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Date: Sat, 15 Jun 2002 14:07:31 +0900
From: アキト <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 24650] [TRPG]GM は楽しむための仕組みを用意し、 PL はそれに向き合う
To: "[kataribe-ml]" <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <200206150506.g5F56dq18009@sv.trpg.net>
X-Mail-Count: 24650
#kataribe 2001/11/29のろぐ。
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GMは楽しむための仕組みを用意し、PLはそれに向き合う
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GMがシンドイのはプレイヤー側の技量が問題か
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[Ji-GUY] GMがこんなにシンドイのは、
純粋に「審判の技術論」だけで片付けられないからだろうなぁ、
と。
[Ji-GUY] 私なんかは、シンドさの回避の為に、
気心知れた人間としかRPGはやらなくなったワケですし
気心知れた、だけでなく、自分のキャパシティの範囲で、
というのもありますね。
[sf] 結局はそれもマスター側の技量だけでなくて、
プレイヤー側の技量の一つでもあるんでしょう。
マスターのキャパシティを見取って、
それなりの行動を行うってのはね。
プレイヤーに気遣いをさせるGMには問題があるか
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[Ji-GUY] 私の場合、プレイヤーにそういった気遣いをさせた時点で、
GMとしてどうかと思うんです。
[sf] 逆にプレイヤーとしてもGMにそういう気づかいをさせた時点で、
プレイヤーとしてどうか、とは思うし。
[sf] マスターが全部こなすべきだ思想ってのは、
マスター視点だけに偏りすぎてると思う。
[Ji-GUY] 私はこなすべきだと思うんです。
それがGMの存在意義であろう、と。
[sf] うん、そういう人がけっこういるのは確かで
それがプレイヤーの質を悪化させてると。
[Ji-GUY] 私は私なりに、プレイヤーの(ゲーム技術の)質の
良し悪しの基準は持っていますが
[Ji-GUY] 私の思うGMが背負わなければならない部分、が
直接プレイヤーの質を落とすとは、思いません。
プレイヤーとGMが気遣いあうことで生じる弊害
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[Ji-GUY] むしろ
GM、PL双方の気遣いというか
何と言いますか
とりあえず「変なキャッチボール」と言っておきますが
それが、馴れ合いや、茶番や、暗黙の了解やらを
生み出しているんじゃないかと思うんです。
[sf] うーん
GMが一方的に配慮するカタチだとどうなるのか
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[Ji-GUY] 極端に割り切った言い方をしますと
GMはPLを楽しませなくてはいけないが
PLはGMを楽しませる必要は無い
というのが、私の考えです。
[sf] 私は、マスターが一方的に配慮していることが、
依存的で「良い結果は自分の能力、悪い結果はマスターのせい」
ってプレイヤーを産んでると考えてるんで。
[Ji-GUY] あぁ、なるほど
[Ji-GUY] 私がシンドいと言っている部分が、そこですね。
で、PLを納得させる、というのが
「良い結果は自分の能力、悪い結果も自分のせい」ということを
納得させる、ということです。
[Ji-GUY] 「どーすりゃオメ―ら納得してくれんの?」ってのを探すのが
シンドいなぁ、と。
[sf] ふむ
それはもう教育の域ですからなあ
[Ji-GUY] ええ
ゆえにシンドい(w
[sf] うひひ
GMは楽しむための仕組みを用意し、PLはそれに向き合う
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[Ji-GUY] んでま、GMはPLを楽しませなくてはならないが、
PLはGMを楽しませる必要は無い、というのは
[Ji-GUY] GMがPLに要求することは、ゲームを「解く」ことで
PLがGMに要求することは「面白いゲーム」の用意をすること
と私は考えているからです。
[Ji-GUY] で
面白い、というのが、納得ということなんですけどね。
[sf] 納得できる遊びとしたい、という感じで。
面白くするのはマスターではなくてプレイヤーなんで。
どんなものを提供しようと、
プレイヤーが面白がろうとするかどうかのほうが
利いてくるんですよな。
[Ji-GUY] まぁ、“面白い”と感じるかどうかは
プレイヤーの問題ですからねぇ。
でも、とっかかり(ゲームの課題自身)は
GMが用意しなくてはならないでしょう、ということです。
[sf] そーですね
[Ji-GUY] うーむ
GMがPLを楽しませる(楽しむための仕組みを用意する)のは、
「使命」だが、
PLがGMを楽しませるのは、
GMの「願い」ではないかなぁ、と思ったり。
[Ji-GUY] だからと言って、GMはけして損な役回りとは思いませんがね。
[mimisleep] 受け手と送り手ということなら、同じことを考えることが。
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アキト
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