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Date: Wed, 13 May 1998 00:24:06 +0900
From: "K.Edamatsu" <edamatsu@osk2.3web.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 9823] [HA06]JEP宇宙刑事エクサイダー(5/11)続き
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: '語り部ML' <KATARIBE@teleway.ne.jp>
X-Mail-Count: 09823
どーも、楠です。
続きですー。
**********
尊の体がまばゆく輝き、一瞬の後。コンバットスーツを
纏った宇宙刑事エクサイダーに変身する!
尊 :「宇宙刑事(ポーズ)、エクサイダー!(見栄きりっ)」
3方向からエクサイダーの顔面をアップ。
メカミカゲ:「ま゛ーっ」
メカミカゲの攻撃を軽くバク転で躱し、間合いを取る。
尊 :「パワーで押すタイプ? なら、これでどうっ!」
腰のホルスターから銃を引き抜き、照準!
尊 :「パルスショット、バースト!」
銃口が吹いた数だけメカミカゲの胸元に火花があがる。
思わず動きをとめるメカミカゲ。
ミドリ :「やった!?」
マサ :「そう、思うか?(にやり)」
メカミカゲ:「ま゛っ」
尊 :「効いてないって、わけね」
マサ :「銀河警察のちゃちな豆鉄砲では、メカミカゲの
:装甲には傷ひとつ付けられわんぞ(笑)どうだ、小娘。
:いつもの必殺技を使ってみんか?(嘲)」
尊 :「後悔しても知らないわよっ!」
ミドリ:「エクサイダー!(心配)」
尊 :「大丈夫、任せて! サザナミ・ブレードっ!」
左腕に装着された光線剣を構え、刀身をなぞる。
尊 :「レーザーブレード! ミコト・ファイナル・クラーッシュ!」
メカミカゲ:「ま゛!」
エクサイダー必殺の大技を、頭上、両腕で受けるメカミカゲ。
ただのクリーチャーなら腕諸共一刀両断、のはずだったが。
メカミカゲ:「ま゛っ!」
尊 :「えっ!?(動揺)」
ミドリ:「そんなっ(悲鳴)」
エクサイダーの手には、根元から折れたサザナミブレード。
刀身はメカミカゲの腕に少しの擦過傷を残し、足元に転が
っている。
尊 :「サザナミブレードが……折れるなんて(呆然)」
ミドリ:「エクサイダー、危ないっ!」
尊 :「っ!!」
素早く反撃に転じるメカミカゲ。
動揺の為、動きが鈍るエクサイダー!
マサ:「なかなか苦労しているようだな、ん?(嘲笑)ひとつ
:協力してやろう。シャドウ空間、発生!」
Dr.マサの杓杖が怪しく輝き、周囲をシャドウ空間へと変化する。
シャドウ空間ではクリーチャーは通常の3倍の能力を発揮
できるのだ!
メカミカゲ:「ま゛ま゛ま゛っ!」
尊 :「速いっ!?」
マサ:「教えてやろう。メカミカゲの能力は、元になった鉄獣将軍
:ミカゲの3倍!このシャドウ空間においては9倍にもなる!
:貴様ごときが太刀打ちできる相手ではないわ!(笑)」
尊 :「くっ……こんな、ことでっ!」
マサ:「遊びは終わりだ、エクサイダー。やれ、メカミカゲ!」
メカミカゲ:「ま゛ま゛ま゛ーっ!」
ミドリ:「モトエクス、バルカン発射!」
マサ :「五月蝿いのがまだいたか。メカミカゲ、エクサイダーは後
:にして、先にあのアンドロイドを始末せよ!」
尊 :「ミドリ、逃げてっ!」
ミドリ:「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ミドリをモトエクスごと持ち上げ、放り投げるメカミカゲ。
尊 :「ミドリーっ! おのれ、よくもっ!(怒)」
不利な状況でメカミカゲに立ち向かうが、次第に劣勢になる
エクサイダー。
バイザーにひびが入り、コンバットスーツのあちこちから火花
が吹き出し、ついに膝をついてしまう。
尊 :「っ……」
マサ:「そろそろ終わりの様だな。覚悟はできたか?」
尊 :「(このまま、負けるわけにはっ)」
マサ:「さぁ、あの世へ行く時間だ。やれ、メカミカゲ」
ゆっくり歩み寄るメカミカゲ。
左手でエクサイダーの喉をつかみ、そのまま持ち上げる。
尊 :「あ、ぐぅ、ぅ……」
マサ:「さらばだ、エクサイダー(ふはははははは)」
メカミカゲの眼が赤く光り、エクサイダーに止めを刺そうとした
その瞬間!
どこからともなく飛んできた大剣がマサの杓杖を叩き落とす!
マサが杓杖を放してしまったので、シャドウ空間が消えた!
マサ:「なんだっ!」
尊 :「(……なに?)」
続いて黒い大きな影がマサを弾き飛ばし、メカミカゲを突き倒す!
メカミカゲ、思わずエクサイダーを放してしまう。
尊 :「う……っ」
声 :「……情けない奴だ」
マサ:「何奴っ!?」
尊 :「……あなたはっ!?」
声 :「俺が知っているお前は、この程度ではくたばらん筈だ」
マサ:「きき、きっ、貴様はぁっ!(汗)」
ミカゲ:「いいか、貴様は俺が倒す! この、鉄獣将軍ミカゲがな!」
尊 :「ミカゲ……」
マサ:「貴様、どういうつもりだっ!?」
ミカゲ:「お前にこいつをくれてやるわけにはいかんのでな、マサ。
:悪いが邪魔させてもらう」
マサ :「裏切り者が、何を言うか!」
ミカゲ:「ほざけっ!」
ミカゲ、大剣を手にメカミカゲに切りかかる!
ミカゲ:「ガラクタ野郎!貴様の弱点は、ここだっ!」
メカミカゲの腹部に輝く半球系のクリスタル部分。
この唯一の弱点を見事に切り裂いた!
メカミカゲ:「ま゛、ま゛……(がくん)」
ミカゲ:「今だ、逃げるぞっ!」
尊 :「そんなわけに、行かなっ……」
ミカゲ:「その体で何が出来る!今は後退して、体勢を立て直せ!」
尊 :「……っ。ミドリはっ!?」
ミカゲ:「安全なところに移しておいた。残りはお前だけだ! じゃあな
:Dr.マサ!」
マサ:「お、おのれミカゲっ!あと一歩であった所をっ!(怒)」
**********
で、切る(笑)
もーめちゃめちゃ強えーぞ、メカミカゲ(笑)
(弱点はおへそだけどー)
とりあえず、ここらでおもちゃが新発売だったり
するんだよね(笑)
小物のデザイン、考えますですー。
楠でした。
edamatsu@osk2.3web.ne.jp