からアラビア、北アフリカに広がる大砂漠地帯のさらに南に位置していたと考えられている。
ギリシア神話における太陽神。ヒューペリオンの息子にあたるが、時に混同される。また、後代には光明神アポロンとも同一視されている。ギリシア世界ではあまり信仰されていなかったが、ロードス島は例外的に太陽崇拝が存在(港口部の太陽神像は世界七不思議のひとつ)。
四頭立ての二輪馬車を御して東の居城から天空を駆け抜け、極西の大洋オーケアノスからは巨大な黄金の杯に乗って東へと帰ると考えられていた。
ボーイング社が開発した中型侵攻用輸送機。ローターを水平にしてヘリコプターのように垂直離着陸をする一方で、通常飛行時にはローターを前向きにしターボロップの固定翼機になる史上初の実用V/STOL輸送機。
CH-46侵攻輸送用ヘリの3倍近い航続距離に加え、時速520kmで完全武装の兵員24名を輸送が可能。
399年に長安を出発し、タクラマカン砂漠の南側を通ってインドに入る。悟りと経文を求め10年以上インド各地の寺院をめぐり、セイロンとジャワを経由して414年に帰国し、旅行中の見聞を「仏国記」にまとめた。
アマゾン河口にある国立パラ大学に事務局をおく、アマゾン農民の生活向上と環境保全をはかる社会開発プロジェクト。
有用樹木と農作物を合わせた育成(アグロフォレストリー)や、農産物加工品の工業利用をはかることで、農村の経済的自立と森林破壊の防止を目標としている。
イギリス人建築家。ミケーネ時代の古代クレタ文字(線状B文字)解読した人物。
7歳からエジプト絵文字を扱うドイツ語の本を勉強しはじめ、14歳でエヴァンズの公開講座を受講。クレタ文字の謎を解いてみせると決意し、直後から専門家と文通を開始。研究は第二次世界大戦により一時中断されるも1950年には再開し、1953年に解読を達成している。
1956年9月6日の深夜、自動車事故によってその生涯を閉じている。
70年代に活躍した伝説的傭兵。高校卒業後にアメリカ陸軍に入るも、70年にベトナム戦争で脚に重傷を負って軍を離籍。足の機能回復のため鍛練を繰返す中、ロサンゼルスで古武術の達人に出会い弟子入り。そして2年余りでその奥義を習得し、米陸軍特殊部隊の格闘技教官に就任する。
その後、ニカラグア政府からの対テロ部隊「ブラック・ベレー」の指揮・訓練依頼を受け富と名声を得るが、78年末に起きた暴動・政変の中、政府高官と共にヘリごと爆破され死亡。
神官文字が刻み込まれた粘土製の煉瓦。強い力を持つとされ、墓の四隅に置かれた。
江戸後期の探検家。1800年に幕府の命を受け蝦夷地に赴き西蝦夷などの踏査・測量に従事した。
1808年には樺太を踏査し、単身黒龍江下流付近を探査し樺太が離島であることを発見した(間宮海峡)。晩年には『東韃地方紀行』『北蝦夷図説』を著述。
1509-10年にかけてイングランドのヘンリー8世のために建造された当時の最新式軍艦。1545年のフランス艦隊との戦いで沈んだ。
1966年から1982年の間に発掘が進められ、1982年10月11日には特製の鉄のゆりかごに入れられ、大型クレーンによって水面上に持ち上げられた。
エジプトを原産地とする野菜。ビタミン・ミネラル・食物繊維に富み、古代エジプトの時代よりアフリカ東北部や中東など地中海東岸で栽培。収穫は夏季に限られるが、乾燥したものが一年を通じて食べられている。
14C年代で11000年前頃に起こった気候変動で、13000年前以降から温暖化傾向にあった気候が突然氷河時代へ逆戻りした。
この結果、森林の木の実生産量が激減し、大規模な食糧危機が各地で発生した。
アボリジニの偉大な祖先が世界を創造した時代であり、同時に「永遠に続く今」を意味する。
アボリジニはこの祖先による創造の物語を岩や樹皮、身体などに描いている。
1976年竣工、満載排水量39,300tの特殊揚陸艦。アメリカ海兵隊所属。完全装備の一個大隊を常時艦内に居住させ、V/STOL機・ヘリ・揚陸艇・兵器弾薬を搭載して世界各地に急行する性能を持つ。
艦内には人工気象室が設置されており、事前に作戦地域の環境に慣らすことで上陸兵員の負担を減らすことが可能となっている。
英国北部の中心都市。ローマ人が1世紀に建設。バイキング・ノルマン人に征服された歴史を持つ。
ヨーク・ミンスターは7世紀に建てられた教会を、1220年頃から250年かけ再建した英国国教会、北の中心(大司教座)。
ロンドンのクリスティーズ,サザビーズ,フィリップス,ボナームズの4社。オークションハウスは世界で4500ほどあるが、国際的な取引はこの4社が事実上独占。
王(前1279-1212)にして偉大な戦士。多数の妻との間に100人以上の子をもうけ、90代と非常な長命を誇った。
王のミイラは1881年隠し墓で見つかった。発見後カイロ博物館に置かれていたが1974年に皮膚が破壊されつつあることが判明した。3年後に治療のためパリへと運ばれた。
文責:アキト(akito@trpg.net)
『ブルーローズ』は(株)エンターブレインより出版された、朱鷺田祐介/スザク・ゲームズの著作物です。 本ページの内容はゲームのためのフィクションであり、実在の人物・団体などとは関係ありません。