オランに集う冒険者達
GM:ではソードワールドキャンペーンを始めま〜す!
一同:は〜い!(パチパチパチ)
GM:君達はオラン国内の王都オランにいる。
一同:は〜い!
返事が元気なのはいいが・・・幼稚園の遠足か?(苦笑)
GM:オランの説明は特にする必要はないと思うけど・・・まあ、冒険者がよく集まる街として知られていることぐらいだね。
ルイン:冒険者としては憧れの地だよな。
GM:君達はそれぞれの故郷から、冒険者としてやっていこうと思い立って、オランの街にやって来た。
ラハード:俺様はオランに家があるけどな。
GM:君達はとにもかくにも冒険の仲間を捜そうと昼過ぎに「古代王国への扉」亭というところにやって来た。
パーン:その店って、すごく有名だよね?
ダーナ:おそらく冒険者の店としては一番じゃないですかね。
GM:まだ君達は知り合っていないよ(苦笑)。偶然にも6人が「古代王国への扉」亭へ入るところから物語は始まる。
ビネガー:同時に入ろうとするとつまるよな(笑)。
エティ:譲り合いになったりして。
ラハード:譲り合っているなら俺様はその間を入ろう。
GM:まあ、団子状になりながらもなんとかこの店の主人ラウダさんの前までやって来れた。ちなみに冒険者風の客は君達以外にいないね。
パーン:(楽器を取り出しながら)「親父、一曲弾いていいかい?」
ラウダ:「夜の方がいいんじゃないか?」
パーン:(残念そうにしまいながら)「そうだね」
ラウダ:「見たところ冒険者志願みたいだけど、仲間なのかい?」
一同:(首を振る)
ラウダ:「そうかい、冒険者という者は・・・(しばらく「冒険者とは?」という話が続く)・・・というわけで冒険は1人ではなかなかできないものなんだよ」
ダーナ:「そうなのですか・・・」
ラウダ:「そこで君達全員で6人だから、組んでみるのがいいんじゃないか?」
エティ:私もこのグラスランナーと組んでみたいですね(笑)。
パーン:え〜、何か変なこと考えてない?
エティ:(目が笑っている)全然。
ビネガー:「組むのはいいが、それによって得る利益を教えて欲しいね」
ラウダ:「君は見たところ戦士として戦えるみたいだが、罠はどうやって外すんだ?古代語魔法の力も必要になってくるだろ?」
ビネガー:「ごもっともな、意見だな」
ルイン:確かに、俺も盾となる戦士が欲しいな。
ダーナ:私も仕えるべき勇者を求めていたところですわ。
エティ:そうなのですか?
ラハード:それなら俺様だな!
一同:(笑)
どこからその自信が出てくるんだよ(笑)。
ダーナ:未来の勇者様ですね。
ラウダ:「もし仕事を一緒にして気に入らなければ、それから別れてもいいし、気が合えば続ければいいと思うが、どうかな?」
ルイン:「そうだな」
パーン:仲間は多い方が楽しいしね。
エティ:やっぱりグラスランナーの基準はそこですか(笑)。
ダーナ:しばらくの間、よろしくお願いしますね。
ラハード:そうだな。
エティ:特にグラスランナーさん。
パーン:(エティを指さして)やっぱりこの人ろくなこと考えてないよ。
エティ:そんなことないですよ。
エティはグラスランナーの研究をしているので、パーンとできるだけくっつこうとしているのです。自己紹介をして何はともあれ新米パーティの誕生です。
ラウダ:「うんうん、こうやって新しい冒険が始まるんだよな。そうだな私が君達に冒険者の心得を・・・」
ビネガー:「もういいよ、親父(苦笑)」
エティ:え〜、私、メモをとって熱心に聞こうと・・・
ラウダ:「冒険者の心得其の壱!」
エティ:(メモを取っている)「ふんふん・・・」
ラウダ:「・・・その前に宿帳に名前を書いてくれないか?」
一同:(爆笑)
ビネガー:商売上手な親父だ(苦笑)。
GM:宿泊費は1人30ガメルね。食費はだいたい10ガメル出せば満足できるね。
パーン:じゃあ、40ガメル払おう。
GM:さっき冒険者風の客はいないと言ったけど、他には商人風の2人組と執事風の服装をした男がいるよ。商人の方は何か話している。ここで「冒険者レベル(冒レ)+知力ボーナス(知力)」で振ってみて。
一同:(コロコロ・・・)
GM:10以上の人は執事風の男性が君達の方を見ていることに気づくよ。
パーン:ねぇねぇ、ルイン、あの執事さんこっちを見てるよ。
ルイン:敵か?
エティ:なんでそういう発想になるんですか(苦笑)。
GM:さらに「シーフ技能(シーフ)+知力」で。
パーン:(コロコロ)はっ!出目が4とか言ってる・・・8だよ。
GM:うん、分かった。君達はラウダさんの長い話から解放されて、丸テーブルにやっと腰を落ち着けたかと思うと、さっきの執事風の男性が君達のテーブルに近づいてくる。
ダーナ:どんな感じですか?
GM:外見は40代後半で、髪に白いものが混じっているけど、体格的には特に目立ったところはないね。
ビネガー:敵か?
ルイン、ビネガーともその考えを捨てろって(苦笑)。
執事風の男:「すいません、冒険者とお見受けしましたが・・・」
パーン:それ以外の何に見えるの?(笑)
ラハード:「あんたの名前は?」
ボフィン:「申し遅れました私はボフィンと言います」
ラハード:発音しにくい名前だ。
エティ:「何の用ですか?」
ボフィン:「私のご主人様から依頼があるのですが・・・ぜひご主人様に会ってもらえないでしょうか?」
エティ:いいですよね、みなさん?
ダーナ:そうですわね、冒険の第一歩ですから、話を聞いてみたいですわ。
ビネガー:それに懐も寂しいしな。
エティ:ところで誰がリーダーになるんですか?
ラハード:とにかく一番活躍した人じゃないか?
ビネガー:この仕事で決まるな(笑)。
ボフィン:「ではご主人様に会って下さるのですね?」
エティ:「いいですよ」
依頼人は元貴族?
GM:ボフィンは君達6人を連れて街中を歩いていくんだけど、オランに住んでいる人は「冒レ+知力」で振ってみて。
ラハード:(コロコロ)15。
GM:ラハードはボフィンが遠回りしているように思うよ。
ラハード:なるほど、気にだけは止めておこう。
ビネガー:確証はないからな・・・
そうこうしているうちに一軒の家に着きます。
ダーナ:どんな感じですか?
GM:館というよりは家だね。それほど大きくないよ。
ボフィン:(ノックして)「ご主人様、冒険者の方々をお連れしました。さ、みなさま奥へ」
ダーナ:「お邪魔いたします」
2ビネガー:家に上がろう。
GM:君達は応接間のような部屋に通される。
パーン:(キョロキョロして)これが人間の家かぁ・・・
GM:応接間の感じはカーテンが閉められていて、明かりも不十分で薄暗い感じがあるね。
パーン:暗いなぁ、カーテンを開けようかな?
エティ:(襟首をつかんで)勝手にそんなことしたらダメですよ。
パーン:むぅ、暗いのなんかイヤだな・・・
ダーナ:まあ、待ちましょう。
GM:しばらくして奥の扉が開いて、猫背で白い髭を蓄えている男性が入ってくる。
エティ:お爺さんですね。
男:(しわがれ声で)「狭いところですまないね・・・冒険者というのは君達かね?」
ビネガー:「その通りです。ところであなたの名前は?」
男:「ワシはアーセル伯爵・・・いや、今は伯爵ではないな」
エティ:「どういうことなんですか?」
アーセル:「ワシは遙か西方にある国の貴族だった。今はその地位も捨てたがな・・・」
ビネガー:あまり他人のことには首を突っ込まないでおこう。
GM:アーセルは君達の向かいの椅子に座るんだけど、ここで「冒レ+知力」で判定をして、まあ、目標値は8だから誰か気づくだろ?
