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Date: Sun, 18 Aug 2002 03:09:48 +0900
From: "AMON" <iagant@hotmail.com>
Subject: [KATARIBE 24832] [KR03P]『終わりの前の日』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <OE14ZEGYrXmHNUZZBY900013448@hotmail.com>
X-Mail-Count: 24832
どもーAMONですー
最終決戦前日の1コマですー
台詞チェックお願いしますー
>れあなさん、みぶろさん、ごんべさん、ソードさん、エンブリオさん
ざくっと変えてもらっても結構です(ぉ
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エピソード『終わりの前の日』
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作戦初日―ミラ班―
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今日は良い天気です。今はミラとアクセスさんと3人で王都中心部の高い塔に
登り赤竜を見張る為の準備をしています。ここなら見晴しも良いし、何処から
赤竜が来ても早い内に見つけられそうです。アクセスさんは都市ソファノンが
見渡せる方向の小窓から外の様子を見ているみたいです。ミラは砦の方が見え
る小窓に肘をついて外を…見張っているのかいないのか…とにかく外を見てい
ます。
私は「沈黙」をかけた鉄の輪を丁度良い場所に置く作業を終わらせたとこです。
もしも竜に吼えられても、「聞こえなけりゃダイジョーブでしょ?」の一言で
用意された沈黙の結界。本当にミラは魔法の知識も無いのに使い道だけは思い
つくんですよね…自分では作業しないんですけどね。
ミラ :「うわーカタパルトをあんなとこまで上げるの大変そうだ
: なー」
そこではカタパルトを滑車を利用しての人力での引き上げが行われている様子。
…でもその指示だしたのってミラだった様な記憶があるのは私だけかしら?
傭兵2 :「なにせ見張り塔の上となると20m以上有りますからね。
: それにカタパルトは大きすぎて階段使えませんしね…」
ミラ :「なるほどね」
アクセス :「ところで赤竜は本当に現れるのか?こんな方法で。」
アクセスさんは外を見張ったまま、ミラに作戦について聞いてます。見張った
まま喋るあたりがアクセスさんらしいですね
ミラ :「来るに決まってるでしょ?周囲20数キロに1週間も姿
: を現さないなら、いないのと一緒よ」
アクセス :「それもそうか…」
ミラ :「来ないとしたら…」
アクセス :「したら?」
ミラ :「この作戦がばれたって言う事よ(w」
アクセス :「……」
ミラ :「その時はまたなんか手を打てばいいじゃない」
アクセス :「…そうか」
…ミラはこの計画、コインの裏表で決めてたなんてとても言えない…
アクセス :「まあ、俺の担当は接近してからの翼の魔力の無効化だか
: らな…それまでは見張るだけだ。」
ミラ :「そうねー、それまでは見張りよろしくね」
ミラ :「あと、もしも竜が吼えたら…」
腰から短剣を抜くと、部屋の壁を頭の高さから下に向かって軽く引掻いていく
SE :チリチリチリチリチ…
すると腰の高さ辺りで音がしなくなる。そこに剣先で横に印を刻むミラ
ミラ :「この線より下にしゃがめば大丈夫だから覚えといてね」
正確に言えば結界は半径10mの球体ですから微妙に違うんですが、そこより下
なら大丈夫ですんで細かい事は言わないでおきましょうか
アクセス :「覚えておく」
ミラ :「私はちょっと街道沿いのカタパルトの様子を見てくるか
: ら。その間よろしくねー」
と言って階段を降りて行くミラ。何故か途中で私のほうを振りかえるとウイン
クしながら片手の親指を立ててなんか言ってるみたいだったが、声は当然聞こ
えなかった…何を言いたかったのか??
とにかくミラが戻るまでアクセスさんと見張りをしていましょうか…
作戦初日―クリス班―
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一方その頃王都正門近くの見張り塔の最上部の部屋
クリス :「どうですか?ニールさん、こんなもんですかねー」
ニール :「うむ、良さそうですなー、クリス殿」
無音結界の高さの調整をしているらしくクリスが小窓から外に沈黙のかかった
リングをたらして、部屋の反対側のあたりでニールが高さを確認しているらし
い。ある意味アバウトなやり方ではあるが。
クリス :「さてと、準備は出来た…と」
ニール :「では見張りをするとしますか」
クリス :「そうですな」
ニール :「でもその前に軽く食事でもしときますか(w」
クリス :「それもいいですな(w」
かくして置いてある食料を食べる事で意見が一致した2人であった
作戦初日―シーナ―
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クリス達のいる見張り塔の屋上(要は部屋のすぐ上)の階段の裏に1つの人影
があった
シーナ :「(えっ、もう食事なの?やる気あんのかなー…」
などと思いつつあらかじめ下から拝借してきた食料を食べながらシーナが文句
を言っていたとかいないとか
シーナ :「(でもホントに赤竜来たら恐いなーヤダなー(汗)」
とりあえずもぐもぐと食事をしながら見張続行
作戦初日―一成―
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赤竜との一騎討ちを辛くも分けて王都に戻った一成は、ホワイトリーズで疲れ
を癒すと、今後の案を練っていた
一成 :「うーむ、やはり1対1は無理でござったか…」
一成 :「さて、どうしたものか、このままでは元の世界に帰れな
: いでござるなー」
するとそこへミラが通りかかるのを見つけて声をかける一成
一成 :「おおっ、ミラ殿ー」
ミラ :「あら、一成さん、ご無事だったんですか?」
一成 :「うむ、何とかこれのおかげで帰って来れたでござる」
手にはヨバからもらった臭い袋が握られていた。ゆえにちょっときつい臭いが
あたりに漂っていた
#この臭い袋が財宝入手の邪魔をするとは誰が想像できただろうか?
##GMはテグスネ引いてましたが(w
ミラ :「そうですか…ご無事でなによりでした、一成さん」
ミラ :「今から私達は赤竜をおびき出そうかと思ってます。もし
: 気が向いたら来てみてくださいね、」
一成 :「そうでござるか、では後で行かしてもらうでござる」
ミラ :「あそこの見張塔の上と、向こうの高い塔の上の2箇所に
: 居ますから、どちらでも好きなほうにどうぞ」
一成 :「承知した」
ミラ :「では後でお会いしましょう」
そう言うとミラは正門の方に歩いて行った。しばらく見送ると
一成 :「今度は一太刀浴びせたい所でござるなー」
などと言いつつホワイトリーズの中に戻って行った
――こうして厄災の終焉を迎える日の前日は過ぎて行った――
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さあ、ここから『ハイランドのドラゴンスレイヤー達』に続くのですよ(w>ごんべ
さん
#ちょっとかぶってますけどね
以上ですー
んではー