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What's TRPG?

初稿:1997/08/27
第三稿:1999/12/05



TRPGって何ですか?

 さて、TRPGとはなんでしょう?RPGというのはすでに家庭用ゲームでもお馴染みのジャンルだと思いますので、知らない方はそれほど多くはないでしょう。そう、Role Playing Gameです。

 しかし、それがいったいなんなのかご存じでしょうか?直訳してみましょう。役割を(演技)するゲームといったところでしょうか?家庭用ゲーム機のRPGははたして、役割を(演技)するゲームでしょうか?そこでTRPGとは何かに戻ります。

 TRPGはコンピュータRPGとどう違うのか?それはコンピュータを使わず、人と人の会話で物語を追体験していく過程を楽しむゲームだというところです。決して必ずしも演技等が必要ではなく、与えられた状況をどのように、目標のために解決していくか頭を使う知的な趣味と言えます。ちなみにTRPGはテーブルトーク・ロールプレイングゲームの略です。典型的な和製英語なのですが、卓を囲んで話をしながら進めるRPGという意味ではある程度概要は伝えていると思います。

 ちなみに、テーブルトークのRPGという言葉が最初に現れたのは社会思想社から刊行されていた月刊ウォーロック誌第10号のゲームの殿堂第10回「珍味!ロールプレイのゲームブック蒸し(アイルランド風)を召し上がれ」の中で、

 テーブルトークのRPGというのは,僕の造語ですから初めて聞く言葉でしょうが,つまりは,テーブルを囲んでみんなでわいわいプレイする“T&T”などのRPGのことです。

 ちなみに、海外だと単にRPGと呼ばれるだけか(コンピュータRPGはCRPGと略されます)Pencil&Paper RPGと呼ばれたりします。この記事が掲載されたのが1987年ですからもうTRPGという呼称はもう10年の歴史を持っているのですね。

ロールプレイングゲームの発祥

 実は、コンピュータRPGの起源というのがもともとこのTRPGから発したものなのです。きっと意外なことだと思われますでしょうが。もとはアメリカのG・ガイギャックスという人がミニチュアウォーゲームから発展させたD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)というゲームが最初のTRPGで、初めの頃はそれほど売れなかったのですが、だんだん話題を呼ぶようになり、今ではD&Dというゲームはアメリカでは広く知られているようです(確か『E・T』の冒頭で男の子達が家で遊んでいたのもD&Dか何かだったと思います。すごい訳をされていました。ダンジョンマスター(D&Dにおけるゲームマスターの呼称)が牢名主と訳されてましたから^^;;)。

 そして、コンピュータRPGの第1号『ウィザードリィ』の登場です。このゲームはD&Dの影響を色濃く受けていました。AC(アーマークラス)という、相手からの攻撃の当たりにくさを表現する能力値が存在するのは、D&D、その発展版のAD&D、そして、コンピュータRPGではウィザードリーくらいのものだというところからも、やはり影響の濃さがわかります。

 続いて、『ウルティマ』等の作品があらわれ、しばらく遅れて日本では『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』等の作品が現れ、現在に至るというところです。かなりはしょってしまいましたが、まぁ、大筋はこんなところだと思います。

テーブルトークの特徴とは

 そこで、テーブルトークの特徴なのですが、まずコンピュータRPGとの差異を説明しなければならないでしょう。

 コンピュータRPGはプログラムの範囲でしか行動することはできません。プログラムに入っていない選択肢を選ぶことはできないのです。また、プレイするときも普通は1人だと思います。

 TRPGではそうではありません。コンピュータの代わりにゲームマスターというゲームの進行役がゲームを進行させますので、プレイヤーのしたい行動に対して、その場で判断するので、基本的にできない行動というのは存在しません。

 また、プレイヤーも1人ではなく、3人から6人くらいで行うことが多いです。1人を各々1人のプレイヤーが担当する訳です。

 ゲームマスターが話す状況に対して、プレイヤーがどうするか状況判断して行動を宣言して、それをルールに従って判定してゲームは進んでいくわけです。

 しかし、注意して欲しいのは、「基本的な常識」です。例えば、ファンタジー世界の酒場で情報を聞こうとして相手に酒をおごるとかそういう行動はTRPGならではのものですよね。しかし、目的があるのにただ飲んだくれて酔っぱらって回りの人に切りかかるというのは、目標もあったもんじゃないただの寄り道です。まぁ、そんな大馬鹿はめったにいませんが…。

 TRPGは一人だけでするものではありません。他の人と楽しむものですから、過度のおふざけや、ひとりよがりは、まわりを不愉快にさせてしまいますので、「一般常識」に気をつけて、「みんなで楽しめる」ようにしたいものですね。


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