2001.10.23.17:47
例えば、麻雀をやっていて、下家が役満をあがったとする。
その時はただ単に 「こいつ、ツイてやがんなー」 と思うだけだ。
ただそれだけだ。

上家のリーチに裏ドラが4つ乗ったとする。
その時はただ単に 「なんだそりゃ……」 と思うだけだ。
ただそれだけだ。

こっちは三面張がなかなかツモれないでいるのに、対面が追っかけリーチから辺張を一発でツモったとする。
その時はただ単に 「まあ、こういうこともあるさ」 と思うだけだ。
ただそれだけだ。


でも、こういうことをコンピュータゲームで対戦相手(コンピュータ)にやられると、その時は 「ありえねえ」 と思うのだ。
お前絶対に仕組んだろ、というわけだ。
0と1しかない、お前だけの世界で、なんか難しいことを色々やって、牌をいじって、大体お前、本当にその隠れてる手牌はちゃんとしてるのか?してないんじゃないか?
一索ナンテイラナイヤ、中ニシチャエ、とか。
そういうことしてるんじゃないのか。
とにかく、要するに、このゲームはお前に有利なふうになってるんだろ、と思うのである。



ぼくはこれがコンピュータと人間の間にある埋められない溝だと思う。
将来、どんなに科学が発達して、信頼できそうなロボットが現れたとしても、
そいつだって基本的にはコンピュータなのである。
自分の牌を操作して、ぼくの国士テンパイを緑一色で蹴ったりするのである。
インチキ野郎なのだ。
ぼくはこのことを忘れまい。

少なくとも、ぼくは絶対にそのロボットとは麻雀はしない。

全自動卓にどんなトリックを仕掛けるかしれたもんじゃないからだ。




 ……もちろん、手積みでやるなら話は別だが!


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