[KATARIBE 24476] [OFF]2002/05/04 名古屋オフのレポート( 3 )

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Date: Sun, 12 May 2002 02:07:08 +0900 (JST)
From: いずみ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24476] [OFF]2002/05/04 名古屋オフのレポート( 3 ) 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200205111707.CAA75760@www.mahoroba.ne.jp>
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2002年05月12日:02時07分07秒
Sub:[OFF]2002/05/04 名古屋オフのレポート(3):
From:いずみ


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とーるいさんの車は広くて快適でした。
運転席から後部座席までが三列になっていて、運転席が勿論とーるいさん、助
手席がsfさん、二列目の、助手席の後ろの位置にMOTOIさん。その後ろがいず
み、隣にクロウさんが座りました。MOTOIさんの隣は荷物を置く場所に。

さて、いずみの今回のオフの目的といえば、勿論クロウさんとgallowsさんが
絵を描いている姿を観察するのと、二人の生の絵を見ることです。
車に乗って走り出すと、私の期待通りにクロウさんがスケッチブックとシャー
プペンシルを取りだします。
しめしめ。

車が走っているときに描いて気持ち悪くないのかと思うのですが、過去になん
か試練に耐えて克服したのだとか。
さすがにただ者ではありません。

左手でがっしりとスケッチブックを固定して、白い紙に描き始めるクロウさん。
姿勢も良く、どんなゆれにもびくともしない感じがします。

聞くと、電車などで描くときはドアの横に立って体を支えて描くそうです。
うん、やりますね。
でも、私が同じようにして描いてもやっぱり線がぶれてしまうと思うのです、
多少は。
ああ、たぶん私が使っている紙が小さいからだ、だから描きにくいのだと自分
を慰めるように納得しかけた時、クロウさんがとりだしました。
かばんの中から一回り小さいレポート用紙を。

「普段はこれ使っているんですけど」

スケッチブックより薄く、スケッチブックよりも小さい、この紙の束に絵を描
くのか!

「目から描く」
以前に聞いて知っていたのですが、実際に見ると確かに目から描いています。
それもほとんど迷うことなく、目から鼻や口、髪、輪郭と、人物の絵ができあ
がっていきます。
すでに見えている線をすっとなぞるような描き方は、驚きというかうらやまし
いというか悔しいというかそんな感じです。きー。

しかもクロウさん、絵を描き始めたのは小さい頃からではないときました。
私なんぞは幼少の頃、幼稚園の時に先生の似顔絵を自主的に描いて見せたこと
もある古強者ですぞ。
いや、古いだけか。

完敗、完敗であります……。

でまぁ、私が持ってきてsfさんのかばんにいれておいてもらったファイル(今
まで私が描いた絵を挟んだクリアーファイル)を二冊出してもらって、クロウ
さんに手渡します。
一応反撃。私の実力も見たってや、ふふん。

受け取って、一枚一枚目を通し始めるクロウさん。
その横顔を見る私。
……良く考えると、これはなかなかつらいです。
自分の絵をじっと見られるというのは。
それもライバルクロウさんに!
うー、じたばた。

この機会だからということで、以前から気になっていたことも聞いておこうと
一つ質問してみました。
「クロウさん、里見の中でだれが一番お気に入り?」
これはまぁ、絵を描くときにどのキャラを描くのが楽しいかということなので
すが、クロウさんの答えはとりあえず秘密としておきましょう。
ひひひ。

あと、前日にお願いしていたクロウさんの絵をスキャンしたデータを集めたCD
と、勇那の絵をもらいました。ありがたや。

途中、MOTOIさんがモバイルパソコンを開いて、IRCの#kataribeチャンネルを
チェックします。
OFFメンバーの誘拐(笑)を期待していた神夜さんが仕事をしているとか、ろ
かいさんが掃除ニックになっているとか、月影れあなさんが母君に掃除をする
よう言われたメッセージが残っているとか。ちょうど昼のあたりのログが確認
できました。

吹上公園まで来て、一度停車。
とーるいさんが外に出て、電話をかけて落ち合う場所を確認。
吹上公園といっても広いので、場所確認のために連絡をとりあう必要がありま
す。やっぱり携帯電話は便利ですね。

途中、市民スポーツセンターの周りをぐるりとまわります。
同じところに戻るのにも、一方通行などで遠回りしないといけないんですね。
私は車の免許はもっていないのでいつも乗せてもらうだけになってしまうので
すが、こう、知らない道を目的地を探しながら走るというのはかなり大変なこ
とだなと思います。
右見て左見て、後ろも気にしつつ道を曲がって。
運転する方には本当に感謝です。

