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Date:  Sun, 19 Aug 2001 15:16:09 +0900
From:  FURUTANI Shun-ichi <sf@trpg.net>
Subject:  [planning-ml:00260] TRPG.NET のリストラ / 構造改革
To:  planning-ml@trpg.net
Message-Id:  <200108190616.PAA05699@ns.trpg.net>
Posted:  Sun, 19 Aug 2001 15:16:07 +0900
X-Mail-Count: 00260


TRPG.NETのリストラ/構造改革
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法人として成立させられるだけの利益の必要性
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 広告収入にも見込みがなく、将来的になにか利益を得られるめどがつかない
ままの現状では、ジリ貧は明白です。アクセス数もたいして伸びていませんし、
メールマガジンにいたっては停滞して久しい。
 むろんまあ、私一人がじりじりと維持管理するだけであれば、維持すること
自体は可能なんですが。「私が倒れてもTRPG.NETが続く」ためには法人にしな
いといけなくて、そのために十分な売り上げが必要なんですよね。

 数人の雇用を維持し、周辺の協力者にそれなりの金を支払い、広告を打ち、
維持継続するための最低限の売り上げを確保する。そのためには、少なくとも
現状の延長・維持では手の打ちようがないわけです。


役に立たないTRPG.NETという現状認識
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 現在のTRPG.NETの利用数を出してみましょう。

トップのヒット数:1000/日(わずかに上昇中)
トップのカウント数:800/日(わずかに上昇中)
掲示板新着のカウント数:560/日(下降中)
TRPG.NET総ヒット数(掲示板除く):四万〜八万/日(上昇中)
語り部日報の総発行数:2300程度(ほぼ変らず)
広告総収入:7万程度/月(下降中)
仲介販売総収入:3万弱程度/月(下降中)
総売上:15万程度/月

参考:
TRPG.NETユーザー上位
 スタジオGAMES:800/日
 TRPGNEWSライト込みのヒット数:500/日
 土曜幻想国のヒット数:150/日
 オンライン無法地帯のヒット数:140/日
 ルール別情報倉庫のヒット数:100/日
 SWWWのヒット数:90/日

ゲームフィールド製品:おそらく3000程度
エンターブレイン製品:数千から一万部以上
ドラゴンマガジン:公称20万部


 要するに媒体としては、ちょっと人気のある個人ページよりすこし多め、程
度なわけです。弱い、弱すぎる。というのは否めません。
 むろんまあ数倍程度多いだけでもそれなりの告知効果があるというのは事実
ですけどね。

 そして最大の収入源であり告知機能が期待できる日報でさえ「無料のくせに
たかだか二千台に過ぎない」というのは、商売的には効果が薄そうだと感じざ
るを得ないでしょう。
 現状では「TRPGの発展に寄与するための各種情報とサービスの提供をおこな
う」力も「それは事業であるということから来る立場を利用して、TRPG関連企
業からの公式な情報(プレスリリースや品切れ情報、各種の予定など)の獲得を
容易に」することも難しいのは、数字的にも明らかです。協力を得て各種の展
開を行う、たとえば特定ルールのシナリオコンテストなどを行う場として強み
を提示するに足る場でないのも、明白です。


構造改革が必要である
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 現状では「ちょびっとだけ多目のサイト」に過ぎないわけで。
 そこでまあ、多少の資金的・人的リスクは無視してでも、TRPG.NETがなにを
提供しなにから利益を得るかという体質を改善しなければならない。
 そこでどのように改革すべきか、というあたりをこれから考えて行きたいと
思います。


キーワードは「十倍にする」
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 改革すると言っても明確な目標がなくてはどうしようもありません。
 そこで「十倍にする」という数値目標を利用することにします。アクセスを、
部数を、売りあげを、投稿数を、十倍にするというわけです。
 月に150万程度の売上があれば、ちょっとした小売店程度。これくらいあれば、
人を雇って金を払ったりする、まともな会社の最低ラインにはなるでしょう。そ
れがスタートラインです。

 そして
	・十倍にするにはなにが必要か、その実践
	・十倍に耐えられるシステムか、そうでないなら耐えられるようにする

 この二点を考えることによって、現状の枠をたたき壊し、新しい方法を見い
だす原動力として行こうと思います。
 現状の延長では、敗北は必死です。十倍にできなければ、存在価値さえあり
ません。それを覚悟して、認識して、進んで行きましょう。

$$

sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / ICQ # 6549565
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