[KATARIBE 24139] Re: [HA06P] 『新学期前』

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Date: Mon, 1 Apr 2002 10:47:52 +0900 (JST)
From: いずみ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24139] Re: [HA06P] 『新学期前』 
To: kataribe-ml@trpg.net
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2002年04月01日:10時47分52秒
Sub:Re:  [HA06P] 『新学期前』:
From:いずみ



 いずみです。
 MOTOIさん、こんにちは。
 エピソードの続きということで、一緒に学校に向かう人間を登場させました。
 学校に向かう用事はとくに思いつかなかったのですが、まぁ何かあるかなと。

> 史雄:「さて、まずは学校に行って、通学証明書をもらってこないとな」 

********************************************************************** 

駅の改札まで出たところで知った人を見つけた。
橙色の玉のついたゴムの髪留めが目立つ、あの後ろ姿は……

 史雄     :「和泉先輩!」

呼び止められた人物が振り返る。

 渋柿     :「ん?」
 史雄     :「ちわっス!」
 渋柿     :「ああ、西久保君だ」

和泉凛、通称渋柿と呼ばれる女生徒。
史雄が引っ越した先の向かいに住んでいる、一つ年上の先輩だ。

 渋柿     :「えーと……」

和泉が、右手を目の高さまであげ、すすっと敬礼の姿勢をとる。
眼光鋭いその表情と仕草は妙に似合っているはいるが、勿論この場にはそぐわ
ない。

 史雄     :「あ、いや。敬礼されても……」
 渋柿     :「ふむ。やっぱりそうかな」
 史雄     :「先輩がやるとすごく似合ってますけどね」
 渋柿     :「うーん」

短く唸る。

 渋柿     :「後輩への挨拶をどういう風にするのがよいか分らなくて、
        :思いつくのをやってみたんだけど」
 史雄     :「さすがに敬礼は見たことないっス」
 渋柿     :「……残念」

知りあって間もないが、時々大まじめに変な行動をするのを見る。
その外見や印象に反して、実は面白い人なのではないかと思う。
本人がどう思っているかはよく分らないが。

 史雄     :「先輩も同じ電車だったんですかね」
 渋柿     :「そうらしい。私は学校に用事があって出てきたのだけ
        :ど……西久保君はなんだろう。部活動か」

********************************************************************** 

 とりあえず、ここで切ります。
 続けにくければ、もう少し書きますのでどうぞ言ってくださいね。

 今後のより多くの人と出会うためのネタとしては、渋柿が勝子さんにもらっ
た勝子ママ食堂「勝」のチラシを渡すというのがあります。
 渋柿が利用するのも勿論ですが、史雄さんも利用する機会が多くなりそうな
場所ですので。
 私側としては、これを見せるというのが目的かな。

 なおチラシに関しては、IRC要約の2002/02/27をご覧ください。
 その後、まだ「勝」には行ってませんので、店を一緒に探してもいいかな。

>なお、「吹利学校中等部は自転車通学禁止!」とか、
>「近鉄吹利駅では定期を取り扱ってない!」とか、そういう設定がもし事前
>にありましたら、
>この話自体なかったことにしてくれないでしょうか(爆)。

 まぁ、そのあたりは問題はないかと思われます。
 ごく普通の駅かと。

いずみでした


    

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