エティ:みんな気づいているみたいですよ。
GM:香水のような独特の匂いをアーセルがつけていることに気づくよ。
エティ:「あの・・・香水か何かつけています?」
アーセル:「気づいたかね?この匂いはワシの好きな匂いでな・・・」
ラハード:「仕事の内容は?」
アーセル:「ある物を探して欲しいのだ」
ダーナ:「捜し物ですか?」
アーセル:「そうだ。君達に探して欲しいのは1本の剣だ」
エティ:「魔法がかかっているとか、高価な物なのですか?」
アーセル:「魔法かどうかは分からないが、価値のあることは確からしい。実はどうもワシの3代ほど前はこのオランの近くに居を構えていたらしい。そして家宝ともいわれる剣をある場所に隠したらしいのだ。なぜかはワシには分からん」
ビネガー:確かにわけの分からないことをしているな。
アーセル:「その剣のことを知ったワシは一目見ようと、老いた身体にむち打って、オランまでやって来たのだ」
ビネガー:「オランに住んでから日が浅いのですか?」
アーセル:「そうだな、この家に住んでからまだ2週間ほどだろう」
エティ:「しかし、ご先祖様が剣を隠したのは何か事情があったんではないでしょうか?呪われていたとか・・・」
アーセル:「そこまではよく分からない。家宝としての剣を一目見たくなったから、探して欲しいと頼んでいるのだよ」
ラハード:「剣の特徴とかは分かる?」
アーセル:「特徴は分からないのだが、ある場所なら分かっている」
パーン:へぇ〜、場所は分かっているんだ。
ダーナ:意外と楽な仕事かもしれませんね。
アーセル:「場所を教える前に、この依頼受けてくれるのかな?」
ビネガー:まだ答えていなかったな(苦笑)。
ラハード:「依頼料は?」
アーセル:「あまり手持ちはないのだが・・・剣を見つけることができれば、1人200ガメル払おう。しかしもし見つけることができなければ、1ガメルも払うことはできない」
ビネガー・ラハード:「必要経費は?」
エティ:ぴったり息があっていますね(笑)。
ルイン:はもっているな。
アーセル:「必要経費は100ガメルまでだな」
ビネガー:その程度だろうな。
エティ:私はパーンが受けるなら受けてもいいですよ。
パーン:僕は受けたいね、好奇心がうずくよ(笑)。
典型的なグラスランナーになりつつあるな(笑)。
ダーナ:人が困っているのですから、助けたいですね。
アーセル:「結局受けてもらえるのかね?」
パーン:「もちろん受けるよ!」
ラハード:俺様の初仕事だな。
ルイン:初仕事でいきなり失敗したくないな・・・
ダーナ:まあ、頑張りましょう(苦笑)。
アーセル:「では君達を信用して隠されている場所を教えよう。剣が隠されているのはある廃墟だ」
ルイン:廃墟か・・・
アーセル:「その廃墟の場所はここから半日ほど西に行ったところだ」
ラハード:意外と近いな。
アーセル:「廃墟にはおそらく何も残っていないだろうが、一番奥に祭壇らしきものがある。その祭壇を動かすと地下への階段がでてくるはずだ」
ダーナ:ほうほう・・・
エティ:にゅう・・・
一同:「にゅう」?(笑)
エティはグラスランナーを研究してるためか、ときどき「にゅう」といったグラスランナー特有の言葉を話すのです。
アーセル:「ワシはここまでしか知らない。後は君達が探索してくれ」
ビネガー:場所は分かっているのだから、後はシーフが活躍すれば簡単に見つけられるんじゃないか?
パーン:その地下に何も住んでなかったらね。
ラハード:なるほど、それはあるな。
ビネガー:「廃墟の地下には怪物が住み着いているとかは分かりませんか?」
アーセル:「そこまで調べることはできなかったな」
ダーナ:そうですね、オランに来て2週間と言っていましたし。
パーン:「廃墟の地下に他の冒険者がすでに入って、その剣を持っていったということもあるんじゃないの?」
アーセル:「そうかもしれないな・・・その場合はそれなりの証拠を持ってくれれば報酬は払おう。だが、私が調べたところによると、鍵というかコツがないと地下には降りることができないので、あまり心配することはないと思うが」
ビネガー:じゃあ、とにかくその廃墟に行こうか?
エティ:そうですね。
アーセル:「君達も冒険者なら分かると思うが依頼を破り、持ち逃げしようなどという気を起こさないようにな」
ビネガー:「そんなこと思っていませんよ」
GM:アーセル自身が君達を玄関まで見送ってくれて「古代王国への扉」亭への行き方を教えてくれるよ。
さすが盗賊ギルド(byパーン)
ビネガー:パーン、盗賊ギルドでアーセルについて調べていてくれないか?
パーン:分かったよ。
ラハード:とりあえず一度「古代王国への扉」亭に戻ろう。
ダーナ:そうですわね。
GM:君達が「古代王国への扉」亭に戻ると、夕暮れ時ということもあって冒険者風の客がそこそこいるよ。
パーン:とりあえずご飯を食べたいな。
ダーナ:そうですわね。
エティ:保存食を買っておきません?
ラハード:そうだな、どれくらい買っておこうか・・・
ダーナ:ラウダさんに聞いてみるのが一番いいと思いますわ。
エティ:「ラウダさん、保存食はどれくらい持っていけばいいですか?」
ラウダ:「どんな仕事かにもよるが、往復日数に3日分を足したくらいだな」
ラハード:1日3食だから1日21ガメルか・・・
パーン:「ラウダさん、僕達、西にある廃墟に行くことになったんだけど、何か知らない?」
ラウダ:「おそらくあそこの廃墟のことだろう・・・ああ、知っているよ。元はどこの神のかは分からないが神殿だったらしい」
ダーナ:「邪神ですか?」
ラウダ:「いや、違うらしい。だが今は建物も壊れてしまっているがな」
ダーナ:「何か住んでいる可能性はありますか?」
ラウダ:「まあ、ゴブリンの類が住み着いているかもしれないな。駆け出しの君達にはちょうどいいんじゃないか。私以外にも先輩の冒険者にエールの1杯でもおごって話を聞くのも大切なことだぞ」
ダーナ:じゃあ、周りの先輩方に話を聞きに行きましょうか。
パーン:そうだね。
エティ:グラスランナーの方が行くなら私もついて・・・
パーン:来るんじゃないよ。
ラハード:エティ、監視した方がいいのか?
エティ:監視というより研究ですね。
一同:(笑)
パーン:僕は研究対象じゃないよ(ため息)。
ビネガー:パーン、情報を集めるのはいいが、ちゃんとアーセル伯爵のことも聞いておいてくれよ。
パーン:分かってるって。適当な冒険者にエールをおごって・・・
冒険者:「お?すまねえな。ありがたく頂こう。で、何が聞きたいんだ?」
パーン:「西の廃墟があるよね?あそこに行ったことある?」
冒険者:「俺も昔は行ったもんだ。見つかった頃は地下があるとか騒がれもしたが結局見つからなくてな、行っても何もないと思うぜ。まあ、あんたらみたいな駆け出しには釣り合ってるよ」
エティ:なんかバカにされているみたいですね。
ダーナ:無駄な争いはやめにしましょう。
エティ:ここは我慢しよう。
パーン:「最近、ゴブリンが住み着いたとかいう話は聞いたことない?」
冒険者:「さあ、知らないな・・・ああいう奴等はどこにでも住み着くから何とも言えないな」
パーン:この冒険者はどれくらいのレベルかな?
GM:君達よりは上だろうね。
ビネガー:そりゃ、そうだろ(苦笑)。
パーン:「アーセル伯爵とかボフィンていう名前を聞いたことある?」
冒険者:「さあ、聞いたことないね。心配なら盗賊ギルドあたりで聞いてみたらどうだ?もちろん金が必要だがな・・・」
パーン:「ありがとう」ついでにラウダさんにもアーセル伯爵について聞いてみよう。
ラウダ:「さあ、私は聞いたことがないな・・・調べたければ自分で調べてみればどうかな?」
ダーナ:あまり頼りにはなりませんね。
エティ:まあ、ラウダさんも全部のことを知っているわけじゃないでしょ。
パーン:やっぱり盗賊ギルドかなぁ・・・
ラハード:ところでパーンはギルドの会員なのか?
パーン:うっ!
冒険に出たところだから多分、入っていないだろうね。けっけっ、また金がなくなるぞ。
エティ:とりあえず挨拶に行くということでいいんじゃないですか?
