第八話「観光旅行」

日時:7月26日(日)

 

ご褒美の船旅

GM:では始めるよ。
イベット:ピュールの件がやっと解決しましたね。
ミラー:さあ、バドッカに戻ろうよ。
GM:「垂直都市」ピールから「鬼面都市」バドッカまでは約30日なので、300ムーナ減らして。
イベット:ほとんど金が残っていませんよ(苦笑)。
ミラー:ピュールにお金をもらっておいて良かったね。
ユイ:しかし来るには長かったけど、帰るのは早いですね(笑)。
GM:そういうもんだよ(笑)。で、バドッカに戻ると・・・
イベット:もちろんプラン様に報告しに行きますよ。
プラン:「大役ご苦労様でした。この顛末はピュールの手紙で読みました。ピュールは修行するようですね」
ユイ:「立派なウィザードになればいいですね」
GM:プランの横にはマクマーン神官もいる。
マクマーン:「『黒き輝き』について君達が戻ってくる間にいくつかのことが分かった。中心人物である『クールアイ』ドグが行方不明になってからというもの、なりを潜めているみたいなんだ」
ミラー:「それに関することで1つ気になることが・・・」
マクマーン:「なんだ?」
ミラー:「かくがくしかじかで目玉が1つ逃げていったんだよ、それが気になるんだよね」
マクマーン:「そうか・・・気をつけておこう。まあ、『黒き輝き』に狙われるのは君達だから一応、気をつけておくように」
プラン:「ピュールのことであなた達にはとても迷惑をかけてしまいましたね。お礼と言っては何ですがあなた達にリフレッシュをかねてちょっとした船旅を用意しました」
ユイ:えっ!?
ミラー:ああ、船酔いだよ(笑)。
ディファル:死にかけている人が約1名(笑)。
グルムブ:ユイは後で説得するとして、話の続きを聞こう。
プラン:「船長はわたくしの友人なので気兼ねすることなく楽しんできて下さい。旅程はあなた達も知っていると思いますが水上遺跡を見物して戻ってくるというものです。だいたい10日ほどだと船長のガゼルが言っていました」
ミラー:いいねぇ・・・
グルムブ:問題はユイをどうやって説得するかだな(笑)。
プラン:「ユイさん、水上遺跡の向こうから上ってくる朝日は絶景らしいですよ」
ユイ:「はぁ、そうですか・・・」
ミラー:絶景というだけで、船酔いは治らないだろうね。
プラン:「いい船だからあまり揺れませんよ」
ミラー:そうだね、大丈夫だよ。ディファル君、ここで一押し。
ディファル:ユイ、一緒に行こうぜ
ユイ:まあ、いいでしょう・・・これで幽霊船でも出てこられたら最悪ですね。
一同:(笑)

 「船酔い」に「アンデッド恐怖症」・・・まったく役に立たないな(苦笑)。

プラン:「出航は明日の昼過ぎなので、今晩はゆっくり休んで下さい。それと何があるか分かりませんから一応武器と鎧は持っていって下さいよ」
ミラー:「は〜い」
グルムブ:船の上で戦いになるのはイヤだな。
イベット:まあ、私達が狙われているのは確かですし・・・アシュリーの生死も確かめていませんからね。
グルムブ:そうだな、無事に船旅が終わることを祈ろう。
ミラー:「マクマーン神官、超強力な酔い止めない?」
マクマーン:「あるにはあるが・・・あんなもの気の持ちようだと思うが・・・まあ、渡しておこう」
ミラー:ユイちゃん、はいこれ。
ユイ:何ですか?
ミラー:マクマーン神官からもらった超強力酔い止め(笑)。
GM:では翌日、昼近くに港に行くと、君達が乗る船が待っている。名前は「月の光」号ね。比較的大きい船で豪華まではいかないけど、それなりの客船。まさに海の男といった感じの船長がやってきて・・・
ガゼル:「俺が船長のガゼルだ。よろしくな」
ディファル:「俺が勇者ディファルだ、よろしくな」
一同:(苦笑)
ガゼル:「他に副船長のルッカと船員が20名いる。もちろん他の乗客もいるぜ。まあ、楽しんでくればいいよ」
ディファル:まさかアシュリーがいるのか?
GM:アシュリーはいないみたいだね。君達を除くと客は15名くらいかな。男の子連れの夫婦、ドワーフを含めて男3人、エルファを含めて女2人の冒険者グループ、お爺さんと孫娘のような2人連れ、若いカップル、そして1人旅の男が1人、女が2人ね。で、「月の光」号は時間通りに出航するよ。
ミラー:ユイちゃん、酔い止め飲まないと(笑)。
ユイ:はぁ、飲みますけど効くんですか?
GM:本人が効果があると思えばあるよ。
ユイ:ではしばらくは大丈夫ですが(コロコロ)出航してから20分で酔いました(苦笑)。
一同:(苦笑)

 効果のない酔い止めだな。

 

旅の仲間

GM:その日の夕食の時間に乗客全員が食堂に集められ、簡単な自己紹介をするよ。
ガゼル:「これからの食事は自分の部屋で食べてもいいし、この食堂で食べてもいい。あなた達の自由だ」

 一行以外の乗客は・・・

○マグリフ一家
ジョージ・マグリフ:30代後半・ガヤン・人当たりの良さそうな大柄な男性です。
アニー・マグリフ:30代前半・サリカ・多少神経質そうな長い黒髪の細身の女性でジョージの妻です。
ジック・マグリフ:10歳前後・2人の息子です。

グルムブ:家族旅行か・・・
イベット:グルムブさん、なつかしいですか?
グルムブ:まあな。

○カップル
ウォルター:20代半ば・ジェスタ・感情豊かそうな、大柄な男性です。
レベッカ:20代半ば・アルリアナ・茶色のショートカットの女性で(アルリアナ信者にしては)質素な服装です。

ミラー:レベッカさんとお仲間だね。
GM:ちなみに腕を絡ませたりしている。
ディファル:ラブラブだな。
ミラー:いいねぇ・・・

○冒険者グループの一団
エーリッヒ:20代前半・タマット・男性です。
リヒャル:10代後半・タマット・男性です。
グガン:20代半・ファウン・ドワーフの男性です。
カタリーナ:20代前半・レスティリ・エルファの女性です。
メルウィン:20代前半・シャストア・女性です。

ディファル:女性陣の容貌は?
ユイ:勇者様〜(苦笑)
GM:ごくごく普通だ。ちなみにエーリッヒとリヒャルはそこそこの美形で、女性にばかり目が行っている。
ディファル:(苦笑)
ミラー:イベットさんのお友達ですね。
一同:(苦笑)
イベット:傷つきますよ(苦笑)。
GM:グガンがパーティのまとめ役といった感じだけど、それほど結束力は強くないみたい。

○お爺さんとその孫娘
ベアル:60代前半・ガヤン・白髪と顎髭を蓄えたお爺さんです。目も多少不自由で足も悪そうで車椅子に乗っています。
アリル:15歳前後・サリカ・赤い大きなリボンをつけた女の子で服装もお嬢様ぽいものです。ベアルの孫娘です。

ディファル:お金持ちぽいな。「ディファルだ、よろしく」
アリル:「よろしく」
ミラー:ディファル、金持ちに弱いね(笑)。

○一人旅のウィザード
シール:20代半ば・話し方や仕草にも大人の女性の雰囲気を漂わせていて、長い赤い髪をしたスラリとした女性です。

ミラー:ちょっとライバル意識。
一同:え?なにか言った?
ミラー:しくしく・・・みんなして否定しなくても・・・(泣)
イベット:「シールさんですか、いいお名前ですね」
ミラー:なんかむかつく、ゲシッ!
イベット:痛いですよ。
ユイ:自分に振り向くと相手にしないのに、他人に振り向くと怒るというのは・・・
ミラー:その辺りが微妙な乙女心ということで・・・

 何が「微妙な乙女心」だ?

○物静かな女性
テレーザ:30代半ば・サリカ・物静かな雰囲気の女性だね。

ディファル:ふ〜ん、でもねぇ・・・
ミラー:(冷たい声で)30代だから?
ディファル:いや、そんなことないよ。

 ディファル、声が乾いているぞ。

GM:最後に1人の男性が立つんだけど、知力判定を、最高は?
イベット:2です。
GM:じゃあ、いいや。立ち上がった男性は20代後半で少し小太りでいつも笑みを浮かべている。
リシャール:「私がリシャールです。みなさんよい船旅を」
グルムブ:何の信者だ?
GM:ガヤンみたい。でも法律関係よりかは商人としての信頼の為にガヤンを信仰しているみたいだね。
ディファル:ふ〜ん・・・
GM:自己紹介が終わった後は夕食になるんだけど、エーリッヒとリヒャルは女性にばかり目が行っている。
イベット:「シールさん、一緒にお食事でも・・・」
シール:「私に釣り合うかしら」
GM:値踏みするような言い方だよ。
ユイ:「高慢第二号」ですね。
一同:(笑)

 「第一号」はピュールかい?

