[KATARIBE 24852] Re: [HA06P] エピソード『入団挨拶』

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Date: Sat, 24 Aug 2002 08:42:23 +0900 (JST)
From: 月影れあな  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24852] Re: [HA06P] エピソード『入団挨拶』
To: kataribe-ml@trpg.net
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2002年08月24日:08時42分23秒
Sub:Re:  [HA06P]エピソード『入団挨拶』:
From:月影れあな


月影れあなです

>MOTOIです。愛菜美が猫猫団に入った直後の話を
>補強する意味でEPを書きました。
>平たく言うと、苑くんと愛菜美による互いの自己紹介です。
>というわけで、れあなさん、台詞チェックよろしくお願いします。

あいあ〜い

>**********************************************************************
>エピソード『入団挨拶』
>=====================
>登場人物
>--------
> 榎愛菜美(えのき・まなみ)
>  :猫猫団に幹部として入団した(させられた?)、アンドロイド少女。
> 月(つき)
>  :猫猫団最高幹部。思考が少々暴走気味?実はダイエット中。
> 苑(えん)
>  :猫猫団首領。月の兄で、暴走の止め役でもある。
>
>
>本文
>----
> 月      :「今日は、新入団者を紹介しよう」

> 苑      :「新入団?そんな話は聞いていないぞ」

 苑      :「新入団? 初耳だな」

> 無道邸のとある一室。表に「猫猫団臨時会義場」と書かれた貼り紙が貼って
>あるが、どうせいつものことと、特に気にする住人もいない。もちろん、漢字
>の間違いも突っ込んではいけないことである。
>
> 月      :「当然だ、言っていないのだから」

> 苑      :「威張って言うことか」
> 月      :「ふん、まあいい。おい、入りたまえ」

 苑      :「そのパターンはもう慣れた」
 月      :「ふん、まあいい。さぁ、入りたまえ」

> 月に呼ばれて部屋に入る愛菜美。一応、猫猫団の決まりということで、頭に
>月から渡された猫耳を着用している。
>
> 愛菜美    :「は〜い」
> 月      :「紹介しよう、新入団員の榎愛菜美君だ」
>
> 部屋に集まっている戦闘猫たちが歓声を上げるが、苑はそれを「やれやれ」
>といった表情で見ている。
>
> 愛菜美    :「この子たちは?」
> 月      :「戦闘猫。わが猫猫団の構成員だ」
> 愛菜美    :「この子たちも猫なんだ?」
> 月      :「当然であろう」
> 愛菜美    :「……この子たちはしゃべれないの?」
> 月      :「何を言う、しゃべっているではないか……む、そうか、
>        :君は日本猫語は理解できないのか?」
> 愛菜美    :「うん、猫語はわからないよ」

> 月      :「仕方ない、しばらくは私が通訳するか。しばらくしたら、
>        :マエストロに翻訳機を作らせよう」
>
> だから、マエストロって誰なんだよ……というツッコミはおいといて。

 月      :「ねこみみの横についてるダイヤルを右に回せ。それで翻訳
        :されるはずだ」
 愛菜美    :「あっ、ほんとだ」

>
> 愛菜美    :「じゃあ、そっちの人は?」
> 月      :「頭が高いぞ。わが猫猫団の首領、苑であるぞ」
> 愛菜美    :「へぇ……あなたがボスなの?」
> 苑      :「……一応、そういうことになっているらしい」
> 月      :「『らしい』ではない、紛れもない事実だ。苑、首領とし
>        :ての自覚が少々足りんぞ」

> 苑      :「そんなもの自覚したくもない」

 苑      :「そんな自覚いらん」

> 苑の言葉に不満を感じながら、チラッと時計を見る月。
>
> 月      :「まあいい。とりあえず今日の会議はここまで。解散とす
>        :る」
> 戦闘猫たち  :「ニャ〜〜〜〜!」
>
> 部屋を出て行く戦闘猫。そして、月も足早に部屋を後にする。
>
> 月      :「(おやつの時間だ、食卓へ急がねば)」
>
> そして、部屋に残った苑と愛菜美。
>
> 苑      :「……おと……いや、妹が迷惑をかけたようだ。申し訳な
>        :い」
> 愛菜美    :「あ、苑さんって、月ちゃんのお兄さんなんだ。ううん、
>        :全然迷惑なんて思ってませんよ。珍しいメカをいっぱい見
>        :せてもらって、感謝してます。私そういうの好きだから」

> 苑      :「……そうですか?」

 苑      :「そうか、そう言ってもらえるとありがたい」

> 愛菜美    :「うん、とても楽しそうだし。これからも時々遊びに来る
>        :ね、お兄さん」
> 苑      :「うむ、よろしく」
>
> しばらく話し込む愛菜美と苑。一方……
>

> 月      :「おやつがない!?これは陰謀か!!」

 月      :「おやつが無い。だと!? くそっ、黒服魔王め、おやつを
        :出さんとは全くけしからん……」

> ダイエットのために間食を止められ、不機嫌極まりない月であった。
>
>$$
>**********************************************************************

てな感じだろうか。




    

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