[KATARIBE 24454] Re: [HA06P] エピソード『戦え! バンチョウダー!!』

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Date: Wed, 8 May 2002 10:40:45 +0900 (JST)
From: 月影れあな  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24454] Re: [HA06P] エピソード『戦え! バンチョウダー!!』 
To: kataribe-ml@trpg.net
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2002年05月08日:10時40分45秒
Sub:Re:  [HA06P] エピソード『戦え! バンチョウダー!!』 :
From:月影れあな


月影れあなです

渋ちーが美術部じゃないという事でちょいと修正です


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エピソード『戦え! バンチョウダー!!』
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事の起こり
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 宗谷     :「渋柿ちゃん渋柿ちゃん」
 渋柿     :「なんだ、宗谷くん?」
 宗谷     :「渋柿ちゃんって確か美術部だったよね?」
 渋柿     :「いや、ちがうけど」
 宗谷     :「あれ? でも、よく絵とか描いてなかったっけ?」
 渋柿     :「うん、美術部じゃないけど、絵は描く」
 宗谷     :「じゃあさ、今度ぼく文芸部の会誌に小説出すんだけど、
        :その挿絵描いてくれない?」
 渋柿     :「ふむ、どんな話だろう?」
 宗谷     :「え〜と、まだ最後まで出来てないんだけど、とりあえず
        :こんなの」

 タイトル:『戦え! バンチョウダー!!』

 内容:バンチョウダー一号こと月影宗谷とバンチョウダー二号こと和泉凛が
悪の秘密結社猫猫団の魔の手から吹利大学通り商店街の平和を守る変身ヒーロ
ー物。ノンフィクション。

 宗谷     :「ど、どうしたの渋柿ちゃん!?」
 渋柿     :「い、いや、ちょっと眩暈が」
 宗谷     :「大丈夫? 保健室行く?」
 渋柿     :「いや、いい……ところで宗谷君、このノンフィクション
        :っていうのは何だろう?」
 宗谷     :「えへへ、ちょっとした希望だけど」
 渋柿     :「………」


そして……
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 月      :「ふっはっはっはっは!! ここ、吹利大学大通り商店街
        :は我々猫猫団が占拠した!」
 苑      :「……だ、そうだ」
 怪猫あんこ猫 :「あんっこーにゃッ!」
 商店街の人A :「君達、そんな所で騒がれると迷惑なんだけど」
 月      :「うるさい! やれ、あんこ猫!!」
 怪猫あんこ猫 :「アンコニャービーム!」

 SE      :ずびびびびびびび

 商店街の人A :「ぐああああああああ(ぼわん)」
 商店街の人B :「ああ! 魚屋の山本さんがあんこになってしまった!!」
 苑      :「あ〜あ……」
 商店街の人C :「貴様ら何しやがる!」
 月      :「やられ役ふぜいが、あんこ猫!」
 怪猫あんこ猫 :「アーンコフラッシュニャ!」

 SE      :ぴかぴかぴかー

 商店街の人C :「うがががががががが(ぼわん)」
 商店街の人B :「ああ! 鬼堂館空手三段の八百屋の元さんまであんこに!?
        :このままでは商店街の人全員があんこにされてしまう!!」
 苑      :「なんと説明的なセリフ……」
 商店街の人B :「ともかく! 助けて、バンチョウダーっ!!」
 皆      :『バンチョウダーァァァァ!!』

 マエノ司令  :「と、言う事でバンチョウダー出動だ!」
 宗谷     :「らじゃー」
 渋柿     :「な、何で前野さんまで!?」
 マエノ司令  :「今は前野さんではなくて、マエノ司令だ」
 宗谷     :「バンチョウダースーツ装着! バンチョウダーバンカラ
        :チェンジッ!!」

 SE      :じゃきーん どんがらがっしゃーん

 一号     :「バンチョウダー一号見参!」
 マエノ司令  :「さぁ、早く二号も!!」
 渋柿     :「えっ、そんな……」
 一号     :「どうしたの、渋柿ちゃん? 早く猫猫団を退治しなきゃ」
 渋柿     :「いや、その……」
 皆      :『助けて、バンチョウダーァァァァ!』
 マエノ司令  :「さぁ、変身を」
 一号     :「さぁ!」
 渋柿     :「絶対に嫌だ!」
 マエノ司令  :「逃げたぞ、二号を追え!」
 一号     :「まってー、渋柿ちゃーん!」
 皆      :『バンチョウダー二号!!』
 渋柿     :「うわっ、うわわあああああああああ!!」


夢から覚めて
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 渋柿     :「あああああああああ!!」
 つみき    :「うわぁっ!? な、なに、どうしたの凛!?」
 渋柿     :「はぁ、はぁ、あ……夢か」
 つみき    :「え、夢!? なんなのよ全く、人が気持ち良く昼寝して
        :るところを……」
 前野     :「どうかしたの、渋柿くん」
 渋柿     :「マ、マエノ司令!」
 前野     :「は?」
 渋柿     :「あ、いや、前野さん」
 前野     :「えーと、どうかしたの?」
 渋柿     :「い、いえ、何もありません。えーと、あの、ちょっと急
        :用を思い出したので先に帰ります!(脱兎のごとく)」
 前野     :「あっ、渋柿くん!? ……ほんとに何かあったの?」
 つみき    :「さぁ、最近渋ちー疲れてたから」
 前野     :「ふーん……じゃあ、何か疲れの取れるようなものでも考
        :えておくかな」


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