グルムブ:他の人達の様子は?
GM:ウォルターとレベッカはベタベタして仲が良いよ。それにマグリフ一家も家族団らんで食事をしている。ベアルとアリルは適度に食事をすまして食堂から出ていくよ。ついでにこの船の構造は、甲板に出て景色を見ることもできるし、地下にある談笑室で話をすることもできる。
ユイ:私は風に吹かれに甲板に行きますよ(苦笑)。
ミラー:アルリアナの踊りでも披露しようかな・・・
イベット:それは見てみたいですね。
GM:談笑室にはマグリフ一家とベアルとアリルがいる。ウォルターとレベッカはシールさんと話している。
アニー:「イベットさん・・・でしたよね?」
イベット:「そうですが」
アニー:「あのプラン様のお弟子様なんでしょう、すごいですわ」
イベット:「いや、それほどでも」
ミラー:あまり誉めると調子に乗るよ(笑)。
ジック:「ねえねえ、お姉ちゃん、踊り見せてくれない?」
ミラー:「いいよ」(コロコロ)5成功だよ。
GM:それはなかなかの出来映えだったね。踊り終わると観客からパチパチと盛大な拍手が送られるよ。
ミラー:わ〜い!(嬉)

 

平穏な船旅

 一方、甲板に行った人達は・・・

GM:甲板にはテレーザとリシャールがいる。テレーザは始めから何か思い詰めたような表情をしている。
ユイ:私も思い詰めたような感じで酔っていましょう。
一同:(苦笑)
グルムブ:リシャールは何してるんだ?
GM:リシャールは昼間の笑みとは違って何か真剣な顔で考え込んでいるね。
ユイ:あの爺さんとアリルに近づいて身の上話などを聞いてみたいですね。
ベアル:「ワシはもう60歳になるんじゃが・・・この娘は孫娘・・・両親は共に病気で死んでしまってのぉ・・・2人で暮らしておるんじゃが・・・この通り目も足も不自由でのぉ・・・水上遺跡を見せてやろうと思っての・・・」
ディファル:暗い婦人に話しかけてみようか・・・「何か悩みでもあるのか?」
テレーザ:「夫が事故で亡くなって・・・夫のいないこの世など・・・」
ディファル:「それはお気の毒に・・・でも世界が広いから・・・」
一同:(笑)
グルムブ:会話が噛み合ってないな(苦笑)。
ミラー:世界の広さを語ってどうする(笑)。
ディファル:いや、「だからまだまだいいこともあるよ」ということだよ。
ユイ:いまさらですが水上遺跡て何なのですか?
GM:バドッカの沖合にある遺跡のことで、水面上に出ている部分が有名。その下にも遺跡があるみたい。ついでに〈悪魔〉が封印されているらしいという噂もあるよ。
ミラー:そんなところを観光地にするなよ(苦笑)。
GM:ちなみに君達の割り当ては男部屋と女部屋が1部屋ずつ。

 2日目の朝食の時間になります。エルファのカタリーナの姿はありませんでした。

ミラー:エルファの習慣だね。
ディファル:そうだな。
GM:ユイやミラーにはエーリッヒとリヒャルが「俺達と酒でも飲まねえか?」と誘ってくるよ。
ミラー:「朝から酒を飲むの?」
エーリッヒ:「いいだろう船旅なんだから」
ミラー:いいのかなぁ・・・
ユイ:どうせ私は酔いますし・・・
一同:(苦笑)

 食事は終わると、天気が良いこともあって、ほとんどの人が甲板に出ていきました。

イベット:私も行きましょう。
グルムブ:ワシは相変わらずトレーニングを・・・
ディファル:俺もつき合おう(笑)。
ミラー:すごく暑苦しいよ(苦笑)。

 エーリッヒとリヒャルは相変わらず女性にばかり目が行っています。

ミラー:その2人とは顔を合わせないようにしよう。

 メルウィンは積極的に他の乗客に話しかけています。

ユイ:ミラーさんの同類ですね。
ミラー:同類!(嬉)

 喜ぶことか?

GM:リシャールはマグリフ夫妻と仲良く話しているよ。どうやら彼はすぐに打ち解ける才能があるようだね。テレーザは一人海を眺めて時々思い出したような顔でため息をついたりしている。ベアルは相変わらず車椅子に座っていて、アリルは海を眺めたりしている。
イベット:ということはシール、ウォルター、レベッカ、カタリーナの姿がないのですか・・・アリルさんに話しかけてみよう。
アリル:「なに、おじさん?」
イベット:「おじさん」?
一同:(苦笑)
グルムブ:何歳なんだ?
イベット:26歳ですよ。
ミラー:もうおじさんなのかな?
イベット:ミラーさんまで・・・
一同:(爆笑)

 イベットは適当に世間話をして時間が過ぎていきます。で、何事もなく昼食になります。

GM:カタリーナとテレーザ以外は全員食堂に来ているね。
ミラー:どうしたんだろうね?
ディファル:そういや、何か落ち込んでいたよな。
グルムブ:甲板に靴がそろえて置いてあったらイヤだな。
一同:(苦笑)
GM:ここでもエーリッヒとリヒャルは女性客を口説こうと頑張っているね。メルウィンは同じ冒険者らしい君達に興味を持ったらしく話しかけてくる。
ユイ:「垂直都市ピールでこの動物をもらったんですよ」
メルウィン:「あら?可愛いわね、私も欲しいわ」
ミラー:「いいでしょう(笑)」
GM:君達がそんな話をしているとドワーフのグガンがよってきて「おい、あんた。俺と腕相撲でもしないか?勝った方が酒をおごるでどうだ?」と言ってくるよ。
ディファル:「俺か?」
グガン:「いや、ガヤンの兄ちゃんじゃねえよ、ドワーフの方だ」
グルムブ:「いいぜ」
ディファル:俺は相手にされていない・・・(苦笑)
ユイ:まぁまぁ。

 この腕相撲勝負はグルムブの圧勝に終わります。

ミラー:グルムブさん、強いねぇ!
イベット:すごいですね。
グガン:「グルムブとか言ったな・・・なかなか強いな、約束の酒だ」
グルムブ:ありがたくいただいておこう。じゃあ、グガンと身体の鍛え方について話しておこう。
イベット:私はシャストアのメルウィンさんと話しておきましょう。
GM:メルウィンはシャストアらしくよくしゃべるよ。

 そんなこんなで夕食の時間になります。

GM:またエルファのカタリーナ以外が食堂にいるんだけど、ここで知力判定を。
イベット:−2成功です。
ディファル:俺もだ。
GM:(それは気づかないな)まあ、気にしないで。食事もそろそろ終わりという頃にメルウィンが君達のテーブルに近づいてきて・・・
メルウィン:「ねえねえミラー、あの二人、何か様子がおかしくない?」
ミラー:「どの二人?」
メルウィン:「レベッカとウォルターの二人よ」
GM:確かに二人とも目も合わせていない。
ミラー:何だろうね?
ユイ:ミラー、嬉しそうですね(苦笑)。
ミラー:いやぁ、アルリアナは恋の神だから(笑)。
イベット:仲が良かったと思うんだが・・・
GM:そうだね、昼食の時は仲が良かったね。夕食が終わって客はそれぞれ談笑室に行ったり、客室に戻ったりする。君達はどうする?
グルムブ:ワシは甲板にでも上がろう。
イベット:私達は談笑室に行きます。
GM:では君達4人が談笑室に行く途中で、リシャールが君達を呼び止める。
リシャール:「一緒にお酒でも飲みませんか?」
イベット:「いいですね」
リシャール:「いやぁ、シールさんやテレーザさんを誘ったんですが、断られてしまいましてね・・・せっかくのお酒がもったいないじゃないですか」
イベット:「そうですか、では談笑室で一緒に飲みましょうか」

 

口喧嘩から・・・

 一行は談笑室で飲みながらリシャールと話をします。

リシャール:「これから行く水上遺跡のこと知ってます?まだ知られていない財宝が眠ってるらしいのですけどね・・・〈悪魔〉も眠っているらしいですよ。まあ、私は遺跡が嫌いなんでそんなとこに潜るつもりなんてないですけどね」
ユイ:みんなが喋っている間に乗り物酔いを忘れるようにお酒を飲んでいましょう。

