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Date: Sat, 2 May 1998 19:56:30 +0900 (JST)
From: FURUTANI Shun-ichi <sf@x.age.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 9727] Re: [HA06] 編集ログ『春の日のベーカリー楠(仮題)』
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: KATARIBE@teleway.ne.jp
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二つめはいずこに通ず
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千影 :「(ごそごそ)……テヘッ☆ カバンの中に鍵入ってまし
:たぁ(^;)」
花澄 :「はじめまして。平塚花澄と申します (深々)……で、あの、
:そちらの本も何かになるんですか?」
更毬剽夜 :「(花澄さんに向かって) たぶん、なにかでてくるでしょ
:うね。(にやり)」
花澄 :「……何が出てくるんでしょう(興味津々)」
更毬剽夜 :「見てみたいですよね。私も見たいんです」
花澄 :「では、やってみますか?(嬉々) ……って、どうすれば
:いいのかな(やはりぼけ)」
更毬剽夜 :「とりあえず、開けてみましょう。(ぱかっ)」
譲羽 :「……ぢいいっ(花澄の後ろに避難)」
千影 :「(今日持ってたのってこんなのばっかりだっけ(^;))」
更毬剽夜 :「千影さん、鍵閉めてましたか? 簡単に開きましたけど」
千影 :「んー、閉めたような閉めてないような……忘れちゃいま
:した☆(火暴)」
花澄 :「……? 何も出てこない……あら?」
更毬剽夜 :「なにもでてきませんね。期待していたのに」
更毬剽夜 :「うむ、どこかの風景図ですね。どこであろう?」
SE :「にゅうっ(本がカバーの下で大きく変形……してまたも
:とに戻る)」
更毬剽夜 :「(ペンの後ろでつついてみる)おや、通り抜けますね」
譲羽 :「ぢいっ(おそるおそる手を伸ばして、絵に触ろうとする)
:……ぢいっ(手を引っ込める)」
花澄 :「どうしたの、ゆず?」
更毬剽夜 :「これは、本のなかの世界にいけるというやつでは?」
譲羽 :「ぢい(手が濡れたのっ)」
更毬剽夜 :「うむ、シロぴょんがいたら試せたのだが」
花澄 :「シロぴょん……ですか?」
更毬剽夜 :「うむ、化け猫に人権はないからな。まだ、戸籍もとって
:ないし」
更毬剽夜 :「(じ〜っと、譲羽をみる)う〜ん」
花澄 :「……(それもなんだか可哀相……)」
更毬剽夜 :「(仕方がない、あきらめるか)」
譲羽 :「ぢ……(びくびく) ぢいいっ(かーすみいっ)」
花澄 :「まあでも、この本は安全でしたよね(にこにこ そーか
:あ?)」
更毬剽夜 :「大丈夫だよ、譲羽ちゃん。ちょっと思っただけだから」
譲羽 :「……ぢい(まだちょっと警戒(笑))」
更毬剽夜 :「本当ですね。入ったきりでてこれなかったら、物騒です
:けどね(ぽん、ペンを落とす)」
前野 :「(そろそろ)……」
みかん :「ただいまっなの☆」
更毬剽夜 :「(ペンについていた紐をたぐる) あれ、ペンがついてい
:ない。どうやらある一定以上行くと、帰って来れないみた
:いですね」
花澄 :「あ、おかえりなさい(笑)」
前野 :「何が出てきました?さっきの……(汗)」
譲羽 :「ぢいい……(手、うんと突っ込まなくって良かったあ)」
更毬剽夜 :「(みかんちゃんか……、さすがに頼めないなぁ) お帰り
:なさい。前野君」
花澄 :「さっきの……ああ、ベガレ君が出てきました。可愛かっ
:たですよ(にこにこ)」
みかん :「??(きょろきょろ なんか、変な気を感じたらしい(笑))」
譲羽 :「ぢいぢいぢい(このご本も、何か変なの)」
前野 :「ベガレ君?(^^;
: まだ本をいぢくってるんですか……(^^;;」
花澄 :「ええ。楽しいですよ。意外性がいっぱいで(にこにこ)」
更毬剽夜 :「やっと、2冊目が判明したところだな。後一冊あるが……」
前野 :「そ……それはよかったですねぇ……(己は、そんな本ば
:かりある図書室に缶詰にされたのだが……(汗))」
花澄 :「後一冊……(期待の眼差し)」
