[KATARIBE 23775] [HA06L] チャットログ『ギロチン死すとも猫猫団は死せず!』

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Date: Thu, 31 Jan 2002 20:56:19 +0900
From: "Kato" <az7k-ktu@asahi-net.or.jp>
Subject: [KATARIBE 23775] [HA06L] チャットログ『ギロチン死すとも猫猫団は死せず!』
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2002/01/08、午後十時ごろの#HA06
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チャットログ『ギロチン死すとも猫猫団は死せず!』
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 月      :猫猫団幹部、ギロチンを回収しようとしている。

 苑      :猫猫団首領、基本的にツッコミ。

 前野浩    :無道邸の召使い。黒服。

 吉田善勝   :食堂の宣伝をさせられる浪人生。

 佐藤一郎   :よく散歩してる人。変な物をよく貰うようだ。


今日もギロチンを取りに行く事
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[TK-R]   ふむ
[hari]   くるっくー
[tatsu114] もふ

[TK-R]   そろそろギロチンを回収せねば
[tatsu114] そろそろ食堂たて始めねば
[TK-R]   ご近所の名物として長く奉られるようになってしまう
[tatsu114] それはいい

 月      :「今日は正攻法だ!」
 苑      :「……何をするんだ?」
 月      :「うむ、良い質問だ。
        : 今から考える」


[tatsu114] #たっくるとか


 前野     :(ガソリンのタンクと消火器を持ってあるいてくる)
 月      :「む、黒い人。
        : きっと悪人だ」

 吉田     :「ざび…………」


[tatsu114] #てくてくあるいてくる


 月      :「苑に負けず劣らず黒い。
        :秘密結社の首魁並に悪人に違いない」

 前野     :「あぁ、君達。危ないから下がってなさい」


[hari]   >月と苑


 月      :「何をするつもりだ?」
 前野     :「邪魔だから、焼いてしまうんだよ」
 月      :「何を!?」
 前野     :「この断頭台を」

 吉田     :「…………?お、焚き火らしい」


[tatsu114] #てっくてっくてっくてっく


 月      :(がちょーん)


[tatsu114] #がちょーんときたか


 月      :「いかん! これはいかんぞ!!」
 前野     :「??」
 吉田     :「お、どうせなら崩して焚き火にしませんか?」>前野


[hari]   #怪訝な顔をしながら、落とし穴を避けて


 月      :「これは僕が里見の黒犬を頭から出す同士の人から
        :頂戴した大切な自動首刈りマシンなのだから!!」

 前野     :「え?君のものなのかい?」
 月      :「さては黒い悪人だけあってやる事がえげつない」
 前野     :(酷い言われようだ(^^;)

 月      :「耽美派の心理学者とかも言っている。あれ
        :『黒いほど悪だ』とか」

 苑      :「……耽美派?」
 吉田     :「…………(汗」
 前野     :「まぁ、暴言は良いけど、
        :君達の物なら、もって帰ってくれないかな」

 月      :「む、できるならそうしているのだが」


[hari]   #二人で持てるほど軽いとは思えないが(w


 吉田     :「……こんなくそ重いもんふたりじゃどうにもならんわな」
 前野     :「なにか問題でも」
 月      :「重いし」
 前野     :「ふむ」

 月      :「動かせないのなら、どうせ住む場所もあれなんで、
        :ここを秘密基地に認定しようと思うのだ。
        :できれば核シェルターとかを設置して」

 前野     :「……やはり燃やしてしまおう」
 吉田     :「焚き火だー」

[hari]   #結界を説いて、更に近づく

 月      :「なにぃ!?」
 苑      :(賢明な人だ)
 前野     :「うちの裏に、こんな物騒なものを置かれた上に、
        :秘密基地なんか置かれてたまるか」

 月      :「いかん、ダメっぽい!
        :空から嫌にべとべとした感じの呪いとか
        :降ってきたりするぞ!
        :しかも骨付き」

 前野     :「じゃあ、もって帰って」
 月      :「む……」

 吉田     :「あ、そうそう、前野さんにって
        :母からサツマイモもらってるんですけど、
        :たべます?」

 前野     :「サツマイモは、話が終わってからにしましょう」
        :>よっしー
 吉田     :「ですな」

 月      :「(こそこそ)苑よ、どうする?」
 苑      :「やっぱ燃やしてもらったほうが懸命であろう」
 月      :「貴様、それでも猫猫団の首領か!?」
 苑      :「いや、だってなんかダメだし」
 月      :「もう良い! あれだ。用は燃えなくすればよいのだ!」
 苑      :「………」
 月      :「………」