 リシャールと話をした一行は、それぞれの部屋に戻って眠りにつきます。ディファルだけは酔いざましに甲板の隅の方にいますが・・・

GM:紫の刻をまわった頃、起きている人は?
イベット:私が起きています。
メルウィン:「(ノックして小声で)メルウィンです。ミラーさんはいますか?」
イベット:「隣の部屋ですよ」
メルウィン:「ありがとう」
ミラー:あたしは起きていいの?
GM:いいよ。
ミラー:「何?」
メルウィン:「実はね・・・」
ユイ:「(寝ぼけて)うるさ〜い!(枕を投げる)」
ミラー:痛いよぉ・・・しくしく・・・(泣)
一同:(苦笑)
ミラー:「(気を取り直して)で、何?」
メルウィン:「ねえ、夕食の時に様子がおかしかった2人が、さっき甲板に上がっていったわ。何かおもしろいことが見れるかも知れないわ、一緒に行かない?」
ミラー:「そういうのはやめた方がいいよ、でも何か心配だから行こうか」
一同:(笑)

 正当化しているな(笑)。

GM:甲板にいるディファルはアリルとカタリーナがいることに気づくよ。別に一緒にいるわけじゃないけどね。メルウィンと一緒に行ったミラーは二人が話しあっているような声が聞こえる。
ミラー:聞き耳(コロコロ)ダメだよ。
GM:メルウィンが(コロコロ)・・・
イベット:呪文まで使っていますね(苦笑)。
メルウィン:「二人の会話を言うわね」

 二人の会話は・・・

レベッカ:「誤解だわ!私は何も・・・」
ウォルター:「君が隠し事をする女だとは思わなかった!!」
レベッカ:「ちょっと話を聞いてよ!」
ウォルター:「いやっ!もうたくさんだ!」

 ということでした。

メルウィン:「どう思う?」
ミラー:「ダメだよね、男の人がそんな簡単に怒っちゃ」
ディファル:二人とも嬉しそうだな(笑)。
GM:ウォルターは大股で去っていき、その後をレベッカが追っていくのを最後に物音がしなくなるよ。
ミラー:可哀想ね・・・
メルウィン:「ふぅ・・・なかなかの修羅場ね。あっ!ねえ見て見て!!月の光がすごいキレイよ!」
GM:海に反射された月の光にすっかり興味を奪われてしまったね。
ミラー:あたしもそっちに興味を惹かれるよ(笑)。

 そして翌日になります。

GM:ウォルターとレベッカの姿はない。もちろんカタリーナの姿もないよ。
メルウィン:「ねえねえ、昨日、あれからどうなったのか、知らない?」
ミラー:「さあ、でも食事にも来ていないよ」
グルムブ:朝食の後にグガンをトレーニングに誘ってみよう。
グガン:「すまん、船酔いがひどくて・・・」
一同:(笑)

 昼食までおのおの時間をつぶします。

GM:昼食前に(コロコロ)グルムブが廊下をランニングをしていると・・・
一同:(苦笑)
グルムブ:よく考えれば迷惑だな(苦笑)。
GM:そうだね。で、ランニングをしていると目を真っ赤にしているウォルターに出会う。
ウォルター:「あの・・・レベッカは知りませんか?」
グルムブ:「いや、朝から見ていないが、どうした?」
ウォルター:「昨日から見ていないんです・・・ガゼル船長に聞いてみます」
グルムブ:「その方がいいな」
GM:ちょうどその時、ガゼル船長がやって来て・・・
ガゼル:「グルムブ、廊下は走ってはいかんぞ」
一同:(笑)
ガゼル:「レベッカさんなら、昨日の夜遅く、少し1人で考え事をしたいから個室を1部屋貸してほしいと言ってきたので、個室にいると思うが・・・」
グルムブ:ほぉ・・・
GM:ウォルターは礼を言って去っていく。グルムブとガゼル船長が立ち話をしていると「ぎゃー!!」という叫び声が聞こえる。
グルムブ:すぐに声のした方に行こう。
ミラー:談笑室にいるあたし達には聞こえていいの?
GM:いいよ。
ディファル:じゃあ、声のした方に行ってみよう。
GM:一番下の階のある部屋の前にウォルターは立ちすくんでいる。ウォルターは部屋の中を指さして「レ、レベッカがぁ!」と中を見ている。
イベット:中を見てみます。
GM:レベッカが胸を剣で刺されて張り付けにされているように死んでいる。船長のガゼルはすぐさま「乗客を全員ホールに集めろ!」と指示を出すよ。
ディファル:ここは船長の指示に従おう。
GM:全員がホールに集められ、事の顛末を聞かされる。もちろん客の間にはかなりの動揺が走るね。
ディファル:そりゃそうだろう。
ガゼル:「一通りの捜査をしなければならないのだが・・・この中でガヤン信者はいるか?」
ディファル:「俺がガヤン神官だ」
イベット:「私も手伝いましょう」
ユイ:イベットさん、虎の威を借っていません?
一同:(笑)
ガゼル:「ではディファル、それとプランさんの弟子のイベット、仲間達と捜査をしてくれないか?」
イベット:「分かりました」
ミラー:周りの人は納得しているの?
GM:不満がないわけではないが、仕方がないといったあきらめの表情をしている。で、君達はガゼル船長から「捜査の方法は君達に任せるが、拷問まがいの方法はやめてくれよ」と言われる。
ディファル:「分かった。とりあえず1人での行動を控えるようにみんなに言っておいて欲しい」
イベット:とりあえず死体を見てみましょうか?
グルムブ:そうだな。
イベット:《読心》をかけながら行きましょうか?
ユイ:体力が持てばいいですけど・・・

 

奇妙なメモ

イベット:まず凶器は何ですか?
GM:一見すると装飾された剣。ここで知力判定をして。
グルムブ:(コロコロ)ワシが4成功だ。
GM:グルムブはその剣が談笑室に飾ってあった物だということに気づく。
ユイ:服装はどうですか?
GM:アルリアナ信者にしては質素だね。けど装飾品らしき物を2つ身につけている。右手の人差し指に金の指輪、左腕には装飾が施された鉄製のブレスレット。
ミラー:装飾品としての価値はありそう?
GM:右手の指輪はそれなりの値段はする。左腕のブレスレットは装飾自体には価値がないけど、何かのマークかなと思うよ。
イベット:私が〈診断〉で見てみましょう(コロコロ)−4です。
GM:血の飛び散り方から見て犯人は返り血を浴びたと思われる。さらにレベッカの右手の壁にはミミズが這ったような血の跡があるよ。
ディファル:ミミズの這ったような跡?
イベット:レベッカの身体は完全に張り付けにされて浮いているのですか・・・
ミラー:怖いよぉ・・・
イベット:女性に出来るとは思えませんね。
ディファル:犯人はすごい力のある奴か・・・
ユイ:レベッカさん、化けてでないで下さいね。
ミラー:ユイさん、いつもの冷静さはどこに行ったの?(苦笑)
ユイ:幽霊は怖いですよ(笑)。
ディファル:部屋を探ってみる(コロコロ)−3だ。
GM:メモが見つかる。メモには乗客の名前の一覧が書いていて、何人かの名前が消えている。
ディファル:誰の名前だ?
GM:消えている名前はレベッカ、ウォルター、テレーザ、マグリフ一家が消えている。横線を引いて消しているよ。
イベット:おそらくレベッカは何を探っていたのでしょう。
グルムブ:そうだ、ミミズの這ったような字というのはどんなんだ?
GM:その字はこれね(紙を渡す)。
グルムブ:読めないな(苦笑)。
ユイ:犯人の名前ですかね・・・
ミラー:何て読める?
ユイ:フレア・・・
ディファル:最後は「ヒ」か?
グルムブ:それならエーリッヒか?