前野 :「それとそれが開いてるから、残る一冊は日本の奴ですよ
:ね?」
花澄 :「じゃあ次に出てくるのは、雨月物語かも(わくわく)」
三つめはなにを与う
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前野 :「みかん、こっちに来ていなさい(^^;」
みかん :「は〜い(前野の後ろに隠れる)」
更毬剽夜 :「おぉ、前野君。開いてくれるのか。私は暖かく見守って
:あげよう。(笑)」
前野 :「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!(汗)」
花澄 :「宜しくお願いします、前野さん(にこにこにっこり)」
前野 :「こら〜(泣)」
譲羽 :「ぢい(よろしく、なの)(ぺこり)」
前野 :「うっうっうっ……なんの因果でこんなことばっか
:り……(涙)」
更毬剽夜 :「いいだしっぺがやるのは、世の中の常識なのだよ」
前野 :「しくしくしく……(ぱかっ)」
前野 :「己は言い出しちゃねーー(号泣)」
花澄 :「でも、何でしょうね、本当に……開けてみてください
:な(ずいっ)」
前野 :「うっうっうっ……(本を開く)」
前野 :「……」
更毬剽夜 :「あぁ、前野くんが変身してしまった〜」
花澄 :「……あらあら(あくまで呑気)」
前野 :「ゑ?」
譲羽 :「ぢいぢいいっ(蒼白)」
千影 :「(いいやあの本 ** そんなに ** 危険じゃないし寝てよっ
:と)……くぅくぅ……」
前野 :「がーーーーーーーーーーーーーーーーん!」
花澄 :「……なんだか何処かで見たことがあるような……(汗)」
前野 :「大学に行かなくちゃならないのにぃ〜(泣)」
花澄 :「つやといい、口の形といい……(しげしげと観察)」
更毬剽夜 :「おぉ、そういえば、私も今日は研究室のゼミがあるから、
:そろそろいかねばならぬな」
前野 :「うううううううううう……(部屋の隅でないてる)」
更毬剽夜 :「前野君、悪いがそのままでかまわないか?」
花澄 :「はい、いってらっしゃい(にこにこ)」
ハリ=ハラ : しばらく落ちます。
花澄 :「私も、少し瑞鶴に戻ります(にこにこ) ……ゆず、行こ
:うか」
譲羽 :「ぢいっ(そそくさ) ……ぢい(前野さん、可哀相……)」
更毬剽夜 :「まぁ、かっこよくなったし、いいとおおもうよ。また、
:研究室が終わったら戻ってくる。では」
更毬静夢 : 本当にゼミがあるので、次は5:30以降ですね。
いー・あーる : こちらも、次に戻るのは三時のお茶くらいだと思います。
みどりいろの《あれ》
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不観樹露生 : おはやうございます。なりきりチャットの日だったんで
:すね(^^; 過去ログ読んでました(^^;
K’ :「何になってしまったんだ、前野君(笑)」
狭淵美樹 :「ずずず……(コーヒーをすすっている)」
観楠 :「……どわぁぁぁぁっ!?」
狭淵美樹 :「(ふと視線を上げる)おやおや。皆様帰ってしまわれまし
:たか。しかしなかなか楽しい書物たちですなぁ……(にこ
:にこ)」
観楠 :「ちょぉっと厨房に入ってる隙に……なんで『みどりい
:ろ』がっ!?(汗)」
かなみ :「(からんころん☆)ただいまっ!」
美樹 :「(視線は本の上) 緑がきれいな季節ですなぁ……おや、
:かなみちゃんお帰りなさい(やっぱり視線は本の上)
: ずずず(コーヒーが空になる)
: あ、店長、もう一杯コーヒー頂けますか?」
豊中 :「……? 緑色、という単語が聞こえたようですが、どう
:しましたか店長?(といいつ(^^;)」
中崎 : 豊中の奴、右手に奇妙な機械を持ってます。
訪雪 :「(からからん)や。
: 豊中君がいたような気がしたんだが……今は誰もおらん
:のかな?」
美樹 :「おや、大家さん」
訪雪 :「や、狭淵さん」
本がたくさん、みんな変
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不観樹 : 美樹の読んでいる書物は千影邸とは関係ありません(^^;
: ただの「イヘ・モンゴル・ウルスにおける栄養学的諸問
:題」です。はい」
蘆会 : モンゴルはいいとして、「イヘ」と「ウルス」って何だ
:ろう……(?_?)」
不観樹 : 「大モンゴル帝国」の現地読みです。はい。ところで、
:麻樹の下宿前の話しになるんでしょうかね、これ?
