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Date: Mon, 22 Apr 2002 00:44:50 +0900
From: "Motofumi Okoshi" <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24331] [HA06P] 『本日の試合結果』
To: "Kataribe ML" <kataribe-ml@trpg.net>
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MOTOIです。IRCで話が出た、史雄と駿の野球部の練習試合をEPにしてみました。
この試合は、（少なくとも）渋柿さん、つみきさん、みかんちゃんが観戦していると
思います。よろしければ、傍観者として乱入していただけたらと思います。
一応、スポーツニュース風に書いてみました。
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エピソード『本日の試合結果』
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吹利市立幡多中学校は、吹利氏の郊外に位置する、ごく普通の中学校です。
今日は、ここのグラウンドで、定例の練習試合、幡多中学校対国立吹利学校中
等部の試合が行われました。
史雄 ：「よし、今日は応援もたくさん来てるし、頑張るぞ！」
駿 ：「…ちぇっ、僕は控えか」
史雄 ：「当たり前だろ、新入部員なんだから」
初回、トップの西久保選手、カーブを引っ掛けてセカンドゴロ。１、２回は
両チームとも得点がありません。
史雄 ：「くそー」
駿 ：「西ちゃん、ドンマイドンマイ」
試合が動いたのは３回でした。２アウトながらランナー２塁のチャンスで打
順は１番の西久保選手。
駿 ：「西ちゃん、チャンスだぜ、打って来いよ」
史雄 ：「言われなくたって、解ってるよ」
前の打席で引っ掛けたカーブを狙っていました。見事ショートの頭上を越え
るタイムリー。吹利中等部、１点を先制します。
史雄 ：「おっし、さっきの借りは返したぜ」
西久保選手、すかさず盗塁を決め、続く打者のヒットで生還。この回、２点
を取り攻撃を終了します。
駿 ：「さすがにやるね〜、西ちゃん」（といって、グラブを手
：渡す）
史雄 ：「おお、サンキュー」
その後、両チームランナーは出しますが、点に結びつきません。しかし５回、
吹利中等部はエラーからピンチを広げ、幡多中に２対２の同点に追いつかれて
しまいます。しかし、さらに続くピンチで、レフト・西久保選手がファインプ
レー。幡多中の攻撃を同点で止め、ベンチのムードを盛り上げます。
史雄 ：「先輩、気にしないで。まだ同点っス、負けたわけじゃな
：いスよ」
そして６回、またまた試合が動きます。２アウトから西久保選手がフォアボ
ールで出塁し、すかさず二盗を決めます。
駿 ：「（西ちゃん、相変わらず、足速いなぁ）」
そして、次の投球で、三盗を試みます。これが相手キャッチャーの悪送球を
誘い、西久保選手が一気にホームイン。３対２と勝ち越しに成功します。
駿 ：「西ちゃん、ナイスラン！」
史雄 ：「ああ、うまく走れたよ。それより駿、最後投げるんだろ？
：せいぜい試合壊さないようにな」
駿 ：「任しといてよ、３連続三振とってやるから」
そして、中学軟式野球では最終回となる７回。マウンドには１年生の桐村投
手が上がります。小柄ながら小学校時代にはエースで４番を勤めた、期待の新
人です。
駿 ：「さーて、かるーくひねってやるか」
桐村投手は、すべて直球で最初の打者をファーストフライ。次の打者を三振。
最後の打者をショートフライに打ち取り、３人で抑えてゲームセット。３対２で
吹利中等部が逃げ切りました。
史雄 ：「ナイスピッチングじゃないか」
駿 ：「予定では三者三振だったんだけど、まあデビュー戦はこ
：んなもんじゃないかな？」
史雄 ：「な〜に言ってんだ。偉そうに」
本日の成績
西久保 ４打席、３打数 １安打 １四球 ２得点 ３盗塁
桐村 １回 打者３ 被安打０ 四死球０ 失点０
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