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Date: Sun, 17 May 1998 21:53:42 +0900
From: FURUTANI Shun-ichi <sf@x.age.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 9859] Re: [HA14] リアルタイムリプレイ『赤い古写本(仮)』
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でわ２ターンめ
--------------
宮内 ：地面が石化しているので火をつけても大丈夫でしょう。
：狐火:15を男に向かって準備します。
川中 ：私は、巫女さんを自分の後ろまでエアクッションに載せて
：運んできます。この程度なら、強制力１か２レヴェルの行
：動なので自動成功ですね。さっきと同じ特徴1がつきますし。
sf ：巫女さんのほうは、何があるかなぁ。封印してみようと努
：力してみます。浄化が多分最高技能値の15ですから、それ
：を試みます。
更毬 ：問題は水袋ですね。
sf ：水袋は……退却します。事実上空飛ぶ水の塊になって、行
：きがけの駄賃に退路を塞いでいる人物に突撃します。
：突撃:16ですね。
sf :まずは水袋から。技能値16、強制力10、目標値６、特徴とし
:て、液体の身体:２。要するに水流撃みたいなものですな。
宮内 :そういうものが私のところに。
sf :７……失敗。８……３。成功。最終強制力12。
宮内 :あんさんも無理いわはりますな。
:狐火で防御……「守り火っ！」
:解説しよう。守り火とは、防御に用いる狐火のことである。
:狐火:15、妖力:３で、難易度が12なので、目標値６。
:10……４。成功。
:描写っ！
サラリーマン風の男が空飛ぶ水と化して、宮内に襲いかかる！ 宮内は、
とっさに狐火を広げて身を守る。水はそのまま宮内の脇をすり抜けようとす
る。
とりあえず、現在の余力をまとめよう。
宮内 体力:４ 集中力:12
川中 体力:２ 集中力:７
巫女さん 体力:３ 集中力:５
水袋 体力:７ 集中力:８(初期値 体力:10 集中力:８）
となっている。
宮内 :「これでも喰らいなっ」
:狐火:15＋妖力:３で、18を分けます。
:目標値が６、強制力が12。
:６、成功。
sf :自己再生能力:15に水ボディー:３で、判定します。
:難易度ロールで目標値が６。
:10……７……９……７……６。出たか。
:残り体力は３です。
更毬 :ゆけっ、巫女さん！
sf :封印対呪的強度で判定します。
更毬 :ガンバレ巫女さん、ファイトだ巫女さん！
sf :巫女、封印:15、柊巫女:２で、17です。
:目標値はそちらで決めちゃってください。
:あ、ダイスは二人でひとつづつ振ってください。
更毬 :目標値６。強制力は11。行きます。
:更２不６……駄目。更３不１。
:愛の勝利っ(喜び）
sf :呪的防御14に霞ヶ池の力２で、目標値は５。
:２。ピンゾロ。
更毬 :そんな、許せない。ヒーローポイントを使って打ち消しま
:す。（sf注:ないです）
sf :ということで、謎のサラリーマンもとい水袋は逃走に成功
:しました。
境内における事情聴取
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謎の水袋に逃走された、３人、事情のわからぬまま、顔を見合わせる。
sf : 一番困惑しているのは巫女かもしれない、なんか、浮い
:てるし……。
川中 : おろしますよ。「一応、お聞きしておきますが、大丈夫
:ですか？」
sf(巫女) :「あとしばらくは……」
宮内 : 警察手帳を見せながら「警察のものですが、お話を聞か
:せていただけますか？」
川中 :「別にかまいませんが、この方の手当が先のようです。落
:ち着いた場所の方がよろしくありませんか？ あぁ、私は
:警察所内でも構いませんよ」
宮内 :「そうですね。まずは、救急病院に行きましょうか……。
:私の車が向こうに停めてあるので、それでいきましょう」
sf(巫女) :「わかりました」 じつは国家公務員。
川中 :じつは一番身元が不安定。一応、学生だけど。
しかし、車はプレスされたように真っ平らになっている。(sf注:技能値:16
で圧縮です)
宮内 :「やってくれるねぇ。また課長にぼやかれるな。とりあえ
:ず、救急車でも呼ぶか……」 携帯で、署に通報します。
:とりあえず、車が来るあいだに簡単な事情を話してもらえ
:るとありがたいのだが。
sf(巫女) :「私がお話しします。私は、神座神社の柊巫女を勤めさせ
:ていただいております、玄田智(くろだ・とも)と申します。
:じつは……」
彼女の語ることには、最近霞ヶ池という古代の力が蘇りつつあり、その力
を私利私欲に用いようとしている団体がいくつもある。その内のひとつで急
進的な社会主義を奉じる、超科学的社会主義者連盟は、霞ヶ池の水を用いて、
人型の兵器を開発をすることを成功した。彼女は神座神社の柊巫女として、
彼らの挙動を追っていた。しかし、新しい人型兵器の性能が予想以上であっ
たため、正隆寺より水を制するための八大竜王図の写本を借り受けてきた。
だが、連盟にそのことを察知され、襲撃を受けていたのだという。
宮内 ：「それで、その写本はどうなされたんですか？」
玄田 ：「(くやしそうに) ……奪われてしまいました。どうやら
：連盟は有力な呪術者との協力体制を取っているようです」
しばらくすると、救急車がかけつけます。
救急隊員 :「おや、通報があったはずなのに、だれもいないではない
:か」
宮内 : なるほど、結界が残っているわけですね。結界の外にむ
:かって歩きだします。
救急隊員 :「おぉ、いるじゃないか」
宮内 :「この女性を頼む」
こうして、救急病院の吹利中央病院に運びこまれます。
吹利中央病院の一室
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……つづく。
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sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / 電網工房・匠 運営者(個人事業)
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