冒険の終了:主人公の成長
一つの冒険が終わったら、その成果としてGMはプレイヤーに名誉点を与えます。プレイヤーはこの名誉点を消費することで、自分の主人公の能力を上昇させる事が出来ます。
また、冒険の終了時には、バッジの取得、勝ち星の書き込み、エンブレンランクの更新を行います。
勝ち星、バッジ、エンブレムランク
勝ち星
勝ち星とは、主人公達のバイクチームが決闘で何回勝利したかを表す物です。
キャラクターシートの一番下の星の記号が、勝ち星を書き込む欄です。星の右側には対戦相手と決闘者の名前を書き込んでください。
決闘が終了したら、結果に応じて以下のように星を塗りつぶしてください。
勝利した:赤サインペンで星を塗りつぶします。
敗北した:鉛筆で星を塗りつぶします(黒星ですね)。
引き分け:星に「draw」と書き込んでください。
そして、一番右の箇所に、赤く塗られた星の数を書き込んでください。この数が、あなたの「戦績」になります。引き分けは、扱いとしては敗北と同じになります。
バッジ
バッジとは、勝敗とは関係なく、ユグドラシル世界において、バイク乗りが英雄的行為、あるいは他の人がしなさそうな行為をしたときに、その栄誉を表す物として、スレイプニール協会からバイクチームに送られる物です。バッジは直径10cm程で、美しい彫刻が彫られ、雨に濡れても落ちない塗料で彩色されています。バイク乗りはバッジを送られると、大抵バイクに飾ります。
ゲームでは、具体的に条件を示して、それをゲーム中に達成できたら、冒険の終了時にそのバッジを受け取ることが出来ます。
キャラクターシートの一番上に並んでいるのが、取得できるバッジです。右側にあるのが、そのバッジを取得する条件です。条件を達成することが出来たら、冒険の終了時にGMの確認を取ってからバッジを赤サインペンで囲ってください(塗りつぶしても構いません)。
そして、一番右の箇所に、取得したバッジの数を書き込んでください。この数と、勝ち星の数から、バイクチームの「エンブレムランク」が決まります。
それぞれのバッジの名称と取得条件は、以下のようになります。
| 名称 | 取得条件 |
| スター | チームが決闘に勝利した。 |
| ツインズウィン | 決闘を申し込み、双子の拳銃で勝利した。 |
| ドリンク・ア・トースト | 愛する人と「フレイヤ」のビンテージワインで乾杯した。 |
| メッセンジャー | ユグドラシルタイムズに、特ダネを提供した。 |
| ツインズロスト | 決闘を申し込んだにも関わらず、双子の拳銃で倒された。 |
| ディテクティブ | シュミット探偵社のメンバーと、誤解から決闘した。 |
| サーモン | アイテムとして所持していた「さかな」を奪われ、取り戻した。 |
| スパイラル | (パート毎に取得条件が異なる) ライダー:前面に一度もダメージを受けずに勝利した。 シューター:「肘撃ち」で、クラインエンジンコアを破壊した。 メカニック:「これ使ってくれ」で、8枚カードをパートナーに渡した。 |
| ヒーロー | ミスユグドラシルコンテストに乱入してきた巨大ロボットから、都市を守った。 |
エンブレムランク
エンブレムランクとは、スレイプニール協会がバイクチームに対して発行する、そのチームの総合的な能力を表したランクの事です。ランクは、戦績やバッジの数から決まり、「卵」や「双子」のように名称で与えられます。
バイクチームは、大抵自分たちのバイクに「エンブレム」を書き込みます。エンブレムの柄は各自思い思いの物を書き込みます。
エンブレムには「書き足される」という特徴があります。初めは単純な記号だった物が、冒険を重ねるにつれ、いろんなオブジェが追加されたり、書き込みが細かくなったりとは良くあることです。
エンブレムには何を書いても構いませんが、「エンブレムランク」に登場する物体は、そのランクに達していないと、書き込むことは許されません。ランクが達したら、一つずつ、書き加えてゆくことが出来ます(書き直すのでは無いところがポイント)
エンブレムランクはそのまま、ユグドラシル内での、チームの知名度や評判を表します。ランク最上位の「太陽」がバイクエンブレムに含まれたバイクチームは、他のチームから畏敬の念を払われますし、一般市民からも優遇されます。逆に、最下位の「卵」しか書かれていないチームは初心者扱いされます。
エンブレムランクと、バイクエンブレムを書き込むところは、キャラクターシートの自画像のすぐ下の所です。
「エンブレムランク」という所に現在のランクを書き、左側の円の中に、そのランクの絵を描いてください(ランクが「王冠」なら、王冠の絵を描く、というように)。
