[KATARIBE 23770] [HA06L] チャットログ『ギロチンを持って無道邸にいこう!』

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Wed, 30 Jan 2002 16:34:37 +0900
From: "Kato" <az7k-ktu@asahi-net.or.jp>
Subject: [KATARIBE 23770] [HA06L] チャットログ『ギロチンを持って無道邸にいこう!』
To: <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <002f01c1a960$924f2720$89820dd3@az7kktu>
X-Mail-Count: 23770


2002/01/05、午後三時ごろの#HA06
**********************************************************************
チャットログ『ギロチンを持って無道邸にいこう!』
================================================

登場人物
--------
 月      :世界征服を企む猫猫団最高幹部

 苑      :なんか無理やりに猫猫団首領

 里見鏡介   :里見の人。この度めでたく猫猫団最高幹部に就任

 桜居つみき  :頭が飛ぶ少女。食猫魔人の汚名を着せられる

 吉田善勝   :通行人A


里子計画に出すとか、出さないとか
--------------------------------
[TK-R]   やはり苑&月を里子計画に出そうと思う
[TK-R]   どうやって出すかはまだ決めてないが
[soutou]  お世話になります、と言えばそれで大丈夫(ぉぃ
[TK-R]   うむ、以外に簡単なのだな

 月      :「ふっはっはっは、今日も元気に世界征服! 今回は
        :手始めにこの辺で一番大きな屋敷を秘密基地として
        :占拠しようではないか」
 苑      :「……本気か? いや、正気か?」

[TK-R]   #極端な話、こういう具合でよいのだな
[soutou]  #手ごわいですがまあ、大丈夫(ぉぃ

 月      :「本気も正気もない! ただ征服活動あるのみ!!」
 苑      :「……狂気だ」

[gallows]  #なんかすごい人たちがいるw


里見からの贈り物
----------------
 鏡介     :(パチパチパチ)「立派な心がけだ」
        :(木陰から不意に現われる)
 月      :「何やつ!?」

 鏡介     :「通りすがりの吟遊詩人かぶれさ。
        : で、征服とはどのような状態を指すんだろうね」
 月      :「むろん、僕が一番えらい状態だ!」
 苑      :「ボスは私じゃなかったか……?」
 鏡介     :「やはり殲滅かい? 恐怖政治かい?ギロチンは必要
        :かな?」
        :(地面から白骨死体がぼこぼこと出てきてギロチンを
        :組み立てる)

 鏡介     :「なるほど。偉くなるためにはキミより偉い人を
        :討たないといけないね。そんなときに便利なのがこれ、
        :組み立て式モバイルギロチン」
 月      :「それにもなかなかひかれるが、僕としての目標は
        :三味線だ。人の皮で」

 月      :「もばいる?」

[tatsu114] #物騒なもんプレゼントしようとしてる人がいる

 苑      :(頭かかえてる)
 鏡介     :「(人の皮の三味線……逸材だ)
        :ああ、たとえば君があの屋敷に行ったとしよう」
 月      :「ふむふむ」
 鏡介     :「そうしたら既にあの屋敷は悪い吸血鬼の支配下だ。
        :これじゃあ征服もままならない。ああ、こんなとき
        :ギロチンがあったらなあ! 君は大変悩む。なにしろ
        :従来のギロチンは往来に固定されているものだからだ」
 月      :「確かにそうだ」

[tatsu114] #すげぇ言いくるめしてる

 苑      :「そうじゃないだろ(さらに頭かかえ)」
 鏡介     :「そんなときこの組立式ギロチンがあればもう安心。
        :首を切り放題恐怖政治し放題、夜泣きも止むし女の子にも
        :モテモテだ。もう貧弱な坊やとは言わせない」
 月      :「おお、すばらしい!」

 苑      :(ばかだ。ばかがここにいる!)
 鏡介     :「今ならこの契約書にサインをして血の盟約を……
        :と言いたいところだが最近はそういうのも流行らないんで
        :ね、ちょっと肋骨を一本くれるだけでもいいという
        :出血大サービス」
        :(ブシュー)<急に男の頚動脈から血が吹き出る

