[KATARIBE 23891] [OM01L][OM01E] キャラチャットログ+設定資料「刀見沢の湯」

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Date: Wed, 20 Feb 2002 21:43:44 +0900 (JST)
From: ごんべ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 23891] [OM01L][OM01E] キャラチャットログ+設定資料「刀見沢の湯」 
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200202201243.VAA35514@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 23891

2002年02月20日:21時43分44秒
Sub:[OM01L][OM01E] キャラチャットログ+設定資料「刀見沢の湯」:
From:ごんべ


 ごんべです。

 OMがようやくまともに動いたので、地味で微々たる歩みながら、とりあえず
早めに流しておきます。


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[OM01L][OM01E] キャラチャットログ+設定資料「刀見沢の湯」
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#OM
2002/02/20 00:00:00


虎骨の湯治
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 SE      :さば〜〜
 虎骨     :「ふ〜〜……湯は良いねぇ」

 ??     :「ふー……」
 虎骨     :「なぁ、あんたもそう思うだろ?」

[gombe]   #誰?(ぉ
[hari]   #がーん
[gombe]   #いきなり振られたのと、よく考えたら屋内なのか露天風呂なの
      かも聞いてなかった
[hari]   #温泉でないと、湯を沸かすなんて贅沢はなかなか難しいと思う
       ので
      #露天かと
[gombe]   #よう考えたらそうやね。>贅沢

 ??     :「体の悪いもんが流れていくようやねえ……」
        :(岩陰と湯煙で見えにくい、ただし男のような声)

[gombe]   #江戸時代の銭湯の例もあるし
      #混浴はさほど珍しいものでもないよね?たぶん。

 虎骨     :「ちげぇねえ(カカカ)」

[hari]   #そんなに整備された温泉じゃないだろうしね
[gombe]   うん。
[hari]   #おそらく、半分農家みたいな宿が一つと
      #温泉のそばに、着替える小屋があるかないか
[gombe]   #ふむ

 ??     :「ここじゃあまり会わない御仁だね」>虎骨
 虎骨     :「ここらのもんじゃないからねぇ」

[gombe]   #街からも離れていてさほど知られていない穴場という感じ。
      #その分整備もされていない。
[hari]   #ちっこい湯治場なんか、そんなもんでないかな(w
      #自然に沸くところというと、山中になるだろうし、近在の人間
       以外来なければ
       整備も要らんべ(w
[gombe]   #そうだね(w

 ??     :「そりゃあ珍しい」


異相の宴
--------

 虎骨     :「あんたはここらのもんかね」
 ??     :「ああ……ちょっと待ってな」
 SE      :ざばざば
 SE      :ざばざば
 ??     :「どうかね、ひとつ」
 虎骨     :「ん?」

[hari]   #なんじゃらほい
[gombe]   #毛むくじゃらの手が、木でできたお猪口を差し出す
[hari]   #けむくじゃら?
[gombe]   #比喩ではなく、文字通り毛皮(w
[hari]   #モジャ?
[gombe]   #毛は短い(ぉぃ

 虎骨     :「お、こりゃ悪いね」
 ??     :「まあ飲みなよ」

[gombe]   #徳利が差し出される

 虎骨     :(くいっ)

[hari]   #味は?
[gombe]   #猿酒(w
      #>味

 虎骨     :「旨いな」

[gombe]   #街の酒に飲み慣れてると、ちょっと強いかも知れない

 ??     :「いける口だね」

[gombe]   #徳利から注がれる
      #返す徳利で自分の猪口にも注いでいる

 虎骨     :(ぐびぐび)

[gombe]   #湯煙の影に顔が覗く。大猿。

 虎骨     :「ぷふ〜、効くねぇ」
 ??     :「ここいらはこれが美味いんだ。好きなだけ飲んでいきな」
 虎骨     :「ありがとよ」


猿の大将
--------

[gombe]   #人並み外れて大きい化け物猿のことを、何て言ったっけ?
[hari]   #しっぺい太郎が苦手なのは、狒々だったな
[gombe]   #ヒヒでも猩々でもマシラでもなくて
      #何か「おお、化けざる」って感じのしっくりする呼び名
[hari]   #うーん
      #変化の類だよね
[gombe]   #そそ、物の怪の類というか

[gombe]   #ちなみに虎骨が飲んでいる猿酒は
      #滋養強壮、虚弱体質によく効きます(w
      #温泉で飲むと特に(ww

[hari]   #猿丸太夫
[gombe]   #(ぉぃ)
[hari]   http://www.pandaemonium.net/menu/devil/sarumaru.html
[gombe]   #ほー
      #伝承自体は知ってたけど
      #猿丸と言ったのか
[hari]   #磐神磐三郎も、猿神がらみだな

 虎骨     :「あんた、名前はあるかい?(ぐび)」
 ??     :「ああそうか、里の者(もん)は呼び合うのにそういう
        :ものを使っておったなあ」
 ??     :「三神峯の中の主(ぬし)と言えば、儂のことじゃよ」

[hari]   #さんじんみね?
[gombe]   #ああ、ごめん。「みかみね」。
      #実在の地名なんだけど、拝借。

 虎骨     :「ふんふん……中の主ね。覚えとくよ」
 虎骨     :「あたしは虎骨って呼ばれてる。よけりゃあ覚えておいて
        :おくれな」
 中の主    :「ここつ、かね。変わった響きよな(からからから)」
 中の主    :「里の暮らしに飽きたら、またここへ来な。たまには、
        :儂か、手下のもんが入っておると思うよ」
 虎骨     :「そうさせてもらうよ」
 中の主    :「いつでもまた、酒を飲もうじゃないか」
 虎骨     :「こんどは、なにか酒の肴でも持ってこようかねぇ」

