TRPG.NET > 書籍情報 > 読書案内 > 1999年 > 07月 >
425の妖怪を、それぞれイラストつきで簡単に紹介したものです。これだけあると珍しいもの、知らないものがけっこうありますね。
496ページと分厚いのものの、文庫なので比較的手軽といえるでしょうか。分類別や系統別の整理などがない五十音順のものなので、検索性という意味ではかなり良くはないものの、ぱらぱら見ながらシナリオにつかえるかを考える程度になら使えそうです。
まあ、伝承上の存在ってのは、なかなかTRPGのシナリオには利用しにくいんですけどね。特殊な対処とか、たんに強気になればいいとか、どうにも対抗しようがないとか、変なだけだとか。怪談的なセッションになるならまあ、使えるけど……。