[KATARIBE 9822] [HA06]JEP宇宙刑事エクサイダー(5/11)

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Date: Wed, 13 May 1998 00:23:54 +0900
From: "K.Edamatsu" <edamatsu@osk2.3web.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 9822] [HA06]JEP宇宙刑事エクサイダー(5/11)
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: '語り部ML' <KATARIBE@teleway.ne.jp>
X-Mail-Count: 09822

どーも、楠です。

エクサイダーの続き、書いてみました。
**********
(シャドウメン地下アジトにて)
以前、鉄獣将軍ミカゲが暴れまわったおかげで
アジトのあちらこちらが壊れ放題。
調整室では未だ修理の終わっていないメカミカゲ
が横たわっている。

Dr.マサ:「ミカゲ……力任せの野蛮人めが」
レディシャドウ:「さすが、我らが戦闘隊長、と言ったとこ
                 :ろか」
マサ :「感心している場合ではございませんぞ」
レディ:「ふ、そうだな。それよりもマサ。この始末をどう
       :つけてくれるのか?」
マサ :「そ、それはっ……(汗)」
レディ:「裏切り者を追放したまでは良い。が、その代償
       :がこれでは、な……戦闘員は大半が行動不能。
       :お前自慢のクリーチャーも修理が済みそうにない」
マサ :「お待ち下さい、レディシャドウ様。このマサめに
       :考えがあります!(汗)」
レディ:「考え?」
マサ :「失った戦力を取り戻し、且エクサイダーを倒す。
      :まさに一石二鳥の妙案にございます」
レディ:「ほぅ……聞いてやろう」
マサ :「は。諜報部の調査によりますと、近々吹利商店会
      :の慰安旅行が催される模様。それを襲い、戦闘員
      :を増員いたします」
レディ:「吹利商店会?……マサ」
マサ :「ご推察通り。吹利商店会と言えば、エクサイダーとは
      :並々ならぬ関係の人間共が多数おります。これを人質
      :にエクサイダーをおびき出し、メカミカゲで倒してみせ
      :ましょう」
レディ:「それまでに治るのか?」
マサ :「勿論でございます。ミカゲとの戦闘データにより、現在
      :更に強化を施しているところにございます(にやり)
      :修理が済んだ後はさらに強力な戦闘隊長になるでしょう」
レディ:「ふん……やってみるがよい、Dr.マサ」
マサ :「ははっ(深深と、礼)」

マントを翻しつつ立ち去るレディシャドウ。

マサ :「(生意気な小娘が……)」
諜報員:「マサ様!」
マサ :「どうした」
諜報員:「(小声)かねてより調査中でした、レディシャドウ様と
         :ミカゲ将軍の件について、ですが」
マサ :「なにかわかったか?」
諜報員:「レディシャドウ様直属の者がミカゲ将軍と接触。お互い
         :連絡を取り合っている模様にございます」
マサ :「なにぃ?」
諜報員:「いかがいたしましょう?」
マサ :「…………その連絡員を捕らえて、私の元に連れてこい。
      :良い考えが、浮かんだわ(ふっふっふ)」
諜報員:「ははっ」

立ち去る諜報員。

マサ :「小娘……情に流されおったか?  やはり、組織の頭が
      :務まるような器ではなかった、というわけ、か(にやり)」

(所変わって、旅行バス内)

かなみ:「緑お姉ちゃん、見て見て! 海っ!」
ミドリ:「わぁ……尊さん、見てください、ほら」
尊   :「え……なぁに……(青い顔)」
観楠:「尊さん、大丈夫ですか?」
尊   :「あまりだいじょうぶじゃない〜〜……うぅっ」
観楠:「(小声)緑ちゃん……尊さんって、クルマとか駄目だっけ」
緑   :「(小声)そんな事無いですよ。ただ、乗るのが自分の車じゃ
      :ないと酔うみたいなんです。銀河連邦の支給品だと、どんな
      :道走ったって、このバスみたいに揺れたりしないんですよ」
観楠:「なるほどね(苦笑)  そうでなきゃ、あんな風に四駆だの
      :二輪だの転がしたりできないよなぁ」
尊   :「あ〜〜ん、なんでこんなに揺れるのぉ(泣)気持ち悪いよぉ」
観楠:「あは、はは……(苦笑)」

ききききききききききききぃぃぃっ……がくんっ

尊  :「なに?」
ミドリ:「事故、かしら?」
かなみ:「(窓から顔を出す)んと、バスの前にトラックが止まってるよ」
観楠 :「危ないよかなみちゃん。……工事でもしてたのかな?」
運転手:「なっ、なんだあんた達……う、うわぁっ」
戦闘員:「いー!」
観楠:「あ、あれはっ!」
ミドリ:「シャドウメンの戦闘員!」
尊  :「こんな所にまで!?  ミドリ、いくわよっ!」
ミドリ:「はい!」

乗り込んできた戦闘員達をあっというまに蹴散らす
尊とミドリ。
そのまま車外へ。

マサ :「……やはりおったか、如月尊……くっくっく」
尊  :「Dr.マサ!」
マサ :「今日こそは貴様の命日となる。この私の壮大かつ偉大な
      :計画を散々邪魔してきたことを今こそ後悔するがいい!」
尊  :「なんですってぇ!」
マサ :「戦闘員共よ、ゆけい!」
戦闘員達『いー!』
尊  :「あんた達なんかに、負けるもんですか!  ミドリ、バスを
     :お願い!」
ミドリ:「わかりましたっ!」

群れ来る戦闘員を千切っては投げ、千切っては投げ。

ミドリ:「尊さん!バスの避難、完了です!」

エクサイダーマシン「モトエクス」に乗ってミドリ再登場。
服装が銀河警察の制服に変わっている。

尊  :「さぁ、残ったのは貴方だけよ、Dr.マサ!」
マサ :「……むむっ」
尊  :「私を倒すのに、戦闘員だけじゃぁ役不足ね。ご自慢の
     :クリーチャーはどうしたのかしら?(ふふん)」
マサ :「たいした自信だな……よかろう、相手をさせてやる。
       :出でよ!」
メカミカゲ:「ま゛っ」
尊  :「……ミカゲ?」
マサ:「ミカゲでは無い……似てはいるがな(にやり)」
尊  :「こっちも本気をださせてもらうわっ。昇華!」
**********
ここで、CMぅ!

続きは、90秒後っ☆

楠でした。
edamatsu@osk2.3web.ne.jp
 



     

    

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