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Date: Mon, 05 Jan 1998 10:50:21 +0900
From: "E.N." <nakazono@ss.ffpri.affrc.go.jp>
Subject: [KATARIBE 8227] HA06:EP:「筆まめ、筆不精」
Sender: owner-KATARIBE@teleway.ne.jp
To: KATARIBE@teleway.ne.jp
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こんにちは、いー・あーるです。
実家に帰った時の実話。
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EP 「筆まめ、筆不精」
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大晦日、母方の親戚が祖母の家に集合する。
叔母 1 :「花澄ちゃん、ちょっとこれ見て」
花澄 :「手紙、ですか?…あ、はるちゃんから?」
叔母 1 :「この前24日のことなんだけどね(笑)もと君が
:パリに来たらしいのよ」
花澄 :「で、その手紙がもう来たんですか?(ちょっとびっくり)」
叔母 1 :「あの子、筆まめだから(笑)」
ちなみに、はるちゃん、もと君、共、花澄達のいとこである。
呼び名は、小さな頃から変わらない。
花澄 :「もと君…は、今添乗の仕事?」
叔母 2 :「そう。それでパリ行って、道案内をはるちゃんに頼んだらしいの」
花澄 :「(笑)二人とも日本じゃ滅多に会わないのに」
かたやフランス留学中、かたや添乗員勤務。
確かに日本では会いにくいだろう。
その日あった事を、即書いたらしい手紙をさらさらと読んでゆくと。
花澄 :「あれ、この最後一行?」
叔母 2 :「そう、もとが書いてんの(溜息)」
最後一行。
『では、日本で会いましょう』
叔母 2 :「それでもはるちゃんにやいのやいの言われて、ようやっと
:書いたらしいのよ。全く呆れるくらいの筆不精よねえ」
花澄 :「……そう、ですねえ(汗)」
人のことは全く言えない花澄であった。
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もと、というのがぢつはいー・あーるの弟。(爆)
添乗員勤務でパリ行って、いいレストランを従妹に探してもらったらしい。
いー・ :「で、その代償に『夕御飯ご馳走になって、一緒にプリクラ
:写して、手紙に一言書かせた』んだそうな(笑)」
花澄 :「筆不精って、遺伝するのねえ(しみじみ)」
いー・ :「そうかもねえ(やはりしみじみ)」
しかし、この筆不精宅にも、10枚ほどの年賀状がやってくる……
有り難い話です。
花澄 :「返事、書かなきゃね」
いー・ :「……いい。明日っから北海道行くから、行き帰りの飛行機ん中で
:書く!」
では。
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『Hitch your wagon to the Star in Heaven』
いー・あーる(nakazono@ffpri.affrc.go.jp)
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