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酒場のありかたを起源から1920年ごろまで、駆け足に紹介したものです。
残念ながら欧米の中世から近世の内容がほとんどで、網羅的とは言いかねますし。読み物としての面が強いせいか、重点的に書かれている時代についても、きちんとした全体的な印象を得るのが難しいという感はあります。
とはいえ、TRPGでよく扱われるような酒場のありかたの実像をある程度知ることができるという意味では、かなり珍しいものだと思いますから、一読する価値があると思います。