 前野     :「……話は決まった?」
 月      :「むむむ……苑! 今度こそ本気で死守せよ!」
 苑      :「だからなんで私が……」
 月      :「だって、重いから動かせないし
        :僕は死にたくないし」
 苑      :「………」


[tatsu114] #ひでぇ



燃えよ! ギロチン
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 月      :「他に、あれはどうだ? 戦って勝てばよい!」
 前野     :「人手のあてはあるの?」
 月      :「きっぱり無い」
 苑      :「戦うって……勝てないだろ」

 月      :「苑が死んで何とかしてる間に僕が後ろから
        :なんかものすごいっぽい武器で威嚇するっぽいのだ」

 苑      :「……(ばごす)」
 月      :「くはあ」
 苑      :「さっさと燃やしちゃってください」
 前野     :「困った子たちだな(汗)」

 月      :(ぴくぴく)
 前野     :「……いいの?」
 吉田     :「……お前、おもしろい友達持ってんだな……」<苑
 苑      :「弟だ」
 吉田     :「……楽しい弟だ……」


[hari]   ざばざば<ガソリンかけてる
      ぼっ!<着火


 月      :「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
 苑      :「なんか、悪夢から開放される気分である」
 吉田     :「おー、燃えるもえるあったけー」
 月      :「ぼくのやぼうが、もえていく……」

[TK-R]   #なんか楽しげな世界征服のビジョンが後ろに写る

 吉田     :「うわ〜、こう言うやつの夢覗いてみてぇ(ぼそ)」
 月      :「くっくっく、はぁっはっはっはっはっはっは(狂)
        :燃えろ、燃えてしまえ!
        :燃え尽きた灰の只中から舞い上がる不死鳥のごとく
        :華麗に蘇ってやるぅ!!」

 苑      :「あきらめてしまえば可愛げがあるのに」


[TK-R]   #はっ、どうやって無道邸に居着こう
      このままでは里子計画にならぬでは無いか


 吉田     :「根性あるな、お前の弟
        :まだやろうとしてる」
 苑      :「諦めが悪くてしつこいだけです(ため息)」



ギロチン死すとも猫猫団は死せず!
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 前野     :「おまけ」(ボンッ)<小さなテルミット弾ほうりこむ

 SE      :ズバンッバムッババンッ!

 吉田     :「景気いい音がしますな」
 月      :「聞け、世界征服を祝福する猫神様のラッパの音」
 苑      :「絶対違う」
 前野     :「苦労するね」
 苑      :「……そうなのです」

 苑      :「いっそ混ざってしまえば幸福かもしれない……
        :いや、それはダメだ。
        :猫として、超えてはならない一線だ」
 吉田     :「…………(汗」


[tatsu114] #そして燃え尽きてしまった…………


 月      :「この、刃物の部分だけはお守りとして残しておこう……」


[TK-R]   #きらりーん と頬を伝う一筋の涙


 吉田     :「……ま、まあそんなに落ち込まんでも……」
 前野     :「まぁ、なんでこんなところにギロチンを置いたのか
        :分からないけど……
        :だめだよ。こんないたずらしちゃあ」

 月      :「貴様に何がわかる!?
        :温かい壁と屋根に囲まれ、何の不自由もなく
        :のうのうと暮らす人間ごときに!
        :我々の苦労がわかるものか!!」

 苑      :(私もわからん)


 この辺の話の飛び具合とか、妙な感じなのが月の月たるゆえんだなぁ


 前野     :「君も、一応人間の姿でしょう?」
 吉田     :「………………確かねことか何とかいってたな、苑」
 苑      :「うむ、猫だ」
 月      :(さめざめ)
 前野     :「ふむ、猫か」

 苑      :「ただちょっと羽とか生えてたりするけど」
        :ぼわん(羽猫化)
        :「これが本来の姿である」
 吉田     :「………………ははぁ、お袋がいってた羽のはえた猫って
        :こいつのことだったか」

