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Date: Wed, 30 Jan 2002 16:34:37 +0900
From: "Kato" <az7k-ktu@asahi-net.or.jp>
Subject: [KATARIBE 23770] [HA06L] チャットログ『ギロチンを持って無道邸にいこう!』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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X-Mail-Count: 23770
2002/01/05、午後三時ごろの#HA06
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チャットログ『ギロチンを持って無道邸にいこう!』
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登場人物
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月 :世界征服を企む猫猫団最高幹部
苑 :なんか無理やりに猫猫団首領
里見鏡介 :里見の人。この度めでたく猫猫団最高幹部に就任
桜居つみき :頭が飛ぶ少女。食猫魔人の汚名を着せられる
吉田善勝 :通行人A
里子計画に出すとか、出さないとか
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[TK-R] やはり苑&月を里子計画に出そうと思う
[TK-R] どうやって出すかはまだ決めてないが
[soutou] お世話になります、と言えばそれで大丈夫(ぉぃ
[TK-R] うむ、以外に簡単なのだな
月 :「ふっはっはっは、今日も元気に世界征服! 今回は
:手始めにこの辺で一番大きな屋敷を秘密基地として
:占拠しようではないか」
苑 :「……本気か? いや、正気か?」
[TK-R] #極端な話、こういう具合でよいのだな
[soutou] #手ごわいですがまあ、大丈夫(ぉぃ
月 :「本気も正気もない! ただ征服活動あるのみ!!」
苑 :「……狂気だ」
[gallows] #なんかすごい人たちがいるw
里見からの贈り物
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鏡介 :(パチパチパチ)「立派な心がけだ」
:(木陰から不意に現われる)
月 :「何やつ!?」
鏡介 :「通りすがりの吟遊詩人かぶれさ。
: で、征服とはどのような状態を指すんだろうね」
月 :「むろん、僕が一番えらい状態だ!」
苑 :「ボスは私じゃなかったか……?」
鏡介 :「やはり殲滅かい? 恐怖政治かい?ギロチンは必要
:かな?」
:(地面から白骨死体がぼこぼこと出てきてギロチンを
:組み立てる)
鏡介 :「なるほど。偉くなるためにはキミより偉い人を
:討たないといけないね。そんなときに便利なのがこれ、
:組み立て式モバイルギロチン」
月 :「それにもなかなかひかれるが、僕としての目標は
:三味線だ。人の皮で」
月 :「もばいる?」
[tatsu114] #物騒なもんプレゼントしようとしてる人がいる
苑 :(頭かかえてる)
鏡介 :「(人の皮の三味線……逸材だ)
:ああ、たとえば君があの屋敷に行ったとしよう」
月 :「ふむふむ」
鏡介 :「そうしたら既にあの屋敷は悪い吸血鬼の支配下だ。
:これじゃあ征服もままならない。ああ、こんなとき
:ギロチンがあったらなあ! 君は大変悩む。なにしろ
:従来のギロチンは往来に固定されているものだからだ」
月 :「確かにそうだ」
[tatsu114] #すげぇ言いくるめしてる
苑 :「そうじゃないだろ(さらに頭かかえ)」
鏡介 :「そんなときこの組立式ギロチンがあればもう安心。
:首を切り放題恐怖政治し放題、夜泣きも止むし女の子にも
:モテモテだ。もう貧弱な坊やとは言わせない」
月 :「おお、すばらしい!」
苑 :(ばかだ。ばかがここにいる!)
鏡介 :「今ならこの契約書にサインをして血の盟約を……
:と言いたいところだが最近はそういうのも流行らないんで
:ね、ちょっと肋骨を一本くれるだけでもいいという
:出血大サービス」
:(ブシュー)<急に男の頚動脈から血が吹き出る
鏡介 :(ピタリ)<血が止まる 「しまった、興奮し過ぎた。
:で、どうだい。オトナの征服劇が君を待っている」
月 :「むぅ、ほんとに出血してくれるとはまさに大サービス
:だが、肋骨は惜しいなぁ」
[tatsu114] #誰か止めようよ(汗
[TK-R] #苑はつっこみだけで止めようとはしません
月 :「そうだな、代わりに猫猫団最高幹部の座を約束する
:というのではだめかな?」
鏡介 :「ふむ……猫猫弾、それはさぞ猫ネコした団なんだろう
:な。しかし僕は犬なんだが、問題ないだろうか」
:(グワァヴァーっと脳天から黒い犬が出てくる)
月 :「問題ない。猫でも犬でも征服意欲さえあれば大歓迎だ」
苑 :(何かが……間違っている)
月 :「ただし、団員は襲わないように」
鏡介 :「つまり猫だって犬だっておけらだってあめんぼだって
:みんなみんな征服したがりなら友達というわけか。
:博愛というやつだね」
月 :「そのたうりである」
鏡介 :「よし、乗った。この組立式ギロチンセットくれてやろう。
:今なら替刃もついてくる」
月 :「交渉成立だ」
鏡介 :「それじゃあ、頑張ってくれよ。困ったことがあったら
:里見家を頼るといい、僕らは全ての悪趣味と悪ノリを
:歓迎する」
:(ギラギラと目を赤く光らせながら闇の中に消えていく)
[gallows] #そして残される折り畳み式ギロチンセット
#取っ手が付いてて大変持ちやすい総重量150kg也
苑 :「あの人どうやって運んできたのだ?」
月 :「ふっふっふ、良い同士ができた。まてよ、里見?」
苑 :「先日の幽霊がそう名乗ってなかったか?」
月 :「む、そうだった。まぁ、いいか」
ギロチンを持って無道邸にいこう!