 鏡介     :(ピタリ)<血が止まる 「しまった、興奮し過ぎた。
        :で、どうだい。オトナの征服劇が君を待っている」
 月      :「むぅ、ほんとに出血してくれるとはまさに大サービス
        :だが、肋骨は惜しいなぁ」

[tatsu114] #誰か止めようよ(汗
[TK-R]   #苑はつっこみだけで止めようとはしません

 月      :「そうだな、代わりに猫猫団最高幹部の座を約束する
        :というのではだめかな?」
 鏡介     :「ふむ……猫猫弾、それはさぞ猫ネコした団なんだろう
        :な。しかし僕は犬なんだが、問題ないだろうか」
        :(グワァヴァーっと脳天から黒い犬が出てくる)
 月      :「問題ない。猫でも犬でも征服意欲さえあれば大歓迎だ」
 苑      :(何かが……間違っている)

 月      :「ただし、団員は襲わないように」
 鏡介     :「つまり猫だって犬だっておけらだってあめんぼだって
        :みんなみんな征服したがりなら友達というわけか。
        :博愛というやつだね」
 月      :「そのたうりである」

 鏡介     :「よし、乗った。この組立式ギロチンセットくれてやろう。
        :今なら替刃もついてくる」
 月      :「交渉成立だ」
 鏡介     :「それじゃあ、頑張ってくれよ。困ったことがあったら
        :里見家を頼るといい、僕らは全ての悪趣味と悪ノリを
        :歓迎する」
        :(ギラギラと目を赤く光らせながら闇の中に消えていく)

[gallows]  #そして残される折り畳み式ギロチンセット
      #取っ手が付いてて大変持ちやすい総重量150kg也

 苑      :「あの人どうやって運んできたのだ?」
 月      :「ふっふっふ、良い同士ができた。まてよ、里見?」
 苑      :「先日の幽霊がそう名乗ってなかったか?」
 月      :「む、そうだった。まぁ、いいか」


ギロチンを持って無道邸にいこう!
--------------------------------
[TK-R]   #さて、ギロチンセットをどうしよう
[gallows]  #どうしたものかw
[TK-R]   #車輪付という事にすれば運べるかな

[gallows]  #しかし無道邱には親切な黒服がいるので、
      頼めば車で運んでもらえるかもしれない
[TK-R]   #運んでもらって、そこで組み立てて

 月      :「さあ、横になれ!」

[gallows]  #うん、その線が正解っぽい
      #努力あるのみ!

[TK-R]   #黒服氏も反応に困るだろうなぁ
[gallows]  #無道邱の黒服は親切だけどけっこう物騒なので
      #警戒はおこたらないほうがいいかもしれない
      #(ワンポイントアドバイス)
      #首を切られたくらいじゃ死ななそうな勢いだ
      #むしろ斬られたところからそれぞれ再生して
      #二人になるかもしれない
      #それくらいの妖怪

[TK-R]   #おお、そりはすごい
      #でも、段々ちっちゃくなったりしませんかねぇ
      #分裂して増えるたびに

[gallows]  #小さくなっても目から怪光線を出すわ怪しげな武器を次々と
      作るわ護衛の巨大なメイドが二人もいるわでもうてんやわんやの
      大騒ぎなのです。
      #おっとあんまり真実を語ると僕の身が危険になるのでこの件は
      これくらいで。
[TK-R]   #うむ、賢明な判断ですね

[gallows]  いつの世も真実を騙る事には危険が付きまといます。
      JFKも宇宙人の事さえ話そうとしなければ死ななかったのです。
[TK-R]   雉も鳴かねば……先人は偉大なことを言ったものです

 月      :「さて、苑。早速この組み立て式手動首切断マシンを
        :例の屋敷に運ぶぞ」
 苑      :「本気でか……」

[TK-R]   #とか言いながらしっかり手伝ってくれるのが苑なのです
[gallows]  実は確信犯かもしれません
      #たちがわるいなあw<確信犯だったら

