[KATARIBE 24932] [HA06P] エピソード『お昼時』

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Date: Sun, 8 Sep 2002 23:56:35 +0900 (JST)
From: みぶろ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24932] [HA06P] エピソード『お昼時』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200209081456.XAA68376@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 24932

2002年09月08日:23時56分35秒
Sub:[HA06P]エピソード『お昼時』:
From:みぶろ


 みぶろです。めしくってるだけです。
 固有名詞の友人が2人も出ます。HPに避けたほうが、と書かれてるというのに。
 ま、なんでもかんでも書いて見ましょう。とりあえず、これ以上固有名詞のつく
友人は出てきません。たぶん。
 次回は千緒が一人で頑張る予定。

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エピソード   『お昼時』
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 登場人物
  藤咲千緒(ふじさき ちお)
  :春日高校一年生。結界術の使い手。座右の銘は「触らぬ神にたたりなし」                 
  袴田葵(はかまだ あおい)
  :千緒のクラスメイト。女子バスケ部。宝塚の男役風の容姿で女子に人気。
  染田菜々子(そめだ ななこ)
  :千緒のクラスメイト。千緒と同じ文芸部。ロリ顔Dカップで男子に人気。


舞台   教室
時系列  9月上旬 昼休み

本文
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  昼休み。千緒・葵・菜々子の三人はいつものように机を固め、昼食を取り
 はじめた。千緒・菜々子のちっちゃい弁当箱を横目に、葵は濃い目のパンを
 4つ用意し、牛乳で流し込んでいる。

 千緒     :「……いつもながらよく食べるわね〜。あんまり背高くな
        :ると税金とられるよ?」
 葵      :「(もふもふ)とられへん。戦いの前には腹が減るのだ」
 千緒     :「あんたは野武士かー。……運動部の人って皆そうなのか
        :しら?」
 葵      :「知らん。てゆ〜か、あんた達こそそれでよく足りるね」
 千緒     :「うん。もうおなかいっぱい……」

  どん。千緒のセリフをさえぎるように菜々子が机を叩く。

 菜々子    :「足りるわけ無いやん!」
 千緒     :「え?ほな、もっと持ってくればよかったのに」
 菜々子    :「太るもん! うう、二日にいっぺんは朝ご飯抜いてるの
        :に、ちっともやせないよう」
 葵      :「なんか、中途半端やね……」
 千緒     :「部活の帰りにミスドに寄るのが、よくないと思うの」
 菜々子    :「おに〜。ささやかな幸せをも奪おうとする人がいる〜。
        :ええ、ええ。お痩せになってるお二人にはどうせわからな
        :いでしょうとも」

  涙を拭うしぐさをする菜々子。

 葵      :「よく動くから食べても太らないし」
 千緒     :「ごめん。ダイエットって、したこと無い」
 菜々子    :「が〜ん。女性の敵〜。人類の敵〜。いまここに紅茶王子
        :が現れて三つの願いをかなえてくれるって言ったら、あた
        :しは痩せて、二人をデブにしてやるぅ〜。今決めたもん」
 葵      :「うわ。子供がおる」
 千緒     :「でも、自分の願い事を犠牲にして友を呪おうとする姿勢
        :は、すごいと思うわ」



               ――了――



 解説:
  なにげないお昼時の会話です〜。意味など一切ありません。
  やっぱり3人だすと千緒の印象が薄いですね・・・。

 註
  ミスド:ミスタードーナツ。ちょっとした夕食に等しいカロリーを、おい
     しくかつこっそりと補給してくれる。
  紅茶王子:花とゆめ系列のマンガ。三つの願いをかなえる妖精の伝説を少
      女マンガにするとこうなる、と言う内容では全く無い。単に妖精
      が現れて〜とするより高校生らしいかなと思って出しました。




    

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