[hari]   #のんびりのんびり
[Ryu]    #うう、キャラシート書かなきゃ

 中の主    :「今度は空の徳利でも持ってきたらどうかね。儂のと換え
        :てやるとも(からから)」
 虎骨     :「そりゃあいいや(フフフ)」

[hari]   #さぁ、これで一つ舞台が出来た
[gombe]   #これで一旦オチかな
[hari]   #うい
[gombe]   お疲れやす。


舞台設定:刀見沢の湯
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[hari]   三神峯の湯

[gombe]   刀見沢(とみさわ)の湯
      にしよう。
      んで、目の前が三神峯の山。

 両方とも実在で、お互いの距離が近い地名なので、借用。
 (実在では「富沢」)

[hari]   古くからの温泉場だが、近在のものが農閑期に訪れるくらいの
      小さなもの
[gombe]   深山幽谷の絶景。
      当時の者に言わせれば、ひなびているだけ(w
[hari]   冬には雪に閉ざされてしまう
[gombe]   うむ。
[hari]   米をしょって温泉入りに来るのだな
[gombe]   ああ、あったねえ。>米をしょって山奥へ

[gombe]   三尾の国の中なら、どっか山手の方かな。
      湖西道から離れてだいぶ踏み込んで。
[hari]   炭焼きと山菜取りを普段の生業とする湯宿が一軒
[gombe]   炭焼きか。
      ばっちり。
[hari]   あとは、川原に掘られた風呂と、川の流れが穿った岩風呂
      渓流で、岩魚や山女を釣ったり


刀見沢伝承
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[gombe]   その川が刀見沢と言うことで。
      水の中にきらめく刀を見たとかどうとかいう伝承があったり。
      今やイワナとなったのだけどかつては刀だったのだ云々。
[hari]   かつて、この湯には大きな蛇が住んでいて
      毒を吐き、川を汚していた
      それをこらしめるために、○○の主が川面に刀を投げこみ
      蛇を退治した
[gombe]   ふむふむ
[hari]   投げこまれた刀は、岩魚に変じて、いまでもこの湯をまもって
      いるんだと
      だから、温泉川(ゆのかわ)にも関わらず、この沢には岩魚が
      たんと棲んでいて
      云々
[gombe]   すばらしい。>伝承まとめ


OM01『乱世の鬼舞』とはこういうお話?
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[gombe]   ……という、お伽話風の伝承が
      あちこちに残っていて、かつ本当にあった、と言う世界という
      ことにして
      この世界でも穏やかな側面は今回のような話で
      厳しい側面は戦国乱世の鬼哭啾々たる中で跳梁する鬼たちの話で
      ある、と。
      で、人里と同様にそういう二面性のある世界で生きる人間を扱う。
      >OM01

[gombe]   と言う感じで行こうかな、と言う風にまとめようと思ってる。
      >OM01参加案内の書き下ろし中
[hari]   ふい

 まだ書けてません(滅)
 「動ける場所」「選べる行動対象」だけでも早く書かないと、参加できない
よねえ。


刀見沢伝承・補足
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[hari]   #鉱泉などによる水質の悪変を、蛇の毒
      #霊的な解決として、刀を投げ込んだと言う話
      #水質の清浄化による、魚の復帰
[gombe]   #うむ。>霊的解決、水質改善

[gombe]   ##霊的怪傑、と変換しちった(w
[hari]   #いやーん

[gombe]   んでは、そろそろ落ちます。
[hari]   あーい

02:09:41 ! gombe (Leaving WoolChat.)


設定資料・追補
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とみさわ・の・ゆ【刀見沢の湯】《地名》
	 三尾の国南西部の山中にある湯治場。
	 近在の農民を除けば、所在はおろか存在を知る者も少ない。
	 川岸に開かれた露天の温泉で、炭焼き小屋と湯宿を兼ねた木こりの
	家が一軒と、脱衣のための衝立があるくらいの小さなもの。
	 あたりには三神峯の山々が連なり、深山幽谷の絶景が見られる。時
	折、山から猿が下りてきて湯に浸かっていくこともある。
	 目の前の川「刀見沢(とみさわ)」も温泉の混じった水であり、流れ
	の中の岩風呂を楽しむこともできる。この川には、毒水をもたらす蛇
	を退治するために刀が投げ込まれたという伝承がある。そのためか、
	真水でないにも関わらず岩魚や山女が生息し、それらを釣って食する
	こともできる。

なか・の・ぬし【中の主】《人物名》
	 並外れて大きい体躯を持ち人語も操る、山猿の大将。
	 正しくは「三神峯の中の主」と名乗っており、三神峯(みかみね)連
	山の山々いずれかの主でもある物の怪と思われる。
	 刀見沢の温泉に浸かっているところを見かけた者も多いが、彼(?)
	が物の怪で、且つ大変に人間くさい猿であることを知る者は少ない。
	→刀見沢の湯

みかみね・やま【三神峯山】《地名》
	 三尾の国の南西部に連なる国境の山々の総称。人里から離れた奥山
	を、特にこう呼ぶ。
	→刀見沢の湯
	→中の主


$$

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 以上です。ではでは。

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ごんべ
gombe@gombe.org



    

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