そうして集合場所になったコンビニエンスストアに到着。
先に待っていたのは更毬さん、不観樹さん、吉GUYさん組の車でした。
吉GUYさんは後ろの座席で寝ていたとか。

私は、とりあえず手洗いをすませて、その後店内を物色。
ざっと見た感じ関西と品ぞろえは一緒でした。
食玩のコーナーで噂のワールド・タンク・ミュージアムを探しますが、ここに
もありませんでした……。
目新しいといえばコレクト倶楽部の古代文明編がありましたが、ひとまず我慢。
関西でも発売になったことだし、いつでも買えるもんね。
結局ネタには走らず、ガムを三つほど買って車に戻りました。

少しして小野本さんカーが到着。
みんなが外に出て相談をはじめます。

しばらく車内からその様子を見ていたのですが、話に加わりたい気分になって
きて外に出てみます。
でも、私が外に出てからそんなに時間がたたないうちに、次の場所をさがそう
ということになって再び車に乗り込むことに。

外にでるタイミングが悪かったようです。
ほんとに役に立ってませんね、私(汗)
何やってんだ。

せっかく外に出たので、別の人の車に乗ろうと思って、私は小野本さんカーへ。
小野本さんが運転手、助手席に灰枝さん、後部右がハリ=ハラさん、そして左
が私という位置になりました。

とーるいさんの車を先導に、更毬さんカー、小野本さんカーが続きます。
この時点で山という選択肢は消えたようです。

小野本さんカーは、今まで乗せてもらったとーるいさんカー、更毬さんカーと
違って、車高がやや低く、シートも私にはちょっと小さめでした。
車高が低いせいなのか、車が動いているときの振動などが下半身に直接伝わっ
てくる気がします。
自然と下半身に力が入って、足で踏ん張る形になりました。
上も何か支えになるものをと思い、車のフレームのパイプでしょうか、窓の横
を這っているそれをぎゅっと握ります。
車高が低い分体感速度が速く感じられますから、体を支えるためにどこかつか
むというのは安心感が得られて良い感じ。
隣のハリさんも同じように窓の横のパイプをつかんでいます。
小野本さんカーに乗る場合は、ここをつかむのが正しいようです。
「でもそれ、横転したときは一緒に体もっていかれるから」
これは横転しなければ安全と解釈してよいのだろうか……。

しばらく走ると、慣れてきたのか、外の景色を見る余裕が出てきました。
吹上公園のあたりは交通量も少なかったのですが、今走っているところは車も
多く、市内に戻ったような感じがしました。
人数が多くても遊べる場所というと、カラオケやボウリングなどでしょうか。
そうなるとやはり人の集まる場所でさがすことになるのでしょう。
駐車場も空いているところをさがさないといけません。
ただ乗ってるだけでは悪いので、踏ん張りつつも外の建物にも注意を払うこと
にしました。

小野本さんが眠いと呟きます。
やはり長距離の運転の疲れもあるのでしょうか、それとも昼ご飯がお腹に入っ
たからでしょうか。
とはいえ、できればというか絶対踏ん張って欲しいところです。
でも「まだ「眠い」と言っている間はいいけど、本当に眠くなったら黙ってし
まう」んだとか。
ありそうです。
なんとなく想像できます。
その段階までは進まないで欲しいものです。
お願いします。

ハリさんが「これかけて」とCDを取りだしました。
アーティストはと見ると、中島みゆき。
ハリさん、中島みゆきのファンだったのか。

一曲目は地上の星。プロジェクトXのオープニングです。
番組を見るときはかかっているのを聴きますが、曲だけ聴くというのは初めて
でちょっと得した気分。
ハリさんが歌を口ずさみます。
歌詞を間違えずに歌っているところみると、かなり聞き込んだ様子。

続く二曲目がテールライト。
こっちはプロジェクトXのエンディングテーマ。

二曲目に入ったところで小野本さんが「あかん、これEDやん」と言いました。
EDがダメ?
何かと思うと、この調子が眠気を誘うらしくて、運転している小野本さんもED
に突入するとか。
この場合のEDというのはあまり想像したくない展開でしょうか。
音楽にあわせてハリさんが番組エンディングのナレーションをいれます。
「小野本はそれから……」

ひぃ。怖い。怖いよぅ。

ぐるりぐるり。
車は進みます。
とりあえず、前方向に向かって。

**********************************************************************

続く



    

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