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[TK-R] #さて、ギロチンセットをどうしよう
[gallows] #どうしたものかw
[TK-R] #車輪付という事にすれば運べるかな
[gallows] #しかし無道邱には親切な黒服がいるので、
頼めば車で運んでもらえるかもしれない
[TK-R] #運んでもらって、そこで組み立てて
月 :「さあ、横になれ!」
[gallows] #うん、その線が正解っぽい
#努力あるのみ!
[TK-R] #黒服氏も反応に困るだろうなぁ
[gallows] #無道邱の黒服は親切だけどけっこう物騒なので
#警戒はおこたらないほうがいいかもしれない
#(ワンポイントアドバイス)
#首を切られたくらいじゃ死ななそうな勢いだ
#むしろ斬られたところからそれぞれ再生して
#二人になるかもしれない
#それくらいの妖怪
[TK-R] #おお、そりはすごい
#でも、段々ちっちゃくなったりしませんかねぇ
#分裂して増えるたびに
[gallows] #小さくなっても目から怪光線を出すわ怪しげな武器を次々と
作るわ護衛の巨大なメイドが二人もいるわでもうてんやわんやの
大騒ぎなのです。
#おっとあんまり真実を語ると僕の身が危険になるのでこの件は
これくらいで。
[TK-R] #うむ、賢明な判断ですね
[gallows] いつの世も真実を騙る事には危険が付きまといます。
JFKも宇宙人の事さえ話そうとしなければ死ななかったのです。
[TK-R] 雉も鳴かねば……先人は偉大なことを言ったものです
月 :「さて、苑。早速この組み立て式手動首切断マシンを
:例の屋敷に運ぶぞ」
苑 :「本気でか……」
[TK-R] #とか言いながらしっかり手伝ってくれるのが苑なのです
[gallows] 実は確信犯かもしれません
#たちがわるいなあw<確信犯だったら
苑 :「で、これをどうするつもりだ?」
月 :「簡単だ手動首切断マシンから自動首切断マシンに
:改造すればいいのだ」
[TK-R] #案外確信犯かも知れぬ
#むぅ、苑はどういうつもりなのだろうか
[gallows] #うまく月をその気にさせて仕方なく付き合っているフリを
しながらおいしいところだけいただくつもりとか(w
月 :(バナナと紐を取り出す)「これをここにこうセットして
:……できた」
月 :「ジャジャーン」
[gallows] #おお、驚異のメカニズム
苑 :「『ジャジャーン』じゃないだろ!」
月 :「ふっふっふ、この科学技術を駆使した自動首切断マシン。
:バナナを取ろうと寝転ぶだけで首がもげる恐ろしい兵器だ」
苑 :「………誰が引っかかるんだそんな装置に」
[gallows] #SFチックな兵器に早変わり
[TK-R] #いや、SFちっくであ無いでしょ(汗
つみき :「……なにあれ……」
:(ギロチンの反対側から普通にバナナとってみる)
月 :「………くぅ」
[gallows] #敗れたりw
苑 :「ほれみろ」
つみき :「こんなところにバナナ……?」(まじまじ)
月 :「ちがう! そちらからではなく逆からとろうとするのだ!」
つみき :「ていうかギロチン? って誰あんた?」
月 :「僕は世界征服をたくらむ猫猫団最高幹部の一人月!
: おまえはさてはこの屋敷のものだな」
つみき :(うわあ、春先でもないのにおかしなのに……)
つみき :(露骨に面倒くさそうに)
:「ええ、まあ一応屋敷のものですが、どのようなご用件
:ですか」
月 :「ちょうどいい、この屋敷を秘密基地にするための人質
:として捕らえてやるぅ!」
月 :「行け、苑!」
苑 :「私か!?」
つみき :(ああ、だから子供は嫌いだ……)
つみき :「ハイハイ、わかったからもう帰ろうね」(裏声
月 :「む、馬鹿にしてるな! 必殺猫パンチ(痛くない)」
つみき :「……(な、なんなの? この子たち私にどうしろって
:いうの?)」
つみき :「ああ、イタイイタイ、降参です。負けましタァ」
[gallows] #棒読み
月 :「よし勝った!」
苑 :「……ああ、なんだかなぁ」
月 :「早速縛り上げよう」
つみき :「このバナナを差し上げますから今日のところは
:お引き取りくださいぃ」(涙声
月 :「差し上げるも何も、それもともと僕のバナナだし」
つみき :「チィ、さすがに引っかからないか」
月 :「僕が子供だと思ってなめてるだろ!」
苑 :(いや、馬鹿だと思ってるだけだろ……)
つみき :「いえ、丁重に帰っていただこうとしているだけですわ」(ニッ
コリ)
月 :「くっ、そんなことを言っているのも今のうちだ!
