日記に戻る

  • 第2回といぼっくす
    みはえるずレポート

3/10
 西暦2001年3月10日に、東板橋体育館にて監獄舎冒険企画局提携によるアナログゲームのイベント「といぼっくす」が開催され、遊びに行ってきました。以下レポートです。(分かる人だけ分かってくれれば充分ですけど、このレポートのレイアウトは監獄舎日記のパロディーです)

□監獄舎
 
プロゲーム作家河嶋嶋陶一朗さんとプロ絵描き速水螺旋人さんのサークル。
 代表作:アジアンパンクRPG「サタスペ」


□冒険企画局
 黒川金山の砂金を狙って結成された秘密探検隊を母体にする、遊びのプロフェッショナル集団。らしい^^;。
 「やっぱりRPGが好き!」と「それでもRPGが好き!」はみはえるのバイブルっす。

AM 11:00(開場)
 会場に行くと既に数名の人が会議室にいました。何人か知ってる人がいて、その人達に「ス○ウェア入ったって聞きましたけど」と言われる(しかもこれが会が終わるまで続いた)。
 主催者の河嶋さんがなかなか現れないためそこの人達でゲーム談義。鴻さんが持ってきたメイジナイトや、メンコのようなゲーム(タイトル忘れた)を見せてもらいつつ、話題はつい最近発売されたTRPGテラ・ザ・ガンスリンガーについて。賛否両論ありましたが良く覚えてないので割愛。
「ス○ウェア入ったって聞きましたけど」
 前回のトイボックスで田中が流したデマが一人歩きしているようです^^;。改めて言っておきますが、そんな予定は無いですからね^^;。

□メイジナイト
 トレーディングフィギュアゲーム(なのかな?)1000円で5つだか入ってるフィギュアで戦うんだそうです。デザインがイカしてた

テラ・ザ・ガンスリンガー
 井上純一&遠藤卓司の天羅万象コンビが送る西部劇風TRPG。色々と気になる作品だったのでとりあえずはルールブックを買いました。まだ読んでません(爆)。遊ぶ際にチップが必要なんだけど、イケダさんが持ってきた黒白のチップは実にセンスが良かった。どこで売っているのだろう?

AM 11:30
 河嶋陶一朗氏登場。とりあえず12時まで軽くカードゲームをすることに。14人ほどいたのでドラゴンランスカードゲームククに分かれました。
 みはえるはククの方に入ったけど、ゲーム半ばで開始時間が来てしまったので途中で終わり。
□河嶋陶一朗
 みはえるの尊敬するゲーム作家。「魔獣の絆」のコンセプトデザイナー。いつも気を使わせちゃって申し訳ないです(緊張しちゃって上手くしゃべれないんです^^;)。

□ドラゴンランスカードゲーム
 故・大貫昌幸氏(ORG)作のカードゲーム。暗黒伸タキシスを倒せばそのプレイヤーの勝利、そうでなければゲームデザイナーの勝利というなんとも大味(っていうのか?^^;)なゲーム。よりドラゴンランスワールドを再現するために、現在田中がリデザイン中。

□クク
 数百年前に西欧で流行ったカードゲームをメビウスゲームズが復刻した物。要は配られたカードの内一番ランクの低いカードを持っている人が負け(罰金を払う)というゲームなんだけど、単純な中にそれなりに戦略があり、とにかく面白い。はまる。最近売ってる奴はパッケージがちょっとかっこ悪くなってて残念。
PM 0:00(といぼっくすすたーと!)
 とりあえず河嶋さんからといぼっくすの開催理由などがひとくさり説明される(どこまでがオフィシャル情報なのかわからないので割愛)。
 次に今回遊ぶゲームが黒板に羅列される。河嶋さんが持ってきたゲームの他にも、参加者の人が持ち寄った物もあり、黒板がゲーム名で埋まる。

河嶋「1人1ゲームぐらいありますね(笑)」

 その後投票で今日遊ぶゲームを選定。テラ・ザ・ガンスリンガー(GMイケダさん)、指輪物語、アステロイド、バトルロワイヤルカードゲーム、お化け屋敷ゲームなどが決まりました。他にもDUNEアクワイアエルフェンランドラッツイアなどが候補に上りました。
□お化け屋敷ゲーム
 タカラ(かな?)がおっそろしくむかし出していたボードゲーム。名作らしい。よくみなかった。残念。