 前野     :(ごそごそ)
        :「かつおぶし、食べる?」


[meltdown] #乱入可?
[hari]   #うむ


 佐藤     :「頂き物ですが、処分に困りますね……」
        :(紙袋を持って、ぶつぶつ言いながら、通り掛かる)
 苑      :「むっ(人に戻る)」


[TK-R]   #一応気は使っているのです。苑だけは
      ところでかつおぶしって加工してないほう?
[hari]   #厚削り

[meltdown] #気を遣うのが一匹と、そのた大勢の猫たちですか…………。
      苦労しますね(笑)
[TK-R]   #いあ、べつにその他大勢いない。
      今のところ猫猫団は苑と月だけ
[meltdown] #まぁ、複数形ですから2匹で名乗れますか……<団


 苑      :「ふむ、削ってないほうが好みなのだが……」


[TK-R]   #昔はよく台所で削ったものです


 前野     :「なら、こっちのほう?」>まるのまま
 佐藤     :「おや、こんにちは前野さん(ぺこり)」
 苑      :「ありがたい。ほら、いつまでも泣いとらんで、
        :これでも食っとけ」

 月      :かりかり(かじってる)

 吉田     :「おお、よお」
 前野     :「やぁ、どうも」
 吉田     :「ほれ、いもだ。くっとけ」>苑
 佐藤     :「飼い猫ですか?」(猫を見ながら)
 苑      :「毎度、世話になる。いつか恩は返す故(いも受け取る)」


[TK-R]   #いまは人モード
      だから、月は人のままかじっているのだ
[meltdown] #すると、今は人の姿をしたモノだけですね?
[TK-R]   #いえす<人だけ


 前野     :「たしかに猫的だけどね」
 佐藤     :「おや、猫の気配があったような……。気のせいですか」
        :(肩を竦める)
 苑      :(なかなか鋭い)

 月      :(もぐもぐごきゅん)「……まぁ、あれだな」

 月      :「なんか、おいしいもの貰ったし。
        :邪悪な吸血鬼云々の下りは黒犬出す人の勘違いだろう」

 前野     :(頭を撫でてみる)>月
 月      :(なでられて微妙に嬉しそう)

 佐藤     :「ところで、この中に猫を飼っている方は、
        :いらっしゃいませんか?」(全員を見回す)
 前野     :「うむ、一応うちにいるよ」
 佐藤     :「では、これを差し上げますので、引き取って貰えません?」
        :(紙袋を差し出す)>前野
 前野     :「これは?」


[meltdown] #中からは、マタタビとか、鰹節とかの香りがほのかに……


 佐藤     :「友人が試作した、猫用の“何か”らしいです。
        :家には、猫が居ないので……」(苦笑)
 苑      :「……何かって」
 前野     :「ふむ、ありがたく頂こう」
 佐藤     :「玩具とか、お菓子の“ようなもの”だと、
        :説明していましたね」(ちと、思い出している様子)


[meltdown] #猫向けの、低カロリーのお菓子や、餌の試作品など。
      異能で強化?(おい)<中身


 前野     :「ふむふむ:
 月      :(微妙に物欲しそうな表情)
 苑      :(君子危うきに近づかず)
 佐藤     :(多分、危険性はないと思いますが……。
        :まさか、自分で食べるわけにもね(苦笑))

 吉田     :「なにかって名前ないのか?」
 佐藤     :「試作品らしくて、正式名称は未決定のようですね」
 佐藤     :「あっ、出来れば後で、使用した感想を教えて下さい」
        :>前野
 前野     :「うむ。聞いておきます」
 吉田     :「あ、この芋どぞ、あとこのチラシも」


[tatsu114] #チラシには食堂おーぷんのことがかかれてたり


 佐藤     :(受け取って、チラシを見る)
        :「おや、本当に開始するのですね。食堂……」(複雑気)

 月      :「あれだ。おいしいものくれたらいい人だ」


[TK-R]   #http://www12.freeweb.ne.jp/diary/reny/requiem/tk-r01.gif
       苑
[meltdown] #猫の帽子を被った、少年ですか<見た目
[tatsu114] #スッゲえ単純だな、おい
[hari]   そんなもんだ(w
      ふむ
      訪雪さんところに世話しよう(w


場所・時空系列
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2002年新年、無道邸前。

解説
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 ギロチン回収のため、懲りずに無道邸を襲撃する猫猫団。
 しかしまぁ、有体に言えば燃やされちゃうわけですね、ギロチンが。


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