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Date: Tue, 9 Jul 2002 17:34:08 +0900
From: "Motofumi Okoshi" <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24713] [HA06P] 『みんなでわいわいバーベキュー』
To: "Kataribe ML" <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。ちょっと間隔が空きましたが、バーベキューEPの続きです。
セリフチェックよろしくお願い致します。
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エピソード『みんなでわいわいバーベキュー』
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準備
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さて、一行は無事に史雄の家に到着。史雄、駿、愛菜美はそのまま史雄の家
の中へ、渋柿とつみきは一旦自分達の住む家に荷物を置き、それから向かいの
家へと入っていった。
つみき :「そういえば、西久保君のほうからうちに来ることはよく
:あるけど、あたしが西久保君の家に来るのは初めてだ」
史雄 :「そういやそうだっけか?」
駿 :「僕も、西ちゃんの家の中は初めてだったな」
と、少々雑談が続いたのち、史雄が切り出した。
史雄 :「さて、そろそろ準備にかかったほうがいいかな」
愛菜美 :「そうだね、もう5時だもんね」
渋柿 :「うん、7時ごろには始めたいと言っていたな」
愛菜美 :「ねえ史雄くん、私は何すればいい?」
史雄 :「そうだなぁ……。えっと、力仕事は俺と駿でやるとして
:……」
駿 :「え〜、力仕事?」
史雄 :「当たり前だろう。男は俺とお前だけなんだから」
駿 :「……ちぇ〜」
史雄 :「じゃあ、愛菜美ちゃんは、台所で野菜とか切ってくれる
:かな」
愛菜美 :「は〜い」
渋柿 :「それなら、私も調理を手伝おう」
史雄 :「あ、それじゃあ、よろしくお願いします。それじゃ、桜
:居は……」
つみき :「みんなへの指示係ね」
史雄 :「……なんでそうなる?」
つみき :「だってほら、あたしって女王様だから」
渋柿 :「つみき、ここは西久保君の家だぞ。招いてもらっている
:のに、そう偉そうなことを言うな」
つみき :「……わかったわよ」
不満そうな顔を浮かべながら、しぶしぶ了承するつみき。
史雄 :「(しかし、桜居は料理あまりうまくないし……かといっ
:て、力仕事もできそうにないし、どうしようかな)」
考えた末、史雄は……
史雄 :「……じゃあ、串とか皿とか、細かい物を用意してもらう
:とするか」
つみき :「というと?」
史雄 :「買ってきた袋の中に、バーベキュー用の串があるから、
:とりあえず、二人が切った野菜をその串に通してくれ。そ
:れが終わったら、また改めて何か頼むから」
つみき :「しょうがない、凛の手前、引き受けてあげよう」
かくして、バーベキューパーティーの準備が始まった。渋柿と愛菜美が切っ
た野菜を、つみきが串に通していく。一方で、史雄と駿はテーブルや椅子、鉄
板といった重いものを庭に運んでいく。
駿 :「椅子の並べ方は、大体こんなもんでしょ」
史雄 :「そうだな」
台所では、女性陣が雑談しながら、用意を進めていく。
つみき :「……へえ、榎さんと桐村君は、小学校時代からの知り合
:いなんだ」
愛菜美 :「うん、そうだよ」
渋柿 :「桐村君は、その頃からもう野球が好きだったのか?」
愛菜美 :「小学校に入る前から好きだったみたいだよ。よく野球の
:話してくれたもん」
つみき :「じゃあ、榎さんもかなり桐村君に影響されたわけね」
愛菜美 :「うん」
話しながらも、準備は着々と進んでいた。と、そこへ。
SE :(ピンポーン)
来客を告げる呼び鈴が鳴った。
史雄 :「おっと、誰か来たみたいだ。俺が出よう」
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ここで切ってみます。参加者のどなたか、来てください。(ぉぃ
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Motofumi Okoshi