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≪設定≫

時季は太陽が照りつける夏休み。

PCたちは必修の単位を前期でとり逃したため、留年が決定したダメ大学生です。

彼らにはそれぞれ、留年するわけにはいかない事情があることが望ましいでしょう。

(金が無い、親がうるさい、大手企業に内定が出てしまっている、留年すると恋人にふられる等)

≪導入≫

学部のロビーで絶望に打ちひしがれていると、教授が君達に声をかけてきます。

何でも、今夜教授が行う実験に参加し、ある条件を満たせば君達が落とした単位を認定してくれるというのです。

留年するわけにはいかない君達は、教授の実験に参加することを決めます。

≪展開1≫

夜のキャンパスに呼び出された君達は教授から実験の趣旨と単位認定の条件を説明されます。

実験の趣旨は、連続覚醒状態での人間行動の観察。

単位取得の条件は翌朝までキャンパスを出ないことと、絶対に眠らないこと、そしてこの実験のことを誰にも話さないこと。

以上の説明を終え、質疑応答が終わると、教授は自分の研究室に引っ込み、夜のキャンパスに君達を置き去りにします。

≪展開2≫

置き去りにされた君達は間もなく、自分たちを監視している奇妙な気配に気づくでしょう。

正体不明の謎の生物が常に君達を監視し、付け回し、隙を見れば攻撃を仕掛けてくるのです。

謎の生物の攻撃によりやられてしまったPCは深い眠りに落ちてしまいます。

 

謎の生物の実態については、GMが独自に考案してもよいですし

下記のテンプレートを流用してデータを作ってもよいでしょう。

 

サンプル1:

子供くらいの大きさのゼリー状生物が複数、貴方達の後をどこまでもついて来ます。

半透明なので視認しにくいです。

攻撃をかけるとき「ボヒュ」という風船から空気が抜けるような音を立てます。

 

サンプル2:

スカラベ型の小型モジュールが複数、追跡してきます。

モジュールには麻酔針が仕込まれているため、とり付かれて刺されると昏倒します。

リモコン操作の指揮機に追従して動く、統率の取れた軍団です。

≪結末≫

謎の生物から逃げ切るか、撃退するかして、無事朝を迎えることができればPCの勝利です。

生き残ったPCは無事単位を取得し、卒業することができるでしょう。

眠らされたPCは朝になった時点で目を覚まします。寝てしまったので単位はもらえません。

≪真相≫

教授が実験で知りたかったのは、連続覚醒状態での人間行動などではなく

自らが作り出した謎生物の実戦スペックでした。

 

  • GMをされる方へのコメント:シナリオによっては、PCの立場として「貧乏な大学院生」や「宿直の警備員」などを採用してもよいでしょう。  
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