 一行は残された血文字を眺めて色々と推理しますが、よく分かりません。

イベット:・・・「ベアル」ですかね・・・
グルムブ:そうだな、確かにそう見えるよな。
ディファル:でも確実とはいえないな・・・
ユイ:とにかく捜査してみましょう。

 さらに調べた結果、抵抗した様子はなく殺されていることが分かりました。

ユイ:顔見知りですか?
ミラー:でも船に乗っている客なら挨拶するくらいするよね。
ディファル:とにかく剣を抜いて死体を降ろそう。
ユイ:その時に剣を刺した強さなど分かりませんか?
GM:そうだね、ディファルと同じくらいかそれ以上の強さだと思うよ。それに談笑室にあった剣は先が丸まっていて実戦用じゃないんだよ。にもかかわらず壁に突き刺さっている。
グルムブ:かなり力が強いな。
ユイ:おそらく〈悪魔〉の仕業でしょう。
イベット:私もそう思いますね。
グルムブ:今何時頃だ?
GM:アルリアナの刻を少しまわった頃(午後2時)だと思って。
グルムブ:しかし返り血を浴びた服をどうしたんだ?
ディファル:海に捨てれば問題ないな。
ミラー:そうだよね。
ディファル:船の見取り図はあるか?
GM:あるよ。
ユイ:《フライト》で飛んできた可能性もありますが、もしそうなら私達にはどうしようもないですよ。
ディファル:だな。しかし何でレベッカが殺されたんだ?
ミラー:その辺りはとりあえずみんなに事情聴取をしてから考えようよ。あたしはレベッカとウォルターがケンカをしていたことを言っておくよ。
グルムブ:そうなるとウォルターか?
ディファル:とりあえず全員に当たろう。あのメモはレベッカ本人の書いた物なのか?
GM:でも君達はレベッカの字は知らないと思うよ。
グルムブ:ウォルターに聞いてみよう。
ミラー:じゃあ、聞き込みに行こう。
グルムブ:一応、ワシはこの部屋に残っておこう。

 一行はグルムブを部屋に残して聞き込みに向かいます。

イベット:まずは第一発見者のウォルターに会いましょう。
ウォルター:「レ、レベッカは誰に・・・」
イベット:「捜査をしているので呪文を使わせてもらっていいですか?」
ウォルター:「は、はい・・・」
イベット:では《嘘発見》を(コロコロ)で「あなたはレベッカさんを殺しましたか?」
一同:きっつ〜
ウォルター:「僕は殺していません!」
イベット:嘘はないですか?
GM:「殺していない」という言葉に対して嘘はないね。
イベット:犯人じゃありませんね。

 《嘘発見》は消費体力も2(イベットの場合は1)で使いやすいのですが、相手が知力で抵抗できるのです。(GM:あまり信じすぎるのもどうかと思うけどなぁ・・・)

ディファル:「昨日、レベッカさんとケンカしているのを目撃しているのだが・・・」
ウォルター:「していませんよ。それに誰が見たのですか?」
ディファル:「メルウィンさんや・・・」
ミラー:ディファル、そんなこと言っちゃダメだよ(苦笑)。
ディファル:とにかく〈嘘発見〉を(コロコロ)3成功だ。
GM:嘘はついていないと思う。
ミラー:ウソだよ・・・
ユイ:ちょっと待って下さい。ミラーさんはメルウィンさんから聞いただけでしょ?
ミラー:確かにそうだけど・・・
ディファル:「彼女は個室に入ったか知っているか?」
ウォルター:「知りませんよ。僕よりガゼル船長に聞いた方がいいんじゃないですか?」
イベット:ここで《精神探査》を使うとかなり疲れますね。
ディファル:怪しいが・・・ここは全員を回ってみよう。
GM:次は誰に会う?
ディファル:メモに斜線を引かれている順番に行ってみよう。
イベット:テレーザですね。ちなみに新しい人に会う度に呪文を使っていいか聞きますよ。それで「レベッカさんを殺しましたか?」という質問をしますね。
GM:うん。テレーザは自室にいるよ。ちなみに呪文に反応しない。
テレーザ:「(おどおどした声で)わ、私は何も知りません・・・食事の後は変わったことは何もありませんでした。とにかく私は事件に何の関わり合いもありません・・・」
イベット:それは本当ですか?(コロコロ)3成功ですが。
GM:嘘は無いみたいだね。
ディファル:この人は何もないな。

 

聞き込みまた聞き込み

 次はマグリフ一家を訪ねます。

GM:夫のジョージが出てくるよ。奥さんのアニーは神経質そうに後ろに立っている。
ディファル:「レベッカさんが殺されたことについて何か知っていることはないか?」
ジョージ:「夕食を食べた後、少し談笑室でリシャールさんと話してから寝ました」
ユイ:「奥さんの方は?」
アニー:(神経質そうに)「私も夕食を食べた後、同じように談笑室で話をして寝ましたが・・・」
イベット:いつもの質問に対する《嘘発見》はどうですか?
GM:嘘はないと感じるね。
ユイ:ここまでは外れですね。
グルムブ:これで線を引いている人は終わりだな。
ディファル:今何時くらいだ?
GM:タマットの刻頃。
イベット:次は船長に会ってみましょう。
ガゼル:「どうだい、捜査は進んでいるか?」
ディファル:「まあまあだな」
イベット:「レベッカさんが部屋を借りるときに、部屋を借りる理由とか言っていませんでしたか?」
ガゼル:「昨日の夜遅く、少し1人で考え事をしたいから、個室を1部屋貸してほしいと言ってきたので、鍵をかけてあった空の部屋を貸したぜ。特におかしな様子はなかったな」
ユイ:そうですか・・・
イベット:呪文に対する反応はどうですか?
GM:ないよ。

 一行はグルムブを呼んで全員で行動するようにします。

グルムブ:別にワシがいても役に立たないと思うが・・・それに見張りは?
GM:見張りは船員さんがしてくれるよ。
ディファル:次は冒険者グループだな。
GM:男性部屋と女性部屋に分かれているよ。
ディファル:先に女性部屋に行こう。
GM:メルウィンがシャストアのマントを羽織って出てくるよ。
グルムブ:「ウォルターとレベッカがケンカのを聞いたときにミラーも一緒にいたと思うが、あのケンカの内容は本当のことか?」
メルウィン:「嘘言っても仕方ないでしょ!(怒)」
ディファル:「一応、嘘かどうか確かめさせてくれるか?」
メルウィン:「・・・まあ、いいわ」
ディファル:(コロコロ)俺が5成功だ。
GM:嘘はないと思うよ。ちなみにエルファのカタリーナもいるよ。
ディファル:「カタリーナさんは事件について何か知っていますか?」
カタリーナ:「自室で夕食をすませた後、しばらく談笑室でお話をしてから、紫の刻の頃に月を見に甲板に上がっていました」
ミラー:「その甲板で二人がケンカしているのに気づいていた?」
カタリーナ:「甲板では言い争っているらしい声が聞こえましたが、遠くの方でしたし興味もなかったので、特に注意はしませんでした」
ディファル:やはりウォルターが怪しいな・・・しかしレベッカを殺すほどか・・・
ユイ:ミラー、ウォルターの言い方は殺すほどだったですか?
ミラー:そうじゃないと思うよ。
グルムブ:「カタリーナさん、甲板には他に誰かいた?」
カタリーナ:「アリルさんと・・・ディファルさんも確かいましたね」
ディファル:「ああ、そうだな」
イベット:「ありがとうございました」
グルムブ:メルウィンさんに昨日の行動を詳しく教えてもらおう。
メルウィン:「ご飯を食べた後、色々な人と話したからいちいち覚えていないわ・・・でも紫の刻の頃、ウォルターとレベッカの2人が甲板に上がっていくのを見たわ。あの2人、食事の時から様子が変だったでしょ?ねえ、ミラー」
ミラー:「そうだね」
メルウィン:「それで気になってついていったの・・・すると2人が言い争いをしていて、レベッカが隠し事をしているとかでウォルターが怒っていたわ。でもレベッカは誤解だとか言っていたわ。その後、知らないわ。月に見とれていたもの・・・ねえミラー、そうだよね」
ミラー:「そうだよ」
ユイ:同じ時間帯に甲板にいたアリルさんに何か聞いてみましょうか。
ミラー:そうだね、じゃあ、アリルさんの部屋に行こう。

