[KATARIBE 25106] [HA06P]エピソード『台風の夜』

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Date: Thu, 07 Nov 2002 12:20:30 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 25106] [HA06P]エピソード『台風の夜』
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <200211070319.gA73JpL08185@sv.trpg.net>
X-Mail-Count: 25106

流れログ切り人(謎)です。
#kataribe 2002/07/11のログ。

	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/25000/25081.html
	[HAL]Q.狭間では日常的にエピソードが作られているのですか?

の続き。
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エピソード『台風の夜』
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登場人物
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 雨降 蓮太郎  :水上神社の管理人。社務所にて養女と暮らすパパさん。
        :囲ちんのパワーに降りまわされがち。[271番]
 雨降 囲    :雨降蓮太郎氏の養女な井戸の精。元気いっぱい少女だが、
        :反面かなりのトラブルメイカー。[273番]

 忌野 朱里   :焔に憑かれた浪人生。でっかくて力持ちで寡黙。[287番]
 西久保 史雄  :吹利学校の中等部2年に所属する野球少年。[313番]
 円部 理緒   :謎の少女。[311番]

台風の夜、吹利市内の道沿い
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 囲      :「あめ〜(るんるん)」<窓ガラスに顔を押し付けてる
 忌野     :「…」

[hari]   # 気がつく
[akito]   雨がひどいので近くのお宅で雨宿りする囲ちん

 忌野     :(手を振って見る)
 囲      :「あ、忌野さんだー(ぶんぶん)」
 囲      :(がらがら)「やっほー」

[akito]   <窓を開けてご挨拶

 忌野     :(のしのし)「……やあ」
 SE      :びゅー

[akito]   # 窓から吹き込む雨と風

 囲      :「雨の中おさんぽ?」
 忌野     :「いや……バイトの帰り……
 囲      :「ふーん。かこいは自転車でおさんぽしてたら
        :ここのおばちゃんに雨宿りしてけって」

[akito]   # かこいちんは井戸の精なので
       あんまり濡れることを厭わない(w

 忌野     :「まぁ……普通は台風の中は……(^^;」
 史雄     :「う〜、遅くなっちまった……電車動いてるだろうなぁ」
 囲      :「あ、史雄にーちゃんだ」

[MOTOI]   # ためしに乱入してみた(^^;
[hari]   # 雨の中、窓をあけて大男と話をする児童
[MOTOI]   # 実は、史雄と囲ちゃんとは、「アキトさんがいないときに」
       会った経験があったり(ぉぃ
[MOTOI]   # (6/9の#HA06です)
[akito]   # よくあることです

あふりん、大ピンチ
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 雨降     :「かーこーいー(捜索中)」
 雨降     :「……どこへいった(焦)」

[akito]   # あふりん大ピンチ(鬼)

おばちゃん宅
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 忌野     :「吹き込むぞ……」
 おばちゃん  :「かこいちゃん、窓閉めて。そっちの男の人たちもウチに
        :はいんなさいっ」

 史雄     :「あ、君は、雨降さんとこの……囲ちゃんだったね」
 忌野     :「いや…俺は……」>おばちゃん

 おばちゃん  :「あーもー、うちんなかがびしょびしょになっちまう
        :だろっ」
 おばちゃん  :「とっとと入りな!! そこの若いお兄さんもだよっ」

 忌野     :(いそいそ)

[hari]   # 叱られてすごすごと入る

 史雄     :「あ、俺は傘持ってますし……早く駅に行かないと電車
        :動かなくなっちゃうんで」

 TV      :「……雨のため、以下の電車は運行を停止しております」

[akito]   # <状況をどんどん操作する悪いPL(にやり)
[MOTOI]   # こーゆーこと言うともう手遅れってのはお約束ですか(ぉぃ

 史雄     :「……もう手遅れみたい……」
 史雄     :(ちょっと考えて)「……では、すみませんが、お言葉に
        :甘えさせていただきます」

 おばちゃん  :(タオルを差し出して)「ほれ、これで体ふきなさい」

その頃の雨降さん
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 理緒     :「(−−」雨の中かさもささずに歩いてる

[akito]   # というわけで、ボクとしてはあふりんがびしょぬれになって
       たどり着くと、みんなしてぬくぬくとお茶をすすっている、
       という方向を希望
[lokai]   # ではしばらく雨の中を自転車で。
[MOTOI]   # 一応、神社には携帯から電話しとこうか。
       誰も出ないだろうけど(ぉぃ

 雨降     :「……(がっしゃがっしゃがっしゃ)」

 理緒     :「(−−」ふらり自転車の前に出て見ましょう…(死
 雨降     :(ききき、がっしゃがっしゃ(通過))

[embRyOM]  # ちぃ…(笑)
[lokai]   # 最早囲ちんのことしか頭に。
[embRyOM]  # (笑)

再び、おばちゃん宅
------------------

 忌野     :「………」(くしゃくしゃ)