パーン:そういうことにして、行こうか。
エティ:「行こうか」と言っても、パーンしか入れないよ。
GM:そうだね、基本的に盗賊ギルドにはシーフ技能を持っていないキャラクターは入れないことにしているからね。
パーン:じゃあ、僕1人で行こう。
ダーナ:行くのはいいのですが、情報料はどこから出るのですか?
ラハード:必要経費から出るんじゃないか?
そんな簡単に必要経費は出ないって・・・(苦笑)
ビネガー:私達に払うことはできないぞ。(←金がほとんど残っていない)
エティ:まあ、とりあえず私が出しておきます。
パーン:僕はすでに行ってるよ(笑)。
GM:盗賊ギルドは「常闇通り」にある酒場の裏にあるんだが・・・
パーン:「こんちは〜!!」
受付:「そう叫ぶな、グラスランナー(苦笑)」
一同:(笑)
受付:「そう叫ばなくても分かる。とりあえず新顔だな」
パーン:「今日、このオランに着きました。よろしく〜」
受付:「年会費500ガメルか年収の10%の高い方を納めてもらおうか」
パーン:金貨10枚で払うよ。
GM:パーンは情報屋の部屋に通される。そこにいるのは灰色のローブを目深にかぶっている人物だね。
情報屋:「何が聞きたいお嬢さん」
パーン:はっ!一目で分かったの?
パーンは女の子ですが、男の子ぽい格好をしているのです。まあ、グラスランナーに男も女もあまりないような気がするんですが・・・
ビネガー:女の子だったのか・・・
エティ:仲間でさえ分かっていなかったのに、さすが情報屋ですね(笑)。
パーン:「最近西から来たというアーセル伯爵という男を知らない?」
情報屋:「100ガメルだな。アーセル伯爵もボフィンも聞いたことある名前だ。確か西方の貴族とか言っていたな・・・私の知っているのはそこまでだ」
パーン:(首を傾けて)「それ以外は?」
情報屋:「ないね。知っているかと聞かれたから、答えただけだ」
パーン:それで100ガメルかぁ・・・悔しいなぁ・・・
情報屋:「他に聞きたいことはあるかね?」
パーン:やっぱり怪しいよねぇ・・・でもどう聞けばいいか分からないなぁ。いいや、ここは一度帰ろう。
エティ:どういう情報を手に入れました?
パーン:あまり収穫なかったね。
ダーナ:払い損とかですか?
パーン:・・・金貨が年会費で半分に減ったかな(苦笑)。
盛り上がるポーカー大会
GM:君達は「古代王国への扉」亭にいるんだよね?そろそろ日が暮れて客も入り始めている。
ビネガー:隣のテーブルとかの人とポーカーでもしていよう。
パーン:こっちは演奏でもしていよう。
GM:演奏はバード技能の2乗×2Dのガメルがもらえるよ。
パーン:(コロコロ)わ〜い!12ガメルもらった!
ダーナ:私は食事を早々と切り上げて部屋に入って祈りを捧げておきますわ。
GM:ポーカーをするんだら、まともにするんであれば冒レ+知力を基準値にしよう。
ビネガー:まともにしないのであれば?
エティ:ばれたら怖いですよ。
ラハード:そうだな、やめた方がいいと思うな。
ビネガー:やめておくよ(苦笑)。
GM:(コロコロ)なんとか4人くらい集まった。
ビネガー:とりあえず20ガメルほどかけようか。
・・・こうしてポーカー大会が始まりました。
GM:(コロコロ)13だよ。
ビネガー:(コロコロ)負けてしまった。
客:「もう一勝負するかい?」
ビネガー:「おう!」
エティ:そうやって私が貸したお金が消えていくのですね。
一同:(爆笑)
GM:ところで他の人は?
パーン:飲んでる、飲んでる(嬉)。
エティ:私は部屋で「グラスランナーについて」というレポートをまとめています(笑)。
ビネガー:「さあ、続きをしようぜ!」
客:「じゃあ、次は50ガメルだな」
一同:おお〜!
ビネガー:「・・・それはおりるぜ」生活できなくなる(苦笑)。
ルイン:「じゃあ、俺が行こう」
客:(周りを見て)「他の奴等もおりたみたいだな、さしで勝負か」(コロコロ)10。
ルイン:(コロコロ)11だ。
客:「お前の勝ちだな。じゃあ、50ガメル払おう」
ビネガー:ルイン、じゃあ勝負しよう(笑)。
ルイン:せこい奴だ(苦笑)。
その後、ビネガーは100ガメルの勝負に勝ちます。
客:「兄ちゃん、明日もいるんだろうな?」
ビネガー:「いつでも待ってるぜ」
ラハード:やるな、ビネガー。
客:「ビネガーか・・・名前を覚えておくぜ」(宿から出ていく)
一同:(爆笑)
パーン:名前を覚えられたよ(笑)。
ルイン:背後から襲われたりするかも。
GM:さすがにそれはしないって(苦笑)。翌日になるけどいい?
一同:いいよ!
元気だなぁ・・・
ビネガー:あぁ、昨日は飲み過ぎたな。
GM:じゃあ、8を目標値にして二日酔いの抵抗をしてもらおうか(笑)。
ラハード:いらんことを言うから。
ダーナ:これから冒険に出ようというのに何ということですか(苦笑)。
ラウダ:「さあ、君達にとって初めての冒険に出るんだろ。用意はいいのか?」
ダーナ:「大丈夫ですよ」
ラウダ:「水袋の水がもれていないか?」
パーン:僕らは幼稚園児か?
一同:(笑)
ラウダ:「君達が行く廃墟はここから半日の所にあるから、廃墟で2日過ごすとしても4日で帰れるだろう」
エティ:1日3食ですから・・・
ルイン:21ガメルで5日分買うとして、105ガメルだな。
ビネガー:また貧乏に戻ってしまった(苦笑)。
ラハード:確かに・・・
ビネガー:後で必要経費としてもらわないと・・・
ダーナ:あれ?必要経費は1人100ガメルまでだったはずですわ。
GM:そうだよ。
ビネガー:え!?もうオーバーしている・・・
一行(特にビネガー)は文句をブツブツ言いながらも保存食を買い込んで、旅の準備をします。
ラハード:よし、じゃあ行こうか!
エティ:いいですよ。
GM:君達はオランの西の門を出て、街道を歩いていくんだけど・・・オランの西にはエレミアという街がある。まあ、約3週間もかかるみたいだから今の君達には関係ないけどね。
エティ:そのうち観光しに行こう。
パーン:とにかく今は目的の廃墟に向かおう。
GM:はいはい。では街道をちょっと外れた道をしばらくいって森の中に入る。
ラハード:迷わないか?
GM:獣道があるからまあ、大丈夫だと思うよ。
ビネガー:(威張って)森の中は私のホームグラウンドだな。
レンジャー1レベルでそんなに威張るなよ(苦笑)。
ラハード:隊列はどうする?
エティ:ここは森の中ですからレンジャーが前の方がいいですね。
パーン:じゃあ、1列目はラハードとビネガーだね。
ビネガー:イヤだな、私は本来学者なんだが・・・
エティ:ファイター技能持っている人が文句を言わないで下さい(苦笑)。
ダーナ:2列目が私とエティですわ。
ルイン:最後尾が俺とパーンだ。
リーダー決定?
GM:しばらく森の中を行くんだが、ここで不意打ちチェックをしてくれる?
ビネガー:(コロコロ)1ゾロ!
このキャンペーン初の1ゾロはビネガーでした(笑)。
ダーナ:(コロコロ)13ですわ。
GM:(コロコロ)じゃあ、不意打ちはないね。ゴソゴソと茂みから音がしたかと思うと・・・目標値6の知名度チェックを。
一同:分かった。
GM:ジャイアント・スパイダーが3体現れる。モンスターレベルは1で、糸を吐き出してくる以外は特に怖い攻撃はないね。
エティ:クモぉ!?
どうやらエティはクモが嫌いなようです。
ダーナ:しかも3体もですか?
GM:どうやら空腹のようで口を不気味に動かしながら君達の方に向かってくる。そこそこの広さがあるので十分広がることができるよ。敏捷度25のパーンから。
ラハード:25てすごいよな。
1ラウンド目・・・
パーン:ダガーをAに投げようか・・・でも3匹もいるからなぁ・・・接近して攻撃(コロコロ)15!