 一行はアリルの部屋に向かいます。

グルムブ:「アリルさん、昨日の夜、甲板にいたと聞いたんだが、何か見なかったか?」
アリル:「エルファのカタリーナさんがいたけど・・・私は甲板で月や海を眺めていたわ。すっごいキレイだったのよ!!」
ディファル:ここも収穫無しか・・・
アリル:「そういえば月を見るのにも飽きてそろそろ寝ようかな思ったとき、隅の方で何か言い争っている声が聞こえたわ」
ミラー:「誰の声だった?」
アリル:「たぶんウォルターさんとレベッカさんだと思うの。なんかウォルターさんはレベッカさんに対してかなり怒っていたわ・・・(顔を青ざめて)ねえねえ、ひょっとしてレベッカさんを殺したのはウォルターさんなのかしら・・・」
グルムブ:「さあ、そこまでは分からないな」
イベット:この2人に対する呪文の反応はどうですか?(コロコロ)2成功と1成功ですが・・・
ディファル:俺の〈嘘発見〉は4成功だが。
GM:どちらにも嘘は無いと思ったよ。
イベット:そろそろ私は休憩ですね。
ユイ:私がイベットさんに体力を渡しておきましょう。
グルムブ:冒険者の男性陣が残っているな。
ディファル:そうだな、じゃあ、そいつらに会いに行こう。
GM:エーリッヒ、リヒャル、グガンがいる。
ディファル:「エーリッヒ、昨晩何をしていた?」
エーリッヒ:「談笑室でリヒャルと2人でシールとかいう女を口説こうとしたんだが、うまくいかなくて、仕方なく2人で酒を飲みながらカードをしていたぜ・・・」
リヒャル:「ああ、本当だ」
ディファル:「何か変わったことはなかったか?」
リヒャル:「カードに夢中だったんでな、覚えてないな」
グルムブ:「グガンは何をしていた?」
グガン:「俺はまた船に酔ってしまってな・・・メシを食った後はすぐに寝てしまったよ」
一同:(笑)
イベット:3人にいつもの質問をします。で、それに対する反応は?
GM:ないよ。
ミラー:冒険者グループの5人に誰が犯人と思うか聞いてみよう。
GM:男性陣の答えは「分からない」、メルウィンは「ケンカしていたんだから、ウォルターじゃないの?」という答え。
ディファル:後は誰が残っている?
ユイ:シールと商人のリシャールですね。
ディファル:シールに会ってみよう。
GM:ちょっと高飛車な感じで出てくる。
イベット:「レベッカさんが殺されたことについて・・・」
シール:「わたくしのことを疑っているの!?ふん!・・・何をバカなことを言ってるの!いい加減にして欲しいわ」
ミラー:「他の人もみんな捜査しているから・・・」
シール:「・・・分かったわ」
イベット:《嘘発見》を(コロコロ)4成功です。
GM:嘘をついているように思えないよ。
ユイ:「男が誘いに来たらしいのですが、それは本当ですか?」
シール:「本当よ。美人なんで誘われて困るわ」
一同:(苦笑)
シール:「リシャールさんでしたっけ?彼に誘われたけど、あいにくタイプじゃなかったので丁重にお断りしましたわ・・・」
グルムブ:この人の「丁重」というのを見てみたいな(苦笑)。
シール:「レベッカさんを殺した犯人はまだこの船に乗っているのかしら?」
ディファル:「そうなるな」
シール:「もしそれだったら早く犯人を見つけてよね!あなた達捜査しているんだから!5人も集まっていんだから!」
ミラー:ピシピシ・・・

 キレそうだな(苦笑)。

ディファル:後はリシャールだな。
リシャール:「大変なことになりましたね」
ディファル:「そうなんだよ、捜査への協力をお願いできるか?」
リシャール:「ええ、いいですよ」

 イベットの《嘘発見》には反応しませんでした。

イベット:誰も反応していませんね。
リシャール:「ところで犯人の目星はついたのですか?」
ミラー:「まだだよ」
ディファル:今何時くらいだ?
GM:リャノの刻(4時頃)。
ユイ:レベッカの持っていた指輪と腕輪に何か魔力がかかっていますか?
GM:ないね。
ディファル:剣はどこにあったんだ?
GM:だから談笑室にあった物だって言ってるだろう(苦笑)。

 一行、思考が止まっているようで全く話が進みません。

グルムブ:一度、部屋に戻って考えよう。

 ということで、一度自分達の部屋で考えをまとめようとします。

 

容疑者、監禁!

ミラー:やっぱりあの腕輪が気になるよ。
ユイ:私が〈紋章学〉で(コロコロ)−1です。
GM:市販されているような紋章というか装飾ではないよ。
ユイ:ひょっとすれば何かの組織ですかね?
グルムブ:やはりそれが気になるな。それとウォルターにケンカのことを聞いてみたいな。
ミラー:そうだね、キチッと聞いている人もいるんですから、その辺りを強く押してみよう。
ディファル:よしウォルターにもう1度聞いてみよう。

 一行はウォルターを問いつめに行きます。

ウォルター:「早くレベッカを殺した犯人を見つけて下さい」
グルムブ:「レベッカと言い争いをしていたんだろ?」
ミラー:「多くの人が聞いているんだよね。言いたくないのは分かるけど教えてくれない?」
ウォルター:「分かりました・・・確かに彼女と言い争いました。つまらないことでです・・・僕が彼女を信じなかったばっかりに・・・でも、僕は殺していません!!」
グルムブ:「何が原因なんだ?」
ウォルター:「彼女は僕に何か隠しているようでした・・・証拠があるわけじゃないんですが・・・直感で・・・この旅行も何か違う目的があって参加したんではないかと・・・」
ミラー:「その目的については?」
ウォルター:「それを問いつめたかったのですが、あんな風に・・・」
グルムブ:「レベッカはどういう人だったんだ?」
ウォルター:「ご存じの通りアルリアナの信者で・・・でも服装は質素なのが好きでした」

 一行はさらにウォルターにレベッカの隠し事について聞きますが、特に何も得ることができませんでした。

ミラー:「左腕のブレスレットについて何か知っている?」
ウォルター:「出会う前から着けていたと思います・・・聞いたのですが『関係ない』と言われてしました」
ディファル:「指輪の方は?」
ウォルター:「それは・・・僕が彼女の誕生日にあげたのです」
グルムブ:リシャールにもう1度話を聞きたいな。
GM:いいよ。
グルムブ:「凶器の剣は談笑室に飾ってあった物らしいのだが、誰かがその剣を見ていたとかなかったか?」
リシャール:「いえ、特に何もなかったですね」
イベット:《精神探査》してみましょうか(コロコロ)「レベッカさんを殺しましたか?」
GM:(コロコロ)答えは「ノー」だね。
グルムブ:仕方がない、ガゼル船長に中間報告しに行こうか・・・

 一行はガゼル船長に会います。

ガゼル:「どうだ?容疑者は分かったか?」
ディファル:「いや、まだ分かっていない」
GM:捜査の経過を言うの?
ディファル:全て言うよ。
ガゼル:「それだったらウォルターが犯人じゃないのか?ケンカしていたんだろ?」
ミラー:「それだけで犯人と断定するのはちょっと・・・」
ガゼル:「軟禁状態にするのがいいんじゃないか?」
グルムブ:軟禁か・・・それならいいか・・・
ミラー:でも可哀想だよ。
ユイ:しかし、最有力容疑者はウォルターですから、仕方がないと思いますよ。
GM:じゃあ、ウォルターが連れてこられて「僕はやっていない!」と叫びながら軟禁状態にされる。
ミラー:「やっていないにしても、狙われる可能性もあるから、誰かが見張っている状態の方がいいよ」
ユイ:「レベッカさんと関係のある人を殺しているとしたら、次はあなたが狙われるかもしれないのですよ」
ウォルター:「・・・分かったよ。でも僕は本当に殺してなんかいない!真犯人を見つけてくれ」
ディファル:「分かったよ」
GM:ウォルターは空き部屋に入れられて、見張りもつく。ガゼルは・・・
ガゼル:「とりあえず航海はこのまま続けるつもりです。それでいいな?」
一同:「いいよ」
GM:他の乗客はウォルターが軟禁状態になっていることは知らないよ。
イベット:みんなに「第一容疑者を捕まえましたので安心して下さい」と言えば真犯人は動くでしょう。そこで私達が捕らえるというのはどうですか?
グルムブ:ウォルターにはその事を言っておこう。
イベット:ウォルターに血文字とメモを見せてレベッカの字かどうか聞いてみましょう。
GM:血文字に関しては分からない。メモはレベッカの字じゃないという答えが返ってくる。
一同:え!?
グルムブ:字は男?女?
GM:力強いから男の字だと思うよ。
ディファル:じゃあ、メモを書いたのは誰だ?

 実はガゼル船長だったりするのだが・・・レベッカに頼まれて名簿を書いただけなんだよ(苦笑)。

イベット:夕食の時間に例のことを言いましょう。
GM:じゃあ、夕食の時間にするよ。ウォルターとカタリーナ以外は全員集まっている。
グルムブ:一応カタリーナにも聞いてもらおう。食事をする前に言えばやってくるだろう。
GM:そうだね。一同、ざわざわとしているよ。
イベット:「レベッカさんの殺された件なんですが、みなさんの話を聞かせていただいた結果、第一容疑者としてウォルターが上げられましたので・・・」
乗客:「ざわざわざわ・・・」
ミラー:「まだ確定ではないよ」
GM:客の間からは「手を打つべきですわ!何をしてるの!」「そうだ!そうだ!」とかいう声があがる。
ディファル:「まだ証拠は確実ではないので・・・」
イベット:「とりあえずご安心して下さい」
GM:乗客も一応、納得したみたいだね。
ミラー:「正直」なグルムブとディファルの足を踏んづけておくね(笑)。
一同:(笑)
GM:夕食は済ませていいの?
ユイ:いいですよ。
GM:では夜になる。
ディファル:各自見回りをしよう。

 一行は見回りの順番を決めます。

 

真夜中の呼び出し

GM:紫の刻少し前に部屋に残っている人は?
イベット:私ですね。
ディファル:俺もだな。
GM:じゃあ、気がつくと部屋の扉の下に一通の手紙というか紙が挟まれている。
イベット:読んでみましょう。

