ロゴマーク
PC表紙RPGBLOOD BASSBLOOD BASSについて

『BLOOD BASS』について

 『ブラッドバス』は野蛮で、残忍、死と未開の地の探索の戦闘ゲームです。あなたは無数のモンスター達を打ちのめし、あなたの血に飢えた剣は最後の時を迎えるまでには数多くの敵を倒していることでしょう!

〜『BLOOD BASS』ルールブック序文より引用〜


 『BLOOD BASS』は、トロイ=クリステンセン氏が制作したRPGです。その名前が示す通りに、血を血で洗うような冒険を繰り広げられるシステムとなっています。基本的には戦士のみでプレイされるゲームで、表紙のイラストがそのままテーマを表しています。そう、「目の前に現れた敵を倒す!」という、スッキリハッキリ分かりやすいプレイが、このRPGにはピッタリなのです。
 シリーズには『BLOOD CHANT』があり、これを加えることで魔法使いをプレイすることもできます。魔法も多くが「敵を倒す」か「傷を癒す」といった戦闘に関連するもので、「嘘を見破る」とか「空を飛ぶ」といった便利な魔法は用意されていません(笑)。


ちょっと変わった能力値

 能力値は4つ、マイト(筋力)・BMC(耐久力)・ブラッドラスト(闘争心)・スキル(技術力)、です。見慣れないものが並びますが、ブラッドラストは戦闘中に使用する技能のベースとなる能力値で、スキルは知識系や手先を使う才能(技能)のベースとなる能力値となっています。
 システムは技能判定型で、技能のことを「才能(タレント)」と呼びます。これは能力値に「スキル」という呼称が存在することから、混同を避けるためにこう呼ぶのだと思われます。成功値は基本的に“該当能力値の半分+タレントのレベル”で決定され、3D6を振って成功値以下が出れば、その行為に成功したことになります。これは、戦闘も一般行動も同様です。例えば、スキルの値が12のキャラクターが〈錬金術〉のタレントを3レベル持っていたとします。1レベルで“スキルの半分”の成功値を獲得します。加えて2レベルの増加分を足して“8”が成功値となります。


分かり易い戦闘

 戦闘はヘックスを使用して行われます。相手の側面や背面から攻撃すれば命中しやすくなります。このとき、攻撃の成否は完全に攻撃側が握っています。防御側は位置取りを工夫する以外では、攻撃側の判定に何ら影響を与えることはできません。ダイスを振ることや技能などで回避行為を試みることはできないのです(ただし、飛び道具に対しては移動力を消費して敵の命中値にペナルティを与えることができます)。
 ダメージは2D6に武器による修正を加えたもの、ダメージ軽減は鎧の防御力の数字となります。与えたダメージ(鎧での軽減を適用後)が一定以上になると、骨折や切断などの特殊効果が発揮されます。


人生は冒険、冒険は戦い

 このゲームはまず“システムが軽い”ということに加えて、シナリオが作りやすいという部分があります。必殺技も救済措置もないので、ヒロイックなシナリオや最初からストーリーが決められているタイプのシナリオには向いていません。しかし、空を飛んだり圧倒的な力押しなどの無茶をできないので、渋いダンジョンシナリオや推理モノのシナリオには向いていると思います。

(C)1988 TC GAMES


PC版表紙に戻る(X)
RPG表紙に戻る(b)