GM:ジャイアント・スパイダーの回避点は9ね。
パーン:(コロコロ)5発、カーンとか言う?
GM:いやグシャッと刺さって体液を吹き出すけど、まだ動いてる。
ダーナ:う〜ん、イヤな描写ですわ。
ビネガー:バッソで傷ついているAに攻撃(コロコロ)1ゾロ!2回目だよ(苦笑)。私としたことが力んでしまった。
ルイン:魔法を使うこともないな、見ておこう。
ラハード:Aに攻撃(コロコロ)当たって・・・(コロコロ)クリティカル!
一同:おお!
エティ:いきなりですね。
ラハード:15発!
GM:それはジャイアント・スパイダーAは真っ二つになった。
ビネガー:私の獲物が・・・
ダーナ:あまり無用な戦いは好まないのですが、Bの前に行って攻撃しますわ(コロコロ)外れましたわ。
エティ:スリープクラウドを使いたいですけど・・・
GM:接近戦をしてるところに使うと、両者とも入ると思ってよ。
エティ:1匹だけですかぁ・・・じゃあ、応援しておきます、ピッピッピ・・・(三三七拍子をうっている)
一同:(笑)
GM:ではBは目の前のダーナに牙で攻撃、こっちの攻撃点は8ね。
ダーナ:(コロコロ)それはよけましたわ。
GM:Cはそのまま前進していって・・・
エティ:え?そうなのですか?
GM:Cの前に誰かいた?
ラハード:そういや、そうだな。
この辺のマスタリングはちょっと厳しいかもしれませんが、プレイヤー6人ともベテランですのでこういう対応をとっています。
GMとしてはもうちょっと無駄のない動きを期待していたのですが・・・
GM:(コロコロ)ルインに噛みつきにいったよ。
ルイン:平目なのに・・・(コロコロ)当たった。
GM:牙が食い込んで6点のダメージ。
ルイン:結構痛いな。
2ラウンド目・・・
パーン:ルインに噛みついているCに当たって3点。
GM:それは硬い皮膚にはじかれる。やはりグラスランナーは当たってからがしんどいよな。
エティ:壁には最適なんですけどね(苦笑)。
ビネガー:私もルインを助けに行こう(コロコロ)外れた。
ルイン:頼むぜ。
ビネガー:一応、これでも貸しだな。
一同:(苦笑)
ルイン:目の前のCにウィル・オー・ウィスプを(コロコロ)14。
GM:それは抵抗できないね。
ルイン:(コロコロ)5点だ。
GM:それでは倒れないな。
ラハード:Bに当たって(コロコロ)ダメージで1ゾロだ。
パーン:それって10点入りませんよね?
GM:そうだよ。
ラハード:無意味な1ゾロだ(苦笑)。
ダーナ:Bに当たって(コロコロ)7点。
GM:よろけたけど、まだ倒れない。
エティ:ルインが危ないから、エネルギー・ボルトをCに(コロコロ)11。
GM:ジャイアント・スパイダーの抵抗値は7しかないからねぇ。
エティ:(コロコロ)あれ?プスプス・・・(←1ゾロだったらしい)
GM:BはラハードにCは相変わらずルインに噛みつく。
ラハード:(コロコロ)よけた。
ルイン:よけれない・・・また6点来るのか。
パーン:僕も攻撃しているのに無視された(笑)。
3ラウンド目・・・
パーン:当たって(コロコロ)回ったぁ!
ダーナ:シーフの本領発揮ですわね。
パーン:(コロコロ)また回ったぁ!!22発!
エティ:にゅう〜(←「すごいねぇ」と言いたいらしい)
GM:もちろん、Cはピクリとも動かなくなった。
ビネガー:リーダー決定だな。私はBに9点。
GM:それでBも倒れて、足をピクピクさせていたかと思うと、パタッと動きが止まった。
ビネガー:よし撃墜数1だな。
エティ:ルイン君、傷は大丈夫ですか?
ルイン:半分ぐらい行ってるな(苦笑)。
ダーナ:キュアー・ウーンズを(コロコロ)全快していますよ。
罠にはまったラハード
GM:ジャイアント・スパイダーを倒してさらに森の奥に行く途中で・・・
ルイン:また何か出るのか?
GM:「レンジャー+知力」で足跡チェックをして。
ダーナ:13。
ビネガー:15。
GM:その2人は分かるけど、ごく最近の足跡が見つかる。
エティ:森の木こりさんですかね・・・
パーン:大きさとかは?
GM:靴は履いているみたいで、大きさはごく普通だね。誤解しないで欲しいのは他にも足跡はあるんだけど、その足跡だけがごく最近につけられたものだったので、目立っただけだよ。
ビネガー:どちら側に向かっている?
GM:君達がこれから向かう方向。
エティ:遺跡の方向ですね。
ビネガー:誰の足跡だろう・・・
ラハード:確かに気になるな。
パーン:あまり気にしてもしょうがないよ、サクサク行こうよ。
エティ:そうですね。
いいなぁ、お気楽で(笑)。
GM:またしばらく歩いて昼過ぎに目的の廃墟のある広場に出くわす。
エティ:やっと着きましたね。
ダーナ:でもここからが本番ですわ。
ビネガー:ツタとか生えてるのか?
GM:そうだね、ほとんど壊れていて、ところどころに柱や壁の一部が残っているだけという状態。
ルイン:完全に壊れているな。
GM:アーセル伯爵の言っていた祭壇はすぐに見つかる。
ビネガー:よし、早速調べようではないか。
ラハード:そうだな。
GM:まあ、調べるのではなく、動かせばいいんだけど・・・
エティ:じゃあ、パーン君お願いします(笑)。
パーン:なんで、僕なの?(苦笑)
GM:動かすには「冒レ+筋力」で目標値は13ね。別に誰かが手を貸してもいいよ。
ビネガー:とりあえず私が1人でやってみよう(コロコロ)ちょうど成功だな。
ラハード:やるな。
GM:ガガガと壊れそうな音を立てて、祭壇が動いて下への階段がポッカリと現れる。
ラハード:よし、行こうか。
ダーナ:ちょっと待って下さい。誰かが先に入っていったような雰囲気はありませんか?
GM:ないみたいだね。
ラハード:隊列は、ビネガーとパーンが入れ替わればいいだろ。
ビネガー:そうだな。
GM:じゃあ、その隊列でいくことにするよ。階段の先は真っ暗で明かりが必要だと思うよ。
エティ:後ろで私がランタンをつけましょう。
ビネガー:じゃあ、私の松明をラハードに渡しておこう。
エティ:戦いになれば落とせばいいでしょう。
GM:いいよ、それで。明かりがつくと中の様子が分かるけど、壁などは石で出来ていて、所々にちょっとしたひび割れなどがあるね。まあ、崩れるほどじゃないけど。
ビネガー:誰かが住んでいる様子は?
GM:そうだねぇ・・・特にそんな感じはしないよ。
パーン:通路の様子はどうなの?
GM:君達は階段から下りてきて小部屋(@)にいるんだけど、正面には鉄製の扉がある。扉は片開きの鉄製で少し錆が浮いている。
ラハード:誰かが探索したような跡がある?
GM:ないね。
パーン:聞き耳(コロコロ)10だよ。
GM:何も聞こえないね。
パーン:次は罠(コロコロ)12。
GM:ないと思うね。鍵もかかっていないね。
パーン:鍵はかかってないよ。
ラハード:じゃあ、開けようか。
GM:廊下がしばらく続いて途中で左手に扉が1つある。廊下の突き当たりにはちょっと大きめの両開きの扉ね。
エティ:先に小さいところからチマチマとつぶしていきましょうか。
ラハード:そうだな。
パーン:じゃあ、左手の扉の前で聞き耳(コロコロ)10、低いなぁ・・・
GM:何も聞こえないよ。
パーン:罠発見(コロコロ)調子悪いよ、9。
GM:それは見つかるな、ノブを回すと針が飛び出してくる罠が見つかる。解除の目標値は7ね。
パーン:(コロコロ)余裕♪
GM:じゃあ、カチッと音がして罠が外れるけど、鍵もかかってる。目標値は8ね。
パーン:(コロコロ)10、開いたよ。ラハード開けて。
ラハード:開けよう。
GM:部屋(A)の奥には鉄製の箱が置かれているよ。
エティ:あからさまで怪しいですね・・・
ラハード:(話を聞かずに)勇気を持って開ける!
ダーナ:もう開けたのですか!?
GM:(唖然として)それは不意打ちだな(苦笑)。
パーン:ラハードはもうちょっと慎重に行動した方がいいよ(笑)。
GM:箱がガキッと噛みついてくる。回避はペナルティをあわせて14ね。
ラハード:できるかな(コロコロ)おお!できた!
エティ:セージチェックは15です。
ビネガー:こっちは3回目の1ゾロだ。
GM:13以上で分かる。チェストイミテーターていう名前で、モンスターレベルは2ね。
ラハード:大したことないな。
パーン:攻撃するけど回避は?
GM:10ね。
パーン:じゃあ、当たって4発。
GM:ガキッと鈍い音を立てるけど効いていないみたい。
ビネガー:遠くからロングボウで射って7点。
GM:矢がシャクッと刺さるけどまだ動いている。
ルイン:ここは待機だ。
ラハード:噛みつかれそうになった仕返しを(コロコロ)当たって12発。
GM:かなり壊れてるけど、まだ動いてる。
ダーナ:じゃあ、私が6ゾロで当てて(コロコロ)6点。
GM:それは止まる。
エティ:防御専念です。
GM:チェストイミテーターがダーナに箱の中から腕を出して殴ってくる、回避の目標値は10ね。
ダーナ:(コロコロ)同時ですからかわしていますわ。
2ラウンド目・・・
パーン:もう1回攻撃!5発!
GM:やはりグラスランナーは非力だな。
エティ:バカにするなぁ!(怒)
なんでエティが怒る?・・・あぁ、グラスランナーのことを研究しているから?
ビネガー:ヒュンと弓で(コロコロ)8点。
GM:バキバキと音がして箱は動かなくなる。崩れた箱の中からキラキラ光る物が出てくる。
ルイン:見てみよう。
GM:300ガメルほど・・・
一同:おお〜!
GM:それと青い宝石が1つ。
エティ:鑑定は(コロコロ)9ですけど、分かりませんね?
GM:そうだね。
ビネガー:私も見てみよう(コロコロ)15。
GM:魔晶石、中に精神力が蓄えられていて呪文を使うときに代わりに使える石。ちなみにこの魔晶石は2点分ね。
エティ:少し低いですね・・・一応、私が持っていていいですか?
ルイン:それでいいだろ。
ダーナ:とにかく300ムーナを分けておきましょう。
パーン:さて一応探してみるけど(コロコロ)12だけど何か見つかる?
GM:チェストイミテーターの残骸くらいしかないね。
一同:(苦笑)
謎の装置
ラハード:廊下の奥に行ってみよう。
エティ:また聞き耳からお願いしますね。
ビネガー:まるで道具だな(笑)。
パーン:何か言った?
ビネガー:気のせいだろ。
一同:(苦笑)
パーン:それならいいけど(コロコロ)14で聞き耳。罠発見を9で。
GM:何も聞こえないよ。罠もないと思うけど鍵がかかっている。
パーン:鍵を開けよう(コロコロ)11だよ。
GM:開くよ。
パーン:みんな、開いたよ。
ラハード:よし!中に入ろう。
GM:中は比較的広く、奥の方に何か装置のような物がある。説明するのが難しいんだけど、ゼンマイ仕掛けのような物だと思って。
ダーナ:なんでしょうねあれは?
GM:手前の床には50p四方の箱があって、上にコインを入れるような細い穴が開いている。
ダーナ:貯金箱みたいですね。
GM:そんな感じ。で、貯金箱より後ろの方にはポッカリと長方形の穴が開いている。大きさ的には貯金箱よりでかいね。
ビネガー:なんなんだ?正常に動くのか?
GM:どう動くは分からないけど、とりあえずは壊れていないみたい。
ビネガー:ロープの先に重りをつけてゆっくり穴に沈めてみる。
GM:6メートルほどの所で何かにコツンと当たる。
ラハード:次はロープの先にランタンをつけて降ろしてみよう。何か分かるか?
GM:穴にすっぽりおさまっている鉄製の箱が見える。
ルイン:穴自体にはまっているわけか・・・
GM:そうだね、穴ギリギリにはまっている感じね。
パーン:装置を調べてみたいなぁ・・・
GM:罠とかを調べるのならシーフね、装置の構造や使い道を調べるのならセージね。
ビネガー:腕の見せ所だな。
エティ:(コロコロ)にゅう、8です。
ビネガー:私がやろう(コロコロ)10だ。
GM:分からないね。
エティ:仕方がないです、センスマジックを。
GM:光らないね。
ビネガー:貯金箱を動かしてみようとするけど動く?
GM:動かないね。
パーン:ひょっとしてこの箱自体が沈んでいくんじゃないかな?
ビネガー:そうか、ちょっと下に押してみよう。
GM:沈みそうだけど沈まないね。
パーン:罠とかないか調べてみよう(コロコロ)14。
GM:罠はないと思う。ついでにその貯金箱は動くとすれば下の方向かなということが分かった。
ビネガー:おいおい、金がなくなる考えが現実味を帯びてきたな(苦笑)。
GM:それとパーンが調べて分かったんだけど貯金箱に何か文字が書かれている。
エティ:私で読めますか?
GM:下位古代語覚えてる?なら「宝を欲すれば、それに見合うものを・・・」と刻まれている文字を読める。
ビネガー:やっぱり金がなくなりそうだな・・・
エティ:1ガメルほど入れてみますけど?
GM:チャリンと音がしてびみょう〜に沈む。
エティ:次は9ガメル入れてみます。
ダーナ:私は穴の方をランタンで照らしてみてみますわ。
GM:じゃあ、エティが9ガメル入れると貯金箱が少し沈んで、穴の奥にある箱が少し上がってくる。
ビネガー:ダメだ、まったく金がなくなる(苦笑)。
エティ:次は40ガメル入れてみます。
GM:結構箱が上がってくる。
エティ:これで私は50ガメル入れましたよ。
一同:(苦笑)
パーン:じゃあ僕も50ガメル入れよう、チャリンチャリン♪
ダーナ:・・・50ガメルは痛いですから40ガメルじゃだめですかね?
エティ:さっきのチェストイミテーターの300ガメルを入れてみましょうよ。
ダーナ:そうですわね・・・じゃあ、50ガメル入れますわ。
結局、他の面々も50ガメル(計300ガメル)を貯金箱の中に入れますが・・・
GM:貯金箱はかなり沈むし、穴の箱は上がってくる。そうだねぇ・・・後200か300ガメルってとこだかな(笑)。
一同:・・・
ダーナ:もう出ませんわよ(苦笑)。
エティ:(ルインのキャラクターシートを見て)ルイン君、お願いします。
ルイン:・・・(苦笑)
ダーナ:(箱の前で)困りましたわね、後少しなのに・・・(と言ってルインの財布を見つめる)
エティ:そうですねぇ・・・(同じくルインの財布を・・・)
一同:(笑)
ルイン:しかたない入れようか。
一同:おお!
ビネガー:一気に入れるのは危険だからちょっとずつ入れたほうがいいな。
ルイン:分かった、とにかく上がってくるまでいれよう。
GM:じゃあ、後250ガメル入れると穴の中から箱が出てきて取れるようになるよ。
ラハード:やっとか。
ビネガー:中身がそれだけの価値がなかったら切れるよな。
GM:箱は鉄製ね。
パーン:じゃあ罠を調べるよ(コロコロ)13。
GM:13?罠が見つかるよ、不用意に開けると中からガスが吹き出す仕掛けだね。
ダーナ:私は扉の方に警戒しておきますわ。
パーン:13で解除。
GM:うん、できたよ。鍵もかかっている。
ビネガー:厳重だな。
パーン:(コロコロ)10だよ。
GM:ピンと音がして箱が開いていく。中には綺麗に装飾されたブロードソードが1本入っている。
パーン:これかな?
ラハード:シャキン!!
ルイン:暴走してるな(苦笑)。
ビネガー:鑑定してみたいが(コロコロ)13だが。
GM:実戦向きではなく、装飾が施された飾り物だということが分かる。しかもその装飾のほとんどがイミテーションで・・・
エティ:実質的な価値はないと?
GM:せいぜい100ガメルくらいかな。
ラハード:最悪だな。
パーン:あ〜あ・・・
GM:ついでに言っておくと100ガメルで売れるのではなくて100ガメルで買うんだよ。
ラハード:もっと最悪だな。
一同:(苦笑)
ベアハッグ!!
ビネガー:この剣にはもっと他の意味があるのかもしれないな・・・鍵とかの・・・
パーン:そぉ?そんな風には思えないけどなぁ・・・
ビネガー:でもそういう風に思いたいんだよ(苦笑)。
ラハード:他に何かないか捜索してみよう。
パーン:(コロコロ)8だよ。
ビネガー:お?11だ。
GM:平目の方が高いな(苦笑)。けど何もないね。
エティ:もう帰りましょうか・・・
ビネガー:くっそ〜、私の金が!
ルイン:確かにこの出費は痛いよな。
ビネガー:部屋の壁に何か壁画みたいなのはないのか?
GM:神を描いている絵ならいくつかあるけど、それもあまり目立つようなものでもないね。
ビネガー:箱には子孫に向かってのメッセージとかなかったのか?
GM:いや、ただの粗末な鉄製の箱だね。
パーン:はい!はい!はい!!
一同:?
パーン:二重底!!(コロコロ)9・・・(泣)
GM:見つからないね。
一同:はぁ〜(ため息)
ビネガー:正面の壁とか調べてみよう。何かこの装置の仕掛けがどこかにあると思うんだが・・・
パーン:(コロコロ)12だよ。
GM:何も見つからないね。
エティ:仕方ないですね、帰りましょう。
ルイン:剣は俺が持っておこう。
ラハード:後はこの剣をアーセル伯爵に渡せば依頼は終わりだな。
GM:君達の遺跡から出るくらいには夕方になっているよ。
ダーナ:夜にあの森を抜けるのはイヤですわね。
エティ:そうですね。
ルイン:さっきもクモがいたしな。
ラハード:そうだな、じゃあ、遺跡の中で一晩休もうか。
ビネガー:一応遺跡の中は探険したし、見張りを立てておけば大丈夫だろう。
ラハード:三交代だな。隊列通りの三交代でいいんじゃないか?
ビネガー:戦士がコンビを組むのはまずいだろ?
ダーナ:そうですねわね。
しばらく見張りの順番のことで相談して・・・
GM:一直目が?
ビネガー:私とダーナだ。
パーン:次が僕とラハードだよ。
エティ:最後が私とルイン君です。
GM:(コロコロ・・・)何事も起こらず次の日になるよ。
ルイン:良かった。
エティ:チュンチュンチュン・・・(←鳥の鳴き声らしい)
ビネガー:意気揚々と帰ろうか。
GM:では帰りの森の中を君達が歩いていると・・・
ビネガー:また何か出てくるのか?
GM:木々の間から1頭の巨大な・・・目標値6の知名度チェック。
一同:(コロコロ)成功。
GM:グリズリー!
エティ:熊さん♪熊さん♪
いや・・・そんなに軽々しいもんでもないんだが・・・
GM:爪2発が当たるとベアハッグをされるよ。
ラハード:食らわないようにしよう。
1ラウンド目・・・
GM:回避は10ね。
パーン:(コロコロ)余裕だよ、回れ!!(コロコロ)回った!
一同:おお!
ビネガー:さすがリーダー。
パーン:(コロコロ)終わった。
ダーナ:短かったですね(苦笑)。
パーン:7発。
GM:それは厚い毛皮に止められるな。
ビネガー:え?7発で止まるのか・・・こっちは(コロコロ)1ゾロ!
ルイン:シェード!(コロコロ)12!
GM:抵抗は破った。
ルイン:7発。
GM:闇の精霊にぶつかられてよろめくけどまだ倒れない。
ラハード:(コロコロ)7は回避だな。
ダーナ:行動を遅らせます。
エティ:ラハードにエンチャントウェポンをかけます。
う〜ん、順序が逆だよな・・・
GM:グリズリーの攻撃は(コロコロ)ラハードに牙!爪!爪!
ラハード:3回も来るんか!
GM:10、11、11で回避。
エティ:ボディプロテクションのほうが良かったですね。
ラハード:(コロコロ)当たった(コロコロ)当たった(コロコロ)当たったぁ!!
一同:・・・(苦笑)
GM:12発、11発、11発ね。
ダーナ:生きていますか?
ビネガー:鎧がどれだけ止めてくれるか・・・
ラハード:うわぁ!!残り2点!!
ルイン:何とか生きてるな。
GM:だけどラハードはベアハッグされてるから、次のラウンドに締め付けられるよ。
ダーナ:遅らせていたので、私がラハードにキュアーウーンズを(コロコロ)9点回復ですわ。
2ラウンド目・・・
パーン:(コロコロ)当たっただけだよ。
ビネガー:弓で攻撃したいんだが、仕方がない接近して斬りつける(コロコロ)12。
GM:当たってる。
ビネガー:(コロコロ)8点。
GM:チクッと来たな。
ルイン:もう1回シェード(コロコロ)11!
GM:破ったよ。
ルイン:10発!
GM:巨体がグラグラと揺れているけどまだ立ってる。
ラハード:締め付けから脱出するには?
GM:君の「冒レ+筋力」とこっちの「モンスターレベル+2D」の勝負。
ラハード:11!
GM:(コロコロ)6ね。ラハードは締め付けから脱出できたけど、それで行動は終わりね。
ダーナ:ラハードにもう1回キュアウーンズを(コロコロ)6点回復ですわ。
ラハード:これで大丈夫だ。
エティ:私は全力防御です。
GM:牙がパーンにいって、ビネガーとラハードに爪が飛ぶ!
ビネガー:かわした。
ラハード:(コロコロ)何とかかわした。
パーン:(コロコロ)余裕だよ。
やっぱりグラスランナーなんて攻撃するもんじゃないな(苦笑)。
ダーナ:次のターンにシェードが飛んで終わりですわね。
3ラウンド目・・・
パーン:てやぁ!!(コロコロ)ダメっす・・・
ビネガー:(コロコロ)当たって回って12点。
GM:ザクザクと斬りつけるけど立ってる。
ルイン:シェード!(コロコロ)抵抗は破れなかったけど6発!
GM:それでグリズリーでズズーンと音を立てて地面に倒れる。気絶しているだけどね。
パーン:ヒーローはルインだね。
ビネガー・ラハード:熊の毛皮を・・・
ダーナ:これ以上の無益な殺生はしないで下さいよ!(怒)
ラハード:怖いな(苦笑)。
「人間の風上にも・・・」
GM:グリズリーと出会った以外は何もなくオランの街に到着する。
エティ:アーセル伯爵の家に行きましょう。
ラハード:そうだな。
GM:ではオランの街に入ってアーセル伯爵の家の前に着くよ。
エティ:「(トントン)アーセルさん」
GM:・・・返事がないね。
パーン:あら?
ラハード:強めにノックしてみるけど?
GM:いや、やはり返事はないね。
エティ:開けてみるけど・・・
GM:鍵はかかってないみたいで扉は開くよ。
エティ:「スイマセ〜ン(中に入っていく)」
GM:「冒レ+知力」で。
エティ:(コロコロ)14。
GM:応接間の方からモグモグとくぐもった声が聞こえる。
パーン:ん?そっちに行ってみよう。
ダーナ:厄介なことになりそうですわね。
GM:応接間に君達が入ると執事のボフィンが手足を縛られて、猿轡をされて床に転がっている。
エティ:ダガーで縄を切りましょう。
ビネガー:ちょっと待てよ、偽装の可能性が・・・
GM:エティはロープを切ったよな?
エティ:はい。
ボフィン:「強盗が押し入ってきて、ご主人様がさらわれてしまいました!お願いします、助けて下さい!」
ビネガー:「それは別の報酬をもらいましょうか」
ルイン:「そうだな」
他一同:え?(絶句)
ボフィン:「・・・分かりました。報酬は十分な額を支払いますので・・・」
ビネガー:「十分な額とは?その辺はキチッと決めておいたほうがいいと思いますが」
パーン:鬼だね、この人は(苦笑)。
ビネガー:「とにかく必要経費が550ガメルと食費分の・・・」
パーン:こんな人が仲間なのか・・・(苦笑)
エティ:ひどい人ですね。
パーン:ビネガーはほっといて「強盗の話を詳しく聞かせてよ」
ボフィン:「昨夜の遅くのことです。ご主人様の悲鳴がして、私が声のした部屋に行くと、突然後頭部に衝撃を・・・気がつくと縛られて猿轡をされていました。ただ、賊共は私が気づいていることを分からないようで、話をしながらご主人様をつれていきました」
ビネガー:「その時の話を教えて下さい」
ボフィン:「はっきりとは覚えていませんが、賊共が『光と闇』亭という宿にいることを話していました」
パーン:「犯人の特徴とか覚えてる?」
ボフィン:「賊は4人組でそのうちの1人は大男で両腕に剣が交叉している入れ墨をしていました」
ラハード:ほうほう・・・
ボフィン:「もう1人は小男で髪をそっていました・・・報酬は十分な額を必ず支払いますので、お願いします!」
ビネガー:「1人捕まえるごとに100ガメルで4人だから400ガメルだな。それに必要経費550ガメルを加えて・・・」
ボフィン:「・・・分かりました。何とか工面しましょう」
ビネガー:「では文面で・・・」
エティ:いい加減にしてください!(怒)
ダーナ:人の命がかかっているんですよ!!(怒)
あ〜あ、怒った・・ビネガー、いい加減にした方がいいと思うよ・・・
ボフィン:「しかし、あなた方人間の風上にもおけませんね・・・」
一同:(苦笑)
ラハード:「光と闇」亭に行こうか。
パーン:その前にロープを見てみたいな・・・少し気になるから。
GM:じゃあ、「冒レ+知力」を振って。シーフでもいいよ。
エティ:(コロコロ)16です。
GM:「冒レ+知力」で12以上なら縄の結び目が妙に不自然だったことが分かる。
パーン:やっぱりね。
ビネガー:怪しいよな。
パーン:シーフで振って10だったんだけど?
GM:それでは何も分からない。
ダーナ:(苦笑)
エティ:この人の狂言のような気がしますね。
ビネガー:狂言だったらどうする?
ラハード:しばかないと(笑)。
ダーナ:「一緒に来て下さい」
エティ:そうですね、引っ張ってくるのがいいでしょう。
ビネガー:「『光と闇』亭まで案内して欲しいのですが・・・」
ボフィン:「ええ、宿の前までなら案内しますよ、私は戦うのが苦手なので・・・」
ルイン:それでいいだろう。
GM:しばらくオランの街を歩いて『光と闇』亭に着く。
ボフィン:「では私はこれで・・・(帰ろうとする)」
ビネガー:待てって!(襟を掴む)
ダーナ:「一緒にご主人を助けないといけませんわ」
エティ:本音は怪しいからなんですけど。
ビネガー:ここで逃がすと「冒険者の風上」にいれなくなるしな(笑)。
エティ:すでに「人間」としては言われてますからね(苦笑)。
ルイン:「光と闇」亭はどんな様子?
GM:「光と闇」亭は通りを中に入ったところにあり、人通りはあまりないね。
ビネガー:じゃあ中に入ろう。
GM:客は数人しかいないね。客の中にボフィンから教えられた特徴のある客はいないよ。
ラハード:部屋にいるのか・・・
エティ:ボフィンさんが何か変なことをしないように注意してますよ。
GM:うん?それなら「冒レ+知力」で振って。
エティ:(コロコロ)10。
GM:それでは分からないね。何か考え事をしているみたいだね。
エティ:う〜ん、怪しいですねぇ・・・
ビネガー:「マスター、かくがくしかじかのような人相の人がいなかったか?」
主人:「・・・」
ルイン:ふぅ・・・5ガメルほど渡そう。
主人:「(ぼそっと)・・・3号室にいる」
ビネガー:「邪魔したな、マスター」
ダーナ:さあ、部屋に行きましょうか。
ビネガー:舞台が出来上がったな。
ボフィン:「ここまででにしてもらえませんか?私は扉の外で待ってますので・・・」
一同:「まぁまぁ・・・(笑)」
「まぁまぁ」てあんたら・・・(苦笑)
エティ:「私達は戦いで手が一杯になると思うのです。あなたがご主人様を助け出さなければ一体誰が助けるんですか?」
ボフィン:「この老いぼれにどうしろと?」
ビネガー:「分かりました、じゃあ部屋の外で待っていて下さい」
エティ:じゃあ、私がボフィンを見張っておきますね。
パーン:僕も一応、見張っておくよ。
ミス!
GM:3号室の前まで来たよ。
ビネガー:「(コンコン)昼食の時間ですが?」
?:「誰ですか?」
GM:男性の声だけど、比較的いい声だね。
ラハード:開けてみる、ガチャ!
GM:開くはずがないだろ!
ダーナ:普通、鍵をかけてますよね・・・
ビネガー:ラハード、待てよ!
GM:もう遅いよ、すでに扉の向こうに一瞬のうちに殺気が生まれる。
一同:ああああぁ!!!
GM:さっきとは別の声で「誰だ!?」と言ってくる。
ラハード:「昼食をお持ちしました」
?:「二人の声がするな?何でだろうな?」
ルイン:またミスった・・・
ビネガー:こんな小さな宿で昼食を二人で持ってくるか?(苦笑)
ベテランのプレイヤー揃いだからこの辺りはうまく動くと思ったんですけどねぇ・・・
?:「何の用ですか?正直に事情を話せば、扉を開けてもいいですが?」
ルイン:さあ、戦う準備だ!
パーン:ボフィンの様子はどう?
GM:「冒レ+知力」でどうぞ。
パーン:(コロコロ)11。
GM:声を聞いてびびって逃げようかなとしてる。
エティ:パーン君、お願いね。
ラハード:飛び込もうぜ、勝てるって。
一同:(苦笑)
どっからそんな自信が出てくるんだ?
?:「五秒だけ待とう、正直に話すかそのまま去るか決めなさい」
ラハード:「アーセル伯爵のことだ!」
?:「何のことですか?」
ビネガー:「とにかく話がしたいのですが・・・」
?:「嘘をつく相手をそんな簡単に信用できませんね・・・では、一人だけ入ってきて下さい」
エティ:誰が行きます?
ビネガー:ここは失敗をした・・・(ラハードを見る)
ラハード:ここは頭のいい人物が行くだろ(苦笑)。
ビネガー:仕方がない、私が行こう。
パーン:ビネガーみたいな人格の人に任せるのぉ?
一同:(苦笑)
ルイン:ここは駆け引きみたいだから、ビネガーでいいんじゃないか?
パーン:そうかなぁ・・・
ビネガー:まあ、とにかく私が部屋の中に入ろう。
GM:じゃあ、すっと部屋に引き込まれる。
ビネガー:様子は?
GM:悪いんだけど、他の5人の方はちょっと席を外して。
一同:ええ〜?
エティ:ビネガー、頑張って下さいね。
部屋にはGMとビネガー(のプレイヤー)が残ります。
GM:部屋の中には4人の男がいる。
ビネガー:特徴的にはボフィンの言っていた人か?
GM:そうだね、両腕に剣が交叉した入れ墨を入れている大男と、髪を剃っている小男がいるね。他には耳がわずかに尖っているよ。
ビネガー:ハーフエルフか。
GM:声が綺麗な最後の一人が、聖印をつけているよ。
ビネガー:聖印?
GM:「セージ+知力」で目標値は6。
ビネガー:(コロコロ)出目だけで成功している。
GM:マイリーの聖印ね。
神官風の男:「あなたは誰ですか?」
ビネガー:「私はかくがくしかじかという者です」と冒険者であることをまず言おう。
神官風の男:「冒険者の方ですか・・・」
GM:ちなみに大男と小男は胡散臭そうに君を見ているよ。
神官風の男:「私はデュークというの者ですが、この人達は仲間なのですが・・・事情を話してもらえませんか?」
ビネガー:「廊下にいるボフィンという人がどうも・・・あなた達に家を・・・襲われたというのです」
デューク:「はぁ・・・」
ビネガー:「さらに自分の仕えている人を・・・誘拐されたということなのですが・・・」
デューク:「そういう人は聞いたことがないですね」
大男:「何バカなことを言ってやがる!(怒)」
ビネガー:切れてるな(苦笑)。
GM:身に覚えのないことを言われると腹が立つだろ?それとビネガーはデューク達と会って分かるんだけど、彼らの実力は君達よりはるかに上だかみたいだね。ハーフエルフは戦乙女を呼び出せそうだね。
ビネガー:・・・私は勝ち目のない勝負はしないんだ。
デューク:「それは君達が騙されたんじゃないですか?」
ビネガー:「確かにその可能性が高いですね。その顔に見覚えがあるかどうか・・・ボフィンに隠れて見て欲しいのですよ」
ハーフエルフ:「私がインビジビリティを使いましょう」
デューク:「頼みますよ」
ビネガー:「では行きましょうか」
GM:ではビネガーとインビジビリティを使ったハーフエルフが部屋から出てくるところで・・・他の人を呼んできて。
パーン:ボフィンさんはまだいるの?
