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Date: Fri, 22 May 1998 09:45:10 +0900
From: shiva@imasy.or.jp
Subject: [KATARIBE 9897] [ha06] [EP] お鍋の日
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: KATARIBE@teleway.ne.jp
Message-Id: <3564CA96394.29A9SHIVA@mail.multi.gr.jp>
X-Mail-Count: 09897
ども、ハリ=ハラです。
またまた一行掲示板からです。
最近無道邸での深夜チャットが定番になっちゃってますね(^^;
エピソード『お鍋の日』
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みかん :(じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
竜胆 :「前野くん、ご飯はまだ?」
前野 :「ちょっと待ってくださいよ……」
無道邸の食堂。丸テーブルの真ん中で、おおきめの土鍋がほかほかと湯気を
たてている。
みかん :(おっきなおなべなの……)
竜胆 :「わーい☆ 鍋っていいよねー、みんなでつついて、誰か
: が絶対しきって(笑)一人暮らしじゃ鍋なんて食べる機会
: なくってさ〜、久しぶり〜(^^)」
前野 :「それはよかったですね(笑)」
竜胆 :「うんうん〜。あ、白菜とねぎはたくさんある?」
前野 :「今日は水餃子の鍋ですからね。白菜・ねぎは欠かせません
: よ(笑)」
みかん :(すいぎょうざ?)
竜胆 :「いいね〜(^^) なんか手伝うことある?(^^)」
ほくほく顔で自ら手伝いを言い出す竜胆。
どうやら、白菜とねぎが好物らしい。
前野 :「じゃあ、追加のねぎと白菜を切っておいてもらえます?」
竜胆 :「了解〜(とんとんとん)」
みかん :(あっ、おてつだいなのっ)
前野 :「あと、竜胆さんは辛いもの大丈夫ですか?」
竜胆 :「平気よ〜(ざくざくざく)」
前野 :「じゃあ、豆板醤ちょっと多めに入れますね」
竜胆 :「いいよ〜(とんとん)」
前野 :「ぼちゃぼちゃ(スープベース入れて、野菜入れて、水餃子
: 入れて……) ぽちゃん…(豆板醤ひとさじ)」
竜胆 :「できたよ〜」
前野 :「こっちも、もうすぐ出来ますよ」
みかん :「みかん持っていくのっ☆」
竜胆 :「はいはい(笑)」
うきうきと、切った白菜とねぎを皿に盛る。
前野の方も、鍋に蓋をして後は出来上がりを待つばかり……っと
京 :「こんばんわ〜」
前野 :「おや、京君。いらっしゃい」
竜胆 :「いらっしゃ〜い」
まるではかったように訪ねてくる(笑)
京 :「バイト帰りについふらふらっと寄ってしまいました(^^;」
竜胆 :「そうだ、京くん鍋食べていかない?」
前野 :「食事は…特に、鍋は大勢の方が楽しいですからね(笑)」
京 :「鍋ですか〜。じゃあお言葉に甘えようかな(^^)」
前野 :「さっ、席について(笑)」
千影 :「たっだいまー☆ あれ?京さんきてたんだぁ(ニコ) 」
京 :「おじゃましてます〜」
だんだんと人が増えてくる
竜胆 :「うーん、二人分追加で切らなきゃ……白菜とネギ」
千影 :「お、お姉ちゃんべつにいいよ(^;)」
竜胆 :「……(猫笑) じゃあ、ちかの分、あたしが食べる〜☆」
前野 :「あ、そういええばかげさんは?」
京 :「家にいると思います」
前野 :「(家に居るって平然と…)……呼んできたら?(^^;」
竜胆 :「(なぜ連れてこない(汗))」
前野 :「(連れてこさせた方がよさそうだ)…とりあえず、呼んで
: きてくださいよ(笑)
京 :「いいんですか? じゃあちょっと呼びますね(携帯を使う)」
竜胆 :「(いいんですかもなにも……(汗))」
千影 :「鍋はたくさんで囲んだ方が楽しいよね☆」
竜胆 :「うんうん(^^」
追加のかげと京のために野菜を切り始める竜胆。
もちろん、自分の食べる分が減らないためにだ(笑)
竜胆 :(とんとんとん〜〜♪)
八神 :「(フラフラ)食い物のにおいがする………」
っと、また一人(^^;、一応来客……なんだろうなぁ(苦笑)
ふらふらと入ってくると、何も言わずに鍋の横の野菜に手を伸ばす。
前野 :「いらっしゃい。(^^; 鍋一緒にどうです?」
八神 :「(生野菜くわえたまま)ん?」
前野 :「ああ、もう。もうすぐ鍋が出来ますから(^^;;」
竜胆 :「(あたしの白菜とねぎが〜(;;))あ痛……指切っちゃっ
: た……」
前野 :「あ、大丈夫ですか?」
竜胆 :「大丈夫。ちゃんとくっついてるから。そんなに深くないし」
前野 :「一応念のため……ぱくっ(指咥える)………っよし」
竜胆 :「あ……(汗)」
千影 :「(お姉ちゃん最近前野さんとあやしいねぇ(クスクス))」
竜胆 :「(え……(汗))」
千影 :「((クスクス))」
竜胆 :「(な、ななな何言ってるの(大汗))」
千影 :「またまたぁ(クスクス))」
竜胆 :「(うー、そんなことより白菜とネギたべるの(汗))」
千影 :「(んー…ま、いいや(笑))」
