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400ページもある、近代から現代の男性用の服と小物についての事典です。多数の服についてその種類と概要が簡潔にまとめられています。すべてではありませんが図版は豊富です。ものによっては歴史的経緯などもかかれており、衣服の誕生についての知見を得られるなど、興味深いものになっています。
目次は、基本用語、スーツ、スポーツジャケット、ブレザー、シャツ、ニットウェア、コート、アウターウェア、ジャンパー&ショートジャック、ボトムス、ヘッドウェア、フットウェア、アクセサリー、フォーマル・ウェア、となっています。
実のところ、服の種類ってのはこんなにあったのか、と呆れてしまうほど充実しています。これはまあ、私が関心度が低かっただけかも知れませんが。
服装を文章表現するときの参考に、イラストを描く時の雰囲気づくりに、近代を舞台とする時のネタ出しに、など色々と使えると思います。
ずいぶん売れている本らしく、二年ごとくらいに増刷されているようなので、近所の本屋のファッション誌コーナーあたりで見かけやすいんじゃないかと思います。いちど手に取ってみるといいでしょう。