![]() |
シナリオソース | | | キャラクター名前集 | | | システムレビュー | | | リンク | | | サークル紹介 |
| > ホーム > シナリオソース > メイドロボットは蒸気羊の夢を見るか? | |||||||||
| ◆メイドロボットは蒸気羊の夢を見るか?(ファンタジー全般)◆ |
|---|
| 《設定》このシナリオは蒸気機関を扱う技術を持った種族がいるファンタジー世界ならばどんなシステムにも対応できます。 《導入》PCはとある大都市の郊外で、異様な葬送行列に出くわします。行列の先頭はごく普通の喪服姿の人々ばかりなのですが、その後から傭兵、冒険者、ならず者の類がぞろぞろついてきているのです。興味を持ったPCが行列についていくと、墓場で行列は止まり、棺桶を埋める前に責任者とおぼしき人物が一通の手紙を読み上げます。 「私は発明家として財を成したが、如何なる財産も墓の中まで持っていく事はできない。そこで諸君の中で最も智恵に優れる者に、私の最大の遺産を譲りたいと思う。我こそはと思う者は東の谷にある我が屋敷まで来られたし……」 それは変わり者で有名な発明家の遺言状だったのです。 《展開》発明家の遺産に期待を膨らませて彼の屋敷に向かうと、そこにはすでに先客が多数訪れています。しかしみんな一様に怯えた表情で、今にも逃げだそうとしています。屋敷の中からは野太い男の悲鳴が聞こえてきます。それを聞いた先客達はほうほうの体で逃げ出します。 屋敷に入ろうと扉に手を掛けると、突然扉の左右からブシューッ! と熱い蒸気が噴き出して扉は自動的に開きます。これが世界初の自動ドアです。 屋敷の中は一見して普通に見えますが、いたるところに罠が仕掛けられています。シャンデリアが落ちてきたり、壁から矢が飛んできたり、床から槍が突き出したり、階段の上から岩が転がり落ちてきたり、地雷が仕掛けてあったり、肖像画の目からレーザー光線がほとばしったり……。それらの仕掛けが動く時にはかならずブシューッ! と熱い蒸気が噴き出します。また、罠には必ず解除スイッチがあり、謎かけやパズルに正解するとそのスイッチが見つかります。 さらに、熱い蒸気はことあるごとに噴き出します。ほとんどのドアは自動で開きますし(ブシューッ)、食堂に行けばテーブルのハッチが開いて自動的に食事が出てきますし(ブシューッ)、時にはメイドロボットが様々な世話をしてくれます(冷徹かつ完璧にメイドの仕事をこなすブリキ人形でぜんぜんかわいくありません。ブシューッ)。 《真相》屋敷の各所で三つの鍵が手に入ります。この鍵を使えば発明家の書斎へと通じるドアが開くのです…… 《結末》書斎の中には、「これは私の全ての発明の礎となった最も大切な発明だ。まさに私の最大の遺産と言えよう」という内容の手紙と共に、「水を一瞬にして蒸気に変えるヤカン」が鎮座ましましています。 |