[hari]   # 囲ちんの頭をくしゃくしゃと拭く

 史雄     :「ここまで一人で来たの?」>囲ちゃん
        :(自分の顔拭きながら)
 囲      :「うん、雨が降ってたからかこい号(自転車)で
        :散策してたのー」
 忌野     :「……ふむ」

[hari]   # 窓の外を、ボーっと見てる

 SE      :ざーざーざー(豪雨)
 史雄     :「自転車って……この雨と風の中、
        :よく外出る気になるなぁ」
 史雄     :「風邪引いちゃうよ」
 囲      :「かこいは元気だから風邪ひかないもーんっ(自慢げ)」

すれちがう二人
--------------

[embRyOM]  # 窓の外をナイトドレスの女の子が通り過ぎます>忌野
[MOTOI]   # ナイトドレスの女性が理緒さんだとすると
       雨降さんは、見事に囲ちゃんを「通過」したわけか(ぉぃ
[embRyOM]  # 当然傘はさしてません(笑)>忌野

 忌野     :「………」
 理緒     :「(−−」てくてく
 忌野     :(コンコン)<窓ガラスを叩いてみる

 理緒     :「Σ(……」反応(笑)
 理緒     :「(^^」手を振って挨拶
 忌野     :(おいでおいで)

[embRyOM]  # であ、ぱたぱたと入り口に走っていきます

 おばちゃん  :「おやおや、今日は来客がおおいねぇ」<にこやか
 SE      :がらがら〜…ぴしゃっ!
 理緒     :「こんばんは…」ぺこりと

水上神社への電話
----------------

 史雄     :「で、雨降さんにはちゃんと言ってきたわけ?」
 囲      :「うん、おでかけしますって書いてきたよ」
 史雄     :「書いてきたのか……一応電話してみるか」

[akito]   # かこいちんは小学校にいってないので
       文字はかなりあやしそうだが(w
[embRyOM]  # (笑)

 再現映像   :「ぬでかいJます」<ちゃぶ台上の画用紙

[embRyOM]  # (爆)
[akito]   # あ、うけた(笑)

[MOTOI]   # たぶん、水上神社には何回か行ってるから、
       電話番号わかるかと思うので

 史雄     :(携帯電話から、水上神社に電話かける)

[MOTOI]   # 留守電あるのかな?
[lokai]   # 留守電が出ます。

 史雄     :「(留守電か……まだ帰ってないのかな、雨降さん)」

 史雄     :「こんにちは、西久保です。今囲ちゃんと一緒に
        :いますんで……えっと、あれだったら俺の携帯に
        :電話お願いします。番号は……」<留守電に録音

[lokai]   # 雨降の携帯にかけたらつながるのに、携帯の番号を
       知らなかったりするのである

 史雄     :(電話切って)「これで、しばらく大丈夫だろ」

[MOTOI]   # 実は全然大丈夫じゃないのだけれども(^^;
[akito]   # かこいちんの名札とかに書いてあるかも>あふりんの携帯番号
[embRyOM]  # (笑)
[MOTOI]   # 多分、雨降さんの携帯の存在すら知らないかと(苦笑)

ちょうどそのころ
----------------

 雨降     :「(家に電話)……帰ってないか(がちゃ)」


みんなでお茶でも飲もう
----------------------

 理緒     :「…(−−」頭ぶんぶん振って水っ気、飛ばしてます
 忌野     :(ぱさっくしゃくしゃ)>りおっちの髪を拭く
 理緒     :「有難う…(^^」くしゃくしゃ>忌野
 史雄     :「あ、ところで、こちらの方たちは、
        :囲ちゃんの知り合い?」

[MOTOI]   # 忌野さんと理緒さん見ながら

 忌野     :「……うむ」


 理緒     :「円部理緒…」ぺこりと挨拶>史雄
 史雄     :「あ、ども……こんなところで何ですけど、はじめまして」
 史雄     :「西久保史雄っていいます、よろしく」
 理緒     :「…はい」ぽつり

[embRyOM]  # 変なキャラですね…自分で言うのもアレですが…(死

 忌野     :「忌野だ……よろしく」
 史雄     :「こちらこそ、よろしく」

 おばちゃん  :「とりあえず和室でお茶でものんでなさいな」>来客衆
 理緒     :「有難う御座います…」ぺこり>おばちゃん
 史雄     :「すみません、お世話になります」
 囲      :「はーいっ。あ、かこい手伝うよ」

[akito]   # そして恐怖のかこいちんお手伝い作戦発動

 理緒     :「私も手伝います…」
 忌野     :(のしのし)

[MOTOI]   # 恐怖なのくぁ(汗
[embRyOM]  # おもしろそうですねw
[miburo]  # ばつ技能発動?

囲流お茶汲み術
--------------

 囲      :「おちゃっぱを……(ざざーっ)」
 囲      :「んでお湯を……(じゃー)」
 史雄     :「その急須にその量は多いんじゃない?(^^;」
 理緒     :「…おちゃっぱ…多いよ?(……」(笑)>囲
 囲      :(ひょい)「あれ、ちょと多かったかな?」
        :<急須を持ち上げる
 囲      :「まいっか(ててて)」
 SE      :ずがしゃーん

[embRyOM]  (笑)

 史雄     :「(渋そ……)」

[akito]   # こけるかこいちん
[akito]   # さぁ、熱湯満載の急須をキャッチするのは誰だっ!?