〔手紙〕
「ディファルさん、イベットさん一行、紫の刻に甲板まで来ていただきたいのです。今回の事件について大事なお話があります。このことは他の誰にも話してはいけません」

ミラー:送り主の名前は?メモの文字と一緒?
GM:ないし、違うね。
イベット:行くのはかまいませんが、その間に事件が起きるのはイヤですね。私が行きましょう。
ミラー:じゃあ、あたしも護衛でついていこう。
グルムブ:残りは相変わらず見回りだな。
GM:じゃあ、紫の刻に甲板に行く人以外は部屋から出ていって。
ミラー:ちょっとドキドキ(笑)。

 ミラーとイベットの2人は甲板に行きます。

GM:では紫の刻、時間通りに君達が甲板に行くと、薄暗い場所に1つの影が立っているね。
ミラー:怖いなぁ・・・
GM:その影が「君達がレベッカを殺したのか?」と聞いてくるよ。
ミラー:「違いますよ!」
イベット:「何者ですか!?」
GM:影が一瞬消えたかと思うと背後にすっと気配が現れる。
ミラー:後ろを振り向く!
GM:普段の笑みを浮かべたままリシャールが立っている。
リシャール:「すいませんね、ちょっとあなた達を試させていただきました。気を悪くしないで下さい」
ミラー:「どういうこと?」
イベット:「あなたはレベッカさんのお仲間ですね」

 お?当たってるやん。

リシャール:「え?私ですか?・・・それは秘密です・・・というと怒りますよね」
一同:(苦笑)
リシャール:「私はオータネス湖王国の秘密捜査官です・・・まあ、そういうことにしておいてください」
ミラー:「今はそうしておこう」
リシャール:「殺されたレベッカさんはおそらく秘密捜査官だと思います。あの腕輪はオータネス湖王国の秘密捜査官の証です。おそらく彼女は何か任務を帯びていたのでしょう?まあ、彼女とは面識が無かったので何とも言えませんが・・・」
ミラー:「だけどあの腕輪には見覚えがあったと?」
リシャール:「そうですね。ついでにあなた方は私に何度か会っているのですよ」
ミラー:「毒キノコの時とかの・・・」
リシャール:「そうですよ」
イベット:「ところでなぜあなたはここに?」
リシャール:「海上遺跡に〈悪魔〉が眠っているという噂はおそらく事実です。そしてこの船にはその〈悪魔〉を甦らせようとする〈悪魔〉教団の信者が乗っています。確か教団の名前は・・・『黒き輝き』だったと思いますが・・・」
一同:うっ!?
リシャール:「そいつとレベッカを殺した犯人が同一人物かどうかは分かりません・・・しかし気をつけておかなければならないことでしょう」
イベット:「怪しいと思う人は誰ですか?」
リシャール:「君達とあの冒険者グループは違うでしょう。私の予想ではアリルとベアルの両方ではないかと思っているのですが・・・彼らの過去が無さ過ぎます・・・まあ、これも想像の域を出ませんが・・・」
イベット:そうですか・・・

 結局、リシャールは相手が動き出すまで待つということ、この事は口外してはならないと言い残して去っていきます。

リシャール:「マクマーン神官によろしく伝えておいてくれ」
イベット:「はい、分かりました」
ミラー:やっぱりすごい人なんだ(笑)。
GM:みんな部屋に入ってきていいよ。
ミラー:イベットさん、言います?
イベット:いいんじゃないですか・・・

 ミラーとイベットは全ての事情を仲間に話します。

グルムブ:しかし「らしい」ばかりだな(苦笑)。
ミラー:全部リシャールさんが言ったことだもん(苦笑)。
ディファル:何も解決できていないな。
イベット:とりあえずリシャールさんのことは他の人に言ってはダメですよ。
グルムブ:特にミラーとかだな。
ミラー:なんでぇ?あたしは言わないよ(苦笑)。
グルムブ:結局、斜線を引いているリストは何だったんだ?
イベット:分かっていませんね。

 まだ気づいていないのか?

ミラー:〈悪魔〉信者は誰だ?と考えていて、消去法をしている時に殺されたとか?

 お?真相に近づいたな・・・

イベット:ベアルは本当は立てるんじゃないのですかね?
ユイ:階段から突き落としそうとすれば・・・
一同:(爆笑)
ディファル:もし本当に立てなければ?
ユイ:その時はその時ですよ(笑)。
一同:(爆笑)

 違うだろ!

 

水上遺跡に到着

GM:朝食の時間まで進めるよ?
一同:いいよ。
ガゼル:「今日の昼から夜頃には『月の光』号は水上遺跡に到着する。綺麗な朝日を見るのは次の日になるだろう」
ディファル:誰か相手を見つけないとな・・・
一同:(爆笑)
GM:ここで知力判定を。
イベット:私が−8成功です。
GM:ではエーリッヒがえらく上機嫌なことに気づくよ。
ディファル:ナンパがうまくいったのか?
ミラー:「エーリッヒさん、おはよう、すごい機嫌いいみたいだね」
エーリッヒ:「え?か、金が・・・もうすぐ海上遺跡が見れるんだろ、楽しみなんだよ」
グルムブ:「金」?
一同:怪しい〜
ミラー:「海上遺跡を一緒に見ようよ」
エーリッヒ:「それはありがたいな」
ミラー:「じゃあ、後で・・・」
ユイ:何も掴めていませんね(苦笑)。
イベット:ベアルとアリルの様子はどうですか?
GM:いるよ、普通に朝食を取っているようだね。
イベット:ここはベアルに《精神探査》をしてみましょうか(コロコロ)2成功。
GM:(コロコロ)はじき返されるね。
ユイ:この時点で怪しいですよ。
GM:でも反射的に抵抗するだろう?
ミラー:普通の爺さんが抵抗するかなぁ・・・

 まあ−2成功だったら、可能性はあるんじゃない?

グルムブ:アリルは小さな女の子だよな。
GM:そうだね、どこにでもいそうだね。

 一行はベアルとアリルにくっついて色々と話をしますが、当たり障りのない会話になります。

ディファル:この二人が怪しいのは事実なんだが・・・
ユイ:一応、マークしておきましょう。

 時間は過ぎ、昼食になります。

GM:カタリーナは相変わらずいない、アリル、ベアルにエーリッヒがいないことに気づくよ。
ディファル:おいおい、いないぞ。
ミラー:とにかく呼びに行こうよ。
グルムブ:カタリーナはいいだろう。残りの3人を捜そう!
ミラー:あたしがエーリッヒの部屋に行こう。
イベット:私がベアルとアリルの部屋に行きましょう。
GM:イベットが部屋に行くと、2人ともいないね。
一同:あら?
GM:さらにミラーがエーリッヒの部屋に行くんだけど・・・
ミラー:コンコン・・・
GM:返事はないね。鍵も閉まっているな。
グルムブ:すれ違ったんじゃないか?
GM:もちろん廊下も色々とあるからね。
ディファル:まだ食堂にはやってこないのか?
GM:そうだよ。
ミラー:エーリッヒの部屋から甲板に上がる廊下を行ってみよう。
イベット:私も甲板に行ってみましょう。
GM:誰にも会わないね。
グルムブ:食堂には来ていないな・・・グガンに「エーリッヒとかいう若いのがここに来ていないようだが、どうした?」
グガン:「さあな、朝からニヤニヤしていて、何でも『金が入る』みたいなことを言っていたぜ」
ミラー:脅していたんだよ!
ディファル:やばいな。
グルムブ:ワシも捜しに行ってみようか・・・
GM:その時、食堂にガゼル船長がやって来る。
ユイ:ちょうど良いところに来ましたね。聞いてみましょう。
ガゼル:「エーリッヒか?空き部屋を貸してくれと言っていたから貸したぜ」
一同:ええ!?
ユイ:何てまずいことを・・・

 慌てて合流した一行はガゼル船長がエーリッヒに貸した部屋に向かいます。

GM:君達はその途中、ウォルターが監禁されていた部屋の前を通るんだけど、いるはずの見張りが倒れている。
グルムブ:やばい!部屋の中を見てみる!
GM:ウォルターの姿はない。
ミラー:急いでエーリッヒがいるはずの空き部屋にダッシュ!
GM:君達がエーリッヒがいるはずの空き部屋に入ると・・・(ヘクスシートを準備)
ディファル:部屋に飛び込む!
GM:エーリッヒが怯えながらベアルを見ているね。その側にはウォルターがぐったりとした様子で倒れている。
グルムブ:ひょっとしてベアルは変形しようとしているのか?
GM:その通り!
一同:わぁ!
ミラー:アリルは?
GM:いないよ。
ミラー:怪しさ大爆発だね。
GM:ベアルは全身が水分が干からびたようになり、両手はドリルのように鋭く尖っている。さらに軟体動物のような巨大な口が腹部から突き出ているね。さらにその上部からは2本の触手が伸びている。
ユイ:〈悪魔〉ですか・・・
ベアル:「見たなぁ・・・」

 

ドグゥ!!

