構造改革:メールマガジンの発行形態はいまのままでは役に立たない
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全体計画
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当面はリニューアル形式での配送を行うことになるでしょう。
現状認識
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長らく読者数が伸びていません。
そして広告は世間様でもたいへん落ち込みが激しいわけですね。
労苦が多いので、継続するには十分な売上に繋がることが前提となりますが、
止めると読者という資産を失うのが厄介なのが定期刊行物というものです。
現状の価値は告知効果にのみあると思いますが、それでも出版物と比較すると
あまりにも弱いというのが現状です。
語り部日報の総発行数:2300程度(ほぼ変らず)
参考:
ゲームフィールド製品:おそらく3000程度
エンターブレイン製品:数千から一万部以上
ドラゴンマガジン:公称20万部
少なくとも10倍。これが出版物と比較した場合に意味のある力のあるメディア
となる最低ラインですね。有料で2000とか3000にはそれなりの意味はありますが、
無料でたかだか2300では問題外である、と考える業者が多いのは当然でしょう。
広告総収入:7万程度/月(下降中)
仲介販売総収入:3万弱程度/月(下降中)
発行回数は去年の倍以上(他メールマガジンを合わせると発行回数としては三
倍以上)になったと思いますが、広告売上は去年の2/3以下になっています。今月
実績はさらに下がりそうです(おそらく4万弱)。
選択肢
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・完全有料化
メインがニュース・告知という都合上、多数にばらまかねば意味がありません
・廃刊する
五年かけて集めた読者を失うのは無駄でしょう。新規で人を集めるとどうせた
いして集まらないのは目に見えています。
・刊行ペースを落とす
掲載する告知内容の数量的には、落とす分だけもったいないでしょう
・掲載内容を減らす
登録された告知と投稿を掲載するだけとして、コラムは書かず掲示板紹介もな
にもかも削除するという手です。将来的に儲からないなら妥当なラインです。
などもありますが当面は
・文芸広報形式で一日数部の発行を行うためのリニューアル
で行くことにします。
対処法
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コンテンツを分割配送します。その意義は読み手の皆さんにとっては「読むと
きの自由度」の強化にあります。記事がひとまとめになっていればまとまった時
間をかけて読まねばなりませんが、ばらばらになっていれば別々の時間に読むこ
とができ、短い時間で一つ一つを処理しやすくなるのです。
まあ表向きは。
発行側としては以下のような意図もあります。
・どれか一つがボトルネックになり発行が遅れることを回避する
・発行頻度を増やして広告をのせやすくする
・コンテンツ号と情報号の分離により、将来的に部分有料化の道を用意する
実際、文芸広報では労力はむしろ減少して、広告売上は倍増しています。読み
やすくもなったとも思います。万々歳です。
題名表記の変更
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日刊TRPG総合メールニュース 語り部日報:2001年08月15日号
という形式から、
TRPG情報誌 語り部日報:2001年08月18日情報号
TRPG情報誌 語り部日報:いんぱるすの海外奇聞:第32回
TRPG情報誌 語り部日報:コンベンション告知:2001/09/09:○県○市
などと変更します。これは固定題名の後ろの情報量を増加させたいからです。
「語り部日報」だけに戻したほうが楽ですが、分かりにくいでしょうしね。
TRPG情報誌 語り部日報:コンベンション告知:2001/09/09:○県○市
コンベンション告知などは題名で地域がわかれば読み飛ばしや検索も容易にな
るという付加価値もあります。
「コンベンション告知」では長いので、短い常設題名を考えたいところですけ
どね。「イベント」とかではどうだろう。「event」でもいいのかな。いっそ
「参加募集」としてもオープン例会もサークル募集もチャットセッション告知も
いっしょくたにして一メールにしてしまおうかしらん。
増えすぎるのも不安だけどねえ。コンベンション告知は一般に長いからという
のが、追いだす理由の一つだし。
週刊連載コラムとコンベンション告知以外を分離するかは悩むところです。
なお、補足解説的にコメントをつけやすくなるというメリットもあります。
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sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / ICQ # 6549565
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