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Date: Sat, 16 Nov 2002 10:27:41 +0900 (JST)
From: 月影れあな <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 25136] Re: [HA06P] エピソード:『落ち葉と猫』
To: kataribe-ml@trpg.net
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X-Mail-Count: 25136
2002年11月16日:10時27分41秒
Sub:Re: [HA06P] エピソード:『落ち葉と猫』:
From:月影れあな
おいっす、月影れあなでガス
遅れてすみませぬ、早速セリフチェックる
> 榎愛菜美(えのき・まなみ)
> :アンドロイド少女。忘れてるかもしれないけど猫猫団員。
> 月(つき)
> :猫猫団最高幹部。食いしん坊なので肥満が心配。
月(つき)
:猫猫団最高幹部。食いしん坊猫を殺す。
> 苑(えん)
> :猫猫団首領で月の兄。月の暴走に日々頭を悩ませている。
>
>
>作戦名『Yaki-Imo』
>------------------
> 無道邸のとある一室。野球部の活動がひと段落して、久々に無道邸に遊びに
>来た愛菜美が、窓の外を見て感嘆の声を上げる。
>
> 愛菜美 :「うわぁ、落ち葉が色づいてきれいだなぁ」
>
> 色づいた木の葉が地面いっぱいに落ちていて、まるで絨毯のように庭を彩っ
>ている。なかなか見事な光景だ。と、そこへ。
>
> 月 :「おお、愛菜美ではないか。最近顔を見なかったが、何を
> :していたのだ?」
月 :「おお、愛菜美ではないか。最近顔を見なかったが、何を
:していた?」
> 愛菜美 :「うん、野球部が秋の大会で忙しくてね」
> 月 :「大会だと?大会と世界征服とどちらが大事だと思ってい
> :るのだ」
月 :「大会だと!? 世界征服と大会、どっちの方が大切だと思っ
:ているんだ!!」
> 愛菜美 :「大会」
>
> 即答する愛菜美。
>
> 月 :「ぬぬぬ……まあいい、今日君を呼んだのは他でもない」
月 :「むぐぐ……まぁ良い。今日貴君を呼んだのは他でもない」
> 愛菜美 :「呼ばれてないって、私が勝手に来たんだよ」
> 月 :「まあ黙って聞け。窓の外を見てみろ、大量の木の葉が落
> :ちているのがわかるだろう」
月 :「そんなの知らん……窓の外に大量の落ち葉があるであろ
:う」
> 愛菜美 :「まあ、見ればわかるよ」
ここんとこ、ちょっと変わるけど、月ならこんな感じです
> 月 :「そこで、今日の作戦は『落ち葉を回収し、火を放ってさ
> :つま芋を食す』だ」
> 愛菜美 :「……作戦も何も、単なる焚き火と焼き芋じゃない」
> 月 :「はっはっは。細かいことは気にするな。では、早速作戦
> :を開始するぞ」
月 :「そうか。では作戦開始だ」
愛菜美 :「は?」
月 :「むぅ、勘の鈍い奴だ。コードネーム『焼き芋』と言えば
;わかるだろう。あれらを燃やして芋を焼け!」
> 愛菜美 :「まあ、いいけどね」
>
>
>作戦開始
>--------
> そんなやり取りを経て、庭に出た月と愛菜美。すると、どこからか戦闘猫が
>現れ、竹箒を取り出した。
>
> 月 :「うむ、ご苦労。では、作戦開始だ」
> 愛菜美 :「月ちゃんの分の箒がないみたいだけど?」
> 月 :「私は総司令だから前線に立つことはないのだ」
> 愛菜美 :「あっそ……」
>
> 仕方なく、半ばあきらめの表情で箒を取る愛菜美だが……
>
> 苑 :「馬鹿者!よその人に掃除を押し付けるやつがいるか!」
苑 :「大ばか者!!」
> SE :バチコーン
> 月 :「ぐはっ」
>
> 苑の平手打ちが月にクリーンヒットする。
円のハリセンが月にクリーンヒットする。
> 月 :「うぐぐ……相変わらずきついツッコミだな」
> 苑 :「お前は相変わらず大馬鹿者だ……愛菜美さん、申し訳な
> :い」
苑 :「そういう貴様は相変わらずの大ばか者だ。つまみ食いの
:罰で賜った庭掃除を他人に押し付ける奴があるか! 榎殿、
:申し訳ない」
> 愛菜美 :「まあいいよ。みんなで掃除しよう、そうすれば早く終わ
> :るよ」
>
> 結局、戦闘猫に愛菜美、月と苑もみんなで落ち葉集めをすることにした。
>
>
>お楽しみの時間
>--------------
> やがて、すべての落ち葉が一箇所に集まり、お楽しみの「焼き芋タイム」が
>やってきた。
>
> 月 :「では、私自らが点火の儀式を行おう」
> 苑 :「……ちょっと待て、それは何だ」
> 月 :「これか?これは爆弾猫から借りた点火器具だ」
> 苑 :「……使用不許可」
苑 :「……不許可である。これは預かっておく」
> 月 :「む、何故だ!?」
> 愛菜美 :「何故もヘチマもないと思うよ、見るからに怪しいもん…
> :…」
>
> もし実際に使用していたら、今頃無道邸は消し炭になっていたかもしれない。
>結局、愛菜美がマッチで普通に火をつけた。やがて、芋がいい具合に焼けてき
>た。
>
> 愛菜美 :「いただきまーす……うん、おいしい〜」
> 月 :「うむ、作戦は大成功だ」
> 苑 :「うん、これは美味い」
>
> 芋は次々と消えていく。
>
> 月 :「良き哉、良き哉」
> 愛菜美 :「でも、あまり食べると、また太っちゃうよ」
> 月 :「うぐっ……愛菜美だってかなり食べているではないか」
月 :「そんなん知らん。愛菜美だってかなり喰っとるではない
:か」
> 愛菜美 :「私はアンドロイドだから太らないもーん」
> 苑 :「また山葵猫としばらく同居するか?」
> 月 :「くっ……」
>
> 平和な秋の昼下がりであった。
>
と、こんな感じ。
結構大幅に変えてしまったが……まぁいいデスヨにゃ
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