 1ターン目、ユイ、ミラー、ディファルは集中です。グルムブは強烈な一撃をお見舞いします。

グルムブ:(コロコロ)13発!
一同:おおぉ!!
GM:バキョ!と凄まじい音がしてベアルが吹っ飛ぶ。

 2ターン目・・・

ミラー:《すばやさ》+3が発動したよ。
ユイ:《電撃鞭》です。
イベット:グルムブに《シールド》を(コロコロ)失敗しました。
グルムブ:頼むよ(苦笑)。
ユイ:《電撃鞭》で8点です。
ミラー:後ろ回し蹴り(コロコロ)−13!9点!
イベット:恐ろしいくらい調子良いですね(笑)。
ディファル:全力2回だ!

 いきなり賭けに出ているな。

GM:2回目はよけれなかった。
ディファル:(コロコロ)14発!!おりゃぁ!
イベット:しかしディファル、君の位置は完全に人を盾にしていますね(苦笑)。

 この時、ベアルの目の前にはミラーが、一歩離れた位置にディファルがいたのです。そしてディファルは2ヘクスでも届くグレートソードを持っていたのです。

ミラー:あたしの方が薄いのに・・・
GM:グルムブにドリル2回攻撃!
グルムブ:2回とも成功。
GM:さらに触手が・・・
グルムブ:今度はダメだ。
GM:グルムブは触手に触られた瞬間に身体の水分が抜かれるような感じがして(コロコロ)防護点無視の4点ね。
グルムブ:全力攻撃!!(コロコロ)両方当たった。
GM:両方よけれなかった(苦笑)。
グルムブ:7発と9発、低い!!
GM:最短で沈む〈悪魔〉にはならなかった(苦笑)。

 最短で沈む〈悪魔〉にはなりませんでしたが、次のターンに・・・

ミラー:後ろ回し蹴り(コロコロ)それほどでもないや、10。
一同:(苦笑)

 どこが「それほどでも」だ?

ミラー:ゲシッと6点。
ディファル:全力攻撃2回、クリティカルが1回。
GM:両方とも当たっているよ。
ディファル:12発と・・・
GM:ディファルの一撃で干からびたベアルの身体がボロボロと崩れていく。
ディファル:はっはっはっ!!
一同:(爆笑)

 高笑い・・・

GM:ウォルターは気絶しているみたいだね。
グルムブ:「(エーリッヒに)どいういうことだ!?」
エーリッヒ:「事件の夜、この爺さんが車椅子であの部屋から出てくるのを見たんだよ。それで犯人だと思って・・・金を・・・」
ディファル:「逆に殺されそうになったというわけか・・・」
GM:その時、リシャールが君達のいる部屋にやってきて・・・
リシャール:「大変です!水上遺跡に着いたのですが、アリルが・・・」
ミラー:甲板にダッシュ!!

 一行は甲板に大急ぎで向かいます。

GM:君達が甲板に出るとアリルが待っている。そして・・・
アリル:「邪魔ばかりしおって!」
GM:という声はすでにアリルのものではないよ。
ユイ:ドグですか?
GM:アリルのリボンがほどけたかと思うとリボンに隠されていた所から目玉が1つ飛び出して宙に浮く。
グルムブ:アリルは?
GM:糸が切れたようにその場に倒れる。目玉は水上遺跡まで飛んでいく。
一同:あ!
ミラー:目玉のくせに生意気な・・・
イベット:とにかくすぐに水上遺跡に行かないと・・・

 一行は小型ボートで水上遺跡に向かいます。

GM:遺跡に入るとすぐに大広間になっていてそこには目玉がフワフワと浮いている。
ディファル:「ドグ!勝負だ!!」
ユイ:そろそろ決着をつけたいですね。
目玉:「幾度も〈悪魔〉の復活の邪魔をしおって!こうなったからにはこの遺跡の〈悪魔〉だけでも復活させ、海の底に沈めてやるわ!!」
ユイ:「目玉焼きにして上げますよ」
一同:(爆笑)
GM:で、目玉が一瞬光ったと思うと、銀色でのっぺらぼうで・・・
一同:ペプシマン!!(爆笑)
GM:それが一番近いかな(苦笑)。目玉はその後ろにいて、巨大化して周りに魔力が渦巻いている。
ユイ:呪文が厄介そうですね。
イベット:口上たれている間にエリクサを飲んでいいですか?
GM:1本だけならいいよ。
ユイ:GM、いいんですか?そんなこと言って、後で後悔しますよ。
一同:(苦笑)

 確かにそうだよなぁ・・・後で後悔するよなぁ・・・

ディファル:「筋力」のエリクサを飲んで体力18!
グルムブ:ワシは17!!
GM:すごいな(苦笑)。

 

やっぱりドグはドグ

ドグ:「すでに『黒き輝き』は貴様らのせいで壊滅状態だ!ただでは死なん!貴様らを道連れにしてやる!」
ミラー:「返り討ちにしてあげるよ!」

 1、2ターン目、一行はエリクサや呪文の準備をします。3ターン目に動き始めます。

イベット:目玉に《痒み》(コロコロ)−3!
GM:抵抗した。
イベット:ウソ!?
ユイ:「意志の強さ」が加わりますし・・・なんせ〈悪魔〉ですから・・・
ミラー:そうかぁ・・・しかし目に「意志の強さ」なんて生意気な・・・
一同:(笑)

 そこまで言うなよ(苦笑)。

GM:こっちは人間型がミラーをペタペタと2回触ってくる。
ユイ:セクハラですね。
GM:1回目はフェイントね(コロコロ)−22。
グルムブ:何なんだその数字は?
ミラー:−10だよ。
GM:触って(コロコロ)防護点無視の6点!
ミラー:痛いよぉ!!この触り魔!!
一同:(爆笑)

 めちゃくちゃ言ってるな。

GM:目玉が少し下がってイベットに光線を(コロコロ)知力−4で抵抗。
イベット:(コロコロ)クリティカル!!
ミラー:やはりドグだね(笑)。
GM:ああ、体力の消耗だ・・・
ミラー:人間型に後ろ回し蹴り!
GM:ほぉ〜、技能レベル25に勝負するつもりか?(←〈悪魔〉であることと《デクスタリティ》のせい)
ミラー:でもあたしだって22だもん!

 〈悪魔〉とためをはれる技能レベルって・・・ミラーの後ろ回し蹴りで初ダメージを受けます。

GM:4ターン目。
イベット:ミラーに《小治癒》を。
ユイ:私が《怪力》+4をディファルにかけます。
ディファル:これで(しばらく調べて)振りが4Dになった(笑)。
一同:(笑)
ディファル:全力2回を人間型に!

 しかしこの攻撃はよけられ、反撃を食らいます。

GM:目玉は逃げるように移動してイベットにミィー!と(コロコロ)知力−4だ。
イベット:さすがに失敗しましたね。
GM:防護点無視の2点。
一同:(苦笑)
ミラー:ヘロヘロ光線だよ。

 5ターン目・・・

GM:ミラーにペタペタと・・・
ミラー:なんで、あたしなの?
グルムブ:やはり男より女の方がいいんじゃない。
一同:(苦笑)
ミラー:(コロコロ)よけた。
GM:目玉は・・・逃げたいなぁ・・・逃げよう。
グルムブ:でも捕まえるよ。
GM:ユイに5ヘクスの距離から(コロコロ)光線を−6で。
ユイ:それくらいなら(コロコロ)出ました。
イベット:生命力を回復させるために「治癒」のエリクサなんて飲みたくないですよ。

 そうだね、傷を受けてなかったら体力回復だもんな・・・

GM:6ターン目だよ。
ディファル:俺が人間型に攻撃。
GM:ついに当たった!(←ここまでよけまくっていた)
一同:やったぁ!!
ディファル:21発!!
一同:ドッカ〜ン!
GM:目の前のグルムブに(コロコロ)知力−7。
ユイ:5以下ですね。
グルムブ:出ないよ。
GM:4点ね。人間型はディファルに触ろう(コロコロ)フェイント−13。
ディファル:こっちは9。後退よけ(コロコロ)よしっ!成功!!
グルムブ:目玉に全力2回攻撃だ。
ユイ:その目玉に受けとかよけとかするような攻撃方法がないでしょ?
一同:(苦笑)

 そうだな・・・

グルムブ:というわけで(コロコロ)当たった。
GM:1回当たった。
グルムブ:11発!
ミラー:人間型に後ろ回し蹴り(コロコロ)−10。
GM:−12(コロコロ)で、よけ失敗した(泣)
ミラー:ベキ!8点。

 次のターン・・・

ユイ:私がグルムブに《大治癒》を(コロコロ)8点回復です。
グルムブ:助かる。
ディファル:当たった(コロコロ)15発!!
GM:まだ倒れない。目玉はユイに光線を・・・知力−2。
ユイ:それは抵抗できますよ。
GM:人間型はディファルにフェイント!−13!
ディファル:なめるなよ!−15!

