2001.10.9.0:55
ぼくの目の前にひとつのスイッチがある。
実は今このスイッチのために、非常に頭を悩ませているのだ。

というのもだ。
このスイッチを押すと、ぼくの記憶は何もかも失われてしまう……
そのかわり、記憶をなくしたぼくのもとに、信じられないほどの幸運が次々と訪れるというのだ。
このスイッチをぼくにくれたのは、街角で店を出していた占い師の老婆で、 だからひょっとしたら単に騙されてるだけかもしれない。

でも、もし仮にこの話がすべて本当だとして───、












ぼくは(そしてあなたは)、このスイッチを押すだろうか?


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