 苑      :「で、これをどうするつもりだ?」
 月      :「簡単だ手動首切断マシンから自動首切断マシンに
        :改造すればいいのだ」

[TK-R]   #案外確信犯かも知れぬ
      #むぅ、苑はどういうつもりなのだろうか
[gallows]  #うまく月をその気にさせて仕方なく付き合っているフリを
      しながらおいしいところだけいただくつもりとか(w

 月      :(バナナと紐を取り出す)「これをここにこうセットして
        :……できた」
 月      :「ジャジャーン」

[gallows]  #おお、驚異のメカニズム

 苑      :「『ジャジャーン』じゃないだろ!」
 月      :「ふっふっふ、この科学技術を駆使した自動首切断マシン。
        :バナナを取ろうと寝転ぶだけで首がもげる恐ろしい兵器だ」
 苑      :「………誰が引っかかるんだそんな装置に」

[gallows]  #SFチックな兵器に早変わり
[TK-R]   #いや、SFちっくであ無いでしょ(汗

 つみき    :「……なにあれ……」
        :(ギロチンの反対側から普通にバナナとってみる)
 月      :「………くぅ」

[gallows]  #敗れたりw

 苑      :「ほれみろ」
 つみき    :「こんなところにバナナ……?」(まじまじ)
 月      :「ちがう! そちらからではなく逆からとろうとするのだ!」

 つみき    :「ていうかギロチン? って誰あんた?」
 月      :「僕は世界征服をたくらむ猫猫団最高幹部の一人月!
        : おまえはさてはこの屋敷のものだな」
 つみき    :(うわあ、春先でもないのにおかしなのに……)

 つみき    :(露骨に面倒くさそうに)
        :「ええ、まあ一応屋敷のものですが、どのようなご用件
        :ですか」
 月      :「ちょうどいい、この屋敷を秘密基地にするための人質
        :として捕らえてやるぅ!」
 月      :「行け、苑!」
 苑      :「私か!?」
 つみき    :(ああ、だから子供は嫌いだ……)

 つみき    :「ハイハイ、わかったからもう帰ろうね」(裏声
 月      :「む、馬鹿にしてるな! 必殺猫パンチ(痛くない)」
 つみき    :「……(な、なんなの? この子たち私にどうしろって
        :いうの?)」
 つみき    :「ああ、イタイイタイ、降参です。負けましタァ」

[gallows]  #棒読み

 月      :「よし勝った!」
 苑      :「……ああ、なんだかなぁ」
 月      :「早速縛り上げよう」
 つみき    :「このバナナを差し上げますから今日のところは
        :お引き取りくださいぃ」(涙声
 月      :「差し上げるも何も、それもともと僕のバナナだし」

 つみき    :「チィ、さすがに引っかからないか」
 月      :「僕が子供だと思ってなめてるだろ!」
 苑      :(いや、馬鹿だと思ってるだけだろ……)
 つみき    :「いえ、丁重に帰っていただこうとしているだけですわ」(ニッ
コリ)

 月      :「くっ、そんなことを言っているのも今のうちだ!
        : 変身!!」

[TK-R]   #大人化できるのです
      #中身は変わらんけど

 月      :「はっはっは、これで貴様より身長高いぞ!」
 つみき    :「……ああ、やっぱりただの子供じゃなかったのね」
 苑      :(ああ、ばか者が)
 月      :「ふはは、はっはっはっは! 驚いたか!!」
 つみき    :「狐か狸か知らないけど背が高いからって偉くもなんとも
        :ないってのよ」(背は気にしてたらしい)

食猫魔人
--------
 月      :「む、狐狸妖怪のたぐいと一緒にするでない!
        :我々は正しく羽猫だ!!」
 苑      :「ああ、なんていうか。もうだめだ(天を仰ぐ)」