 ああ、防護点無視の攻撃なのに・・・

グルムブ:目の前の巨大目玉に2回攻撃(コロコロ)当たった。
GM:2回ともよけれないな(苦笑)。
ユイ:ドカ!バキッ!
グルムブ:13発と11発・・・いまいち低い。
ミラー:あたしにとっては手の届かない数字なんだけど・・・

 9ターン目・・・

イベット:ディファルに《倍速》です。これでパワーストーンが切れた。
ディファル:ありがとう!まずは普通攻撃(コロコロ)クリティカル!表は14!
GM:ダメージ2倍だ・・・
ディファル:24発!
GM:かなり痛いよ。目玉はユイに(コロコロ)−6ね。
ユイ:さすがに食らいますね。
GM:2点。
一同:プチ!(笑)

 悲しいな・・・

グルムブ:目玉を沈める!(コロコロ)全力攻撃成功!
GM:失敗の失敗。
グルムブ:13発と10発。
ディファル:目玉は壊れないか?
GM:まだだね。
ミラー:後ろ回し蹴り(コロコロ)−10。
GM:(コロコロ)しかもよけれない。
ミラー:6点。
GM:チクチクと来ているな。ディファルの《倍速》での行動を。
ディファル:全力2回。
GM:(コロコロ)1回来た。
ディファル:13発。

 

ドグの叫び

 10ターン目、そろそろ壊れるかな?

GM:イベットに光線で4点ね。
イベット:誰か私を回復させて下さい。
ユイ:「誰か」といっても私しかいないのですが(苦笑)。
ディファル:2回とも成功。
GM:1回よけた。
ディファル:高い、18発!

 11ターン目・・・

ユイ:私は《死の手》を発動させます。
ディファル:(コロコロ)当てて20発。
一同:すごい!
GM:もうすぐ崩れ去る!!目玉は全員に光線!
ミラー:ヤケになったね(苦笑)。

 この光線で・・・

ユイ:私だけ成功です。
GM:イベットには2点、グルムブには5点、ミラー6点、ディファルには4点。これで気絶したとかいる?
一同:(首を振る)
GM:ダメだぁ・・・
一同:(苦笑)
GM:人間型はユイをペタペタと触ろう。
ユイ:1回当たりました。
GM:6点。
ユイ:それは・・・こけました。
イベット:ここであの火球の杖を使いましょう。火炎噴射を最大級で・・・
GM:杖を使ったね?じゃあ、意志判定−6で。
一同:ええ!?
イベット:それは(コロコロ)失敗しました。
GM:じゃあ、杖から迸りかけていた火炎が暴発してイベットを包み込む。
ミラー:イベットさん、死なないでね(苦笑)。
GM:(コロコロ)11点のダメージね。
ディファル:死ぬか!?
イベット:・・・−4ですね。(コロコロ)気絶しました。

 みずからピンチを招いているな。

グルムブ:目玉に全力攻撃で(コロコロ)2回目クリティカル!18発!!
GM:目玉もすでにボロボロ・・・
ユイ:倒れていても人間型の足を触れますよね?《死の手》で触ります。
GM:(コロコロ)ダメだ・・・
ユイ:10点です。
GM:それで人間型の身体が崩れ去っていく。
ディファル:倒れながらの《死の手》にやられるなよ(苦笑)。残った目玉に全力攻撃2回。
グルムブ:いけ!勇者!!
ディファル:22発!!
GM:目玉は「私の野望がこんな所でぇぇ・・・!!」と言い残して崩れていく。
一同:やったぁぁ!!

 バドッカに戻り途中ユイが船酔いしたのは言うまでもありません(笑)。

GM:バドッカの港ではプラン高司祭とかマクマーン神官とかで出迎えてくれる。
ミラー:ひょっとして始めから〈悪魔〉信者が船にいると思っていたとか?
マクマーン:「さあ?」
一同:(苦笑)
マクマーン:「話はガゼル船長から聞いた。ドグを倒してくれて助かったよ」
イベット:「それとリシャールという人があなたによろしくと言っていましたよ」
マクマーン:「ああ、そうか・・・」
ディファル:やはり知り合いみたいだな。
プラン:「結局あなた方は『黒き輝き』という〈悪魔〉教団を1つ潰しましたね・・・」
イベット:「そうですね・・・しかしマクマーン神官は分かっていたのでしょ?」
マクマーン:「そうかもしれないな(ニヤニヤ)」
グルムブ:「まあ、ワシは修行が出来たからいいけどな」
プラン:「まあ、あなた方の功績は各神殿の方々も認めてくれるでしょう」
一同:やった!
マクマーン:「それぞれ欲しい物はあるかな?一応私の方から神殿に通しておこう」
ディファル:「やはりここはハードブレーカーだろ」
ミラー:「あたしはブーツ+1だね、かっこいいやつね」
ユイ:「家ですね」
一同:ええ?
ミラー:ディファルとの愛の巣?
一同:(爆笑)
ユイ:(きっぱりと)違いますよ。

 思い切り否定しているな。

ユイ:「バドッカに来てからずっと宿屋暮らしでしたからね」
グルムブ:「ワシは準備しなくていいパリイングハンマーだな」
ディファル:さらに強くなるな(苦笑)。
イベット:何がいいですかねぇ・・・メイリアの紫電の帯とか・・・
GM:そんな貴重な物はダメだって(苦笑)。

 ファイニア王家の家宝となっていたアイテムです。詳しくはガープス・ルナル・モンスターを。

プラン:「イベットさんは報酬など・・・」
一同:(爆笑)
ユイ:それに確か旅に出る前にバトルファン+1をもらっていたような気がしますが・・・
ミラー:そうだよね(笑)。
ユイ:・・・《防火》のリングというのはどうでしょう?それならあの杖が暴発しても大丈夫でしょう。
イベット:・・・そうですかぁ・・・(不満そう)
ディファル:まあ、いいじゃないか。
イベット:「まあ、そうします」
ミラー:ねえねえ、ユイちゃん、家に泊めてね(笑)。
ユイ:まあ、いいですけど、寝返りをして壁を蹴らないで下さいよ。
一同:(爆笑)
ミラー:そんなことしないもん!

 いや、ミラーならしかねないよ(笑)。

GM:ところで伏線がかなり残っているね・・・一番大きいのはアシュリーかな?
ミラー:そうだね、それにリシャールさんのこともあるし・・・
グルムブ:アレンドさんもいたな・・・
GM:そう考えると、伏線がいっぱいあるね。

 しばらく一行とGMが相談して・・・

GM:・・・というわけで、第一部「黒き輝き」編ということにして、第二部と分けようか?
ディファル:そうだな。
GM:第二部はかなりペースが落ちると思うけど・・・まあ、ぼちぼち伏線を片づけていこう。
ユイ:それでいいでしょう。

 

第八話「観光旅行」

 

〔GMの感想〕

 ということで第一部「黒き輝き」編は一応終了である。
 でも本当に伏線がいっぱい残ったなぁ・・・あげてみると・・・「アシュリーのこと」「アレンドの正体」「リシャールのこと」その他諸々・・・どうしようかなぁ・・・
 かなりペースが落ちるけど、ゆっくりやって行こうということになった。
 今回のキャンペーン全般の感想を少し。
 今までのキャンペーン(「ソードワールド1」や「ルナル1」)と違って大きな目的(「ピュールを連れていくこと」)というのがあった。このこともあって結構苦労したキャンペーンだったと思う。
 その結果、こんなに伏線が残ってしまった・・・ちょっと自分自身のキャンペーンの展開に不満が残った(まぁ、これは自分のせいだな)。
 この後の展開を気長に待っていて下さい。
 最後まで読んでくれたみなさん、ありがとうございました。

 

〔プレイヤー紹介〕

○ディファル:Dくん、実は他のキャンペーンでも似たようなキャラをしています。
○ミラー:Nさん、ベテランの女性プレイヤーでほぼ全てのキャンペーンに参加しています。
○グルムブ:Tさん、この方もベテラン女性プレイヤーです。
○イベット:Tくん、キャンペーンに初参加の方です。
○ユイ:Iくん、GM以上にガープス(ルナル)のルールに詳しかったベテランです。