sf : エヘ(イヘでもいいのか?)とは大きなといった意味のモ
:ンゴル語、ウルスとはなわばりみたいな意味です」
蘆会 : いやあ、私ゃてっきり、「イヘ」と「モンゴル」と「ウ
:ルス」という三つの地域があるものかと(^_^;)」
文雄 :「(どこからともなく背後に立つ) ほう、大モンゴル帝国
:における栄養学……また変ったものを読んでますなぁ」
美樹 :「そこの古本屋でふと見つけまして」
文雄 :「うーむ、紅雀院の教授あたりが持っていた物なのかな」
美樹 :「今日の収穫は……(ショルダーバッグの中から取り出す)
:『遺伝子狩りの光と闇』『イスラム科学用語辞典』、こん
:な感じですね(ニコニコ)」
訪雪 :「ううむ……私には、どうも理系っぽい、というくらいし
:か共通点が見出せませんなあ(汗)」
文雄 :「私は……『近畿電気通信監理局 第二無線情報通信利用
:試験報告』あたりか。
: めでたくエーテル通信サーバの利用許可も降りたことだ
:し、いろいろと試してみないとな」
美樹 :「サーバが起動しますか。うちの研究室の生体サーバマシ
:ンはどうも不安定でしてね。やっぱり、OSが弱いんですか
:ね?」
カレーとプリンの素敵な結婚
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訪雪 :「ところで、駅前の菓子屋でこんなものを見つけたんです
:が……(手にした袋をがさがさと開ける) どなたか、もう
:試されましたか?」
美樹 :「ところで、大家さん、そのお菓子はなんなんでしょう?」
訪雪 :「カレープリン。なんでも新製品だそうで」
美樹 :「なるほど、たしかにカレーの色がついてますねぇ」
蘆会 : ちなみに「カレーヨーグルト」は実在します。
訪雪 :「(カップの底を見て) ふむ。ちゃんと肉野菜の具まで入っ
:とるのか」
美樹 :「甘いかどうかがとても問題ですね(汗)」
訪雪 :「てんちょ、ちょっとここで試食しますね。(ぺこり)
: んでは、謹んで」
美樹 :「(じぃっとみつめて) 美味しいですか?」
訪雪 :「……(みるみるうちに顔が汗ばんでくる)」
美樹 :「(辛いのでしょうか、それとももしかして、とても不味
:いのでは……)」
前野 :「(時間切れで、変身が解ける) ……しくしくしく……ひ
:どいめにあった……(涙)」
美樹 :「店長? あれ? 厨房のほうですかね。では失礼して……
:(カウンター越しにごそごそ) どうぞ、大家さん、アイス
:ティーは必要でしょうか?」
訪雪 :「……(スプーンを握る拳がぷるぷる震えている)」
美樹 :「(ま、まさか、とてつもなく美味しいので感動の余り言
:葉が……)」
前野 :「おや、大家さん。どうしたんですか?」
美樹 :「(ひそひそ) いえ、カレープリンなるものを試食なさっ
:ておられるのですが……」
前野 :「はー(^^; ……かれーぷりん……(汗)」
みかん :「おーやのお兄さん、ぷりんおいしい?」
訪雪 :「(すうっ、と元の顔色に戻って) 狭淵さん。私の喰いか
:けでよければ試してみませんか?(にこにこ)」
美樹 :「あ、ちょっといただいて見ましょうか……(ぱくっ)」
美樹 :「……」
訪雪 :「(黙ってにこにこ)」
みかん :「おいしい? >美樹」
かなみ :「美樹にいさま、おいしい?(じっとみつめる)」
みかん :「じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
訪雪 :「……(手の中のスプーンがぱきんと折れる)」
美樹 :「……。ふぅ。いい味出してますねぇ……(しみじみ)」
前野 :「……(汗)」
訪雪 :「(ぷち) ちっくしょおおおひゃくよんじゅうえん返しゃ
:あがれええええエエエッ!!(涙じょろじょろ)」
美樹 :「人類の味覚には十分以上の多様性が存在するようですな。
:うん」
前野 :「(キレたか……(−−;)」
みかん :「お兄さん、泣いちゃだめなの(あせあせ#慰めてる)」
花澄 :「(ひょっこり) 大家さん……ど、どうされたんです
:か?(汗)」
訪雪 :「(虚ろな目で残りのプリンを喰いながら) はは……あは
:はは……これはカレーに対する冒涜だ……プリンに対する
:挑戦だ……うけけけけけけけ」
美樹 :「かなみちゃん、みかんちゃん、このプリンはちょっと変
:わったお味がしますから、また今度にしましょうね(にこにこ)
: あ、店長、できるだけ濃いコーヒー一杯お願いします」
みかん :「おーやさん、なんか可哀相なの……(湿った瞳で見つめる)」
花澄 :「……大家さん? ……何食べてらっしゃるんですか?
:(……何でカレーとプリンなんだろう……)」
前野 :「花澄さん……そっとしておいて上げて下さい……」
美樹 :「今は、そっとしておいてあげるしかありませんね……あ、
:店長、濃い目のコーヒーもう一杯お願いします」
花澄 :「……はあ(よ、よっぽど何かあったのね……)
$$
人数が増えると、どうしても収拾がつきにくくなりますねぇ。(;^^)
しかし、Jエピソードのネタ出すと、この話じたいもJになるような……。
sfこと古谷俊一 / 奈良県香芝市在住 / 創作サークル工房・匠
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