What's TRPG ?
RPG(ロール・プレイング・ゲーム)という言葉は聞いたことがあるでしょう。Final
Fantasyやドラクエなど、「物語性のあるゲーム」の面白さは、やったことのある人ならよくわかっていることと思います。
それではそもそも”ロールプレイングゲームと”は何でしょう? Role
Playing Game・・・直訳すれば”役割を演ずるゲーム”です。つまり、ゲームをしていたあなたは、”ゲームの主人公の役を演じていた”のです。自覚は無かったでしょうけど。
岐阜大学RPGサークルは、コンピューターゲーマーの集団ではありません※。我々がやっているのは、コンピューターRPGではなく、「テーブルトークRPG(TRPG)」なのです。
テーブル・トーク・ロール・プレイング・ゲーム・・・例によって直訳すると、”テーブルでの会話による役割演技のゲーム”となります。ゲーム(ストーリー)をつくり、進めるゲームマスター(GM)と、GMの設定した世界の中で自由に役割を演じるプレイヤー(3〜6人)によってTRPGは成り立ちます。プレイヤー達は自分の分身となるキャラクター(プレイヤーキャラクタ、PCと呼ぶ)を作り、そのキャラクターになり代わって、GMが設定した架空の世界での冒険に挑戦します。GMは、冒険の敵役や、様々な罠や謎を用意して、プレイヤーの知力を尽くした選択を待ち受けます。そして、キャラクターの活躍を(時には失敗も)楽しみます。現実にはなかなか出会えないような、素晴らしい事を成し遂げた達成感を味わうために、GMとプレイヤーは、共に知恵をふりしぼります。このようにして出来たキャラクター達の活躍の軌跡は、時としてすばらしいストーリーを産み出します。
では、実際にどのようなことをしているか説明しましょう。GMは、(プレイヤー達に)キャラクター達がどんな状況にいるかを説明します。そしてプレイヤー達は、自分のキャラクターの役割を考えて、どう行動すべきかを考え、決断をくだします。そのときがどんな状況か、その世界がどのような世界かによって、決断の内容は変わってくるでしょう。洞窟の分かれ道を右に行くか左に行くか(後ろから追っ手の足音が・・・)、見るからにヤバそうな依頼を受けるか受けないか(あなたは金に困っている!)、敵にとらわれた仲間を助け出すべきか(キャラクターの性格設定による・・・)。プレイヤーは時と場合に応じて、様々な選択と決断を迫られるのです。
プレイヤーが決断を下したなら、その結果を決めなければなりません。繁みの中に伏せたあなたに敵は気がつかなかったか、渾身の力で振り下ろした剣は敵に命中したか、針金で鍵を開けることが出来たかどうか・・・。そういったことの多くは常識に従ってGMが判断します。しかし、偶然の要素が大きかったりすると、判断が出来ない事があります。上の例で言えば、振り下ろした剣は、自分と敵の腕が同等なら、当たるかどうかはやってみないとわかりません。鍵をこじ開ける場合、全くの素人が超複雑な鍵を開けれる筈はありません。しかし、熟練の盗賊なら、あるいは開けることが出来るかもしれないのです。このような時に使用するのが「ルール」(TRPGでは「システム」とも言う)です。いろいろな要素を数値に換算し、サイコロなどを用いて、偶然のかかわる行為の成否をそれで判断します。例の鍵開けなら、サイコロを2個振って出目の和が9以上なら成功、と言った感じです。システムは、どのような行為はサイコロをいくつ振ってどれだけの出目を出せばいいかという基準を定めているのです。選択と決断のゲームにランダム性を入れることで、その面白さはさらに増します。
TRPGのシステムには実に様々なものがあります。その総数は有名なものだけでも100を超えます。もしかしたら1000を超えるかもしれません。日本で主に使用されているのは「ソード・ワールドRPG」、「GURPS」、「トーキョーN◎VA」、「D&D」などです。これらのルールを記した本は数百円から数千円で販売されています。どのシステムを使用するかによって、プレイの内容はかなり変わってきます。市販のシステムにこだわる必要はありません。
長々と述べてきましたが、TRPGというものが少しは分かってもらえたでしょうか? もし、少しでも興味を持ったら、ぜひ、一度やってみてください。一人では出来ないので、友達を数人集めてやりましょう。GMはもちろんあなたです。GMは大変そうだと思うでしょう。確かに、GMの負担はかなりのものです。しかし、GMにはGMの楽しさがあります。もし、(TRPGを)理解してくれる仲間がいなかったら、どこかのコンベンションに出かけてみるのがいいでしょう。コンベンションとは、参加自由のTRPG会のことです。あるいは、岐阜大学RPGサークルにゲストとして参加するのもOKです。「外来の方へ」の注意書きをよく読んでもらえれば、いつでも歓迎します。
※:タテマエとしてはそうです。コンピューターゲーム好きはたくさんいますが、サークルとしての活動はTRPGオンリーです。