第0回 『はじめに』

 


 

「ゲームマスターって、難しいの?」

TRPGをしはじめてしばらくたち、まだゲームマスターをしたことのない人が、
一番最初にゲームマスターについて思うことは、まずこれでしょう。
もしくは、

「ゲームマスターって、難しいんだろうなあ。」

こっちかもしれません。そして大抵は、

「うわ、なんて難しいんだ。こんなのできないよ。」

と敬遠してしまうのではないでしょうか。

僕は、ゲームマスター(以下GM、またはマスター)をすることが簡単だとは思いません。
書籍のRPGリプレイのようなマスタリングをするのはもちろん熟練の技がいると思います。
普段みなさんの周りでGMをされている方のマスタリングを見ていても、

「こんなの僕(私)にはできない!」

と思うことが何度もありませんでしたか? 
僕も何度もそう思いましたし、いまでもたまに思います。
と、なんだかGMをするのはとても難しいようです。
ですが僕は、基本的にはこう考えています。

「マスターを上手にするのはかなり難しいけれど、
ある程度のレベルでするのはそんなに難しいことではない。」

TRPGといっても、たかがゲーム。
GMと言っても、一緒にゲームに参加して楽しんでいる一人に変わりはないんです。
そんなに怖がることもないんじゃないでしょうか。

この「ゲームマスター奮闘記」では、僕がGMをする際の準備や、
実際にマスタリングをするときの様子などのレポートを交えて、
GMとはどんなことをするのかということをお伝えしていこうかと思います。
僕自身まだまだGMとして未熟な点が多く、これからどうなるかはわかりませんが、
タイトルにもあるとおり、新人GMの「奮闘記」としてもご覧いただけるかと思います。

また、これを読んで、

「ふーん。これならできそうだ。GMやってみようかな?」

と一人でも多くの人に思ってもらえれば、幸いです。
それではみなさん、よろしくおつきあいのほどを。

1999年6月 Yosh

 



トップページに戻る    『ゲームマスター奮戦記』のメニューに戻る