[tatsu114] #ばらしまくってまくけど……

 つみき    :「なにそれ、羽猫? 羽の生えた猫? オイシイ?」
 月      :「おいしい? だと!? はっ、まさか貴様食猫魔人の
        :一族か!!」
 苑      :「何だそれは……」
 つみき    :「(ああ、もうめんどくさいそれでいいや)フハハハ、
        :バレたか。貴様らのようなうまそうな猫が来るのを
        :かれこれ200年もここでまっておったのじゃ」
 月      :「くそ、いかん! 逃げるぞ! 我々に勝ち目は無い!!」

[TK-R]   #羽猫化して逃走

 苑      :(ボーっと眺めてる)「あいつ、馬鹿か?」
 つみき    :「おお、仲間はにげてしまったぞ? そちらのオマエは
        :どうする?」(芝居がかった声
 苑      :「いや、なんていうか。あいつと同レベルの対処されても
        :困るのだが……」
 つみき    :「……」(赤面)

 吉田     :「ふう、さび…あれ?苑じゃねえか」
 つみき    :「もういいでしょ、帰って頂戴」
 苑      :「はい、どうもお騒がせしてすみませんでした」
 苑      :「む? 善勝殿」
 つみき    :「いえいえ、なにかご用がある時は普通にお訪ねくだ
        :さればこちらもそれ相応の応対が出来ますので……」(照

 吉田     :「なにやってんだ?こんなとこで?」
 つみき    :(ああ、子供に馬鹿にされた、悔しい悔しい……)
        :<帰っていく
 吉田     :「あ……なんかっちゃったけどいいのか?」
 苑      :「良いのだ。なんか無駄に恥じかいた気もするのだが」

 苑      :「……ところで、このギロチンどうしよう……」
 吉田     :「………なんだこりゃ?」
 苑      :「善勝殿も横になるか?」
 苑      :「数秒で逝けるぞ」
 吉田     :「ギロチンに素直に横になるやつなんかいるかい」

 苑      :「……世の中は広いからなぁ(遠い目)」
 吉田     :「……これじゃ包丁にもなりゃしないし」
 吉田     :「じゃ、俺ちょっと受験勉強忙しいからこれで行くわ」

 苑      :「ふぅ、一人で引っ張っていくか(暗い表情)」

[gallows]  #あるいはいっそ放置

 吉田     :「ごみにしてまえ、んなもん」

[TK-R]   #そうするか<放置
[gallows]  #いずれまた別のネタになるかもしれないしw

 苑      :「……よく考えたら野良の身じゃ置く場所も無いし、
        :やっぱ置いておこう」

[TK-R]   #ではさやうなら〜
[gallows]  んじゃまた
[tatsu114] おつかれー


ギロチンの行く末
----------------
 私が退室した後しばらくして、ハリ=ハラさんが入ってきました

[hari]   移動せずに
[hari]   焼却処分
[hari]   下手に移動すると鬱陶しそうだし(w>ギロチソ

[gallows]  アレは一応月君の持ち物なので、もう少し引っ張って見たいw
[mesi114]  ゑ? あれっておいていって無道邸で遊ぶものじゃないん
      ですか(w
[hari]   うひひ

[gallows]  ブランコとかジャングルジムとか墓石のような公園の遊具の
      ようなもので
[mesi114]  刃さえ取ってしまえば楽しいおもちゃ
[hari]   結界を張っておこう
[hari]   まわりに落とし穴を掘って、「危険近寄るべからず」

[tatsu114] 危険の周りに危険を作るので砂
[gallows]  さらに周囲を地雷原に
[gallows]  そして一帯を放射能汚染
[gallows]  もうだれもギロチンに近づかないので安心です
[soutou]  近づけないとも言う

[hari]   まぁ、穏当な流れとしては
[hari]   鐘やん呼び出し(w
[hari]   里見の尻拭いは、みんな鐘やんに
[gallows]  殺生なw

[soutou]  そこで
[soutou]  「里見のことは俺に言え」ぐらい言うようにならないと(ぉぃ
[gallows]  「アイドンノウサトミ HAHAHAHA」


場所・時空系列
--------------
2002年正月、無道邸前へ。

解説
----
 鏡介氏にギロチンをもらって、意気揚揚と無道邸に出かける月


$$
**********************************************************************

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage