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◆汚された法廷(GURPSルナル)◆
《設定》 PCのうち少なくとも一人はガヤン神官である必要があります。その他のPCは彼の仲間であるとすると、話を展開させやすいでしょう。

《導入》 ある日、ガヤン神官のPCは神殿内の直属の上司から呼び出しを受けます。別の町にいる上司の恩師から、弁護人の派遣依頼が来たというのです。 上司は昇進やボーナスを餌にして、PCに弁護人として行ってくれるように頼んできます。

《展開》 その町に着くと、入り口に依頼人の息子が迎えに来ています。依頼人の自宅へ着いた後、詳しい話を聞くことになります。
 依頼人はガヤンの高司祭で、神殿で裁判官の職務に就いていました。しかし、ある日突然、依頼人は殺人の疑いで逮捕されてしまったのです。 逮捕される前日、依頼人はある話を息子に打ち明けていました。現神殿長とその一派が、どうやら犯罪組織と結びついているようだ、 自分はそれを告発するつもりだ、と。依頼人の逮捕は告発を防ぐための陰謀だと考えた息子は、 父の無実を証明し、現神官長らの悪事を暴くために、PCの上司に弁護人の派遣を依頼したのでした。
 PC達は捜査を開始しますが、ガヤン神殿での捜査ははかどりません。依頼人の話題になると、誰もが口をつぐんでしまいます。 神殿に拘留されている依頼人との接見も制限され、会えたとしても話が核心に至る前に時間終了として外に出されてしまいます。 証拠の閲覧は許されますが、捜査したのは神殿ですから、依頼人の犯行を裏付けるものばかりです。
 町での聞き込みでも、それほど役に立つ情報は聞けません。現役裁判官が事件を起こしたということで、町の人々の依頼人に対する心証は良くありません。 ただ、依頼人に殺されたとされている男について聞けば、恋人がいたことがわかります。 しかし彼女は事件の後すぐに町を出ており、その行方は知れません。
 また、捜査を進めているPC達を、何度か襲ってくる者たちがいます。神殿長とつながりのある組織の者と思われるのですが、彼らの目的はPC達の妨害にあるらしく、 形成不利になるとすぐに撤退し、PC達になかなか尻尾を掴ませません。
 そうこうしているうちに裁判の期日は近づいてきます。
 しかし、裁判の数日前になって、殺された男の恋人が山奥の村に隠れ住んでいるという噂がもたらされます。彼女は男が殺された時に、犯人を目撃していました。 そして逮捕された人間と犯人が異なることから陰謀の存在を感じ取った彼女は、山村に身を隠していたのです。

《結末》 男の恋人を証人として法廷へと連れてくるため、PC達は村に向かいます。しかし、同様に情報を得た組織の人間(幾度かPC達を襲った者達です)が、 PC達と証人を亡き者にしようと追ってきます。
 果たしてPC達は、無事に証人を守り通し、法廷へと連れてくることができるのでしょうか? そして、依頼人の無実を証明し、現神官長らの悪事を暴くことができるのでしょうか?
 さあ、間もなく開廷です……。