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Date: Sun, 24 May 1998 20:40:37 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 9917] Re:HA06:EP: ねこの夢
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: KATARIBE@teleway.ne.jp
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こんにちは、いー・あーる@わたしはねこになりたひ です
皆様、こんにちは。
ねこ化計画が、あちこちで進んでいるようですので、
ねこ化の理由については、まだ不明と言うことで。
花澄サイド、取り合えず続けます。
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> 花澄 :(よしっ)
>
> ぽうん、と、小さな体が窓から飛びだした。
さて暫し後。
花澄 :「みゃうう〜〜(痛い〜)」
植え込みに、背中から突っ込んだらしい。
花澄 :「みゅう(涙目)」
引っ掻き傷で済んだのは、確かに幸運とは言え。
花澄 :「みゃああっ(でも痛いっ)」
白い毛の、あちこちに傷が走っている。肩のあたりに結構大きな傷があるのに
気が付いて、舐めてみようとした途端。
SE :ころん☆
花澄 :「……みーーっ(嘆)」
新米猫。
……にしても、どんくさい猫ではある。
花澄 :「ふみい(猫って、不便……)」
溜息を付いたところで、ふと、花澄は空腹を覚えた。
花澄 :(そーいえば、お昼食べる前に寝てしまったんだっけ)
しまった早まった、お昼、何か食べてから出てくればよかった、と、
考えたところで。
花澄 :「………にゃあ(蒼白)」
この身は、現在只今猫である。
であるならば、本人の意識に限らず、ねこの好物に反応する、ということは
ないだろうか。
花澄 :(そしたら、キャットフードに飛びついたり、猫缶に尻尾振ったり
:するってことかしら……それよりなにより………ネ……)
ネの字の、非常に苦手なもの。
そこまで考えが至った途端、花澄(猫)はすっくと立ち上がった。
花澄 :「にゃあっ(早くにんげんにもどらないとっ)」
…………今頃言うな。
花澄 :「にゃうっ(焦)」
いつもの商店街へ抜ける道を走りながら、頭の中で人名録を走査する。
猫語が分かる人……
花澄 :(ゆずなら私のこと分かるかもしれないけど、ゆずに通訳は頼めないし
:猫語が分かりそうな人……あ、佐古田君……でも、佐古田君ギター語で
:話すし)
幾ら佐古田といえど、日本語は話せると思うのだが。
花澄 :(あとは……猫語が分かって、うろたえないだろう人って……あ、
:豊中さん!)
接触テレパス。ならば、自分の正体もわかるに違いない。
花澄 :「みゃうっ(豊中さんは、どこにいる?)」
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というわけで、豊中さん召喚(笑)
………しかし、ネズミのことを出すまで、真剣にならない花澄って……(溜息)
ついでに、「大丈夫、ネズミを食べたいとは思わない」と保証された途端、
のんびりゆっくりぺーすに戻りそうな奴……(はあ)
修正加筆、などなど、宜しくお願いします。
でわっ
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『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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