□DUNE
 同名映画のボードゲーム。クロちゃんのRPG千夜一夜で紹介されていたくらいしかしらない。

□アクワイア
 ホテルチェーンを拡大して、他のチェーンに吸収「させて」持ち株を売却し、増やした金を競うゲーム。古典的名作。
河嶋「ゲーム作るなら遊ばなきゃ」
みはえる「持ってます」
河嶋「持ってるだけじゃなくて遊びなさい(笑)」

(でも持ってたのはハズブロー版じゃなくてアバロンヒルのリメイク版でした>自分)

□エルフェンランド
 1998年ドイツボードゲーム大賞受賞作。制限ターン内に様々な乗り物を乗りついで、一つでも多くのエルフの国に足を運ぶ。おもしろいですよ。ドイツボードゲームを長く遊ぶコツは、一つのゲームを繰り返し遊ばない事だと思うのだけど、これもまた久しぶりに遊びたい感じ。

□ラッツイア
 ラベンズバーガーのカードゲーム(だっけ?)。前々から買おう買おうと思ってなかなか手が出ない。

PM 12:30
 卓に分かれてゲームをする前に、全員で自己紹介の後、ピクショナリーをすることに。ホワイトボードの周りに椅子を並べて(「フルーツバスケットします?(笑)」「雨の日の学級会(笑)」)、順番に名前、好きなゲーム、ゲーム以外で好きなゲームを述べる。
 ちなみにみはえるは好きなゲームにRPG福袋の大々ハードを上げたところ、笑いを取ってしまった(本気なのに)。
 ピクショナリーはみはえるのいたチームが常識判断力で戦い、なかなか正解が出せないのに対し、相手チームはみんな念能力を持っていてイラストを超えたコミニュケーションで次々に正解を出したため惨敗。くやしいーっ!
□ピクショナリー
 お絵かきスゴロクゲーム。2人でペアを作り、片方がお題に沿って書いたイラストを、一分以内にもう片方が当てる事が出来ればサイコロを振ってコマを進めることが出来る。一級品のパーティーゲームです。みはえるも携帯用を持ってますけど、盛り上がらなかった事が今まで一度もない(笑いすぎて疲れちゃって、途中で止めることは良くある)
 ところで、ウチのサークルのルールでは、成否に関わらず、一題毎に回答者が次のペアに移る事になってるのだけど、これはもしや間違っていた?

□大々ハード
 たのあきら氏デザインのミニTRPG、リアルタイムに設定された制限時間内に、仲間を集めテロリストを倒せばクリア。緊張感の演出、パーティ間の関係構築ルール、「ダイスの音」がゲームシステムに組み込まれているセンス。どれを取っても他のTRPGとは一つ次元を超えている(そういう意図があってデザインされているのかどうかは置く)。みはえるの目標は、一発企画物ではない本格TRPGで、このセンスを超えることです。
PM 1:30一応言っておくと時間は適当です)
 さて、各卓に分かれてゲーム開始。まず、テラ・ザ・ガンスリンガー(TRPGなので丸一日かかる)の人達が移動した後、指輪物語バトルロワイヤルカードゲームアステロイドに分かれることに。みはえるは当然アステロイドの卓へ移動。
 アステロイド卓に移動したのは、吉井さん、魚蹴さん、暗転丸さん、寅王さん(以上全てハンドルネーム、っていうかこのレポートに登場する人名は全部そうです)とみはえるの5人。

 が、しかし、ここで思わぬアクシデントが発生。誰もアステロイドのルールが分からない(そりゃそーだ)。しかも昔のゲームっぽくマニュアルがぶ厚いため、一から読む訳にもいかない(とはいえ、今思えば、時間はあったんだから読んでも良かったようにも思う。人に頼りっぱなしではいかんなあと反省)。
 そこで急遽ゲームを変更し、上海トレーダーを遊ぶことになりました(寅王さんと吉井さんが経験アリ)。
 結果から言うと、日本(暗転丸さん)が9万5千ドルを銀行に預けて高飛びに成功。ロシア(魚蹴さん)は空港までは来れた物の、13万ドルを預け勝利目前のドイツ(寅王さん)が雇ったヒットマンに暗殺され、そのドイツも、既に国外逃亡をあきらめたアメリカ(吉井さん)とイギリス(みはえる)の共同出資で雇ったヒットマンに殺害されるといういかにもなゲームでした^^;
 みはえるは交渉メインのボードゲームが初めてだったため、他国の良いカモになっておりました^^;。途中からなんとなくコツが分かり、他国に媚びまくって、実は資金を15万ドルまで増やしていたのですが、ゲームの途中で制限時間が来てしまった為、飛行機に乗るのに必要なパスポートを入手する余裕が無く、国外脱出ならず……。無茶苦茶はまってました。どれくらいはまってたかって、わざわざ買ってきてもらったお好み焼きを、冷え切るまで忘れてたくらい^^。むむむ、またやりたい。

 こういう交渉系のマルチゲームは、最低一人は、いわゆる「交渉」が分かっている人がいないと交渉ゲームの感覚を掴むことが出来ないと思うのですが、そうなると、初めてこれらのゲームを遊んだ人達はどうやってその感覚を掴んだんでしょうねえ?<これはマルチゲームが衰退した理由に関する重大な示唆を含んでいる(ような気もする^^;)

 他の卓は、それぞれのゲーム終了後、いくつかボードゲームをやっていたようです。
□指輪物語
 トールキンの指輪物語を題材にした、話題のドイツボードゲーム(映画合わせなのかな?)。プレイヤー全員で勝利を目指すという意味ではドラゴンランスカードゲームに通じる物があります(笑)。TRPGのエッセンスが入った珍しいボードゲームですね。
 前回のトイボックスでリクエストがあって、河嶋さんが自腹を切って買ってきたらしい。遊んでみたかったけどアステロイドの誘惑に勝てなかった(でもいずれみはえるも買うでしょう)。
河嶋「TRPGのようなボードゲームです。シナリオレスTRPGを指向する人も来ているようだし、注目ですね(笑)」
みはえる「個人攻撃を感じるんですけど(笑)」

□バトルロワイヤルカードゲーム
 テンキ(社名うろおぼえ)がデザインした同名映画のカードゲーム。しかも劇場でしか買えないらしい。いかにも企画物の香りぷんぷんですが、出来が素晴らしいそうで、河嶋さん曰く「むちゃくちゃ面白かった」とのこと。

□アステロイド
 随分昔のボードゲーム。個性的なキャラクターを選択して、コンピューターが暴走した研究所に侵入し、爆弾を設置して帰還する。詳しくは「RPGなんてこわくない」を参照。とにかくみはえるは、システムが物語まで生成するタイプのTRPGが好きで、このアステロイドも昔からどうしても遊んでみたいゲームの一つであった。今回はパッケージを見れただけでも大感激でございました(遊びたかったけど)。

□上海トレーダー
 交渉系のマルチゲーム。上海を舞台に、辛亥革命が起きる数年前からゲームがスタートする。各国の外交官であるプレイヤーの使命は、1$でも多く銀行に金を預けて、空港から高飛びすること(!)。勝利のためには他国との秘密裏の外交、同盟、裏切りが必須となる。どのマルチゲームにも言えることなんでしょうが、ルールを超えた駆け引きは、一度経験してしまうと他の遊びでは替えられない物があります(その心境に至るまでは良心の呵責に潰されそうです)。ある意味、TRPGの原点を見ました。
 サタスペの原点とも言われている(らしい^^;)。

PM 4:40
 なんだかんだで閉場時間。後かたづけをして反省会。TRPGの卓を増やしたい、スケジュールや卓の管理をしっかりすべきではという感じの案が出ていました。会の趣旨から言えばあまり気負わず遊べる空間が作りたい訳で、きっちりしすぎるのもどうか? これからも試行錯誤しましょうってなかんじで閉会。
 さて、みんなで駅まで移動して帰宅……のつもりだったけど、ここでみはえる一世一代の大失言(笑)「飲み会とかないんですね」により、突如有志による「飲みながらゲームの集い」が決定。寅王さん、Mさん、北浜さんとみはえるで、西福井の北浜さんのお家におじゃますることに。
□「飲み会とかないんですね」
 第一回のといぼっくすで、終了後飲んだという話を田中から聞いていたので、普段出来ないゲームの話が出きるかなと期待していたですが。
PM 6:00
 ビールやつまみを買い込んで北浜さんのお宅へ。Mさんが持ってきたスロットブラザーズネイバルウォーグラスを遊びました。特にスロットブラザーズが何にも考えずに遊べて良い。バーのマークが3つ並んだときとかむっちゃ盛り上がります。寅王さんと「こういうオリジナルダイスを作りたいですねー」と話してました。
□スロットブラザーズ
 APE(糸井重里が総指揮するゲームレーベル)のカードゲーム。
 セブン、バー、メロンが書かれた特殊ダイスを3つ振って、場に出されたカードに書いてあるのと同じ組み合わせを出すとそのカードを得る事が出来る。一度成功すれば繰り返しチャレンジすることが出来るが、一度でも失敗するとカードは没収される。ただし、チャレンジ時には降れるダイスが一つ増える……。細かく刻んでいくか、一攫千金を狙うか、無条件に盛り上がれる良ゲーム。とても面白かったので今度買おうと思ってます。まだ残ってると良いのだけれど……。
 糸井重里デザインのカードゲームにはこの他にも「はなまる作文ゲーム(最高に面白い)」や「エドカ(結構面白い)」などがある。