前野 :「千影さんと竜胆さんも瞬きしあってないで(^^;」
竜胆 :「う? う、うんうん」
前野 :「京君、かげさんはまだですか?」
京 :「今からこちらに向かうそうです」
前野 :「じゃあ、はじめてましょうか」
千影 :「ん?出来たの?じゃあ食べよ☆ (ニコニコ)」
竜胆 :「そろそろ入れていい?」
既にスタンバイ状態の竜胆(笑)
千影 :「………お姉ちゃん力入ってるね(笑)」
前野 :「はい、みかんの分(笑)」
みかん :「んしょ……ぱくっ☆…もぐもぐ…(にこっ)」
かげ :「こんばんは」
前野 :「ああ、いらっしゃい。先にはじめちゃいましたけど、席
: はあそこですからどうぞ」
京の隣の席を勧める。
かげ :「ありがとうございます」
竜胆 :「白菜白菜ねぎねぎねぎ水餃子白菜ねぎねぎ」
千影 :「……お姉ちゃん水餃子の割合が少ないよ(^;)」
竜胆 :「だって、白菜とねぎ大好きなんだもん〜☆」
シロぴょん :「あるじ〜、熱いニャ〜(T▽T)
: 箸でつまめんニャ〜(T▽T)」
千影 :「とってあげようか?(ニコ)」
シロぴょん :「妹様、お願いするニャ〜(T▽T)」
みかん :「んしょ……んしょ……」
竜胆 :「白菜白菜ネギネギネギ水餃子〜☆ あ〜幸せ〜(;▽;)」
千影 :「お姉ちゃんお願いだからもう少し水餃子の割合あげて
: (;_;)」
竜胆 :「え……あ、ごめんね(汗) 水餃子水餃子…… 」
千影 :「もう……(笑)」
笑いながら、シロぴょんに取り分けてあげている。
割合としては、ねぎ:4 白菜:4 水餃子:2……
千影 :「ん、熱いから気をつけてね☆」
シロぴょん :「妹様……水餃子……」
千影 :「そのことはお姉ちゃんに言って(;_;) 今足してくれたみ
: たいだからもう少ししたらまた取ってあげるね☆」
竜胆 :「なによぉ。あたしが悪者?(;;) ちゃんと白菜とネギ、
: 取ってるもん(;;)」
千影 :「あ、でもさっき追加してくれたから平気だよ☆」
京 :「……(もぐもぐ)」
かげ :「……(お茶を飲んでいる)」
竜胆 :「ほらほらシロぴょん、水餃子。食べれ食べれ。(笑)あた
: しはいいから(笑)」
千影 :「……だからって、山盛りにしなくても(^^;;」
竜胆 :「京くん、白菜食べる?(笑)」
京 :「食べます〜(もぐもぐ)」
かげ :「口に物を入れて話さないでください」
竜胆 :「……(食べないなら貰おうと思ったのに(;_;)」
京 :「?(もぐもぐ)」
竜胆 :「お姉ちゃん、白菜、好きなだけ食べてくれていいよ(汗)
: わたしたち、水餃子でいいから(笑)」
千影 :「私もそんなに食べませんので……」
竜胆 :「そう? じゃ、遠慮なく〜(ぱくぱく)」
シロぴょん :「あるじは肉も好きだけど、白菜とネギはもっと好きニャ
: ……(はぐはぐ)」
鍋を食べ終わり前野は後片付けのため台所に、八神は用事の為家に帰った。
みかんはソファで丸くなって寝ている。
各々は、思い思いに食後のくつろぎの時を過ごしている……
シロぴょん :「かげニャん、兄ちゃんとはどーいう関係ニャ?」
かげ :「……本体と影の関係ですね。」
シロぴょん :「本体と影……って、ニャに?(@▽@)」
かげ :「ご存じありませんでした? こういうことですよ」
かげは京に近づくと突然姿を消した。
竜胆 :「あれ? かげさんは?」
シロぴょん :「かげニャんが消えたニャ〜。マジックニャ〜。
: ぷりんせすてんこーニャ〜(@▽@)」
京の足元から声が聞こえる。
かげ :「消えてませんよ。ここにいます」
竜胆 :「……?(さわさわ)」
千影 :「……?(なでなで)」
みかん :「……?(くんくん)」
シロぴょん :「……ニャ?(ぺちぺち)」
かげ :「あまりたたかないで下さい(苦笑)」
そう言いながら元の姿に戻るかげ。
シロぴょん :「かげニャん、カッコいいニャ〜(^^) 兄ちゃん、こんな
: 凄い嫁さんもらって、幸せものニャ〜」
京 :「嫁さんって(^^;」
シロぴょん :「違うニャ? ニャ?」
京 :「違うよ(^^;」
竜胆 :「……じゃあ、何? 彼女?」
千影 :「……分身?」
京 :「……う〜ん、そんなの考えたこと無かった(悩)」
竜胆 :「(……いつも隣にいるんだもんね)」
千影 :「(うらやましいね、お姉ちゃん)」
シロぴょん :「ということは……かげニャんは兄ちゃんの秘密なんかを
: 握ってたりするワケニャ〜?(−▽−)」
かげ :「子供の頃から知っていますが、秘密というほどのものは
: ありませんね……。今も昔もこんな感じでした。」
竜胆 :「(子供の頃から……)」
千影 :「(すごーい……)」
かげ :「どうかしました?」
シロぴょん :「でっかくなっても中身は子供かニャ……(笑)」
京 :「……う〜ん(まだ悩んでいる(笑))」
微妙な空気が流れつつ、今日も夜はふけていくのだった(笑)
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ってなとこです(笑)
修正・乱入等が在りましたらお願いします。
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ハリ=ハラ
shiva@imasy.or.jp
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