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Date: Wed, 27 Mar 2002 19:18:57 +0900 (JST)
From: 吉 GUY <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 24093] [KR03L] チャットログ『サムライ、魔法使いと出会い竜討伐を志す』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200203271018.TAA40670@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 24093
2002年03月27日:19時18分45秒
Sub:[KR03L]チャットログ『サムライ、魔法使いと出会い竜討伐を志す』:
From:吉GUY
吉GUYです
ま、とりあえずこんなカンジでいかがでしょ
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チャットログ『サムライ、魔法使いと出会い竜討伐を志す』
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※このログの整理は、GMである吉GUYの手による。
登場人物
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林守一成(はやしもり・かずなり) :
:次元嵐だか何だかで異世界からやって来たサムライ。ござるでご
:ざる。(TK-Reana)
魔法使いヨバヂセレノ(まほうつかい・よばぢせれの) :
:通称ヨバ(らしい)。次元嵐で飛ばされて来た後、一成が初めて出
:会ったKR世界の人間。人里離れて隠住む魔法使い。NPC。(Ji-GUY)
サムライ、異世界より来たりて賢者と出会う
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[TK-Reana] 林守さん、異世界から来たでしょ
[TK-Reana] それ関係で知り合いにドラゴンの事とかにも詳しい賢者が居る事
にしてもいいかなぁと
[TK-Reana] いたら、色々ドラゴンの弱点についても聞いてみたい
[Ji-GUY] 良いですよ
これぐらいの会話からキャラクターというものは、でっちあ……作られて行
くのです。ええ、それはもう素早く。(GM談)
魔法使い :「ほほぅ、そなたはこことは違う場所、こことは違う世界
:から来たと」
一成 :「そうでござる。未だなかなか信じられぬのでござるが…
:…」
魔法使い :「まぁ、世界に空いた穴、というのは意外にあちこちにあ
:るもの」
:「私の住まいでの塔もそうした力を利用して、里の人間に
:見つからぬように建てておる」
:「しかし、運が良いのぉ、そうした世界の穴に落ちた者は、
:どこかにたどり着くことなく永遠に世界の隙間を彷徨うこ
:とになるのだが」
GMも知らなかった設定が東陶と流れていくんです、GMの口から。(GM談)
一成 :「では、過去に拙者のような者が現れた記録などもあるの
:でござるか!?」
魔法使い :「まぁ、まれにある」 >記録
そういう人が他にもいるらしいです、初めて知りました。(GM談)
一成 :「そ、その者たちは、もとの世界に戻る事が出来たのでご
:ざるか!?」
魔法使い :「いや、この世界に居着いてこの世界の土になったようだ」
一成 :「そうでござるか……(がっくり)」
帰る手立て
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魔法使い :「しかし、戻る手立てが全く無いわけでもなかろう」
一成 :「ホントでござるか!?」
:「ぜ、ぜひ教えてくだされ」<肩をがくがくゆする
魔法使い :「おぉう、ゆするなゆするな(がくがく)」
一成 :「はっ……すまぬ」<ゆするのをやめる
魔法使い :「原初の力を備えた古の魔法使いは、世界と世界の壁を乗
:り越える術を持っていたと聞く」
一成 :「その、古の魔法使いとやらはどこに!?」
魔法使い :「昔話だ」
一成 :「い、今は居ないのでござるか……」
魔法使い :「今ではそうした術は失われたが、古の術の力を込めた遺
:品は、極稀だが今でも存在する」
へえ〜、ふ〜ん、は〜ん、そいう設定だったのか。(GM談)
魔獣ドラゴン
------------
一成 :「それはどこに!?」
魔法使い :「そうした強い術の力を見抜き、その力に引かれる」
:「太古の遺品を集め、並べ、眺めて悦に入る獣がおる」
一成 :「(ごくり)それは、なんと言う獣でござるか?」
魔法使い :「その名は」
SE :ゴォォォォォォォォぉ
[Ji-GUY] #周囲が暗くなる
[TK-Reana] #うわ〜、演出効果だ
魔法使い :「ドラゴン!」
[Ji-GUY] #ドラゴンが現れる
一成 :「ぬぅっ!?」<立ち上がって刀に手を当てる
[Ji-GUY] #そしてアギトを開きブレスを吐く
一成 :「うわぁ!!」<顔を腕で守る
[Ji-GUY] #でも幻影
一成 :「……ぬぬ、これがマホウというものでござるか……」
ここでこういう演出をかます魔法使いの神経が知れません、私は。(GM談)
魔法使い :「この世界で最も凶暴で、貪欲で、力に溢れた生き物だ」
一成 :「ドラゴン……こいつが持っているのでござるか……」
魔法使い :「持っているかもしれんし、持っていなかもしれん、しか
:し他をあたるよりずっと可能性はある」
一成 :「ふぅむ……」
一成 :「そのドラゴンとやらに弱点のようなものはないのでござ
:るか?」
魔法使い :「そう易々と人が倒せるものではないが」
:「狡猾で用心深い、だがおうおうにして傲慢、そこに付入
:る隙もあろう」
一成 :「傲慢、でござるか……」
ハイランドへ
------------
一成 :「して、こやつにはどこへ行けば会えるのでござるか?」
魔法使い :「ここから南へ数日」
:「そこでハイランドという国に入れるだろう」
:「お主が望むなら、そこで出会えよう」
一成 :「かたじけない。ところで魔法使い殿」
魔法使い :「お主が本当にドラゴンに挑むつもりなら」
:「気をつけるが良い」
一成 :「油断はせぬつもりでござる」
魔法使い :「もし、ドラゴンとお主が合間見えることがあれば、その
:前にもう一度、お主と私は出会うことになるであろう」
:「その前に」
:「この天井、直して行け」 <一成が落ちてきた天井の穴
:を指差し
一成 :「……承知した」
[Ji-GUY] #というわけでまぁ
[Ji-GUY] #そのうちコイツが何か有用な情報なり何かなりを持って現れるでし
ょう
[TK-Reana] #あいあいさー
[TK-Reana] #じゃあ、あとはクリスと合流してボスコーンのとこに向かうだけ
だ
解説
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次元嵐でKRの世界へやって来た林守一成。
そこで出会った魔法使いに帰る手立てを問い、一成はドラゴンに挑む意思を
固めハイランドへ足を向ける。
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