□ネイバルウォー
 アバロンヒルの海戦型カードゲーム(笑)。単純なルールだけど艦隊戦の感覚が実に良く入っている、ようだ。寅王さんは船名に一喜一憂していました^^。

□グラス
 麻薬の市場を開いて、麻薬を仕入れ(手札に保持し)、売り(場に出し)、市場を閉じて所持金を競うゲーム。売り上げと売れ残りの差が最終所持金となるので、ただ売りまくれば勝てる訳では無い所がミソ。「市場を開くカードが出るまでは市場が開けない」という恐ろしく大味なルールが良くも悪くも昔のゲームっぽい。麻袋がいいよね
PM 9:00
 ゲームが一段落して、ちょっとしゃべりモード。ガンスリンガーを皮切りにナウシカのSLGなど、ウォーゲーム話に花が咲き、ついには寅王さんとMさんが兵科記号クイズで大盛り上がりし始めたため、みはえるは楽しそうにそれを眺めてました^^(みはえるはウォーゲーム全然わかんないです)

 いろいろ参考になる話が聞けて楽しかったです。SLGは最近、鈴木銀一朗さんが音頭を取って、次々と再販される動きがあるのだそうです(こういう情報ってどこから得るんでしょうね^^;)。厚紙や型抜きをやめ、可能な限りコストを下げて、1作で100本売ることを目標にする。確かに、要は紙の固まりなのだから、それくらいでペイ出来そうな気もします。確実に買う人もいるだろうし。
 後、ガンスリンガーなどを見てると、恐ろしく秀でた発想なのに、時代の流れのせいで埋もれてしまったゲームのアイデアが多数あったのだなあと思います。現代の理論でこれらのゲームをリメイクすれば、きっと凄く面白い物に仕上がるでしょう(誰がやるんだという話もあるけど)
□ガンスリンガー
 西部劇に登場するガンマンを遊ぶ超個人戦闘級SLG。テラ・ザ・ガンスリンガーとは別の物です^^。弾込めから激鉄を下ろす所までコンマ何秒の世界をゲーム的に再現していたり、六角ヘクスから顔を覗かせるために「ヘッド」のチットがあったり、ルールの緻密さに感心するばかり。
 Mさんがこのセンスで時代劇を作れば面白いんじゃないかと言っていたけど全く同感。スロットブラザーズのロジックを組み合わせて、和風のゲームを一個デザインしちゃおうかなーとか考え中(いつ出来るのかは未定^^;)。

□ナウシカのSLG
 これがまた1ヘクス60cmレベルの超個人戦闘級だったとかで、右足と左足のチットがあり、その周りを武器チットを回転させて、その移動距離からダメージを算出したんだとか……ナウシカで? ナウシカと装甲兵などが戦ったんだそうです^^;
PM 10:30
 戦国大名プレイ開始(!!!)。この時点でMさんと寅王さんは北浜さん宅泊まり確定。みはえるは次の日用事があったのでそこで撤退しました。どーなったのかしら……。
□戦国大名
 戦国群雄割拠の日本を舞台にしたマルチゲーム。日本屈指のゲームデザイナー黒田幸広さんの代表作。最近やる機会があったのですが実に巧妙な作りをしている。はまれば抜けられなくなりそう。しかし、ルールブックや、ゲーム全体の構成がどうしても古くさいのが泣きどころか。みはえるは集中力が全く無い人なので、ちょっとでもめんどくさいルールや、長いプロセスが必要になると、すぐにあきらめてしまうのです(逆に、みはえるが把握出来るゲームなら他の誰でも大丈夫でしょう^^;)。現在友人と全面的にリメイク出来ないか検討中。
PM 12:00
 帰宅。トイボックスでは上海トレーダーしか出来ませんでしたけど(それだけでおなか一杯という説もあり^^;)、その後もいろいろ遊べてとても面白かったです。残念だったのは、河嶋さんやみなさんとゲームやデザインの話が出来なかった事ぐらいかな。まあ、そういう会では無いし、みはえるはあがり症なんでいいんですけど^^;
 主催者の皆様、どうもお疲れさまでした。

 次回は4月14日。またいこーっと。
 そろそろ参加者が一気に増えそうな予感ですが……。はてさて。

□次回
 次回はみはえるもゲーム持っていこうかな。軽めの時間つなぎの物があると良い気がするので「マンマミーヤ」とか。