: 変身!!」
[TK-R] #大人化できるのです
#中身は変わらんけど
月 :「はっはっは、これで貴様より身長高いぞ!」
つみき :「……ああ、やっぱりただの子供じゃなかったのね」
苑 :(ああ、ばか者が)
月 :「ふはは、はっはっはっは! 驚いたか!!」
つみき :「狐か狸か知らないけど背が高いからって偉くもなんとも
:ないってのよ」(背は気にしてたらしい)
食猫魔人
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月 :「む、狐狸妖怪のたぐいと一緒にするでない!
:我々は正しく羽猫だ!!」
苑 :「ああ、なんていうか。もうだめだ(天を仰ぐ)」
[tatsu114] #ばらしまくってまくけど……
つみき :「なにそれ、羽猫? 羽の生えた猫? オイシイ?」
月 :「おいしい? だと!? はっ、まさか貴様食猫魔人の
:一族か!!」
苑 :「何だそれは……」
つみき :「(ああ、もうめんどくさいそれでいいや)フハハハ、
:バレたか。貴様らのようなうまそうな猫が来るのを
:かれこれ200年もここでまっておったのじゃ」
月 :「くそ、いかん! 逃げるぞ! 我々に勝ち目は無い!!」
[TK-R] #羽猫化して逃走
苑 :(ボーっと眺めてる)「あいつ、馬鹿か?」
つみき :「おお、仲間はにげてしまったぞ? そちらのオマエは
:どうする?」(芝居がかった声
苑 :「いや、なんていうか。あいつと同レベルの対処されても
:困るのだが……」
つみき :「……」(赤面)
吉田 :「ふう、さび…あれ?苑じゃねえか」
つみき :「もういいでしょ、帰って頂戴」
苑 :「はい、どうもお騒がせしてすみませんでした」
苑 :「む? 善勝殿」
つみき :「いえいえ、なにかご用がある時は普通にお訪ねくだ
:さればこちらもそれ相応の応対が出来ますので……」(照
吉田 :「なにやってんだ?こんなとこで?」
つみき :(ああ、子供に馬鹿にされた、悔しい悔しい……)
:<帰っていく
吉田 :「あ……なんかっちゃったけどいいのか?」
苑 :「良いのだ。なんか無駄に恥じかいた気もするのだが」
苑 :「……ところで、このギロチンどうしよう……」
吉田 :「………なんだこりゃ?」
苑 :「善勝殿も横になるか?」
苑 :「数秒で逝けるぞ」
吉田 :「ギロチンに素直に横になるやつなんかいるかい」
苑 :「……世の中は広いからなぁ(遠い目)」
吉田 :「……これじゃ包丁にもなりゃしないし」
吉田 :「じゃ、俺ちょっと受験勉強忙しいからこれで行くわ」
苑 :「ふぅ、一人で引っ張っていくか(暗い表情)」
[gallows] #あるいはいっそ放置
吉田 :「ごみにしてまえ、んなもん」
[TK-R] #そうするか<放置
[gallows] #いずれまた別のネタになるかもしれないしw
苑 :「……よく考えたら野良の身じゃ置く場所も無いし、
:やっぱ置いておこう」
[TK-R] #ではさやうなら〜
[gallows] んじゃまた
[tatsu114] おつかれー
ギロチンの行く末
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私が退室した後しばらくして、ハリ=ハラさんが入ってきました
[hari] 移動せずに
[hari] 焼却処分
[hari] 下手に移動すると鬱陶しそうだし(w>ギロチソ
[gallows] アレは一応月君の持ち物なので、もう少し引っ張って見たいw
[mesi114] ゑ? あれっておいていって無道邸で遊ぶものじゃないん
ですか(w
[hari] うひひ
[gallows] ブランコとかジャングルジムとか墓石のような公園の遊具の
ようなもので
[mesi114] 刃さえ取ってしまえば楽しいおもちゃ
[hari] 結界を張っておこう
[hari] まわりに落とし穴を掘って、「危険近寄るべからず」
[tatsu114] 危険の周りに危険を作るので砂
[gallows] さらに周囲を地雷原に
[gallows] そして一帯を放射能汚染
[gallows] もうだれもギロチンに近づかないので安心です
[soutou] 近づけないとも言う
[hari] まぁ、穏当な流れとしては
[hari] 鐘やん呼び出し(w
[hari] 里見の尻拭いは、みんな鐘やんに
[gallows] 殺生なw
[soutou] そこで
[soutou] 「里見のことは俺に言え」ぐらい言うようにならないと(ぉぃ
[gallows] 「アイドンノウサトミ HAHAHAHA」
場所・時空系列
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2002年正月、無道邸前へ。
解説
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鏡介氏にギロチンをもらって、意気揚揚と無道邸に出かける月
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