また、その下に、薄く盾と紙リボンが書かれたところが、バイクエンブレムを書き込む所です。ここは自由に書き込んでくださって結構です。紋章の本などを参考にして、自分たちのオリジナルエンブレムを作ってください。ただし、エンブレムランクのオブジェは、ランクを手にするまで書き込めないので、ご注意を。
エンブレムランク一覧
スレイプニール協会から公式に発行されるエンブレムランクは以下の通り
| ランク | エンブレム |
| 10 | 双子 |
| 9 | 太陽 |
| 8 | 初めの六人 |
| 7 | スレイプニール |
| 6 | 金獅子 |
| 5 | 鷲 |
| 4 | 葡萄(ワイン) |
| 3 | 金槌と鋏(ハサミ) |
| 2 | ベル |
| 1 | 王冠 |
| 0 | 卵(スタート時) |
あるエンブレムランクになるためには、そのランクと同数の勝ち星と、バッジが必要になります。例えば、ランク3の「王冠」を得るためには、勝ち星が3つ、バッジが3つ必要になります。片方がいくらたくさんあっても、両方が揃わなければ、ランクは手に入りません。
例:ヴァイオレット様は、ついにバッジを10種類全て集めました。しかし、決闘は負け続きで、勝ち星は3しかありません。これでは、いかにバッジを揃えていようとも、エンブレムランクは「金槌と鋏」までしか手に入りません。
冒険技能の能力上昇
与えられる名誉点は、以下のように決闘に勝利したかどうかで決まります。
決闘に勝った場合:6つのカテゴリーそれぞれに30点
決闘に負けた場合:6つのカテゴリーそれぞれに10点
特に素晴らしいゲームを楽しめた場合は、GMは+10点〜+30点上乗せしても良いでしょう。
上記は一般的な目安なので、主人公を早く成長させたいGMは、より多くの名誉点を与えても構いません。
技能があるLVから次のLVにあがるには、そのLV×10点の名誉点を必要になります。その分の名誉点を消費して、該当の欄をON、OFFに応じて赤サインペン、または鉛筆で塗りつぶしてください。
例・ジョルノが3LVの技能を4LVにしたい場合は、4LV×10点で、40点の名誉点を必要です。また、0LV(技能を持っていない)からいきなり4LVにするためには10+20+30+40で、100点の名誉点を必要です。
OFFの能力値に関しては、特別に必要な名誉点ー5でレベルを上げることが出来ます。これは、そのカテゴリーに神々が味方していない分、人間が努力している様を表します。
例・ジョルノがOFFのカテゴリーの能力を3LVから4LVにしたい場合は、4LV×10点ー5で、35点の名誉点で良い事になります。
あるカテゴリーに与えられた名誉点は、そのカテゴリーにある、6つの能力にしか使うことは出来ません。カテゴリー間では名誉点を共有出来ないのです。
例・ジョルノは、カテゴリー『趣味』の技能「ダーツ」を、3LVから4LVにしたいと思っています。しかし、彼が『趣味』に貯めている名誉点は30点。4LVにするには40点必要ですから、今すぐに「ダーツ」を4LVにする事は出来ません。『交友』には名誉点が10点残っていますが、これを『趣味』の名誉点と合わせることは出来ません。
使わなかった名誉点は、次のゲームに持ち越すことが出来ます。名誉点記入欄に書き込んでおいて下さい。
例・ジョルノは、次回のゲームで「ダーツ」を4LVにするために、『趣味』の名誉点30点を、別の技能を上昇させることには使わず、持ち越すことにしました。
戦闘技能の能力上昇
戦闘技能も、名誉点で能力を上昇させることが出来ます。
戦闘技能与えられる名誉点も、以下のように決闘に勝利したかどうかで決まります。
決闘に勝った場合 戦闘技能に30点
決闘に負けた場合 戦闘技能に10点
名誉点の消費の仕方、持ち越しなどは、冒険技能と全く同じです。
例・「英国紳士の会」は決闘に勝ったので、戦闘技能に30点の名誉点を与えられます。ジョルノは前回使わなかった10点と合わせて40点を消費し、「ダッシュ」の技能を3LVから4LVにしました。
また、勝ち星の数によって、今まで使えなかった戦闘技能が使えるようになります。戦闘技能の「勝ち星数」欄に記載してあるだけの勝ち星を得ると、次回からその戦闘技能を使うことが出来ます。
例・「英国紳士の会」は今回の勝利で、勝ち星が2になりました。これによってジョルノは勝ち星数2の決闘技能、「360°」を次回から使えるようになります。「バックステップ」や、「ジャンプ」は、勝ち星数が足りないので、まだ使うことが出来ません。