GM:そうだね、顔色はあまりすぐれないけどね。で、君達が廊下で待っているとビネガーが出てくる。
ラハード:どうだった?
ビネガー:そうだな・・・うまく話せたと思うが・・・
ルイン:はっきりしないのか?
ビネガー:いや、そういうわけじゃ・・GM、時間稼いでいるんだから(苦笑)。
GM:ゴメン、ゴメン(苦笑)。(コロコロ)気づくな。
エティ:何をですか?
GM:ビネガーの後ろから「奴はボフィンじゃありません!変装しています!」と声がしたかと思うとハーフエルフの姿が浮かび上がってくる。
一同:おお〜!
ビネガー:ボフィンが敵だ!
GM:ボフィンの舌打ちをして変装のメーキャップをとって逃げようとする。
エティ:捕まえます。
パーン:飛びつくよ!
ボフィン=アーセル伯爵の正体
GM:まずタックルできるかどうか、「冒レ+敏捷力」だね。(コロコロ)こっちは10だよ。
パーン:(コロコロ)あ〜!9!?
一同:ああー!
ビネガー:追うぞ!!
パーン:飛んだのにぃ〜・・・
GM:絵的にはおもしろいよな(笑)。
エティ:「うにゅう〜!」て感じですね(笑)。
一同:(笑)
どんな感じだ?
GM:ボフィンは階段をダダダダッ!と降りていっている。位置的にはボフィン、パーン、エティ、その他ていう感じね。呪文は何とか届くよ。
エティ:ここはスリープクラウドです!!(コロコロ)14です!
GM:(コロコロ)うわぁっちゃー!寝た!
一同:やったー!!
GM:ボフィンはそのまま階段をゴロゴロ転げ落ちていく。
ルイン:追いかけろ!!
ビネガー:奴が階段を転げ落ちている間に追いつくだろ。
GM:ああ、いいよ。
ビネガー:胸ぐらをつかんで、締め倒す!
ボフィン:「くっそ!もう少しだったのに・・・」
エティ:「あなたの企みは?」
ボフィン:「・・・あの遺跡であんな装置を見つけて、実は貯金箱の下で金をを取れるようになっていたんだよ。それで・・・」
パーン:「(怖い声で)それで?」
ボフィン:「あ、あんたらからいただいた授業料は返すからさ・・・」
エティ:「返してくれるだけですか?私にはこういうことをすると痛い目に遭うという授業料を払わないのですか?」
ボフィン:「それに俺はこの街のギルドの幹部だぜ・・・」
ルイン:「幹部か・・・まあ、死んだら分からないよな」
ビネガー:「ああ、そうだよな」
一同:(苦笑)
おおぉ!怖いことを言うな(苦笑)。
パーン:「だいたいやったことがばれたら幹部も何もないと思うよ」
GM:君達がボフィンを締め上げているとデューク達も上からやって来て・・・
デューク:「そいつはケチな盗賊ですよ。私達のメンバー二人に騙されでもしたんでしょう。あの二人は色々としていますから・・・」
ボフィン:「頼む!助けてくれ!俺の家の部屋に箱がある、それを持っていっていい!」
ラハード:「あんたも来るんだよ!」
パーン:何でこういうことをしたのか教えて欲しいな。
GM:初心者冒険者を騙して小銭をもらって、なおかつちょっとした世間の厳しさを教えて・・・
ビネガー:今度は思い知らされたわけだな。
GM:ボフィンと話を聞いていると分かるけど、根っからの悪人というわけではなく、小心者の小悪党みたいだね。
ビネガー:余計、きちっと更正しておかないといけないな(笑)。
パーン:アーセル伯爵もこいつの変装なの?
ボフィン:「アーセル伯爵は俺のもう1つの顔だ」
ビネガー:やっぱりそうか。
GM:宿屋の主人も「何なんだよ、こいつら?」といった感じで見ているよ。
ダーナ:「お騒がせしました。ある事件の解決の依頼を受けていたので・・・」
主人:「ああ、分かったよ」
エティ:とりあえず家まで行ってもらいましょう。
GM:ボフィンも諦めたみたいで素直に君達に連れられて家まで着くよ。箱はすぐに見つかるよ。
ビネガー:「開けてくれよ」
GM:鍵を使って中を開ける。中には350ガメルと高価そうな装飾がされた指輪が1つ入ってる。
エティ:指輪を鑑定してみましょう(コロコロ)12です。
GM:買うと1500ガメルくらいかな。売れば最高で半額だね。
パーン:「古代王国への扉」亭の親父に売り渡そうよ。
ダーナ:そうですね。
ビネガー:「私達の金は?」
ボフィン:「いや、借金を返すのに・・・」
ビネガー:やはり消すか・・・
ルイン:そうだな。
ダーナ:ちょっと待って下さい!そこまでしなくてもいいと思いますわ!
パーン:そうだね。
ビネガー:納得いかないが、そう言うなら・・・
エティ:一応、何か隠し持っていないか調べてみて下さい。
パーン:(コロコロ)14ね。
GM:ダガーを1本隠し持っているね。必要筋力が3で打撃力が1良くて4のやつね。
エティ:それはパーン行きですね。
パーン:じゃあ、も〜らい♪
ボフィン:「もうこれで許してくれ!二度と悪いことはしないから!」
ダーナ:もういいじゃないですか。
ビネガー:ここまで脅しておいたら十分だろ。
ラハード:「二度とするなよ」
ボフィン:「わ、分かったよ・・・」
ビネガー:これくらいでいいだろう。「古代王国への扉」亭へ戻ろうか。
パーン:「ただいま〜!」
ラウダ:「おう、帰ってきたか」
エティ:「この宝石買って欲しいのですが・・・」
ラウダ:「(コロコロ)そうだなぁ・・・600てところだが、色をつけて650ガメルだな」
ビネガー:これからのことも考えてその値段でいいだろう。
ラウダ:「まあ、新米冒険者もそれほどいないのでお前達のお守りをしてあげよう」
ダーナ:「じゃあ、そういうことでよろしくお願いしますわ」
GM:ボフィンから350ガメルと指輪で650ガメルだね。それに今日の宿代6人分240ガメルを引いて、760ガメルね。分配はそっちで自由にして。
ビネガー:ルインが一番金を払っているよな。
エティ:じゃあ、ルインに160ガメルで他は100ガメルでいいんじゃないですか?
ルイン:それでいいよ。
GM:経験点は1013点と1ゾロ分ね。
「GMのお話」
新しく始まりましたソードワールドキャンペーンのGMのYOHです。
私もSWは一番理解しているシステムですし、プレイヤーも6人ともベテランなのでこれから楽しいキャンペーンになりそうです。
今回は「(合法的に)どうにかして報酬をおさえよう」というテーマを持ってマスタリングをしたいと思っています。SWでは「金がない!」と嘆いて、せこく生きている冒険者時代の方が楽しいと私は思いますので・・・まあ、キャラクターとプレイヤーにとってはたまりませんが(苦笑)。
今回のシナリオはそのテーマの第一歩でした。シナリオが終わった後、ほとんどの人が赤字でした。ビネガーはポーカーで儲けたみたいですが・・・
いきなりアーセル伯爵(=ボフィン)を疑ってPCが遺跡に行かないのがGMとしては怖かったのですが、素直に行ってくれてしかも貯金箱に放り込んでくれて(笑)・・・こっちの思惑通りでした。「最後は戦いにしようかな?」と思っていたのですが、アーセル伯爵の設定を考え「たまにはいいかな?」ということで戦闘はなくしました。
とにもかくにも滑り出しは順調だったと思います。