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Date: Thu, 13 Jun 2002 14:03:20 +0900 (JST)
From: 月影れあな <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24639] [HA06P] エピソード『修学旅行へ』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200206130503.OAA51021@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 24639
2002年06月13日:14時03分20秒
Sub:[HA06P]エピソード『修学旅行へ』:
From:月影れあな
ちわ、月影れあなです。
修学旅行のエピソードをちょっとだけ書く
これ以降続くかはれあなのやる気によって決まります
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エピソード『修学旅行へ』
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部屋割り
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委員長 :「修学旅行のしおり全員分行き渡りましたか? では、7
:ページを開いてください。まず、班分けですが……」
宗谷 :「みてみて、渋柿ちゃん♪ ほら、おんなじ班だよ」
渋柿 :「そうか」
頷いて、チラリとしおりを確認する。何故か宗谷君が女子班に入っているな
んて、いまさら驚くほどの事でもない。
委員長 :「次、14ページの旅館の部屋割りですが……」
宗谷 :「みてみて、渋柿ちゃん♪ ほら、おんなじ部屋だよ」
渋柿 :「げほっ、げほっ……委員長!」
委員長 :「はい、和泉さん」
渋柿 :「……なんで男子の宗谷君が女子部屋に当てられるんだろ
:う?」
宗谷 :「えっ、渋柿ちゃん。僕とおんなじ部屋は嫌なの?」
渋柿 :「いや、そういう問題じゃない」
委員長 :「ええと、部屋割りは部屋割り係が決めた物ですから……
:岸さん?」
岸(部屋割り係):「仕方ないでしょ。月影くんと他の男子を同じ部屋にして
:何か間違いがあったら困るし」
男子A :「間違いって……」
女子A :「岸ちゃん、宗谷くんを女子部屋に入れて間違いがあった
:らどうするの」
岸 :「うん。だから渋柿のいる部屋にしたんだ。その点信用で
:きるし」
女子B :「いや、逆でしょ」
委員長 :「岸さん。やっぱり、流石に男子を女子部屋に入れるのは
:問題かと思うんですけど」
岸 :「う〜ん、でもねぇ。ならどうするよ?」
委員長 :「予備の一人部屋が一つあったでしょう? あそこを使わ
:せて貰ったらどうでしょう」
岸 :「予備?」
委員長 :「ほら、保健の先生が泊まってるところの横の部屋。万一、
:病人が出た時のためにって取ってあるでしょ」
岸 :「あ〜、なるほど。ナイス、さすが委員長」
委員長 :「では、そういう事で。皆さん、書き直しといてください」
渋柿 :(ほっ……)
宗谷 :「うぃぃ、一人部屋か。ちょっと淋しいなぁ(かきかき)」
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