 理緒     :「…(’’」きゃっち!
 理緒     :「…おちゃ…どうぞ(……」そのまま差出>チリリ

[akito]   # うお、おそるべし>きゃっちして何事もなかったように
       さしだし

 史雄     :「だ……大丈夫!?」

[embRyOM]  # ひとではないですから(笑)
[embRyOM]  # どっち〜?>史雄
[MOTOI]   # どっちも

 理緒     :「…?(……」怪訝そうな顔して首かしげます(笑)>史雄
[MOTOI]   # こけて一瞬手から急須が離れたとき、
       こぼれなかったのだろうか

パパさん到着
------------

 NA      :なんてことをやっているうちに時間もすぎて。
         あふりんがかこいちんを発見
 雨降     :「……囲っ(ぜーひー)」

[MOTOI]   # をを、急展開。
[lokai]   # ずぶぬれ
[akito]   # 自宅帰って留守電聞いたかしたんだろう
[embRyOM]  # (笑)

 囲      :「あ、蓮太郎パパの声だっ(てててっ)」

[MOTOI]   # となると、史雄の電話にかかってきたんだな

 雨降     :「……無事だったか(へなへな)」
 史雄     :「あ、雨降さん……って、ずぶぬれじゃないっスか!?」
 理緒     :「お茶どうぞ…」湯飲みに入れて差出>雨降

[embRyOM]  # みんなの分も湯飲みに入れて出します

 雨降     :「電話を有難う……御迷惑をお掛けした(ふかぶか)」
 史雄     :「いや、そんなことより……すみません、タオル貸して
        :ください!」>おばちゃん
 雨降     :「ああいや、お気遣いなく」

 理緒     :「…お茶菓子何処ですか?(……」>おばちゃん
 おばちゃん  :「ほいよっ」>茶菓子とタオル
 理緒     :「はい…」受け取って…配ります

 史雄     :「すみません、お借りします……雨降さん、これ」
        :<タオル渡す
 雨降     :「申し訳ない」

 おばちゃん  :「しかしまぁ、今日はたくさんお客さんが来る日だね。
        :なんだかひさしぶりで嬉しいね」
 史雄     :「すみません、たまたま通りかかっただけなのに、
        :こんなにお世話になってしまって」
 雨降     :「娘がすっかりお世話になったようで、ありがとう
        :ございます(ぺこり)」
 理緒     :「有難う御座います…」ぺこり>おばちゃん
 おばちゃん  :「いーんだよ、こっちは楽しんでるんだから」

急浮上! 「あふりん遊び人説」
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 おばちゃん  :「でもまぁ、一時期若い娘さんをとっかえひっかえなんて
        :噂もあった雨降さんも、今じゃしっかりパパさんだね(笑)」
 雨降     :「……一体どこでそんな噂を(汗)」
 理緒     :「…丸くなった?(……」ぼそり(笑)

[akito]   # 水上神社に若い女性の出入りが多いことが原因かと
[lokai]   # えう(笑)
[embRyOM]  # (笑)

 囲      :「(ほえ、それはおねーちゃんに教えてあげた方が
        :よいかな)」

[akito]   # かくして誤解が誤解を生むのであった
[lokai]   # かこいちんが悪いことを覚えてしまったっ
[akito]   # 野火のように広がる「あふりん遊び人説」
[lokai]   # ひいいいいいいいいいい。

 史雄     :「ま、まあ、単なる噂じゃないですか」

[MOTOI]   # フォロー

 理緒     :「悪事千里を走る…」追い討ちの呟き(死
 雨降     :「本当であってたまるか(頭痛)」

[MOTOI]   # うう、やばい、PLに強烈な眠気が(汗
[lokai]   # 締めの方向へ?
[akito]   # ういうい

[MOTOI]   # いってくれるとありがたいですが、電車が通ったことにして
       史雄だけ抜けても

 雨降     :「……ほんとうに、お世話になりました(ふかぶか)」
 おばちゃん  :「(玄関先まで送って)それじゃ、また遊びに来ておくれね」
 史雄     :「ありがとうございました」(礼)
 史雄     :「じゃ、また電車が止まると厄介なんで、
        :お先に失礼します」
 雨降     :「まだ雨が酷いようだから、気をつけて」
 囲      :「また遊んでねー(ばいばい)」

 史雄     :「雨降さんこそお気をつけて。囲ちゃんと理緒ちゃんもね」
 理緒     :「ばいばい(^^」にっこり笑って送り出し
 雨降     :「あたらしいともだちが出来たのか。よかったな」
        :>囲ちん
 史雄     :「またね〜」

[MOTOI]   # 駅までダッシュ

時系列と舞台
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 2002年7月の台風が上陸した吹利市内。

解説
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 ぱわふるな子供に振り回されるパパさんと、それにからんだ交流。
 何気に、一番おちついてるのが中学生というのは内緒だ。

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